いだてん第40回「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
今回からいだてんは、これまでとガラッと変わるらしいとは聞いていたけれど。
確かにクドカン色全開という感じでした。
もう吹っ切れた感じ?
「カエルじゃねぇ!これもカエル!」
「違う!そう!誰? 鶴さん!」 byまぁちゃん
笑ったなぁ〜。
何よりいだてんのオープニングテーマが好きです。
あそこ、なんてドラマッチクなんだろうといつも思う。
しかも日々のあれこれを不思議とあのオープニングが背負ってるように思えちゃうのです。
今回ならば徳井さんのこと。
「いろいろあるけど始まるよ!」
視聴者のあれこれを引き取ってくれるようなドラマチックさ。
宮藤官九郎・大友良英・横尾忠則ときて、ビートたけし
この名前の羅列部分でいつもぞわぞわするんだけど、今日みたいな日は涙が滲んだ。
確か瀧さんのときも。今回どうなるかわかんないとはいえ。
前回は視聴率最低記録更新だったって本当かね。
なんやかんやあってもやっちゃうよ!って、からっとした江戸っ子みたいな明るさに毎回まんまと乗せられてます。
そんでテーマソングのあとの森山未來さんの語りで心がやっと落ち着く感じ。
あの語り出し、なんか気持ちが整うっていうか〜
裏オリンピックとかあったんですね。
参加がかなわなかったロンドンオリンピックと同日同時刻での水泳競技開催。
古橋廣之進役の北島康介さんに「気持ちいいじゃんね〜!」とか言わせてた(笑)
やっぱり宮藤さんが得意とするのは家族を中心としたドラマなんですね。
今回は、松重豊さん演じる東龍太郎のまさかの妻と息子まで出てきた。
東都知事を誕生させようと担ぎ上げた田畑まぁちゃんに「そういうのはやめてほしい」と懇願する松重さんの妻役・筒井真理子さんは、逆にまぁちゃんの妻・麻生久美子さんに「田畑の夢は1人では叶えられません。どうか協力をお願いします」と頭を下げられて、事態が大きく前進する。
いつだって家族が壮大な物語のベースにあるんだってことが丁寧に描かれてるのですね。
星野源さん演じる平沢和重の娘まで登場!
なんかこのシーン、胸打たれました。

今回は水瓶座・星野さんのクールな知性が光ってましたね〜。
最初は1964年東京オリンピック反対派だったのに、「おもしろいことのためだったらやらせてください!」と、そこに気持ちがセットされれば招致スピーチへの加速が一気につく。
「おもしろいこと」の希求は地球星座的に獅子じゃんね!
よくできてること・・・
あのうるさい田畑まぁちゃんになぜ心を掴まれるのかというと、阿部サダヲさんのセリフの言い方にあると思う。
「うぉまえらが!」「うぉまえらの!」
音では「お前ら」と聞こえているのに、口元が「うぉ!」となっている。
その迫力でもうやられちゃってんだな。
その場の空気全部吸い取られちゃうような圧。
でも、嫌いじゃない。
みんなそうだよね・・・
戦争の暗さや悲しみの中にある安堵・喜び・笑い、そしてやっぱり戦時中の暗さ。
大河いだてんとはそれらめいっぱい突きつけられる壮大な物語でもあって、「やすらぎの刻」と双璧をなすくらいあの時代の残酷さに踏み込んだ名作に思うんですよね。
そんなまだ傷の癒えない日本でオリンピックをやろう!という壮大なおもしろさを呼び込む物語。
そうか、最高におもしろい平和の祭典をやっちゃうのか!
私も改めてそこに気持ちがセットされて、なんとも爽快な今回のお話でした。
来週の予告に徳井さんの姿はやはりなし。
来週登場予定だったけど、どうなるんだろう!?
代役ならば岡田将生さんとかいいんじゃないですかね。
バレーボールの膝当てが似合いそうだし身長高いしクドカンメンバーっぽいし。
徳井さんが出てきても、はたまた製作陣再集結の必死さが感じられても、どっちにしろ泣いちゃうような予感です。

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