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「花束みたいな恋をした」
U-NEXTに早速入ってきたので見てみました。
「コントが始まる」「大豆田とわ子と三人の元夫」が掛け合わさったみたいな配役ですね。
この映画について肯定的なことはあまり言えない。
途中で「無理かも…」と何度か見るのをやめかけました。
でも、わりと早い段階で2人の間に切なさが漂い始める。
幸せの絶頂の中の切なさ。
恋愛物語で何がおもしろいって、やっぱり「下り坂」ですよね…。
(ネタバレあります)
「カルチャーでわかり合う2人」の描写に好みがあると聞くけれど、私は「カルチャーいらなくない?」と思ってしまった。
それじゃ意味ないかな。
恋愛部分だけで十分濃いと思うのに。
菅田さんがこだわり強い役というのはハマる感じはあるけれど、有村さんとマイナーカルチャーってどうも合わないような?
でも有村さんといえばやっぱ「恋の切なさ」ですね。
幸せの絶頂から下り坂、あきらめへと向かう有村さんの表情には確かに引き込まれました。最初の押井監督のところで結構引きましたよ。
あそこ感じ悪いと思う。
花束の2人は、自分の周囲の言動をいちいちダサ判定してるんじゃないかと気が気じゃなかった。
また2人の周りの人が結構雑というか下品というか。
でも「わかる!」という部分もある。
言いたいこと・ツッコミどころもたくさんあります。菅田将暉さんに業界はなんでも負わせすぎと思う。
イラストレーターを目指す菅田さんはとても「っぽかった」けど、営業マンとして理不尽さの中で日々を生きる(そして結婚しようと持ちかける)男の役は、どうなんだろう…と思ってしまった。
私は菅田将暉という人は学生時代から「普通」でありたくないと思ってたんじゃないかと感じる。
役者はみんなそうだとしても、菅田さんから特にそれを感じるのです。
ぶっ飛び路線でも、あえてのダサい髪型でも、若い頃から成功しまくってきた自信や自負が隠しきれてない。
2人が結ばれるシーン。カルチャーどっぷりでまだ「男」が中途半端にしか芽生えてないような21歳の麦にしては超色気すぎと思った。
イケてる菅田さんが出ちゃってたよ。
有村さんは普通っ子役がすごいうまいと思う。
でも自分のことまぁまぁ可愛いと思ってる普通の子。
そのあたりが一番モテるとわかってる女子のあざとさがうまい。
水瓶座にしてはとても普通なのです。
「渋谷パルコ」というワードがどうも有村さんにハマらない。
だから、過去の有村さんは「私ってたぶんこの先もこの路線だろう…」って一度ガクッとなったことあったんじゃないかと感じる普通さがある。
でも少し大人っぽい衣装だとぐっと美女の潜在性あふれさすから、「ダメな子(失敗続きの)」という役だとちょっと嫌味なんですよね。
やっぱり自分の潜在性を誰よりも「知ってたよ」という程度には成功体験を重ねる女子ですよ。
この映画が菅田さんと小松菜奈さん主演だったらおそらく「勝手にやってろ」で終わってたと思う。
でも有村さんなのですよ。メジャー級の有村さん。
それでいてガッキーでも綾瀬はるかさんでも成立しない何かが、確かに有村さんにはあると感じる。
女は自分のことを、ちょっと高く見積もった誰かと重ね合わせたいんですよ。
有村さんにはその絶妙さがある。
でも時々「あたしもっと女としての奥行きあるんですわ」と突き放されるような孤高さもあるよね…。
実際の有村さんは、カルチャーで世界を狭めるなんて愚かなことはしないと思う。
そんなことしたらモテが逃げるから。
なぜそういうカルチャー女子が生まれるかというと、恋愛をくだらないと見なす一部分があるから。
「自分」がまっすぐ評価されない恋愛市場はなんてくだらないんだと。
松岡茉優さんがそういう役すごいうまい。
有村さんはそんな回りくどくトンがったことしなくてもモテてしまう人という感じ。
でも女性ブロガーの言葉がつきまとうモノローグにはぐっときました。有村さん演じる絹が菅田さん演じる麦と別れを決意したのも、オダジョーから「女」として見つめられて、近いうち誘われるという勝算があったからと思う。
誰が3ヶ月もセックスレスの彼氏と流れで結婚しようと思うのか。
おそらくあのころの絹ちゃんは、麦から見てもこれまでと違う輝きを放ってたのだと思う。
「別の男の気配」という輝き。
「好きなこと仕事にできたからね」と、絹は余裕でかわすけど。 そうすると男は独占に走る。
結婚という独占。
恋愛感情や交わしたい言葉もとうにないのに、「結婚」をぶら下げれば女は喜んで飛びつくんだろ?と思う男になってしまったのかよ、麦。
私はファミレスで麦が「子ども2人くらい産んでさ…4人で手をつないで多摩川の土手歩こうよ」と言ったときゾッとした。
絹ちゃんもあそこ、すごいクールだった。
仕事ってそんなに男を平坦に変える? 子ども産むのは女なんだけどね。
2人分のブランクは何年で済むだろう。
男はなぜワンボックスカーCMのような円満な一枚を切り取るのか。
母親があの明るさに至るまでには心理的負担に不安、体力とかメンタルとか抜け毛、社会的ポジションの焦り、いろいろ乗り越えてのキャンピングスマイルと思うよ。
あんなに絹を気遣ってきた麦のセリフとは思えなかった。しかし、もし2人がとってもうまくいったまま30代を迎えたとして。
それはそれでトンがったカルチャー夫婦になってたと思う。
世間のダサに超敏感なのに、自分たちは町のパン屋でビニールに包まれた焼きそばパンを愛する。 メゾンカイザーじゃないとこに幸せを見出す自分たち。
わかるけどもね。
でもイケてるカップルがただでさえイケてるのに素朴の領域までやってきて息を吹きかければ何でも世界観作っちゃうとか、つらすぎるわけです。
「モテキ」も幸世やいつかちゃんが惨めの極みを体感するから成立するトンがったあれこれ。
長澤まさみと結ばれる映画版の幸世が感じ悪かったのは、「イケてる」に手が届いてしまったから。
しかし、こうも共通点あるかね?というくらいカルチャーの何もかも相性ぴったりの2人でした。
そこでホロスコープを出してみる。
内側が有村さん、外側が菅田さん。
双子??ってくらい星が同じとこで重なり合ってる2人でした。
というのも、2人は生年月日が8日違い。
月と太陽以外は同じ。
一目惚れレベルで引き合う役が巡ってくるわけです。有村さんはやはり月ー冥王星合だからか、ドラマチックな役の方が輝くと思う。
幸せ絶好調時代と、夢破れるどん底時代。両方描かれるような。
金星ー火星スクエアなので、恋愛がうまくいかない描写でまた魅力が放たれますよね。
涙の演技がいつもとてもリアル。こっちまで本当に悲しくなる。
「あまちゃん」でも辛酸なめる時代が続きました。
菅田さんとのラブラブシーンとか、同棲生活でのTシャツチェックパンツルックとか可愛らしかったな。
でも気は強いはず。
ゴキゲンなときは余裕でうっとりなのに、「は?何言ってんの?」って相手の言質取るときも余裕。
つまりいつでも余裕。
優位に立てる女でした。
ラブラブ期が過ぎて、あと必死で愛を絞り出すような忍耐ポーズも余裕。
菅田さんはご飯を作ってあげたり、アイスコーヒー入れてあげたり、「ゲーム、音出してやっていいよ」と譲ってあげたりとにかく優しい。
しかしこういう男が怖いのは、いつか必ず「してあげてる」が漏れ出すところ。
麦:じゃあ、いいよ、行こうか
絹:じゃあって何?…ここんとこ、”じゃあ”が続いてるよ…
坂元裕二さんは何を描きたかったのだろう。
恋愛の素晴らしさを存分に描いておいて、下り坂の道のりがどんなに恐ろしいかってことのほうを描きたかったのかな。
そして結婚の平坦さ。
私はこの歳になって、平坦結構じゃないかと思う。
自分のこだわりが愛しい人と共有できるなら、確かにそんな幸せなことはないけども、それは20代のほんのいっときだけの気がする。
「社会」という大きなものの前で、やがて自分の色を決めなければならない。
麦は絹に、「俺が一生懸命働いて稼ぐから、だから家にいて」と言った。
トンがってたい絹からすると、さぞ最低なセリフと思う。しかし並みの女ならもう少し感動すると思う。
絹ちゃんはまだまだ「女」として勝負したかったと思うよ。
恋愛における女というだけじゃなく、何かに「選ばれる」「手を伸ばす」ということに好戦的でありたかった。
26だもの。
「勝つ」というダイレクトな方向を目指さなくても「勝てる」、というなんらかの手段・道のりに自信がある女性。
その種の人が一番、女として最強と思う。
いや、坂元さんはそう描きたかったわけじゃないか。
個人的な感慨をもう一つ言うと、この2人、猫そんな好きじゃないよね、と思った。
猫の描かれ方が雑!
別れる時にじゃんけんで親権を決めて、やったー!負けたー!とか、あっさり。
いやいや。時々猫の目線が出てきたけど、常に涙目だったのは気のせい?
私はそのうち猫が病気になって、それに気づけなかった2人の後悔…という描写が出てくるんだと思った。
いっそそういう危機が訪れた方が結束はより深まったのかもしれない。
うるさい感想ばかりですが、語りたくなる映画なのです。
恋愛進展させるのがすんごい怖くなりますね。
麦と絹は、どうであったらもっと交際が続いてたんだろう?
でも続くことがいいこととも限らない。 20代だもの。
30代だって、一番変化の大きいとき。
悲しいけど、結婚は冷凍庫ではない。冷凍したって劣化する。
「恋愛は生ものだからね」これ言った人いたね!
あの2人は恋愛をたっぷり味わった。それでいいのでしょうね。
絹はこのあとも「で、私に何してくれる?(私もその分与えられるよ)」という余裕ポーズが崩されない人と恋愛して結婚するんだと思う。
麦は今度は、こだわりも何もなくむしろ真っ白な人にいろいろレクチャーする喜びを得るのかな。
そんで「平坦が一番」と思った矢先にまた2人再会する、もしくはそれぞれの面影宿した人と不倫するんじゃないかな。
これからのカップルってそれでもいいんじゃないでしょうかね。
人は適度に平坦で、適度に燃える人生を望み続ける。
坂元さんそれを言いたかったのかな。
思えば「東京ラブストーリー」にしても、うまくいかなかったカップルの物語をなんとも切なく見せてくれる坂元さんですね。
「でも私たちはこれでよかった」という少しの未練を見せつつ最後笑顔…というドラマも多い。
綺麗事のないカップルの宿命が映画化されたというのは、やっぱりすごいことと思えてきた。
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夢分析メモ・1
今年、2つの夢講座を受けていました。
1つは今井先生のオンライン講座(夢告堂HP)
もう1つは吉田結妃さんのマンツーマン夢解き講座吉田さんのHPに掲載されている「夢解きセッション感想その1」は私の感想です。
3ヶ月(6回)のセッションでまず一区切り、そのとき口頭でお話ししたことでした。
さらに2ヶ月延長して7月で終了。今井先生の講座は毎回、映画や神話、時には有名韓流ドラマのお話なども盛り込まれていて、2時間ほどの講座中ビンビン心が刺激されっぱなしでした。
とにかく優しい。優しい方向へ心を引っ張っていってくれます。例えば私なんかいつも事態の打開策が「勇気持ってぶつかる」だったとして。
今井先生のお話で、「ちょっと待つ」「見つめすぎない」が大事なんだと知る。
「あ、それでいいんだ」と、心に優しい水がすーっと浸透する感じを毎回受けるのです。
講座終わった後に号泣…ということもありました。そして吉田さんとのマンツーマンセッションです。
この間に大きな変化がありました。掛け持ちの仕事への申し込み、そして採用。
新しい環境での自分の変容がとにかくすさまじかったです。
その変容の波は、とりわけ家族関係を好転に導く一方で、「最悪」とも思える状況も生み出した。
新しい職場でも、恋のようなぽーっとした状況もありつつ、体重がぐっと落ちるほどのストレスやプレッシャーを受けました。40代半ばにもなって、自分は非正規で掛け持ちとか、それでいて思うように上達もしない。
そう、私は40代…というループの中で割と苦しんだんですよね。
3月から5月は、そんな自分への罪悪感がもろに夢に表れていました。「汚物をうまく掃除できない自分」
「口パクで歌ってるのをバレないようにしてる自分」
「料理を友達に振舞おうとして、やっぱりやめた自分」そのあと「津波にのまれそうな自分」の夢を見たあと、ターニングポイントとなった夢がありました。
初めて夢の絵を描いてみたのです。
「巨大猫あらわる!」
テーブルにいるのは死んだ父、そして姉。
仲の悪かった2人です。そこに巨大猫が入ってくる!
でも心のどこかで「入ってきてもいいけどべつに(そうなったらまた考えよう)」と思ってる。
このとき初めて変容の波を受け入れる観念をしたのかもしれません。どんなに巨大でも、愛すべき猫なら受け入れられそう。そんな余裕が本当の本音。
「べつにいいけど」
これが心の扉を開く私のパターンとも言えます。
素直にウェルカムできない自分に、潜在意識はこんな形で心を開かせたりする、のかな?猫ってなんでしょうね。
吉田さんからは一見さりげない質問が繰り出され、私は夢を思い出して、もやもや心に湧いたものを言葉にしていく。
そこにいつも「はっ!」とするものがあります。
夢の中の猫は、「変化」という漠然としたものでもありそうだけど、私にとっての「異性」「衝動」「ハプニング」
「愛」だったりもするのかな?
猫が熊ほど大きかったとしても、抱きついたらきっと暖かくて気持ちよくて、私は猫のどこをさわればゴロゴロ…と目を閉じてくれるか知っている…人間関係ってそんな難しくなかったかもしれません。また、同じ時期に「喜んで海に入る」という夢も見ました。
それまで迫り来る津波の夢も結構見てたんですよね。
ようやく波=変容が怖くないかも…と受け入れられた時期だったのかな。
新しい職場の新しい人間関係にワクワクしていた頃でした。吉田さんへの感想の中にもある、「変えようとしてなかったことが変わってしまった」というのは、兄との関係、そして実家の内部そのものです。
新しい職場に入るにあたって、兄に書いてもらわないといけない書類があった。
そのために兄の家に数年ぶりに行ったんですよね。
そこから急速に兄との関係が好転して、中立一辺倒だった兄がいくらか私の側についてくれたりもして。兄自身も変わってきたと思う。
実家の片付けや掃除を5月から今でもずっと続けてます。
実家出てから25年、兄が家をきれいにするなんてことこれまでなかったのに。
しかしその過程で、「そこまで片付けなくても…!」というものまで手をつけられて家族で大げんか…という最悪なこともありました。
今思えば、さらなる好転の前の揺り戻しにも思えます。
家族のことで一度号泣したあとは、すっかり凪いだように穏やかな家族関係。不思議!!夢分析は1人ではなかなかできません。
罪悪感や思い込みでガチガチになっている自分の視点を、別の側から誰かに見つめてもらうことが必要。
自分をどんどん肯定していく作業なんでしょうかね。あと可動域が広がる感じ。
吉田さんにそーっと肯定や可能性への背中押しをしてもらってたような5ヶ月でした。このころの夢ではまだ、罪悪感や「揺れ」が表れます。
でも夢で一歩踏み出してから、現実もまた変化している。
それは5月以降のこと。
続きはまたのちほどアップします。
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途中から見た「着飾る恋」
火曜夜といえばこれまで21時に「大豆田とわ子と三人の元夫」を見てたわけですが、あの余韻にいつもぐったり浸って1日を終わりにしていた。
しかし火曜夜といえばTBSでしたね!
今期何やってたんだろう…と気づいた頃には「着飾る恋には理由があって」も最終盤。
それでもちょろっと見てみたならなんか気になる存在に…
最終回は録画をしてみました。そんで今頃視聴。ちょっとしか見てないのに色々言うのもアレですが、ツッコミどころ満載ですね!
脚本の金子ありささんは「恋はつづくよどこまでも」の方。納得です。
ベタがふんだんに盛り込まれてる。
あんだよこのベタ!とガラ悪くつっこみつつ、なぜか目が離せない…という、「着飾る恋」もそんなドラマだった模様。なぜ惹きつけられたかというと…
・エンディングが星野源ってところの本気度
・横浜流星さんの陽気さと声の高さが斬新・なんたって男前
・川口春奈さんと流星さんとの中性的な恋愛
・向井理さんの役の都合良さ
・アパレルインスタグラマーとシェフのシェアハウスでの恋…というオシャレ設定の割にみんなどんくさい(それがいい)
・夏川結衣さんと生瀬勝久さん中年愛パートの不思議さ(夏川さん中年の鑑)
・丸ちゃんを直視できなかった
・川口春奈さんの泣きそうな表情がいつも切ない川口春奈さん可愛かったですね〜。

(着飾る恋には理由があってHPより)アパレル勤務の人気インスタグラマーなのにめちゃ親しみやすい真柴・川口さんです。
「恋つづ」と「オー!マイ・ボス」の上白石萌音さん進化系という感じ。
でも上白石さんと違うのは、川口さんと流星さんは思いが募って募ってもカラッとしてんですよね。
上白石さんは恋の汁みたいのをどわっとあふれさすけど、川口さんは流星さんに見つめられるほどボーイッシュになっていく。なんでだろう。「黙れ…」(駿の一世一代の色気支配性)

「なによー」(むむっ!でもドキ…)

キョトン…って!(もっとときめいて!)

駿がどれだけ濡れた視線を送っても、真柴は中性感で受け止めるんですよ。「だねー」みたいな。
そういえば向井理さんといるときのほうが「女」でしたね。真柴。
本当に好きなのは葉山だったんじゃないだろか…という疑念が今でも拭えない。
走って追いかけて「葉山さんへの片思いを励みに頑張ってきました!」とか言うかね?
そんで、葉山が「一つ間違ってることがある」と言ったとたん、「あそこでしょ?」とわかってしまった。「真柴は片思いじゃなかったよ…(両思い…だ…)」
思い出してもぞわぞわ・ゾクゾクする。
このドラマは主役2人を盛り上げるためなのか、他の配役が「いかにも」な理想形で。
葉山は39歳バツイチという設定。
仕事もできて悲しみも苦労も経験して、年下に恋路を譲る。
そして後輩・真柴の胸に「いい言葉」をちゃんとぶっ刺せる。理想的すぎ。
でも真柴の頬を包んだり、抱きしめたりとか、ちゃんと爪痕残すんですけどね、こういう男いたらまじこわいです。夏川結衣さんは結局ひとりを選んで、真柴に「隣に誰かいなくて寂しくないですか?」と聞かれると、「私には私がいるから」と答える。強すぎ!
「今のアラフィフってこうですよ」って、またこうしてフィフもフォーも放っておかれてしまう。なんてツッコミながらも本気で懸念してるババァがここに1人。そんで驚いたのが、最後の最後で駿が真柴に「つきあってください」と言うところ。
付き合ってなかったの??
今、巷で多くの女子が悩む境界線あいまいタイプ?
横浜流星さんはとっても素敵だったし、底抜けに明るいあの役は超意外だけどずっと見てたいキャラだった。
でも駿という男がよくわかんなかったかも。
最初は携帯も持ってない自由人で、恋より仕事が大事そうで、2人よりまず1人を大切にしよーぜって真柴を突き放すところもある。
でも真柴から「あなたが着飾りたくなる理由なんだよ」と(初めて?)濡れた目で言われたら、たまらずにプロポーズ。誠実直感系?横浜さんって乙女座だけど、火星座に何かあるのかな。ということで星を見てみます。(敬称略)
川口春奈(26歳・太陽期)
太陽水瓶、月双子、水星水瓶、金星山羊、火星獅子、P太陽魚横浜流星(24歳・金星期)
太陽乙女、月天秤か蠍、水星乙女、金星獅子、火星獅子、P太陽天秤横浜さんは金星火星が獅子座で合でした。カラッと感はここかもですね。
今まで謎の上から役が多かったけど、「底抜けに明るい」という役もハマってて素敵でした。
でもこの駿という役は「自分とは100%違う」と雑誌で言っていた。100%ってのがすごいですね。
ご本人は結構亭主関白だそう。それは他でも聞いたことがある。獅子金星火星ってオレ様なのかな。でも太陽期に入ったら変わりそう。
川口さんは金星以外男性星座だからさっぱり感が際立つのかな。
帰蝶役も勇ましくて惚れ惚れでした。そういえば信長染谷さんも乙女座だった。川口さんは火星が獅子なので、そこが駿と双子みたいなニコイチ感。
そうはいっても金星山羊なので、「ちゃんと」したいのです。
駿が北海道行くとか全国回りたいとか、そこにぶーたれてました。
でも最後は「ちゃんと」プロポーズしてくれたので、「よし!」ってな笑顔だった。しかし横浜さんの目は濡れてますね〜。
ゆりゆりのドラマはちゃんと見てなかったけど、あのときから潤ってたんでしょうか。
今回の役は月天秤っぽいけど、蠍座なのかなぁ。
「1人の人をずっと想う」という役も多い気がするし、濃厚な色気はこの月から放たれてるんだろうか。
でも声が高くて陽気なので、駿は見てて安心できました。(高い高いうるさいか)「将来」をイメージ中のうっとり駿をキョトンと見上げる真柴。ひと事感。

セリフ直前の助走から潤ってる駿。優秀すぎ。

エンディングで「うちの妻です」って言うとこ萌えましたね。

(以下、着飾る恋には理由があってインスタより)川口さんっていついかなるときもさっぱりしてんだな。
横浜さんはいつも目に何か込もってる。
向井さんは「若人のシェアハウスにすみません…」という謙虚感。

目が濡れてない横浜さん。無邪気さも素敵。

なんかすごい楽しいドラマだったのかも。。
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大豆田とわ子と三人の元夫最終話
最終話がまたすごかったですね。泣いた・・
毎回泣いた泣いた言ってるけど、8話より9話よりも泣かせられるとは思いませんでした。
「感動のドラマ」とかいうんじゃなく、自分の深い部分に刺さる表現だからと思う。
とりわけ風吹ジュンさんと岩松了さん。「私を選ばなくてよかったんだよ」とマーは言う。
すごいセリフです。
二重三重で胸に思いが押し寄せた。
とわ子のインナーチャイルドみたいな部分もわかる気がした。
「何もかも捨てればよかったんだよ(マーのとこへ行けばよかったんだ)」と娘が思うとき、人としてのフェアな観点に自分でも成長を自覚すると思う。
と同時に怒りもこみ上げるかな。「私のために本気の愛を捨てたなんて…」
時間はもう取り戻せない。「私」という存在が母親の自由を奪ってたんだと想像しただけで引き裂かれそうになる。
家族への我慢や忍耐を「愛」と思い込んで私を育ててたなんて。
いくつになってもほんの小さなことで「じゃあ私なんて生まれなきゃよかったんじゃないか?」と思ったりして、そんなとき本当は何を必要としてるんでしょうね。
マーは「誰しも胸に穴が空いてる」と言っていた。その穴を埋めるためにジタバタするのが生きることと。
その穴を今でも全部母親に埋めてもらいたいと思っていない。
でもとわ子は父親もあんなで…。あんなでって言いながら岩松了さんの悲哀にも泣けた…うぅ…。
子どもの成長著しい時期に自分は家を出てしまった。
今や社長という娘を誇りに思いつつ、転んでも自分1人で立ち上がろうとする健気さになぜか罪悪感。
男親ってそうなのかな。
もっと男に守ってもらう人生なら幸せだったろうにと思うのかな。
網戸をちゃんとレールに乗せたのが結局父親だったなんてね。
岩松さんととわ子は折り合いそんなよくない、とはいっても、父親に冷えたグラスとビールを差し出すくらいの気は遣える。
父親はそのグラスにビール注いで娘に差し出し返す。そして乾杯。そういうとこ。
父親がどんなであってもこういう仕草ひとつで「本当はもう許してる」と素直に思えたりする。
一度は愛した人だものね。風吹さん演じるマーがとにかく素敵でした。
とわ子のお母さんとマーが元恋人!!?という衝撃はそりゃあったけど、マーの愛や言葉は性別あんま関係ない。
「私より家族をとった。それ当然じゃん。それでいいんだよ。」という言葉が出るまでどれだけ孤独な日々を過ごしたでしょう。
「こんなに素晴らしい娘と孫が生まれたんだもん…」(家族が連綿と続く…それが正解じゃない?世間一般的に)
坂元裕二さんはそれをマーに言わせることで世の残酷さを浮かび上がらせたんですよね、きっと。
だからこそ「結婚」に関して決定的なところを描かなかった。世間一般的な結婚描写を避けたんだと思う。
「正しさ」の枠からはみ出たものの愛おしさが、これでもかと描かれたドラマだったのですね。
唄ちゃんはとわ子とマーの背中を見て、「やっぱり私は医者を目指す」と宣言した。
女が1人で生きていく姿をやっと肯定できたのかな。今まで頑張りすぎてたお母さんしか知らなかったけど、頑張った先にあるものは、教科書にはない美しきオリジナリティー。恋愛マニュアルを読みあさることがすっかり習慣づいてしまいまいしたが、「器の小さい男を見極めるべし(付き合ってはいけない)」というページを昨日読みました。
まず代表的なのが「ケチ」ですよね。
あと束縛。独占欲。理屈っぽさ。ネガティブ。
彼氏でもないのにやたら嫉妬してくる男には要注意!!とのことです。
しかしとわ子の夫ナンバー2とナンバー3はすごい器ちっちゃい。鹿太郎とシンシン。
ドラマですけどね、あんなに器ちっちゃいのに2人が愛おしいのは、「好き」ということにまっすぐだからですかね。
下心の好きじゃなくて、「守ってあげたい」というヒーロー願望からの薄っぺらいような好意。でもその薄っぺらさがいいんじゃないの?こいつ取り繕うとすらしてないな…という自分勝手さと、本当に滲む優しげな愛情とか健やかさ、それさえあれば信じられる。人生は託せなくても…
松たか子さんがほんとお見事でした。表情が素晴らしすぎる。
最後、夢の中で元夫たちが「いいこと」言ってるシーン。
「何言ってんの?」って夢でも思うとわ子だけど、その目は少女のようにキラキラしてて、とわ子は埋められなかった空洞を彼らの前ではいっときオープンにできたんだろうな。
自分こそ薄っぺらいお姫様でいられる瞬間。
それは笑っちゃうくらいな夢だけども、「僕は君が好き」「僕だって好き」「僕だって!」、いつまでも私を取り合っててもらいたい。
竹内まりやっぽく松さんが嬉しそうだったとこはもう泣き笑いでした。
だけど物語はまた1話や2話に戻っていくんでしょうね。
男たちはまた恋をして、とわ子は束の間ひとりになる時がくるかもしれない。
それを予感させるエンディング…と私は感じましたよ。
とわ子だってまた恋するかもだけど、それでもまだ追いかけててもらいたい。自分へのベクトルこそがなんとか生きるための精神安定剤、みたいな。近藤芳正さんも最高でした。
あと最後の初恋相手「あまかつ」にも笑えた!あまかつって!(天勝)
またあの竹財さん?微妙にスかした男性でしたね〜。今までどこにいた?というような自称イケてる男性陣がたくさん出てきて素晴らしかったです。
岡田将生さんも相当イケてるのに、あのスかした面々と対極みたいに見えたのがすごい。
思えば松さんとは映画「告白」でナイスコンビでしたね。
角田さんも最高。コント師の輝きを見た気がしました。
松田龍平さんもセリフがめちゃ少ないのになんでしょうね、あの説得力。ほんとオーガニックな男。
あんな人は絶対絶対いない。
かごめみたいな女性もいそうでいないと思う。
でもとわ子はいる。
40代女性ってみんなある意味とわ子的と思う。
仕事への熱意はピーク過ぎても惰性でこなせる器用さがあり、自分も許されたいから人を許しまくる。
かっこ悪いこと経験してきた分「どうにかなるっしょ」と度胸があり、40年も生きてれば「こいつは悪・最悪」というジャッジも定まるので堂々毒づく。それでいて少女性も存分に残ってたりして。諦めてない。女でいたいし綺麗に着飾りたい。
でも目指すのは上昇なんかじゃなく。枯れていくことに数年前から怯えてるので、こぼれ落ちそうなものにはむしろ敏感。なのにTVでもドラマでも脇に追いやられて、ぜい肉担当みたいに位置付けられてきた。もしくはスーパーウーマンすぎる仕事一筋女。数年前にバイトしてた32歳の男居酒屋店長は、40代女性ってみんな子育てで忙しいと思ってたから、子育ても結婚もしてない女性がどう生きてるのか想像つかなかったと言っていた。
だろうね。(江口のりこ風)
この間の「72時間」では40代無職女性が「年齢も年齢なので仕事がなかなか見つからない」と言っていた。40代50代の何がネックで切られるんだろう。体力?教える側が年上に教えにくいというだけじゃないんかね。できれば弱くて可愛いい子に指導したい。奴隷級に育てたい。それだけだろ。(アラフォー女は確かにそうはいかないからね)
身体不調もせいぜいホットフラッシュくらいじゃないですか。メンタルは安定的と思うよ。
ヒステリーは年齢も結婚歴も関係ない。なのにそこの偏見もすごい多い。
だけどこのドラマで胸打たれた人が(特に男性)、そのへんをどう捉えるかはわかりません。
世の中を動かしているのはまだこの国では男性メイン。
そしてまた無視されていくアラフォー女と思う。
自己責任論でいけば「しょうがないよね」ということ。
よかれと思って柔軟的におとなしく生きてきて、令和にまさかこんなドラマと巡り会えると思わなかった。とわ子みたいにみんな生きて!とか、実はあなたも輝いてる!というドラマじゃない。
モテていいですね!とかでもなくて、とにかく下降方面のドジと引かれるような本気度…下り坂に愛おしいものがあるっぽい。そんなドラマだったでしょうかね。 -
大豆田とわ子第9話
9話も泣いた…
前回以上でしたよ。泣けましたよね?そんで最後、薬指に虫!!
とわ子がやけに優雅に出社してくると思ったらこのオチ。ちょうどいいサイズの虫でしたね。
9話は泣いて笑って…
ドラマのスケールのすごさに改めて感動です。
特に松さんと高橋メアリージュンさんのキッチンでのシーン。泣けた…
社長職をあなたに譲ろうかと思ってる。
これがドラマでどれだけ描かれたとしても、女→女へのシーンは見たことなかったです。
でもああやって描かれるだけで社長職・上層部という世界が自分の身にそう遠くないように思える。
いや、非正規の私じゃ実際遠いんだけど、私にもありえたかもしれない世界観がぶわっと広がった。
社会的な重みを女性が進んで引き受けようとする。ドラマで見せられると、なんかやれそうに感じられるのですね。
またシンシンが…(泣)
「あなたの仕事と恋はつながってる。あなたから仕事を奪おうとする人はだめだよ」40代独身女の迷いがこんな等身大で描かれちゃうドラマですよ。
何が幸せ?
・そりゃ男に守ってもらうこと。責任から解放してくれる彼。
・自分で自分の欲しいものを手に入れる人生。オダジョー小鳥遊さんが悪いキャラってことじゃない。
ただ、互いの幸福観の少しの違い、そのモヤモヤがどうしようもなく浮き上がってきて、とわ子ほんとどうすんだろ?ってヒヤヒヤしながら見てた第9話。
また唄ちゃんが若いのに保守返りしてんですよね。
そういえば最初っからハイスペック者の嫁になりたいと言っていた。
「お母さんは1人で生きていけるほど強くないんだよ」
これを唄ちゃんに言わせるのがすごい。
そりゃ愛するお母さんに幸せになってほしいという健気さは感じる。
でも「勉強に励んでる西園寺くんがコーラ買ってきてって言うから行ってくる」ってセリフで強烈なモヤモヤを浮かび上がらせるって、う〜ん!!あのシーンうなっちゃいますね。
唄ちゃんの言葉で「守られる女」の心地よさに埋もれそうになってたとわ子が、その唄の言葉で「私の幸福はそこにない」と目を覚ました…んじゃないのかな。そんでまさかの八作との両想い。
八作ととわ子も何かあるなとは思ってたけど、すべてかごめ絡みかと思ってた。もしくは八作の一方通行。
2人の感情を見抜くシンシンよ…だてにとわ子を見つめてはいません。
頭から小麦粉かぶったダサい真っ白シンシンを「おじいさん…」って拭き取るとわ子には私まで射止められた。
ああいうとこですよね、みんながとわ子を忘れられないのは。
優しいとわ子。優しさの中の色気。
坂元裕二さんの脚本のすごいとこは、感じる違和感はやっぱり違和だったとあとでわかるとこ。
オダジョーさんはあの世界観にハマってるようでやっぱり異質だったと思う。
あと八作ととわ子の夫婦描写の違和感。
「両思いだね」ということを確かめ合えたのに、「私は1人で生きる」と決めたとわ子。
見事に「家族」「夫婦」という単語が放つ甘えをばっさり切ってくれたもんだと感動した矢先、「2人は円満に暮らしましたとさ」を見せられるザワザワや寂しさをMAXに募らせといて、やっぱ2人の妄想でした!とわかるあそこにはなんとも揺さぶられました。
ほっとしたけど。だってああいういかにも理想的な夫婦に落ち着かせるわけがないから。
また松さんのおごられる表情がうまいんですよねぇぇ。守ってあげますよという男が現れ、理想の暮らしをプレゼンされて、「よかったね、もうあなたは強がる必要ない。甘えちゃえ」と周りからも応援される。
ふわふわと一歩足を入れたところでいつも人生がわからなくなるのは自分が悪いわけじゃないと思う。
幸せの門にはアンテナ狂わせる強力な磁場があって、せっかく育てた自分の翼もしまっちゃおうかと自ら折る。
自分に翼がなくたって、彼の背中に乗って空を飛び回ればいいじゃない…あなたは夫の翼でどこに行った…?
とわ子だって一度は悠々と背中に乗る夢を描いた。
素晴らしい建築様式が自分の住みかになるかもしれない。
なんの労力かけなくても…でも、とわ子は自分の翼を一生休ませないという決断をしたんだなと思いました。
翼を自分でケアする。
時々元夫にほころびを指摘されるかもだけど。
それは単純に「1人で生きることを決めた女」の描写じゃないのです。
むしろ「こうじゃなくちゃいけなくない?」とあえて強めに偏らせた。
結婚する?しない?の2択ではなく、どんな人とパートナーになる?どんな人とだったら翼を折らずにともに羽ばたける?
そこが第一優先でもなんらおかしくない時代のはずです。
今、上野千鶴子さんの本を読んでますが(女の子はどう生きるか)、読めば読むほどこの国の半分の勢力が女の翼を折ろうとしてる強い意図を感じざるを得ない。
今じゃ「進んで折りますよ♪」という女が大量に育ってしまって、このままいけばどこかの思うツボだけど、そうはいかない!とばかりに立ち上がる女性の存在はいつだって消えない。
このドラマはこの国の「当たり前」の逆の逆、それを鮮やかに描いてくれてるんですよね。「愛なんてしょせんそういうもの」という諦めや妥協はドラマで描かれることは少なく、かといって「愛ってこんなにすばらしい。
ほらこんなキスシーン」とかって白々しさにリアルがないことにも気づいてしまった。
女性の鬱屈はそこかしこにある。
誰にも拾ってもらえない大きな可能性と空洞。
このドラマはその空洞に光が当てられてるんなぁと思うのです。
生き方って政治とか税制の仕組みと無関係じゃないです。
自分さえ可能性を狭めれば丸く収まってきたのはもうここまで。じゃないですかね。翼を折ってはならない。
進んで折る人がいたってそりゃいいけど、折られるなら私は1人で生きる、そう決めたっていい自由な時代に生きてることにもっと感動したいものです。
そんで両思い状態だったら最高じゃないですかね。
とわ子と八作のあり方はなんとも新しい素敵な理想。
姓を変えることもないし、なんで私ばっかりこの家事を?と思わなくても良い距離感。
そして時々愛し合う。理想すぎるけど、その理想が映像として見せられると希望や可能性が一気に広がる感じ。吉田結妃さんの夢分析を受けて4ヶ月目となりました。
今の私は「解体&アップデート」がテーマの気がします。現実でとある大きなものがぶっ壊れて、私はひどく傷ついた。
なぜ傷ついたかというと実は特に意味もなく、古さにただしがみついてた頑固さ・幼稚さがあらわになったんですよね。
新しくならなければならない。アップデートのタイミングのようです。
このドラマの展開があれこれリンクするように感じるんですよ、これがまた。 -
大豆田とわ子第8回の涙・涙
泣いた…
いや〜8話は号泣ですね。3回見た。
あれこれに自分を重ねました。オダジョーって年齢不詳なんですよね。
自分と同じくらいかなと思いつつ、1個上なのか3つくらい下か微妙な感じ。
だけど同学年でした。
ということはオダジョーも木星期に入りつつあるということで、木星ー土星スクエア持ち。
今はそこにT冥王星が絡んでTスクエアとなっている。
年齢域切り替え時には誰しも自分にとって大きな問題が立ちはだかります。
オダジョーの前に何が立ちはだかってるのは知らないけど、この小鳥遊(たかなし)という役はすごい転換点になりそう、なんて勝手に思ったりして。誰がオダジョーを抜擢したのかはわからない。
坂元裕二さんじゃないかもだけど、松田龍平さん、岡田将生さんと、役を当てるのが難しい役者を見事に輝かせた大豆田とわ子というドラマに、さらにオダギリジョーさんまで適役を当てはめてくるとは!
今までオダギリジョーさんの役にさほど魅力が感じられなかったのは、当たり前にかっこいいのに、役までかっこよすぎるから。
何ができてもできなくても汚くても「余裕の上から感」がいけ好かなかった。
岡田さんや松田さんにも同じ感慨。
「時効警察」の霧山修一朗がハマったのは、霧山が奇妙でヘンなやつだったからと思う。
だけどこの小鳥遊もまた、デキる男だけど欠落感がものすごかった。
こんなキャラクターどうやって生み出せる?
しかもヤングケアラーだった小鳥遊。
人生の半分は生きてないのも同然の欠落。
とわ子との会話を重ねるごとに、人としての危なっかしさを浮き彫りにさせつつ、「心」を取り戻していく。
それが思い出しても泣ける…うぅ…。
また、とわ子に好きな人ができたらしいことを妙に気にする元夫・シンシンと鹿太郎のしつこさにも泣けるんですよね。
可笑しいんだけど2人の顔が切なくて。
とわ子の変化に静かに気づく田中八作にも泣ける…みんなうまいですね…
高橋メアリージュンさんの真剣なキツさにもシビれました。
また松さんが…
小鳥遊に好意を抱いてからの日々の楽しさ。
その楽しさが生活のあらゆるところに浸透していく。
目に映るものがやけにカラフル。
でも結婚が迫ってる小鳥遊の状況の確定感に急速にテンションが落ちたりとか、その表情の変化がすごかったですね。
小鳥遊を見る目つきもくるくる変わってさぁ…。
不信感→共感→期待→失望→割り切り→可笑しみ→恋の自覚→期待とかもうどうでもいい→溢れ出しそうな感情→予感と緊張感…オダジョーが恋愛経験ほとんどない男というのはやっぱ無理あると思うけど、「それはなぜ?」というところの空洞感はオダジョーにぴったりだった。
自分を拾ってごはん食べさせてくれた社長を絶対と思う心理。
自分の感情なんて重要じゃない、と思い込む思考停止感。
「そんなのおかしい」って感じたとわ子は、「どうしてですか?」と2回重ねて聞いた。
ここが泣けたんですよね。
小鳥遊は仕事がどんなにできても、自己肯定感が恐ろしく低い。
悩みを打ち明けても「贅沢な悩み」とか言われて、やっぱり自分が間違ってたんだなー…という日々を重ねて、それはどうやって報われるでしょうね。
自分の欠落を補うために仕事をものすごい頑張る人って多いです。
本当によく頑張ったと思える成果を得て、たまに「すごい」と言われたりしても、「こんな自分なんて」に一瞬で舞い戻ったりする。
それはたぶん恋愛にも付きまとう問題で、こんな自分なんて好きにならなきゃよかったじゃないかと相手を責めそうな時限爆弾はいつも抱えてます。
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透明なゆりかご涙度
「透明なゆりかご」、主役・清原果耶さん×脚本・安達奈緒子さんの朝ドラまもなくということでの再放送のようですね。
(画像はNHKオンデマンドより)
もう泣いた泣いた…
3回は見てるドラマですが、毎回同じ勢いで涙があふれます。
だけど、当時見てたときと受け止めがまた変わってました。
NHKのドラマって、2、3年先を行ってるものがたまにあります。
社会問題先取りという感じ。
放送当時も楽しんで見てたけど、あのころは内容のほうにいちいちショックを受けるばかりだった。
でも今は「女性の話だ」とあのころ以上に思えます。
「女子的生活」もそう。トランスジェンダーについて去年・今年やっと自分の認識が追いついたという遅さです。2018年当時は全然わかってなかった。
「お母さん、娘をやめてもいいですか?」も、あのころ以上に「毒親」の問題が問題として顕在化してきてるように思う。もちろん私がただ疎かっただけともいえますが、やっぱりコロナ禍で、これまで見えにくかった抑圧が一気に誰の目にも感じられるようになったからですかね。
「透明なゆりかご」はゲストも豪華でした。
(以下ネタバレありです)第1話 安藤玉恵
不倫の末の望まぬ妊娠・添い寝問題
涙度:50%
出産後に赤ん坊の顔も見たくない母親といういきなりの展開にただショックを受けた1話でしたね。
そのあとの安藤玉恵さんの変化に泣けました。
シングルマザーとしてたくましく生きていくぞ!という決意の矢先、添い寝中に赤ちゃんが死んでしまった。
虐待か?と疑われるも、アオちゃんの希望的想像に涙・涙です…あの音楽がとにかくいいんですよ!
第2話 平岩紙、蒔田彩珠
出産か失明かが迫られる妊婦・10代の中絶
涙度:90%
1番か2番目くらいに泣けた回でした。
平岩紙さんはこれ以降、ドラマ出演度が大幅に増えたんじゃないかと思う。平岩さんにとにかく泣けたのです。
わからないけど湧き上がる母性。わからないけどわかる!と思えることが詰まったドラマですね。
そして蒔田彩珠さんの壮絶な自転車シーンと、アオちゃん怒りの汗だく・急な坂道の自転車シーン。
韓国映画にも負けない!と思った素晴らしい回です。
第3話 田畑智子
夫が医療ミスで昏睡状態の中、妊娠・出産
涙度80%
田畑智子さんほんと怖かったです。
でもアオちゃんを和ませるのがマイコさんと夫の葉山奨之さんで…(涙)
さすが田畑さん、ものすごいうまいですよね。怒りの陣痛シーンで号泣でした。
第4話 マイコ 葉山奨之
思いがけないシングルファーザー生活
涙度90%
マイコさんの顔色や唇の色がどんどん変わっていくのがリアルで怖かったです。こっちも血の気失せそうだったけど、息を呑んで見てました。
葉山さんが素晴らしいです。ニッカポッカ姿の若いパパ役がハマってた…!
そしてマイコさんの手書きメモに大号泣。
みんなアオちゃんになら心を開くんですよね。それが本当に温かい。
ちなみに、赤ちゃんの名前「美月ちゃん」なんですね。瀬戸さんにひゅーひゅーって言いたくなりました。中学生かって。
第5話 長野里美
14歳の母と自立問題
涙度80%
長野里美さんの変化がすごかったですよね。
最初お嬢様育ちみたいな母親だったのに、急に覚醒。
それもこれも瀬戸康史さんの厳しくもまっすぐな言葉があってこそ。
瀬戸さんと原田美枝子さんの大学病院時代も描かれた回です。
周りの常識と自分の信念は違うんだという瀬戸さんの頑固さが光ってた。あそこは社会人としてすごく勇気付けられました。
そして男の子の言葉に泣けたんですよ…。子どもって小さくたって母親に幸せになってほしいと心から望むのです。
第6話 モトーラ世理奈 角替和枝 イッセー尾形 西原亜希 村上新悟
中絶問題・不妊治療の末の死産
涙度70%
この回は涙ポロポロという感じではなかったものの、一番好きな回と言えそうです。
尾形さんのぷるぷる震えたじいさん具合はウケましたが、角替さんとの夫婦での中絶医院がなんとも温かい。
尾形さんがアオちゃんにまっすぐ信念を伝えた直後にほわっと笑うとこ。すごいなぁぁぁと大感動。
すごいものを見たという感じの回。
モトーラさん演じるはるみちゃんが実は2度目の中絶と聞いて、アオちゃんが「そんなにぽこぽこ作って…」と怒るとこ。「それ、男に言ってくんない?」って、こういうところがさらっと流せない時代にようやくなってきてんじゃないかと思いました。
また、西原さんと村上さん夫妻のストーリーの、「産まなきゃ、じゃなくて、産みたい、ですよね」ってセリフにも「女性の問題」がぎゅっと詰まってましたね。
第7話 酒井若菜 片山友希
虐待と妊娠・発達障害・そして母子手帳
涙度85%
アオちゃんが発達障害だと診断されるまでの、つらい母子の話でした。
アオちゃんの友達が妊婦として由比産婦人科に来たことでよみがえるあれこれ。
このお友達は母親からの虐待により児童養護施設で育つ。息が止まるような重い回でした。母子手帳のシーンで号泣です。
重いのに1ミリも目をそらしたくないと毎回思うのは、本当に丁寧に優しく作られてるからでしょうね。
親からの愛をたくさん受けて育ってきたと思っても、なぜかどこかの傷にそっと触れられたように泣いちゃう。
アオちゃんあんなに明るいのに、重い重い過去があって、そこにそっと触れる水川あさみさんがまた優しい顔でしたね…
第8話 水川あさみ 柄本時生 滝沢沙織
妊娠初期の辛さと仕事、高齢妊娠と中絶
涙度60%
水川あさみさんが妊娠した回です。つわりが重くなる一方だし、仕事もミスが増えるしで、でも戦力から離れたくない!という水川あさみさんの頑張りが痛いほど胸に迫りました。
また原田美枝子さん演じる婦長の「全部欲しがっちゃだめよ」が利きましたね〜。
榊婦長は結婚も妊娠もしなかった。それだけの覚悟を持って産婦人科で働いてきた人。でも時々「これでよかったのかな」という迷いを見せるのです。
そんでまた夫の柄本時生さんが呑気だから紗也子に怒られまくるという。でも怒られすぎて開き直ったときの冷たい目にひやっとしました。世の夫の正体見たりという感じ(大げさ)。
また殺傷事件もありました。妊娠した女性はどれだけ大きな負担を背負わないとならないのかという重さを感じる回です。
第9話 原田夏希 根本真陽
児童虐待問題
涙度70%
容赦なくショッキングな話が続く透明なゆりかごです。
連れ子家庭でも、ほとんどが平和で幸せに暮らしているんだろうと思う。だけど家族を過信してはいけないのだとも思います。これもコロナ禍で顕在化してきてる問題じゃないでしょうかね。
アオちゃんがどんどん成長して、「人の気持ちがわからない」と悩みながらも、だからこそ誰かを救い上げたりもする。なんかすごいストーリーです。AmazonのDVD口コミでは、「どうしてこんなドラマが作れたのでしょう?」という感嘆が上がってますが、本当そうなんですよ。
由比院長の元妻・原田夏希さんと瀬戸さんの見つめ合いが、これまた元夫婦っぽくてよかったです。
最終話 鈴木杏 金井勇太 葉山奨之
胎児の病気と決断
涙度100%
最終話まで来ると、ちょっとしたことですぐ泣いちゃいますね。
葉山さんと瀬戸さんが見つめ合うとこで何度も泣きました。それもこれも町田夫妻と由比産婦人科のふれあいがずっと優しげに描かれてたから。葉山さんも瀬戸さんもめちゃ輝いてた。こんな素晴らしい役をやったのに、また童顔イケメンとして消費されるのを見るのはしのびないです。グレーテルですら切ない。
なんたって鈴木杏さんですね。最後の号泣シーン。アオちゃんの言葉。「おかあさーん…」(涙涙涙)
全部泣けますよ。アオちゃんが看護帽似合いすぎなところも泣けるし、「ハッピーバースデートゥーユー」のBGMで涙腺崩壊。そして「おめでとう」。
いや、苦しい回でもありました。最後の最後まで「命」が重く突きつけられる。
命に関する罪悪感を抱いた人は、抱く前には戻れないという壮絶さがあるだろうけど、でも決断をした。
「決断をするのはあなたたちです」「大事な命を前にして、周りの声などどうだっていいじゃないですか」
由比語録も回を経るごとに説得力を増すんだこれが…
あらすじちょろっと書くつもりが、どんどん長くなってしまいました。
清原果耶さん10代であの表現力、本当すごいですよね。
ナレーションの素朴さと重さもまた泣けるんですよ…母役・酒井若菜さんとのぎくしゃくした感じからは、愛だけじゃどうにもならない苦しさが溢れ出す。
水川あさみさんのキツさの中のプロ意識とか、原田美枝子さんの受け入れ力、瀬戸康史さんのまっすぐな瞳、どれもこれも素晴らしかったです。こんなドラマはちょっと他にないと思う。また、大事な問題てんこ盛りなのに、まだ女性だけが負う側面が多すぎますね。
今もうNHKドラマぐらいじゃないですか。こんなに正面から社会問題と向き合って、メッセージを能動的にこちらに投げかけてくるのは。
ゆうべの「ぼくの好感度」もすごかった。まさか涙するとは。松重豊さんの英語スピーチ。
役者さんもすごいです。NHK俳優部のような面々。
「おかえりモネ」でも蒔田彩珠さんとマイコさんが出られるそうで楽しみ。葉山さんも出てこないかなぁ。
「透明なゆりかご」の漫画をそのうち揃えたいです。
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「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」
大島渚監督の作品をいずれ観ないと・観たい…と、この2作品をU-NEXTのマイリストに入れておいたものの、なかなか再生の勇気が出ませんでした。
今、修復版が再上映されてるようですね。
今ならこのムーブメントに乗っかれるかも…!と、U-NEXTでついに観てみました。まず「愛のコリーダ」(1976年)

(新宿武蔵野館より)「阿部定事件」が何なのか知ってる人は、誰しもが頭の中に鮮やかな鮮血と、その中にいる男女を思い浮かべるんじゃないでしょうかね。
でもそれは、「愛のコリーダ」という作品による世代的イメージなのかもしれません。
映画を見てなくても、40年近く生きていれば大島監督による「赤」のイメージが刷り込まれてるはず。阿部定事件が描かれた映画です。とにかく赤色が美しかった。
そしてとにかく絡んでますね。絡みまくってる。
この映画がなぜセンセーションを巻き起こしたかといえば、「本番」だからでしょうね。
いろんな感想が渦巻きます。
私はいまや「時代」にこんなにも敏感になってしまって、当時の演者にいろんな思いを馳せざるを得ません。
道徳観みたいな感想を無粋と切り捨てるなら、切り捨てようとする人に私は鋭い目を向ける。…向けといて、自分だけが感じたうまみみたいなものをひっそり味わい尽くすのです。大島監督の作品はどれもこんな背徳感を抱かせられるのだろうか?それを知りたくて、「戦メリ」も観たともいえます。だけど割と呆れましたね。
藤竜也さん演じる吉さんと、松田英子さん演じる定が同じ宿屋で朝から晩までまぐわってるのですが、そこの女中が「お客さん、すごいにおいですよ…」とうんざりした顔をする。そのにおいがこちらにも感じられるほど。実際、阿部定と吉蔵の部屋からは異様なにおいがしたそうです。
私も映画を見てて、あと何回やるだろう(もう見たくない)と思ってしまった。ひどいなと思う箇所もあります。注意が必要です。だんだん役者さんの苦労とかにまで思いが及んでしまって…こういう見方は監督の望むところではないかもしれません。周囲は定と吉蔵をかなり冷めた目で見てます。
大島監督の狂気を怖いほど感じる一方で、こういう真っ当視点とのコントラストを思うと、監督の中には「普通」という確固たる軸があって、あるからこそぶっ飛んだ作品を生み出すんでしょうかね。
私がこの映画で一番揺さぶられたのは、町なかを行進する軍隊と、軍隊とは逆方向へふらふら歩く吉蔵のシーン。「あっ!」と一瞬の衝撃というか感動がありました。思えば吉蔵は不思議な男です。
また藤竜也さんがうっとりするくらいいい男で…自分でもそれをわかってる男っぷり。
だからといって目の前の尻に触ってはいけません。しかし女たちはそれを喜ぶ。
「へへへ〜」とニヤつく吉さんは、表向きはずっと「命などべつに惜しくない」という危うさをずっと漂わせてる。何を肯定しても否定しても吉蔵には同じこと。だったら否定のエネルギーなんてわざわざ使わない。快楽があればそれでいい。すべてが緩みきってるようでいて、実は誰よりも命に執着がある…ように見えた吉蔵です。
もしくは「どうやって死ぬか?」を常に考えてる人だったかもしれない。召集されなかった男。
最後のほう、私にはもう定があまり美しく見えなかった。
あのまま関係を続けていたら腐る一方。吉蔵はそのときに観念したのかな。定を演じられた松田英子さんも不思議な役者さんです。どんどん美しくなるんですよね。
今でも私の脳内で響くのは、あんまり演技がうまくない松田さんの独特のイントネーション。
大島監督がここまで計算して撮ってるのだとしたら…。
いろいろ問題はあるにしても、作品を観たことで自分の感受性が刺激されることは間違いないです。
大島監督が描く「美」とか「快」、そこに込めた渾身さを私は受け取ったという感慨。
一生の背徳感を抱えてしまったかもですね。「戦場のメリークリスマス」(1983年)

(映画.comより)この広告、かっこいいですね。
大島監督の「美」のセンスにはどうしても揺さぶられます。
なんたってデヴィッド・ボウイの美です!!!美しすぎる…。
坂本龍一さん演じるヨノイ大尉がなぜ化粧してるんだというツッコミどころはありますが、それも不思議に美しい。しかし処刑されるべき人間性ですよ…。当時、この映画がどれだけ話題だったかの記憶はあります。
人気者だったビートたけしと戦メリのあの曲が、1983年を確かに彩った。
坂本龍一さんもYMOとして、清志郎との「い・け・な・いルージュマジック」でも大人気者でしたね。
だけどこの映画が何なんだという議論までは耳に入ってこなかった。
「何なんだ」がずっと浮遊して2021年。観ても「何なんだ」はそのままだった…そんな映画です。たけしさん演じるハラ軍曹の笑顔が最大の見どころとも言えますがね、ハラが本当ひどいんですよ。嫌悪感マックス。私は最後にあの笑顔を受け入れられるのか?(もう見続けられないかも)とまで思った。
でも見れたのです。視聴者心理を考慮した仕掛けでもあるのかな。坂本龍一さんの演技が上手くないという書き込みを多く見たけど、そうですかね?
デヴィッド・ボウイにキスされて卒倒するヨノイ大尉、あそこすごい好きなシーンです。
坂本さんがドギマギする顔はたまりません。
大島監督の映画ってあえて不器用な人を入れることで何かの効果を狙ってるようにも思いました。
演技というなら、ハラの友人ともなるロレンスの日本語はかなり聞き取りにくかった。
それもそのはず、ロレンス役の方は日本語がわからないので音で覚えたとのことです。
見渡してみれば、誰が演技うまかったとかそういう人はいないかも。
でも内田裕也さんはキマってたし、内藤剛志さんも若々しさいっぱい。
演技どうこうより、この作品に君は出るか?に応じられる人をキャスティングしたのかなと思ったけどどうだろう。監督から熱烈オファーを受けた方もいるでしょうけどね、演技うまい人が嫌いなんじゃないですかね。勝手な想像です。もととなる原作があるようです。日本軍の俘虜となったイギリス人男性の手記。
本当にこんな状況だったのだとしたら、ひどいことばかりです。
戦争の酷さ、それは一体どんないいこと生み出したか?といえば、男の友情、そんなバカなことはない。そういうふうに見たくはない。監督や映画のメッセージがどうであれ、ひどさ、ひどさ、ひどさ…これをめいっぱい自分の中に叩き込むしかありません。
メッセージ性が実際あるかどうかわからないけど、それを脇に置いておけるのなら、視覚的に感激するポイントはたくさんあると思う。そして最後にあの曲なのです。
あざとさ盛りだくさんでもあります。
あの時代、そんなあざとさが何度も許されるものじゃないとしたら、この1作に何か賭けのように注入されてるように感じました。大衆性に挑むには、あざとさしかもう手段がないというような。大島監督っておしゃれだなとも思います。
愛のコリーダも、あの「赤」だけですべて許せてしまう何かがあるし、戦メリでは冒頭のクレジットがオレンジ色で、フランス映画みたい。あと歯並びですね。歯並びが整ってないってなんて美しいことだろう。デヴィッド・ボウイの犬歯が美しい。確かに伝説が詰まってる2作です! -
月と誰か
「月を満たす」ってよく聞きます。
どうすれば月が満たされるのかって、まず自分らしくのびのびすることでしょうけど、私は「誰か」といてこそ満たされるんじゃないかなと思いました。もちろん家族環境にもよります。
1人で満たすには手に余るような月。
私の両親は共働きで、寂しい心を着せ替え遊びでよく癒してました。
声色変えて何役もやる怪しさをそれなりに自覚してたので、1人でここぞと演じてましたね。
だけど日が暮れても親が帰ってこないとなると、急に孤独に襲われる。
早く!早く帰ってきてほしい。それは子ども特有の寂しさではありますが、1人だと有り余る時間を使いこなせない。私は獅子月なので、誰かと関わる高揚感を特に求めてたとも言えるかな。誰かのいる部屋でどんな状態なら満たされるのか、4区分ごとに考えてみました。
月火星座(牡羊・獅子・射手)
「自分!」という強烈な個性をオープンにできると満たされる。
牡羊は毒を吐く、獅子は自由に持論を展開したい、射手は箸が転がっても笑ってたい・もしくは勝ちたい。
1人でもできるかもしれません。でも誰かがいるとより高揚する。
まともに取り合ってもらわなくても良いのです。こっちからの一方的な放出が元気の源。月地星座(牡牛・乙女・山羊)
「役に立ってる」と感じられると満たされる。
牡牛は相手にさりげなく心地よくなってもらいたい、乙女は要望やタスクをこなす、山羊は能動的に役目を見つけて果たそうとする。みんな「きちんとしたい」「優秀でありたい」がベースにあるけど、自分1人のためだとこんなに頑張れないのかも。近しい人の肯定でより満たされる。家の中でも優等生でいたいのです。月風星座(双子・天秤・水瓶)
「波風立たないこと」の中にいると満たされる。
1つの部屋に何人いても穏やかである状態を好みます。そりゃみんなで笑えたらより幸せ。
双子は自分が気まぐれでも何も変わらない空間、天秤は能動的に平定に乗り出す、水瓶は個々を尊重し・尊重されてると感じてたい。1人でいることが一番波風立たないと思いきや、「こんなに人がいても今日も穏やか」と感じるに越したことはないのです。そんな一日ならぐっすり眠れそう。月水星座(蟹・蠍・魚)
「永遠の関係性」が感じられると満たされる。
「友達」「恋人」との濃密な時間、それも幸せですが、「いつか帰ってしまう」寂しさには耐えられない。
蟹はなんとなくそばにいたい、蠍は近しい人が元気そうならそれでいい、魚は時にダメダメになります。どんな自分でも相手が離れていかない(帰ってくる)イコール許されてる、そう感じてたい。
たとえ1人でも「親密な人とつながれてる」と信じられるのが水星座の強みでもありますが、いったんネガティブに転じると1人で抜け出すのは大変。
一緒に暮らしてる=存在が受け入れられてる、それが何よりの幸福。月の年齢域は0歳から7歳ですが、そのころに自分らしさを抑制されてた方も少なくないかもしれませんね。
月火星座なのに元気いっぱい振る舞えなかった。月地星座なのに成果を褒められない。月風星座なのに支配と干渉に苦しんだ。月水星座なのに誰にも甘えられない。
その傷は軽いものから重いものまで人それぞれとは思いますが、先日、山崎育三郎さんが「高校時代、ヤングケアラーだった」と告白されましたね。
山崎さんは太陽山羊で月は牡羊か牡牛。
歌がお上手なので月牡牛っぽいですが、もしそうだとすると幼いころに「しっかり者」として大いに認められてきたからこそ、10代でおじいさまの介護を引き受けられたのかなと感じました。
山崎さんは水星・金星も山羊なので、もうずっと幼いころから「役目を果たす」世界の中にいたのでしょう。家庭内だけじゃなく学校など家の外でもリーダー性を求められてたんじゃないのかな。
また、トップを目指す努力もいつだってされてたはずです。家に帰って1人でも、月は満たせるとは思う。ただ、その満足感は泡のように消えることも多々ありますね…誰かといる心強さにはかないません。
私は末っ子なので、みんな年取って誰もいなくなったらどうやって自分を満たせるだろうと今から思うこともあります。やっぱ猫ですかね。でも猫より先に死ぬのはつらすぎる。老人になっても、あー月を満たしたいなんて思うのだろうか。逆に赤ちゃんがえりして月大暴発ということも考えられます。私は横暴で持論を曲げない年寄りになるのかも。近い知り合いもいなければ、コンビニとかで怒りまくるのかもしれません。月を満たすことについて、一生かけて模索するような気がします。
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ぼくの好感度
NHKドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」見ました。
(番組HPより)
コミカルに描かれてたけど、怖かったです。
ぞっとしたというのかな。
この世で一番怖いのは権力おじさん、はたまたその周囲にいるあんま考えない人たち?
もしくは、人が思考しないように操作する悪い大人かもしれません。最初こそ笑いました。
松坂桃李さん演じる神崎真が「言ってること中身からっぽの元アナウンサー」で、これあの人じゃん!?と。
またタイムリーにその人の迷言がツイッターで流れてきた昨日。46%のシルエットがどうとか。
そして豪華な役者陣ですよ。
なぜか溢れるいだてん感。
三芳総長の部屋も嘉納治五郎の学長室っぽかったです。
岩松了さんがほんとムカつく。ほんとうまいですね。
大仰な仕草がなぜあんなに可笑しいのでしょう。
怖かったのが國村隼さん…いつも迫力ありますね。蠍座だから?
松重さんの適当さもうまかったなぁ。
松重さん演じる三芳総長が心ある人でよかった。
だけどあれは理想なのであって。非正規の研究者・鈴木杏さんと、松重さんの秘書役・安藤玉恵さん、そして帝都大学新聞部の吉川愛さんが、悪化していく事態の堤防役のようで頼もしかったです。
帝都大学のお偉方会議風景が秘書以外男だったのも、あえてそうしたはず。
男は権力の象徴で、女は真実の象徴なのではないか。鈴木杏さん演じる木嶋みのりは、告発側である自分の綿密さや意見なんて見つめない権力者側から、見下されたりみくびられることに激烈な怒りを表した。
あの怒りの叫びに泣けました…
学生時代に神崎を好きだったみのりの気持ちを利用して、みのりの告発を「勘違いか何か」としてもらう引き換えに、助教のポストを与えようと画策した大学理事たち。
そういう時のための駒として大学広報係に引き抜かれた神崎真。「選ばれ」の中に魂胆があるのが令和かもしれません。
「まさか、この私が?」と胸弾ませながら不信感も捨てきれず、でも結局期待しちゃうんですよ。
しかしまやかしの選ばれ時代・令和はそううまくいきません。
「やっぱねー」って何度もがっかりしてきて、魂胆に気づく速度も年々早まる。
みのりも何度もがっかりしてきたと思う。
でも神崎と会う前にリップを念入りに塗った。
神崎くんに私の何かが選ばれたのかもしれない…でも今夜もまさかは塗りつぶされる。
「選ぶ」とか何様だよって話で、思えば最初からそんなポーズだった奴ら。
それでも「選ばれ」を期待するなら、そにつけこむモンスターだって現れるでしょうよ。42股男ってなんだよ。みのりは研究に打ち込むことで、「世界は私を相手にしてくれる」と思えた。
なのに教授の研究不正論文。
神崎真は複雑なことが苦手で、できれば世の中がもっとシンプルだったらいいのにと思ってる。
だけどシンプルなのは、「科学や研究にあるべき姿を取り戻したいだけ(だから告発した)」というみのりであって、カネとか評判低下を恐れる権力側が事態を意図的に複雑にしてるんだろうな。そんなことばっかり。MIKIKOさんの件とかもちょっと含まれてるだろうか。
すごい!と思ったのは特に最後。
あの鈴木杏さんの叫びのあとに、ワイドショーのコメンテーターの怒りを聞けば、その真っ当さがすーっと入ってくるのです。
神崎真はこれまで「またおっさん怒ってる」で多分流してた。そういう視聴者も多いでしょうね。
「だっていつも怒ってるんだもん」と、モーニングショーを嫌う人は多い。
それは「聞いてない」だけなのに「聞く気になれない」と茶化す。
一億総茶化しのツケは必ず回ってくるはずです。
もう回ってきてるかも。そういうところが描かれるドラマかなと思う。
松坂桃李さんがああいう役っていうのがいいじゃないですか。
映画「新聞記者」であの役をやったからこその抜擢のはず。
このドラマでは大いなる不満・不安が訴えられてる。もう日本だめになっちゃうよという。
リアルの世界で踏みにじられる人に光が当たるのは、切なすぎる理想的展開です。脚本家は渡辺あやさん。真っ当さがずっと嘲笑されて何十年も経っちゃってね。
笑いの権威が薄毛を笑ったら庶民もクラスメートも薄毛をネタにするだろうし、政治家がどんな批判にも耳を傾けず「向き合わない」という方法でこんなにもスルーするなら、何が正しいとかもう考えるのも疲れちゃう。
「正論が嫌い」と渡辺いっけいさんは言う(役)
その正論嫌いが多数派を占めるドラマ。でも真っ当な叫びが少しずつ人の心を揺さぶっていくのでしょうね。
おのれの好感度、それしか考えてない人が権力持ち続けてるのは今に始まったことじゃないかもだけど、このドラマで少しでも絶望ムードが変わってほしい。そうすればコロナ対策も少し前進するのかな。 -
映画「82年生まれ、キム・ジヨン」
これまでも何度も触れてきた「82年生まれ、キム・ジヨン」
映画がU-NEXTで見られるようになったので視聴しました。
キム・ジヨンを演じたチョン・ユミさんがまたとてもきれいなのに、心を寄せられる普通感・友達にいそうな感じよさがすごく魅力的でした。小池徹平さんに似てますね。
夫役のコン・ユさんは「コーヒープリンス1号店」の方。大沢たかおさんによく似てます。映画は本と少し違ってて、オリジナルのエピソード・描かれなかった場面はあるものの、本の主題ともいえる絶望がほとんど代弁されてるんじゃないかと思えました。
夫と妻、互いにどんなに思い合っててもずっと平行線で、どこまでもどこまでも永遠に交わらないんじゃないかというくらい。
今までその隔たりは「愛」で埋められるものだと、私なんかはなんとなく思ってた。
でも愛じゃ埋まらないのかも。映画の夫は、本よりもずっと妻思いに見えました。
時に無神経で鈍感でも、「ちょっと!」って軽く叩いて冗談っぽくにらめば、あははと笑って夫婦仲良し、そんな繰り返しならいいのだろうけど、結婚は夫とだけ向き合えばいいわけじゃない。
夫の実家、夫の母、夫の会社、夫の将来。
それらもうまく回していくには、妻の協力がなければならない。協力というか犠牲?嫁というのは正月に夫の実家でああいうふうに動き回ることが宿命。そこに誰かが疑問を投げかけなければ当たり前のように続いていく社会。そして誰かが疑問の声を上げてきたからこそ「昔より楽になったね」といえる現在。でもそうじゃない女性もたくさんまだいるのですね。キム・ジヨンは、女として抑圧を受けてきた母親から「あなたはそうはならないで。夢を叶えて」と育てられた。だからなのか広告の仕事には誇りを持ててたし、上司の評価も受けていた。
そういう女性はブランクがあっても「いつかまた」と社会進出のチャンスを見出し、抑圧に反発する自主性だってある。
でもジヨンはある日うちのめされた。自己肯定感はもろくも崩れる。
それは夫から思いがけない事実を伝えられたから。
「君は病院に行ったほうがいい」
(映画.comより)優しくて思いやりのある夫は、どんなに「私」を見てくれても、多数派代表みたいな目をしてる。
多数派から「君はおかしいんだ」と言われたら、どこに救いがあるのだろう。誰が私の言葉を聞いてくれるのでしょうね。育児と家事で疲れ切ってるジヨンの携帯が鳴って、メールを開いたジヨンの顔がこの上なく幸せそうだったシーンがありました。
「愛する夫からのラブコール?」って日本のドラマ慣れしてると思っちゃいそう。
それは女性上司からの復職お誘いメール。
女が何に胸を弾ませるかって、それは案外愛とかよりも社会への道筋なのです。
子どもを預けて復職したいと願うジヨン。
夫が育児休暇を取ると言ってくれた!
順調そのものだったはずなのに、夫の母が激怒。息子の将来性をつぶす気?と。復職の道は閉ざされかかった。
ジヨンは打ちひしがれたけど、自己否定に陥ったわけじゃない。
なのに夫から、とある証拠というか事実を突きつけられたのですね。
最近のジヨンは時に「憑依」してしまう。「君はおかしいんだよ…」と夫からその動画を見せられ、そして「病院に行った方がいい。君は休んだ方がいい」と。
夫は自分の復職を心から応援してたか疑わしい。ってか家にいる=休んでるという認識!?「違うんですけど!!!」byジヨン
(映画.comより)一つ一つのセリフにいくつもの意味が込められてるように思えるシーンばかりです。
ずっと盗撮されてた女子トイレ。その画像を拡散してた同僚。怪しい男に付きまとわれた学生時代。「スカートがそんなに短いからだ」と父親に怒られる。
ベビーカー押して散歩の途中でコーヒー店に立ち寄れば、働く男性から「夫の給料で日中にコーヒーなんていいご身分だ」と揶揄されるし。男が作った安っぽい囲いの中で女は生きてきたのかな。映画の中ではジヨンの弟に希望がありました。
ジヨンの母は息子を「男」という理由で甘やかしたりはしない。
そこんとこよっぽど気をつけて、ジヨンの姉とサンドイッチのようにしてでも教育しないと、男性の意識は「オレ男だし」という型で固まってしまうのかも。「俺の(僕たちの)子どもが欲しい。産んでくれ、作ろう」というセリフが映画であったけど、もちろんこの映画では幸せワードとして描かれてはいない。でも一見そう見せてる。
仕事に誇りを持つジヨンは、今出産したら昇進とか失うものが大きすぎる…と真剣に憂いて、「え、子ども…?」とひるむのに、夫は「この強引さこそが好物だろ?」と言わんばかりにジヨンに覆いかぶさり、2人はシーツの中に溶けていく。つらい映画かもしれませんね。
私は夫が泣いたシーンがつらかった。
ジヨンの涙がそこですーっと引いたから。
「泣かれてもさ…」ってジヨンは思ったかわからない。
「あの人はこんなにやってくれてるじゃない」だからここには目をつぶろうよという風潮はなんにしてもあって、「だよね。不満を抱いた自分が悪い」、そうやって違和感を閉じ込めて「今現在」を平和にしたとしても、未来のためにならないのではないか。未来のためにならない我慢、一体なぜに誰のため?今、今、今でごまかされる未来。
ジヨンは、きっと娘に同じ連鎖を味わわせない。
そう思えたところが救いでした。
この映画は71年生まれの女性の話ではなくて、82年生まれの女性の話なんだなということ。
いろんな問題意識が日本でも噴出しやすくなったムード構築の一端になってる本・映画と思いました。
(映画.comより) -
大豆田とわ子と三人の元夫
網戸拾いに行くとわ子。
(大豆田とわ子HPより)松さん、たまんないですね。
離婚は1度でも壮絶につらいものとは思う。
それに元夫がみんなイケてるわけもない。別れても気にかけてもらえると限らない。
すべては松さんが社長という裕福な暮らしだからこそ醸し出せる余裕。
元夫みんな成功者じゃん。イカした職業。
坂元さん脚本、松さん主役じゃなければいろんなことが感じ悪くなりそうなあれこれなのに、ずっと可笑しくてもう夢中でした。これでもか!と仕掛け満載みたいなドラマ。あの独特なナレーション、伊藤沙莉さんなのですね!
贅沢だなぁ。
沙莉さん?違うかな?と思わせる微妙な声色でしたね。
私はあえてエンディングクレジットで確認するまで何も調べなかった。
どこかの独特な舞台俳優かもしれないし(一瞬伊勢志摩さんにも聞こえた)
うまいよ!!伊藤沙莉さん!またゲストが斎藤工さんというのがすごい。しかも船長。
ムカつくぐらい制服が似合ってた船長でした。
とわ子に帽子かぶせてその気にさせるなんて、やばい男だろ…としか見えなかったのに、イケすぎててぞくぞくした。
そんで感じ悪い店員からのチクり。ああいう仕掛けが楽しい坂元さんドラマです。
とわ子は40歳という設定。
アラフォーがあんなにリアルに描かれてるって実はあんまりないかも。
「その女、ジルバ」の池脇さんは年に卑屈になりすぎだし、吉田羊さんや井川遥さん演じるアラフォーはかっこよすぎる。あんなにセクシーで物憂げな40代なんてセミナー会場か美容体験会にしかいなさそう。
40代ってなぜかいきなり謎の遠い存在に描かれるけど、16歳とか31歳の惰性で生きてるはずですよ。だからジャージでパン屋にも入れるのであって。(新幹線にはさすがに乗れない)穴に落ちるとわ子。

絶対ない!ってシチュエーションと、あるある!って会話と、他のどのドラマにもない可笑しさ。
元夫の英字新聞シャツを読むとわ子。

英字新聞シャツ!!!
それを角田さんが着てるってのがまた…(笑)
豊嶋花ちゃんがめちゃきれいになってて、しかも英字をすらすら読むとこかっこよかったな。離婚、バツ3、アラフォー、あらゆるメディアでネガティブに描かれることを坂元さんは思い切りプラスに描いて見せてくれた。
実際ドラマのようにいくわけないのだとしても、アラフォー女にだって無限の可能性がある。
恋愛が発展する可能性も、ゼロじゃないじゃん?って思い込める瞬間くらいはありますね。確かに泡のように消えやすいけど。
男性陣みんな素敵だったなぁ。
星を並べてみます。(敬称略)松たか子(大豆田とわ子)
太陽双子、月牡羊、水星牡牛、金星牡牛、火星牡牛、P太陽獅子岡田将生(中村慎森:弁護士)
太陽獅子、月山羊か水瓶、水星乙女、金星乙女、火星乙女、P太陽乙女松さんはこれまでも何度も取り上げましたが、表面はなんともコミカルなのに、恋愛シーンとなると色気がすごいですね。素朴な色気。憂いとかじゃなくて生物的な?
これは金星火星が牡牛だからと思う。水星も牡牛となるとやっぱり歌もお上手で。
岡田さんの役がまた空気読めない生意気さで嬉しい…地球星座水瓶っぽいと秘かに感動してました。
岡田さんは乙女座マジョリティーでもあるんですよね。
獅子っぽく華やかでまっすぐな役も多いけど、屈折してるほうが魅力倍増と思う。
松さんとは太陽セクスタイルで、離婚しても職場で顔を合わせる距離感っぽいです。
この地星座トラインの調和で惹かれあったんだろうな…と想像も嬉しい相性。角田晃広(佐藤鹿太郎:ファッションカメラマン)
太陽射手、月蟹か獅子、水星射手、金星水瓶、火星牡羊、P太陽水瓶なぜ結婚した?と不思議なくらい、とわ子の嫌悪感がすごかったですね。
でも何かあったんでしょうね。今後描かれるの楽しみ。
瀧内公美さんに誘われるくらいだから、仕事してる角田さんはそれなりに男前なんだと思う。カメラマン役ってのがいかにも射手座。
松さんとは太陽オポジション。最初の印象も最悪だったのでは?と想像。
「最初だけ遠慮してるけど家の中に入ると図々しくなる」とか言われてたとこ笑いました。
月は蟹かなぁ。内弁慶だし。
松さんとは金星同士がスクエアなので、「この人のセンスわかんないわ…」ってとこだらけなんでしょうね。
でもそういうカップルは多い。月が蟹だと松さんの月とスクエアになるから、仕事してる角田さんは格好いいのに家の中での振る舞いが許せなかったってことなのかなぁ。松田龍平(田中八作:奥渋レストランオーナー)
太陽牡牛、月魚か牡羊、水星牡牛、金星双子か蟹、火星牡牛、P太陽双子とわ子との間に娘がいるからか、元家族として一番しっくりしてました。さすが隣同士太陽。
太陽だけじゃなく、他の星も隣だったり同じだったりと近い。
鼻で体温測るとかね。ああいうとこが牡牛座っぽいんでしょうか。肉体の牡牛。
牡牛座持ち松さんもそれを敏感にキャッチする。
牡牛座の坂元さんもあそこ描きたかったんだろうな。松さんのお風呂場での熱唱も最高でした。
ああいうのを微笑んで聴いてくれる夫、松田さんかっこよかった。坂元さんが描く松田さんが好きです。元夫のひざ枕がどんなに気持ちいいか…わかんないのにわかると思っちゃった。

石橋静河(三ツ屋早良)
太陽蟹、月蟹、水星双子、金星獅子、火星双子、P太陽獅子松田龍平さんと何かありそうでしたね。ウィキでは松田さんの親友の彼女とのこと。
石橋静河さんはいつも一瞬で「恋…!」という表情をあふれさすんですよ。
松田さんは松さんと静河さんと、どうなるだろう。
これまた松田さんの金星が双子と蟹の境目。どっち好みだ!?
ユニークな女が好きって感じもするけど、静河さんもコミカルさ描かれたなら嬉しい。
赤名リカみたいな恋愛気質がドバッと出そうな気もします。松田さんと石橋さんの恋愛シーン、想像するだけでうっとり・しっとりな感じ。石橋菜津美(小谷翼)
太陽蟹、月牡羊か牡牛、水星蟹、金星蟹、火星牡牛、P太陽獅子岡田将生さんと発展しそうな石橋菜津美さんは、さばさばキャラクターなのだろか。
寝てただけだからまだわかんないけど。
太陽が隣同士だから、理屈抜きに一緒に暮らし始めたりして。瀧内公美(古木美怜)
太陽天秤、月蟹、水星天秤、金星射手、火星天秤、P太陽射手女優という設定だそうです。
「っぽい」華やかな星!角田さんとは刹那の恋を楽しむのかな。ちょっとエロそうな2人。
でも瀧内さんの月が蟹なので、見た目は華やかだけど、金星の射手もあいまって部屋がごちゃっとしてそう。
もしくはシングルマザー設定だったりして。
角田さんは家で住宅CMみたいにくつろぎたかったのかなと思った(役で)。瀧内さんはそれを満たしてくれそうですね。松さんは月が牡羊だから毒吐きこそがストレス発散っぽい(役で)。豊嶋花(大豆田唄)
太陽牡羊、月蟹、水星魚、金星牡牛、火星水瓶、P太陽牡羊月蟹の人多いですね。松さんとは牡羊・牡牛部分が調和してます。
豊嶋花ちゃんのボケというかツッコミがすごいうまいなと思いました。
元夫たちにも「家上がっちゃいなよ」と優しいというかノリがいいといか。
花ちゃんの太陽ー月がスクエアというところがストーリーにもハマってる気がします。
両親がスクエア的に対立しがち、スクエア的に離れがち。
「お母さん、娘はすくすく育ってるから人の意見は気にしないで」というようなセリフにぐっときました。坂元裕二
太陽牡牛、月双子、水星牡牛、金星蟹、火星天秤、木星蟹、P太陽蟹月蟹と地星座持ちが多いのは、今回も坂元さんの視点が投影されてると思うんですよね。
伊藤沙莉さんも牡牛座。
そんでやっぱり主な舞台が「家」なので、坂元さんの年齢域的にもP太陽的にも蟹座っぽさがにじむという。
ダブル石橋さんが「家」でどんな素顔を見せるのかも気になります。
素朴ふうでいて案外野性的だったとか、裏表のなさが魅力として描かれるのか、どうでしょうね。市川実日子さんのあのゆるおしゃれ感も、ほかのドラマだったらどう感じたかわからない。
でも坂元作品だとリアルな人に思えます。勝手に家上がってワイン飲んでる女友達なんて渋谷界隈にしかいないでしょとスネそうなところをね。そんな背景よりもトークに集中させるのがやっぱテクなのかなぁ。「視聴者を楽しませる」というサービス精神にあふれた1話と思いましたよ。
衣装もみんな麗しい。
松さんが歌ってた「ロマンティックあげるよ」、いい歌声聴けたなぁ…
