-
「時には懺悔を」の感想映画見に行ってきました。
最近はもう映画苦手になっちゃって、よっぽどじゃないと見に行かない。
この間、クドカンのラジオ聴いてたらこの映画の話が出て、出演する障害児のケアを行った方がゲストだった。
その方がクドカンの演技に言及してて、これは見に行かなくちゃいけないなと。
「国宝」以来の映画。
(画像は映画.comより)
写真は色っぽいけどこの2人はただのバディー。
あんまりストーリーに言及しないようにします。
私はやっぱ満島ひかりさんに惹かれましたね。
ドラマ版「モテキ」のころに満島さん本当大好きだったんだけど、あのころと変わらない輝きに驚いた。
でもあのころよりずっと痩せて、年齢を感じる表情筋のくぼみとか、満島さんも40歳ってんだからそりゃそうなんですよね。
全身映るとほっそくてねぇ。
でもなんか輝いてんですよ。
髪なんてボサボサだし、よだれたらしまくってなんか不潔そうなんだけど、惹きつける説得力があった。
「ラストマイル」も見よう見ようと思って見てないけど、やっぱ見なくちゃな。
なぜあのころ満島さんをとても好きだったか、忘れかけてた部分に自分の大事な何かもある感じがしました。
あと柴咲コウさんの演技にも惹きつけられました。
西島さんの妻役。
ああいう人いるよなっていう感じ。
美人なのに、それをぼやかすほどの切迫感というのか。
柴咲さんは、そうはいないレベルの美人ですよ。
なのに「いるいる」って思えた。
介護とか看護のいろんなつらい現場を見てきたであろうケアマネとかヘルパーさんと似た種類の表情だったのがすごいと感じました。
それでクドカンですよ。
公開直後から「宮藤官九郎は助演男優賞取るはず」というXのポストをたくさん見かけました。
正直それはどうだろう?と思ったけど、良くも悪くもバカすぎて。
そのバカさが胸にじわじわ浸透してきて、泣きそうなんだか吐きそうなんだかわからない胸の詰まりを何度か感じました。
しんちゃんが幸せそうに笑う子でねぇ。
あの親子の間に流れるものをよく映像にしたなぁっていう感心が湧き上がります。
クドカンのことを語りすぎるとネタバレにつながるのでここでやめときます。
西島秀俊さんが主演になるのだろうか。
私は西島さんの演技がちょっとわからなかった。
つらいことがあって自暴自棄になった男なのはわかったけど、最初から最後まで目が死にすぎてて、涙を浮かべても涙なのかがわかりにくかった。
うちのおじいちゃんとかも晩年はずっと目に涙がたまってて、体が弱りすぎて涙のコントロールできなくなってそうな人いますよね。
西島さんも痩せてて本当具合悪そうで、ついに涙が常時たまる人になったのかと思った。
何かというと酒をあおるのも個人的に嫌悪感で。
男はウイスキーあおるのをかっこいいと思うものなのかな。
まぁ役柄的に「忘れたいことがありすぎて死んでもいい」くらいつらい日々なのかもだけど、飲み方とかがグラスの置き方が粗雑なのも嫌だった。
また映画だからって、グラスをテーブルに置く音をあんな大音量にしなくていいのにさ、コツっていう音でびくっとなっちゃってつらかったです。
ああいう映画ってそういう粗雑なシーンは必須なのかもだけど、苦手でね。
映画って、ちょっとしか出てないのにすごい印象放つ人がいるんですね。
塚本晋也と野呂佳代。
帰ってから「あれは野呂佳代だったのか?」と調べてしまった。
2人ともインパクト強かった。
クドカンの妻役の方(烏森まど)もずっと見てたい魅力がありました。
黒木華さんは、ああいう役が本当うまいなと。
人のダークな面を引き受けるような役で真骨頂を見せると思う。
一見素朴そうでふわっとした雰囲気があるけど、目の奥が笑ってないみたいな、役の性格の悪さがちゃんとにじむのがすごい。
そして佐藤二朗。
この方についてはあえて何も書かない方がよさそう。
でも「あの騒動」が不思議と生きてる感じがするのは私だけ?
役所さんは本当安心して見てたくなる演技でした。
前から何度も書くけど、映画館が苦手なんですよね。
とにかく音が大きすぎる。
殴る音とか事故の音とか、こんなに大きくして何がしたいの?と怒りが湧く。
人を驚かせたいのか、刺激を与えたいのか、リアルをアピールしたいのか。
ボシュっ!!っていう音に「いいね〜」と思う人がそんなにいるのかな?
咳き込んだりゴボゴボっていう音とか気持ち悪いじゃん(この映画は吐くシーンなし)
それは本編の話なんだけど、映画の予告がとにかく嫌いです。
予告独特の雰囲気が苦手。
予告の音が無音になったあとオチみたいなのが描かれて、そのあと疾走感に満ちたバンドっぽい音楽が大音量で流れる青春っぽさとかがなぜこんなに苦手なのかわからない。
あと霞のようなほわっとした歌声のおしゃれっぽさにゾワっとしてしまう。
涙、病気、主役の死。
東京を駆けずり回る刑事、東京を破壊する何か。
同じパターンを何年も繰り返してる感じが苦手なのかも。
ゴジラの映画がまたやるみたいだけど、爆発とか崩壊の音、流血シーンをリアルに表現したとして、だからなんだってんだよと思ってしまう。
リアルがなんなんだと。
今後の技術発展のためには必要な通過点かもしれないけどさ。
カメラとかマイクとかCGとか?わかんないけど、人はリアルさより良質なストーリーを求めてんじゃないかと思うけどどうだろうね。
PR -
バイト備忘録その5(継続と咲子)バイトを始めて1年経った。
あっという間!
こんなスムーズに月日が流れたのが不思議です。
でももう辞めるかも。
なんか「見てくれてる」感があったんですよね。
適材適所に人員を割り振っていくこの職場に爽快感を抱いてた。
でも今年から責任の重い体力使う配置に変わり、モチベーションが保てなくなった。
体のあちこちがとにかく痛くて。
人手はいつも足りなくて、「協力お願いします!」という呼びかけに居てもたってもいられなくなるのも辛い。
応じるとやっぱり体にこたえ、翌日1日中寝てる。
なんのために仕事して、なんのために生きてるかわからなくなる。
世の中の多くは週5で1日働いてるのにね。
そのうえ帰宅してからごはん作ったり子育てや介護してるとか。
でもパートナーがいるってそういうときありがたいのでしょう。
「これやっといてくれたら助かる」
そうヘルプを出し合って生活を成り立たせる。
助け合いに参加しないパートナーだったらやっぱ地獄なんですかね。
**********************************
知り合いにバツ2のシングルマザーがいる。
とっても純真そうなおとなしい雰囲気があり、「彼女がバツ2って意外だよね」という声を定期的に聞く。
彼女とは何度も食事をしたけど、離婚理由は聞いたことがない。
子ども交えて元夫と定期的に会うらしいけど、「顔も見たくないほど苦痛」というのは聞いたことがある。
でも「怒ったこともない・優しい人だった」とも言う。
あれこれイメージするのが難しい。
この間のTかわ9話。
咲子に離婚経験ありというのは、イノッチ出てきても全然想像しなかった。
しかもバツ4。
あの免許証のシーンだけクドカンのドラマっぽかった。
充と別れたらバツ5になるけど、それでも別れるのかな。
4も5も同じなのか?
私のシングルの知り合いも、結婚願望があるようだった。
そのときの願望が性急に感じたので、バツ3未来を勝手にイメージしてしまった。
離婚経験が多そうとかって、ぱっと見わかんないですよね。
イノッチ演じた篤彦もバツ2とは。
でもなんかパターンがあるのかな。
たとえ相手を変えても自分の課題はつきまとう。
咲子は「家庭への理想が高すぎる」と自己分析してたけど。
私の知り合いは、結婚こそが人としての土台を安定させるもの、という価値観が強そうだった。
特に経済的な安定性重視。
そもそも結婚ってそういうものだったんだろうし、それが破綻してしまうのは夫婦に問題があったとも言えない気がする。
社会的な常識が大きく変化してるのだし、良くも悪くもすべてが多様化して、適応するなんて本当は難しいことばかりで。
私も仕事を変えたいと、定期的に何度も思ってる。
今度こそ派遣に登録してみました。
40後半にも派遣登録してみたけどあのころからたった数年で登録が簡単になってんですよ!
「仕事さえ変えれば今よりはましなはず」
本当〜?って揶揄されそうなことを何度思ってきたことか。
そんで実際、副業としていくつかバイトもしてきました。
半年で辞めたものもあるけど、4年も続いたりとか、私は継続に努力できる人と思ってた。
今のバイト先も、足腰痛くなければ辞めることはたぶん考えなかった。
こんなに体を酷使してまで続けるのが意味わからなくなっちゃって。
我慢とか忍耐とか酷使とか、もういいでしょう50代以降は、とね。
「続ける」「一途である」ということがそんなに良いものか、その価値観は人によるのでしょう。
私自身は小5から中学まで続けたラジオ英語や進研ゼミ、1日も休まず出た中高の部活体験を経て、「継続できる自分」という自己評価を確かなものにしていった。
あのころって継続=しっかり者みたいな評価も簡単に得られたような。
高校の時、部活皆勤賞だったのに試合メンバーに選ばれなかったことが何度かあった。
そのとき初めてくらい、ただの継続じゃ意味ないことに挫折感を抱きましたね。
ろくに部活(テニス部)に出ず、近所のスクールで腕を磨いてた子がするっと試合メンバーに入ってましたよ。
そりゃそうだろう。
何かのお情けなのか副部長にはなったけど、卒業写真で部長の隣のほぼ真ん中に写った私は確かに余裕のある笑みを浮かべてる。
でもそれこそが狙ってたことなのかも。
楽して写真の真ん中に躍り出たかった。
ただの継続で何か成した気になりたかった。
でもいつからかリセット症候群みたいになったですね。
私の双子座水星のサビアンが「破産宣告された男」で、「人生を一気にクリアして新しい生き方をしたくなる」という意味らしく。
松村先生のサビアン本では「社会的関係と個人の持てる力にズレが生じて個人に重大な圧迫がかかった時、これらを一度放棄して新しくスタートすることができます。それは社会からの脱落ではなく、社会に参入し直すための特殊な装置」って、いや、まさにそうですわ〜圧迫を軽くするため社会に参入し直してんですね(本当かよ)
この水星が仕事分野の星とアスペクトが多いので、就職で社会に出てからこのリセット傾向が前面に出やすくなったのかな。
継続しない・成してない・常に後ろ指の心地なりけり。
って、俳句でもなんでもないものを適当に詠みましたが、結婚することが「成した」と思われがちな社会で独身の私は仕事までしょっちゅう変えようとしてる。
そういうタイプは、人に「やれやれ」とか言わせる隙がどうしてもあるらしく、バツ4の咲子も結婚継続性の面では「やれやれ」側の人でしょう。
何かをコロコロ変える人に対して、「継続した先にもなかなか良い景色あると思うけどね」と心で思うことはあっても、あんたさ〜とか型にハマった呆れ顔されるのは本当ムカつく。
まぁ、乗り換えられた当事者が、その切られ方に腹立てるってことはあるだろうけど、心変わりの気持ちもわかる私は、そのポジティブ面を唱えていきたいですよ。
まず新しい人・コミュニティとの出会いがなんといっても爽快ですね。
その人たちと深い間柄になるわけじゃないけど、例えば今まで同世代とだけ仕事してきた環境が、20代、下手したら10代ともペアを組む環境になるとか、異なる世代との関わりはいつも楽しい。
あとは「嫌な人」とか「我慢してたこれまで」が物理的にリセットされる。
これも爽快です。
あんな意地悪野郎のもとでよく我慢してたわ、とかしみじみ思い返したりして。
ただ、「ニュー嫌な人」が出てくることも割とある。
これは私の課題が引き寄せてるのでしょう。
これら仕事の場合ですね。
恋愛や友達関係がまた難しく、合わない・心地よいと思えない・なのに関係継続で私はわりと苦しんでしまった。
だからバツ4ってやっぱすごいなとは思う。
充と咲子がいっときは前の関係に戻ろうとしたものの、すぐにギクシャクしてたけど。
お互いリセット症候群のケがあるのだから、一度リセットの景色見ちゃったらなかなか元に戻れないのが本当だとは思う。
樹生という新たな話し相手をつい求めてしまう咲子。
映画「アニー・ホール」のように、より戻した瞬間だけは熱くなれる。
その情熱だけでやり直せると思ったら、あっという間に冷めてしまって前よりずっと険悪になる。
そういうの繰り返すカップルってどれだけいるのだろう。
私も仲直りしたあとの互いの一層の優しさとかに酔いしれたことはある。
でも1度目に「別れたい」と思った気持ちは気のせいなんかじゃないという気持ちが波のように押し寄せるあの辛さったらないですね。
仕事も人間関係も同じ。
だから私は1度目の「辞めたい」をちょっと大事にしてみてる今日この頃。
-
さよならノワールと東京ミドサー(フジのドラマ)フジの火曜ドラマ「さよならノワール」、録画してたのを今日見ました。
Xでは放送直後から評判ポストが流れてきて、やばい、早く見たいという焦りと同時に、そのポストのいつにない熱量の高さからきっと神回なんだろうと感じてはいた。
しかも「天音がやばい」というポスト多数。
やっぱり岡山天音くんですか・・!
(画像は「さよならノワール」HPより)
このドラマは小池栄子・北香那のW主演で、この2人はまた評判を更新するんじゃないかと感じつつ、フジのドラマなのでいくらかの残念さも覚悟してましたがね。
最初の方の回は、小池栄子の深刻さと1話完結ストーリーがあんま噛み合ってない気がしてたけど、回を追うごとにストーリーが濃密になってきて、岡山天音の挙動不審さがやっと語られる回だったのがこの間。
なんかフジらしくないというか、かといって日テレでもTBSでもテレ朝でも絶対ないムードのドラマなんですよね。
稀に見る良作の輝きを放ってるというか。
製作陣が新宿野戦病院と同じらしいですね。
それにしてもこの枠はずーっと刑事ものなんですね。
次の坂口健太郎主演ドラマもまた刑事。
そう思うと私が日頃抱いてるテレ朝刑事ドラマへの違和感がなおさら感じられてきた。
好みの問題かもだけど、フジの刑事もののほうがよりリアルに思える。
のんきな良いおじさんが1人もいなくて、みんなガラが悪いか闇を抱えてる。
どっちが本当のリアルかはわかりようがないけど、岡山天音演じた鴨居の闇が深かった。
このドラマがそもそも「被害者支援」の物語。
小池栄子が元暴力団対策班の警部補で、北香那が臨床心理士。
この2人の相性の合わなさもすごくおもしろいのだけど、支援が必要な対象者が警察内部にいた!という、それが岡山天音。
20年前に妹が誘拐されて亡くなっている(両親ものちに病死)
確かに世の中じゃわりと加害者の生い立ちのひどさなどが語られやすく、減刑につながることもある。
被害者は置き去りにされることがとても多いという話も聞くけれど、そこに光が当たったドラマって確かに記憶にない。
「20年前の彼の悲しみに寄り添う」
そういう方向にチームが流れたとき、鳥肌が立った。
というのも、天音君はこの回に来るまでずっと謎の複雑表情を見せてきたんですよね。
「何かある」と思わせる。それだけでゾワッとくるような天音君の演技だけど、いよいよ核心に迫ったらあの抑制的な演技はどうなるの!?ってワクワクというか、ソワソワというか。
でも意外に静かな演技だったですよ、天音君。
Xでの称賛ポストからは、誰しもの涙を誘ういかにもな熱い場面だったのか?と想像したから。
全然。
すごく抑制的。
逆にあの静かさで涙を誘うのがすごい!
なんでだろう。
北香那さんのセリフとかも、意外に普通というか、良い意味で。
心理士だからもっとテクニカルで専門ワード絡めて説明っぽくなるのかと思ったら(日テレやテレ朝はそういう傾向)、そういうんじゃなかった。
なのに泣けたのは、「鴨居さんはいいお兄さんです」と白石(北香那)が言い続けたことで、やっと鴨居の心が溶かされて、それを鴨居自身が受け入れる道筋が見えたように感じたから。
本人が自分を責めるのをやめて初めて癒やされる…という流れが私自身の心にも響いちゃって。
ほら、自分を責める人って多いじゃないですか。
そうだ、私頑張ってるし、よくやってきたと自力で思うのはわりと難しい。
とはいえ友人などに言われたところで「何がわかる?」と反発したくなる。最初はね。
でも時間差で自分の内側にこだまするんですかね。
自分の愛情深さに自分で気づく、やっとそれを受け入れた、ずっと受け入れてほしかった自分。
それが、わーっと響く、その過程を天音君が表現してくれて、泣けたってことなのかな。
小池栄子も明るさゼロの役!
あんなかっこいい役、下手すると現実離れしそうなのに、いそう〜と思わせる。
それがすごいわ、小池さん。
北香那さんなんて美しい前提の役が多かったのに今回は頭でっかちな面倒くさい・鈍くさい役ですよ。
うまい〜。
って、さよならノワールだけでこんなに書いてしまった。
*********************************
同じくフジの水曜ドラマ「Tokyo middle 30」通称、東京ミドサーも見てますが、こちらは近年のフジに感じてきた「なんだかな」感が、良いのか悪いのか裏切られてないドラマです。
のんちゃんを見るためだけに録画してたんだけど、いろんな問題が女3人に結構降りかかるので、毎週気になっちゃってね。
(画像は「Tokyo middle 30」HPより)
のんちゃんのキャラは3人の中で一番ガサツでひどめなんだけど、のんちゃんが演じてるからかすごく魅力的で一番心寄せやすい。
ちょっとあまちゃん入ってるような演技なんだけど、あのドジさやこじらせが愛らしく、何より恋愛ストーリーを演じてることが感慨深い。
恋人つなぎしてたんだからさ!
仲里依紗さんの役は、演出担当が「そういう演技を」と求めてるのか仲さんの演技プランかはわからないけど、「大事な話がある…」とかホラーなみの深刻さで夫を呼び止めたりして、「間」がすごく気になるんですよね。
真剣に職場復帰の相談をしてるのに、美容外科医の夫(渡辺大知)が「ママはわがまま」みたいにため息ずっとついてて、論点ずらしみたいに見えて疲れる。
でもあの夫ならいくらでも反論して納得させられそうなのに、仲さんはワナワナと黙ってしまうんですよ。
その夫と不倫になりそうな医療メーカの女性もいかにも泥棒猫みたいな描かれ方で、この夫妻はやっぱホラーがテーマなのかな。
深川麻衣さんの演技が結構好きで見てたというのもある。
演技は確かにうまいんだけど、キャラがだんだんひどくなってるような?
流産してしまったのはつらいだろうけど、夫(風間俊介)が彼氏時代よりずっと優しくて深川さんを愛してくれてるのに、「子どもが欲しかった」という糸が切れてしまったからなのか、夫が出張中に夫が苦手な猫を飼い出したりして、ひでぇなと。
しかもその猫を同じ小学校教師の後輩(中島颯太)と見に行って、さらにはその後輩がケージをプレゼントしてくれるという!なんでだよ!
・・まぁ、彼はずっと薫子(深川麻衣)に想い寄せてたっぽいんだけど、あの目線や距離感が小学校内にふさわしくない湿度。
しかも小学校内をいっつも2人でのんびり歩いてんですよね。
この間は珍しく子どもが出てきたけど、薫子が小学校教諭という仕事をどう思ってるのかほとんど描かれない。
彼氏が結婚を考えてくれないとか、夫の飼ってる魚が苦手とか、今度行く温泉は楽しみとか、不満と期待ばっかし。
しかも薫子も麻紀(仲里依紗)も、「夫に黙って自分の好きなことを通す」ことをしでかして、そりゃ夫、怒るだろう!と思った。
そのくせ、のんちゃんが新しい彼氏とどんどん進展していくたびに、「だまされてるんじゃないの〜?」と難癖つける2人。
フレネミーのドラマかもしれない。
それなのに、結婚してる2人がのんちゃんよりずっと「社会的にまともな判断力がある」みたいに描かれてるのが悲しい。
だけど今後、薫子は年下教師に乗り換えるのかも?
夫の寝顔見て「こいつでいいのかな」ってボヤいてましたからね。
風間俊介がちょっとダメ男みたいに描かれてるけど、なにせ風間俊介なので説得力出ちゃうんですよね。
深川さんが本当わがままに見えてしまう。
医者の夫の渡辺大知にしても、そういう男の特性(社会的有利さ)に抗うドラマっぽくも見えるけど、「女の幸せ」が仕事・恋愛・結婚(それら両立)にとても限定的で上昇志向が強すぎに見える。
私が50代だからそう見えるのかな。
なんか描かれ方が古いというか、リッチ=幸せみたいなドラマの雰囲気がフジっぽくて、それはそれでちょっとおもしろいんだけどね。
W浅野の「抱きしめたい!」の感じがうっすら漂うんですよ。気のせいかな。
来週はのんちゃんの恋愛相手(朝井大智)とトラブルがありそう。
ズッ友2人の警告どおり、だまされてたとかやめてほしい!
ゴールが結婚じゃなくても幸せな恋愛として成立してほしいな。
のんちゃんの恥じらいシーンは貴重!
この彼氏役・朝井さんが令和の石田純一っぽいです。
ありえないスマートさがフジっぽいです。
-
T乾・異質だった8話(松ケンという人)この間、高橋文哉くんのラジオ聴きました。
ゲストが松山ケンイチ。
「Tシャツが乾くまで」のこと「てぃーかわ」って言ってた。
今「ちいかわ」の映画やってるからなのか、世間にもてぃーかわと言われてるのか、どうなんでしょう。
Tかわ8話ってなんか異質でしたね。
急にコミカルで。
松ケンが「おスシ」のときみたいな顔に何度かなっていた。
咲子失踪中だからか、主役・蒼井優さんのセリフやシーンがぐっと少なくて、時々朝ドラでも主役に休みを与えてる回みたいな、あんな感じに見えました。
ドラマの質感がそれまでとちょっと変わったような、スピンオフっぽさというか。
充の喫茶店「ひこうき」に咲子を知る人が集う。
失踪中の咲子情報を得るために充が呼んだ。
中島歩、臼田あさ美、リリー・フランキー
そして現・店主の高橋文哉。
濃い!!
あのシーン、高橋文哉くん立派だったなぁと思って。
すごく爽快だった。
テンポとか感じ悪い目つきがまともに見える不思議さ!
樹生(中島歩)を嫌う感じが特に面白い。
また臼田あさ美があの面々にフィットしてるんだこれがまた。
主役女性の友人役って、人選実は難しいんじゃないかと思う。
フレネミーっぽさが漂いすぎてなんか怖い人もいるし(そういう脚本かもだけど)、かつ「主役ではない」という説得力も必要で。
主役と似たような雰囲気の人じゃないと友達っぽくもならないし、似すぎると友達の存在感が消える。
それに「美人だけど誰?」っていう売り出し中の人じゃ、あの喫茶店シーンは成り立たない。
・・臼田あさ美なんだよなぁ・・
松ケン演じる充が8話でかなりコミカルだったことは、私にとっては少し残念なことだった。
(でもおもしろかったんだけどね)
というのは、松山ケンイチに私は長いこと「イケメンらしさ」を期待してたんですよね。
7話までの松ケンが久々イケメンふうで毎週わりとウットリしてた。
昔、山崎賢人っぽくなかったでしたっけ?
「デスノート」のあと、井浦新みたいな美しき狂人路線行くのかなとワクワクしていた。
「人のセックスを笑うな」では思った以上に素朴さが発揮されてて、あ、可愛い子犬路線か?と思ったあと「銭ゲバ」でやっぱ狂人路線。
かと思ったら「平清盛」と。
いや、大河の主役になったってのはやっぱすごいと思う。
清盛では井浦さんがもう狂って大暴れしてましたね(崇徳上皇)
そういう不気味さ込みであの大河好きでしたけど、なぜか評判悪かった。
確かに松ケンは権力が似合わない。
映画では「ノルウェイの森」出演はあったけど、ドラマで会社勤めの男女が恋するような普通の恋愛ものは見かけたことがなく、「恋愛シーンでの松ケンってどんなだっけ?」という謎を抱えたまま15年くらい過ぎた気がする。
前クールの「時すでにおスシ」で久々恋する松ケンを見た!と思ったら、今回のTかわはもっと恋愛ものじゃないですか。
夫婦ではあるけど恋愛気分キープし続けているカップル。
バックハグなんかしちゃったりして、喫茶店でイケメン風にコーヒー淹れている。
おしゃれ!初台の路地裏にいそう。
(写真は「Tシャツが乾くまで」HPより)
このリネンっぽさ何なんでしょう、ニクイですね。
第7話まで充は隙のない男だったじゃないですか。
謎すぎて手応えもなく、ひょうひょうとした感じ。
クールなナチュラル男子が一番てごわいと評判の(?)あの感じがすごくうまく表現されてるなって。
魚座っぽさというんでしょうか。
誰にでも優しいけど誰にも掴まれない危険な自由さ漂わす松ケンに「待ってました!」「そうそう、これ!」とひとりニヤついてた。
とはいえ松ケンは毎クール、多種多様な顔・表現を見せてくれて、それはそれで楽しんでましたがね。
あずさ(夏帆)とコインランドリーで出会って、自己開示に相当警戒しつつあずさの目を見て話すようになっていくゆっくりとした過程が特にカッコよかった、充。
それは言葉通り不倫でも恋でもないんだろうけど、男女がああして距離縮めていけば色気はどうしたって滲むものなのかも。
それを樹生は嗅ぎ取ってしまった。
もしかしたら宮内さん(リリー・フランキー)もそうかもね。
本人たちがどんなに「違う」と言ってても、嗅ぎ取ったものは確かにソレだった、ということはよくある。
りくりゅうのようにね(2人は否定まではしてなかったけど)
充だって、さっちゃんと樹生の間の何かを嗅ぎ取ってるんだと思う。
(宮内さん、こっちもわかってるっぽい)
中学高校のときとかも、「絶対〇〇君のこと好きだよね?なんなら両思いじゃない?」と何度聞いても「違うってば」と否定してた女子がフタを開けりゃ「付き合ってましたー」ということはザラだった。
ほらやっぱり!☆◉▲//◯…と、声にならない文句を言う側だった私。
「大事な何かを秘密にされている」ということまで「わかってしまう」、あれは何なのだろう。
「勘違いだよ」って言ってくれてるのに信じきれないなんて、バカバカ…って何度も自分を責めたけど、結果勘違いじゃなかった経験を何度もした。
このドラマってそういう嗅覚や勘の精度の話でもあったりして…
失踪していた充がみんなに冷たい目で見られつつ、メンタル追い込まれる場面は確かに面白かったです。
充のコミカルさはあそこで初めて開花した?
だとしたら、失踪しなくてもおもしろい日常あるじゃないか、よかったねと思う。
ただイノッチの出現にしてもやっぱ異質な8話でしょう。びっくりしたよ。
-
これまで行ったライブ整理Xで先日のカジヒデキのライブポストが多く目に入った。
カジさんの隣にはカヒミ・カリィと小西康陽。
あのころがよみがえる…!
渋谷系にすごくハマったあの時代。
90年と2000年の境目ごろ。
これまで数多くのライブに行ってきたけど、最も心に残ったのはカヒミ・カリィかなぁ。
赤坂BLITZ。
タンクトップとダボっとしたズボンで現れた可愛らしさが衝撃的で。
猫のような人と思った。人間猫。
カヒミになりたい!と強烈に思いましたね。
過去に行ったライブのメモを残しておきたくなりました。
というのも、50代になると記憶の引き出しにガタがくるわけで。
全く忘れた…ってなる前にまとめておきたい。
特別に印象的だったライブには★マークをつけてみます。
(1人)は、1人で行ったもの。
・ホフディラン(1997年ごろ) 渋谷公会堂
生まれて初めてのライブです。
バイト先で仲良くなった子からアルバム「ワシントンCD」を薦められ、「多摩川レコード」とか「ユウヒーズ」とか聴いてすっかりファンになりましたね。
雄飛は自分のたった2個上で私は翌年就職。
ステージ上で自由にはしゃぎ回ってた雄飛が記憶に残る。
★★★カヒミ・カリィ(1998年ごろ) 赤坂BLITZ
あのウィスパーボイスでライブが成立してたことにまず驚きました。
本当にめちゃ可愛かった・・
ステージでタバコを吸い、なんかお酒飲んでたのがまたかっこよくて。
カヒミといえばプロデューサーのモーマスで、彼もステージに呼ばれてた!
・オーガスタキャンプ(2002年ごろ) 千葉マリンスタジアム
(スガシカオ、山崎まさよし、杏子、元ちとせ、スキマスイッチなど)
元ちとせの「ワダツミの木」を生で聴きたかったのと山崎まさよし目当てで行きましたね。
印象的だったのはスガシカオの音程の確かさ、杏子があんなハスキーでも声量がすごかったこと。
スキマスイッチがサブステージ枠だった頃ですね。
★ワールドハピネス(2008年) 夢の島公園
(曽我部恵一、ボニー・ピンク、リリー・フランキー、野宮真貴、シーナ&ザ・ロケッツ、pupa、YMOなど)
正確にはYMOじゃなくHASYMOというユニットでの参加だった彼らですが、「ライディーン」のイントロが響いたとき軽く悲鳴あげましたね(キャー!)
あと曽我部さんの色気の余韻を長いこと引きずっていた。
「夕方には〜…」とゆっくりと歌い出すあの色気!(まだ引きずる「浜辺」)
・モテキナイト(2011年) 恵比寿リキッドルーム
(スチャダラパー、やついいちろう、マキタスポーツ、野波麻帆、森山未來)
今思うとすごく豪華。
やついいちろうが中村一義の「キャノンボール」をかけたときの盛り上がりがすごかった記憶。
★★岡村靖幸(2012年) SHIBUYA-AX
初めての岡村ちゃんライブはカヒミに次ぐ衝撃ステージでした。
感想はこちら(☆)にもあり。
それまでダンスしながら歌う人って見たことなかったし、わけぇ子じゃなくて当時47歳の岡村ちゃんですよ。汗飛ばしながらの全力パフォーマンス。
日常に戻れなくなるほどの衝撃を受け、このあとコロナ前まで毎年2回通ってました。
(2013〜2019年)
・NO NUKES(2013年) Zepp DiverCity
(岡村靖幸、斉藤和義、小山田圭吾、坂本龍一など)
このころ岡村ちゃんの「ぶーしゃかLOOP」が評判になり、教授にも声かけられてましたね。
斉藤和義の色気もまたダイレクトにズドンと入ってきた。
あの「な行」みたいな歌い方が全身に入ってくるんだこれが。
ミュージシャンの色気って毒ですね。
これ以降は岡村ちゃん目当てで行ったイベントが続きます。
2014〜2017年ごろ
★OL Killer関連 (新木場STUDIO COAST、渋谷WWW、渋谷duo等)
対バンゲスト:中田ヤスタカ、女王蜂、DAOKO、PUNPEE、tofubeats等)
OL Killerとは岡村ちゃんのDJユニットで、岡村ちゃんは一切歌わない。
DJに徹しつつ軽く踊る。
選曲とかは覚えてないけど、岡村ちゃんと一緒にノることが目的だったあのころ。
中田ヤスタカのDJもすごく盛り上がった記憶。カプセルの曲が楽しかった。
PUNPEEの選曲は今でもさわやかに胸に残ってる。
Perfumeの「マカロニ」やチャゲアスの「LOVE SONG」など。
★ポール・マッカートニー(2015年) 日本武道館
こちらも感想あります(☆)
招待券いただいたというなんともラッキーな出来事がありました。
70代のポールが若々しかった!
なんたって「ヘイ・ジュード」です。
「ナナナ〜ナ〜…」を永遠に歌ってられると思った。
★水谷千重子(2016年) NHKホール
(相川七瀬、堀内孝雄、大友康平、川中美幸、松村雄基、根本要、田原俊彦等)
キーポンシャイニン歌謡祭、まさにここが千重子の歩みの始まりという、今思うと感慨深いステージです。
1曲目が中山の美穂ちゃんの「WAKU WAKUさせて」、アンコールラスト曲が「Let It Go」
その他、ロバート秋山や徳井義実、それに宮迫とのデュエット&コントまで繰り広げられた豪華ステージ。
思い返してもありがたい気持ちになります。
(ライブレポ→☆)
・港カヲル人間生活46周年コンサート(2017年) 東京国際フォーラム
(グループ魂)
港カヲルとは皆川猿時さんのこと。
このライブに行くはずだった友人が行けなくなったためチケット譲ってもらいました。
それはなんとも運命的な代理参戦、その後私は大人計画にどんどんハマったわけだから。
笑った〜
歌う阿部サダヲとギター弾くクドカンがかっこよかった!
バイト君も今じゃ感慨深い・・
このあと友人から借りた港カヲルのアルバムは今でも聴いてて笑っちゃいます。
・黒猫チェルシー(2018年) 渋谷クラブクアトロ(1人)
映画「勝手にふるえてろ」を見てから渡辺大知にハマり、すぐさま直近のライブチケットをゲットした次第です。
お客とともにステージ上から撮ってくれた写真が嬉しかった。
・MASAKAライブ(2018年) 日本武道館
(岡村靖幸・YUKI)
ホットスタッフプロモーション主催、まさか!と思うアーティストを対バンさせるイベントでした。
岡村ちゃんとYUKIの「JOY」デュエットが可愛かった!
YUKIの声の迫力には涙出るほど感動しました。
武道館の壁を震わせた・・
(ライブレポ→☆)
・清水ミチコ(2018年&2022年) 中野サンプラザ・LINE CUBE渋谷
これまで2回行きました。
大笑いしたのはもちろんだけど、何がすごいって音楽の才能はもとより、時の政治をネタにすることなんですよね。
韓国のパク・クネ大統領や岸田前総理のモノマネ、議員だった中条きよしの曲の替え歌とか、想像のはるか上をやってくれるミッちゃん。
観客に常に話しかけ、一体となったステージは他の誰とも違うとこ。
★宇多田ヒカル(2018年) さいたまスーパーアリーナ
ヒッキーの生声を聴く日が来るなんて…という緊張を今も覚えてます。
あのかすかなビブラート声も深い低音も、プレッシャーを隠さない不安げなヒッキーも体感できるなんてね。
あれ以降、「Goodbye Happiness」が特別な曲に聞こえる。
(ライブレポ→☆)
・岡崎体育(2019年) さいたまスーパーアリーナ(1人)
1人で行ったけどたくさん笑ったライブでした。
周りと謎の連帯感。
今でも記憶に残るのは、予算の関係ということで超狭い花道。
周りの白い花に見えたのはえのきだけだった。
(ライブレポ→☆)
・筋肉少女帯(2019年) 渋谷クラブクアトロ(1人)
念願の生オーケン。
思えばオーケンとは中学時代にラジオを聴いてたときからの付き合いで。
って付き合いじゃないけど、ラジオにハガキ送ったり、徹子の部屋に出るオーケン見たりエッセイを読んでいた。
橘高さんのハードなギターパフォーマンスを見れたのも感激でした。
(ライブレポ→☆)
・中村一義(2020年) 浅草東洋館(1人)
アルバム「+」の先行視聴会という珍しいイベントでした。
私にとって中村一義は伝説的存在で、しゃべったり人前に出る人じゃないと思ってただけに、目の前で拝めた感動はひとしおでした。
生キャノンボール聴けた!!
・松任谷由実(2023年) さいたまスーパーアリーナ
ユーミンのライブは国立が外れて、やっぱ大物スターのライブは「外れる」ということが普通にあるんですね。
「さまよいの果て波は寄せる」が格別に沁みました。
「埠頭を渡る風」と「リフレインが叫んでる」はやっぱ嬉しかったですね。
ちなみに今日これから水谷千重子のジョインコンサートへ行ってきます。
新しくここに追加するかも。
( ↓ 行ってきました)
★水谷千重子(2026年) 有明ガーデンシアター
(近藤真彦、藤井隆、ロバート秋山、徳井義実、バッファロー吾郎A、ありんくりん比嘉、高比良くるま)
笑いましたね〜。でもお笑いより断然歌がメイン。
芸人みんな歌うまいんですよね。
やっぱ千重子の歌唱力が本当すごい!
まさとし先輩(ありんくりん比嘉)の歌唱は前回の明治座に続き全部持ってった感はあったけど、やっぱマッチですよ。
マッチは芸人ではなく歌手!
そして芸能界のトップを走ってた方!という華やかなオーラがありました。
*********************************************************
2018年ごろの私は「毎月ライブやお芝居に行く」というのを生き甲斐にしてましたね。
でも最近、1人でイベント参加することが億劫になってて。
あとコロナを境に仕事が減ってそのうち景気も悪くなり、ライブや舞台は年1、2回行ければいいくらいかな。
幸い千重子友達がいるので、水谷千重子の明治座お芝居は唯一毎年行ってます。
もし松たか子がライブやることになったら行こうね、と約束してる友人はいる。
これ実現しないかな〜
あと、うたコンにも行ってみたい。
演歌の方達の歌唱力が沁みる年になってきた。
ところで今後はXにもブログをアップしていこうと思います。
アカウントはshikinemoliです。
-
Tシャツの充とあずさ(第7話)毎話感想を言いたくなる「Tシャツが乾くまで」
きっとそんな人は多いはずで、「ちょ、語りたい人集合!」というマインドでひとり集合ごっこしてます。
第7話はついに園田あずさ(夏帆)がどんな人か描かれた。
(画像は「Tシャツが乾くまで」HPより)
会話がすごいですよね〜
なんでこんなに惹きつけるんだろう。
脚本家の生方さんは、家族、夫婦、親という関係性の「枠」に相当恨み持ってんのかな。
違うかもだけど、固定化されたような枠をとことん疑ってかかる物語のつくりがおもしろい。
明るく話す2人なのに、見てて泣けてきた。
「話を聞いてもらいたくても聞いてもらえなかった(幼少期)」という2人が第3金曜日を待ち望む。
そういう日さえ日常にあれば失踪しなくて済む・まだ家族を愛せる。
そんな関係性を一体誰に話せばわかってもらえるのか。
(たぶんわかってもらえない・誰にも)
でもみんなの内に「わかる」って部分、あるんじゃないの?と思うのに、「いや、わからない」とか「ムカつく(嫌い)」としか表現されないだろうことに泣けてきたのかも。
それは自分の本音みたいなとこを認めないのか、同調圧力なのかわからない。
私にはそのどちらも本当にわからない。
でも自分の意見すら多数派サーチしてからじゃないと固められない人がどうやらいるっぽく。
あずさも充も、そういう人で満ちたこの社会を警戒しながら生きてる人に見えたんですよね。
本当の自分を消す、擬態する。
明るく朗らか、優しげであればとりあえず排除はされないはず。
だけど本当の自分を殺す日々から、時々失踪したくなる(取り戻すために)
わかる・・・と思っちゃった。
私もリセット症候群なところある。
充の無関心な親、怖かった・・
ああいう親も実在するのだろうけど、そこはちょっと理解できないと思った。
でも最近読んだ本の著者の両親もそんな感じの無関心さがあったらしく、家族の根深い問題のゆえんになってるように読めた。
充は咲子という愛情深くてまっすぐな人と出会えてよかったねと心から思う。
充に必要なのは愛されて関心持たれる実感だっただろうから。
しかも誰でもいいわけじゃなく、家族に似たようなネガティブを抱える人。
そして咲子には充にないまともさが備わっている。
「普通」であることをまっすぐ受け入れる素直さというのか、それなりの熱さとか。
それが咲子の魅力なのもわかる。
そのうち、あるべき家族像(子どもとか)を求める咲子に息苦しさを覚えていく。
皮肉!!
そうなると園田夫妻のなれそめもすごく気になりますね。
たぶん樹生も「普通」の中で疑問なく暮らせるタイプで、とはいえ時々ガチガチになる自分をどうほぐしていいかわからない不器用さがありそう。
それを新視点みたいな斬新角度から笑い飛ばしたり言及するあずさを眩しく思ったとか、そういうことじゃないですかね。
今まで会ったことのない女・あずさ。
しかも可愛い。結婚するっしょ。
たぶん親の反対。燃えるっしょ。
樹生は仕事もできそうで昇進もしていきそうで、「その妻」にハマりたくない抵抗はあずさみたいな人は常に内側にありそう。
愛しているのに逃げたくなる。
いや、誰の内側にもあるはずなんだよ、この類の思い・葛藤。
それを見ないことにできる層も相当多いらしいんだよ。
こえぇよ、私にはそれがとても怖い。
だって押し込めたものは必ず外に投影されるから。
そして常に誰かを批判・嫉妬・罵倒。
家族や夫婦は常にこの手の非難を向けられる。
独身者に向けられる見下しなんてチョロいもので。
絆的な関係を一旦築くと、「枠からズレることもある」ということが許されなくなる。
このドラマ見てると、「一途であること」が「あるべきこと」になってる一般論みたいなものの異常さを感じるんですよね。
母は家族や子どもに一途であるべき。
夫婦は互いに一途であるべき。
そこから逃げたいだなんて?
他の異性ともたくさんおしゃべりしたいだなんて。
一途でなければ裏切りと同じ。
そんな「べき」を押し付けるなんて何様だと思うのだけど。
咲子と樹生は、充に「いわゆる不倫関係ではなかった?」ことを再三確認する。
体の関係があるかないか。
それはなくても恋心はどうなのか。
ここまで踏み込ませるとこがうまい!と思いましたね。
じゃあ咲子と樹生の関係はどうなんだ?と充に逆襲されていた。
嘘ついてるかもしれない、事実かもしれない。
それはもう誰にも確かめられない。
だから世の夫婦・カップルは、そんなふうに相手を傷つけたくないからと、行動を自制する。
あの充ですら、バスに乗り込もうとしたあずさに抵抗を示した。
不倫に見られかねないこと、それは良くない、と言えるまともさは充にもあったんだ。
咲子を傷つけたくない想い、たぶん。
あずさは違ったね!
不倫に見られてもいいんじゃないですか?
いっそ不倫っぽいことしてみましょうよ。
日帰りだし。
そのあずさの真意が気になるっちゃ気になるけども。
「真意」とか「本音」とかもうるせぇなって話で。
人になぜそれを証明しなきゃいけないのか。
どうせ信じないくせに。
信じない人が多数派だろうに。
あずさという女が悪女、魔性みたいに言われることにすごくムカつく気持ちがある。
とはいえ、あずさみたいなタイプと仲良くなるかと問われたら、ならないかもね。
お互いに「本音出してない」ことを感じ取って、妙な空気が流れそう。
「なんかよくわからない」あずさみたいな人が夫以外の男と街を歩いてたら、私も「うわー」と思うのかも。
そう思う私の問題なのに、「あずさの問題」にすり替えられてしまう隙が彼女にはある。
みんな自分の問題じゃん。
信じたり信じられなかったり。
「こういうもの」という枠にとらわれて、その期待を相手に満たされたがってる。
満たされなかったら相手に問題点を探す。その繰り返し。
私もずっとそれで悩んできましたのでね。
このドラマは「結局愛されてたんじゃん・それでよかったじゃん」という結末になりそうに思うけど、「本当にあなたを愛してた」という「愛」が正義みたいに終わったら嫌だなぁというのはある。
結局、一途=愛になるのかな。
私はもっとリセット症候群の人の声を聞きたいね。
(十分聞いたか・充の独白たっぷりでしたね)
-
映画「八日目の蟬」さっきまでテレ東でやってました「八日目の蟬」
こんな平日の午後に「午後ロー」という映画枠があったんですね。
永作さんの演技にひたすら泣いてました。
昔、NHKドラマで見ましたね。
檀れいさん主演。
だからストーリーは知っていた。
追っ手の気配を察しては逃げ…という慌ただしさが印象的で。
それにしても、私はこれ映画館じゃ見れなかっただろうな。
赤ちゃんや子どもがずっと泣いてるのはきつい。
あと親が子どもに激しく怒ったり、取り乱したりするのとかも。
映画ってやっぱり苦手と思った。
「人に刺激を与える」というのが映画の主目的としたら、私にはダイレクトすぎる。
映画からもたらされる刺激って大体不快なものじゃないですか。
エロとかグロ、暴力など「リアル」をうたってるんだろうけど、内臓が突き刺されるような気分の悪さをもう楽しめないですね。
若い頃から苦手だったのに、年々耐性がなくなってて。
成島出監督のこの作品は、そのへんまだマイルドに作ってあった気がする。
あと脚本が奥寺佐渡子さんなんですね。「国宝」の!
丁寧で優しくて、製作者の「酔い」のない良い作品だな〜と感じました。
永作さんこそがたぶん、酔いのない演技できる方なんだと思う。
井上真央さんも。
特に永作さんのフェリー乗り場での表情。
子どもとの別れに観念したほんの一瞬の。
あそこでダーっと涙があふれた。
また井上さんもすごい。
フェリー乗り場での別れが記憶によみがえった表情をする。
当たり前だけど子役はまた別の子。
そういうのって製作側がうまくつなげたり引き出したりするのかもだけど、いやいや、井上真央さんって本当演技うまいんだなと感じました。
小池栄子もあのころから普通に演技うまかったんだな。
もっと昔はそんなうまくなかった記憶ですよ。
今でこそかっこよくて派手な役が多いけど、八日目の蟬ではかなり鈍くさそうな役。
作ってる焼きそばがあんまおいしそうじゃない不器用な感じとか。
それはなぜかというと、宗教施設で偏った育てられ方をしたから、という役作りなのかな。
それに、井上真央のあの演技を前にしたら、誰しもが潜在的な表現力を引き出されるんじゃないか。
小池さんは井上さんと向き合って一層輝きが放たれてる気もしたから。
なんたって永作さんなんだけど、もう凄すぎて語ることがあんまない。
演技がシンプルだから泣けるのか、逆に作り込んでるからなのかわかんない。
でも永作さんっていつも「そういう表情になるよね!」っていうど真ん中の表現をしてくれて、見る側に迷いを感じさせない。
ど真ん中なのにありきたりじゃないし、必ず「悲しさ」が滲んでる。
誰しも感じたことのある複雑な感情を表現してくれるから、すごく共鳴してしまう。
「悲しさを演じている」という演技じゃないんですよ。
「演じてる」って役者が大勢いる中で、永作さんはそりゃ抜きん出るよなぁと改めて思った。
とかって結構語っちゃったけども。
*****************************************
バイト先でなかなか人と会話が続かなくて、自分はもう人づきあいがド下手になってるわと落ち込んだりする。
それでもこのバイト先で熱くなった会話を思い出してみたらば、紅白の話とか、カラオケで何歌うとか、大人計画の舞台を明日に控えてる(主演・松たか子と阿部サダヲ)などなど。
それ以外の話はあんま乗れてない。
というのもみんな食べ物の話が多くて、小麦粉アレルギーの私は乗れない話が多い。
ラーメンとかスイーツとか。
あと私は仕事中におやつを食べたいと思えなくて(リラックスした空間じゃないとおいしいと思えない・手が汚れるのも嫌)、みんなが「これおいしい」「それもおいしい」だの言ってる中でひそかに孤独を感じたりしてる。
また、孤独をにじませてる人に、人は話しかけないもので。
別に人目を気にせず「自分のこと」を話しゃいいんだろうけど、大人計画の話をしたときのひんやりとした休憩室の空気が忘れられない。
そりゃひんやりするだろうけどさ、ジャニーズやMiLKの話出たときとの温度差はかなりのものですね。
「国宝」もあんま見たって話聞いてないな。
誰もドラマ見てない雰囲気なのも、隠してんのか、そんな暇じゃないのか。
大学生って「Tシャツが乾くまで」見たりすんのかな。
私はドラマや芸能人の話がとても好きなんだけど、制作側をやりたいわけじゃないことは内側ではっきりしてる。
脚本家の講座を受けたこともあったけど、物語を創作したい源泉みたいのは自分の中にないと気づいた。
表現者の表現見て感動することが好きというか、その感動をこうしてアウトプットするのは好きですけどね、ライターのような文章を書けそうにないし書きたいわけでもない。
ライターとかnoteで書ける人はセオリー的なものに沿うのが上手なんだろうな。
私はその定型を内側に取り入れようとも思えなくて。
面倒くさいからな。
ただねぇ…本当、永作さん。
それに井上真央のトラウマ体験者みたいな演技の凄さに触れたらこんなわけわかんないことも綴りたくなるわけでね。
庶民のこういう表現欲を引き出す役者が確かにいるんだってこと。
それが言いたくてつらつら綴ってきましたがね。
あと映画の最後のセリフですよ。
私、なんでだろう。もう(おなかの)子どもが好きだ
まだ顔も見てないのに、なんでだろう
邦画にあんま良くないイメージ持ってからもう長いけど、良い作品とこうして巡り合うのは楽しいし幸福。
-
ドラマ「告白」相性語り蒼井優か松村北斗か?
週末のXはこの2人の名がわっと連なる。
「咲子」「爽太」という役名も多い。
いやぁあ、先週の蒼井優さんの電話長回しシーンはすごかったですね。
最初は電話の会話に集中してたけど、途中で「あっ、ワンカットじゃん」と気づいた。
そこからお芝居の凄さが秒単位で更新されてって、「これ今、X沸いてるだろうな…」「いや、みんな釘付けで投稿もできないはず」なんて雑念がよぎる。
人間とは器用なもので、演技を見つめつつストーリーを追いつつ、Xのことも気にかけながら「自分だったら…」と想像もする。
集中しろよって話です。
「わかる」と思ったのは、「だめなところ全部なおすから帰ってきて(と本当は言いたかった)」という咲子の思い。
「だから咲子はだめなんだ」と思ったのは、健気すぎるとこ。
どうしてあんな全方位にいい子・いい人なんだろう。
自分の悲しさより誰かのこと・相手のこと。
だからだめなんだよ、傷つけられる隙がありすぎる。
でもその健気さは確実に人の心を掴む。
飛び抜けてきれいな心に見えるから、守ろうという気概持ったやつと惹かれ合ったりする。
でも美しすぎるグラスを繊細に扱うのに人は疲れたりするから、ある日、雑さを向けられるか、扱いを放棄されたりして、クラッシュが一気に入る。
咲子はそんな人に見えるから、見てて時々イライラする。
たぶんだけど、充と向かい合ったら「あづさ(夏帆)」の気持ちをまず思いやる気がする。
続けて樹生。
自分は後回し。
そういうところを充が愛してるのもわかるんだけど、このドラマはそういう女がどう幸せに向かうか一筋縄じゃいかなそうなとこが面白いです。
髙橋文哉と充もただならぬ何かありそうですよね。
**********************************
「告白」も目が離せません。
「Tシャツ」よりずっと気楽に見れるのもいいですよね。
松村北斗の細い奥二重や筋の通った鼻をうっとり見てたいのに、「雪村爽太=キモい」とも思ってるので、脳内かなり複雑な処理をしてるはずで。
麻里子さんはわかりやすく単純でいいんだけど、爽太の親友・友也(塩野瑛久)も謎めいてて、まさかストーカーの連鎖状態?と勘繰ってしまう。
佐々木希がおせっかいおばちゃんみたいな役なのが何気にすごいですよね。
自分を可愛く見せようとしてなくて(たぶん)、麻里子さんや爽太の恋まで支えようとするお母さんっぽさに徹してるとこ、ささやかに感動してます。
(画像は「告白」HPより)
麻里子さん(岡崎紗絵)が毎回ウブっぽいとこがいいですよね。
鈍感なんだけど勘が鋭い、急に潔癖というこれまた複雑なキャラですが、そこがリアル。
何より爽太役の松村さん。
「こんな演技するなんて一体どんな人?」って思うのは私だけじゃないはず。
ホロスコープを見れば納得!なとこがいくつもあるんだけど、せっかくなので岡崎さんのホロと重ねてみました。
内側が岡崎さん(麻里子)、外側が松村さん(爽太)
ドラマっぽい重なりです!
ピンク線・岡崎さんの太陽と松村さんのドラゴンヘッドが合(運命感じやすい)
赤線・岡崎さんの金星と松村さんの冥王星が合(運命感じやすい)
紫線・岡崎さんの火星と松村さんの木星が合(麻里子さんの勇ましさを応援する爽太)
水色線・岡崎さんの火星と松村さんの水星金星がオポジション(麻里子さんの正義感が愛おしい)
ドラゴンヘッド、冥王星、木星は、岡崎さんの同世代ならこの重なりは大体ある。
だから同世代から相当モテそうですね。
ただ岡崎さん自身、1人の人と長くつきあいそうなホロには見える。
松村さんの月は水瓶か魚か不明ですが、魚座も1人の人との縁が長い印象あるので、月魚じゃないかと予想(1人を長く想う役を引き寄せやすい)
爽太が麻里子さんに恋したきっかけが、いじめられてた幼い爽太を助けてくれたこと。
その正義感に惹かれたと同時に、麻里子さんが誘拐されそうになったのを目撃してから「自分が麻里子さんを守るんだ」と決意。
受けた恩を愛で返す。月魚っぽくて泣けるじゃないですか・・
過去の恩義以降、毎年お中元送ってくる人いますよね。
まぁお中元ならいいけど、完全ストーカーレベルの見守り。
麻里子さんと同じ大学に入るも、遠くから見つめるだけの爽太。
気持ち悪く見えるのがすごい。
野瀬家の食卓に紛れ込んでる爽太。
なじんでるようでなじんでないのがすごい。
松村さんの冥王星が、麻里子さん(金星)を守るボディガードに見えるんですよね。
麻里子さん付きのケビン・コスナーとして正式に雇えばいいじゃんと思う。
なにやら危険が迫ってるみたいだし、恋心と職務を結びつけちゃえばいいじゃんと。
これが爽太の本当のコワさ。
麻里子さんの休日予定も把握してるので、どこにでも現れる。
玉山鉄二より爽太の方がずっと能力上回ってる感じなんですよね。
玉山のスキャンダルをつかんでやろうと検索しまくる爽太だけど、今のところ栄光しかヒットしない悲しさ・・
イケメンなのになぜかキモい役が合う人っているんですよね。
松村さんは双子ー乙女ラインにその適性が表れてると思う。
情報収集大得意、人の欠点に敏感なセンサー有り。
底なしの献身、存在を消せる、等々。
切ないホロですね…
でも芸能人としてはトークの切れ味や視点の特異さ、中性的なとこで魅力を放てるはず。
ニノも双子ー乙女が効いてる人で、似たものを感じます。ゲーム好きそう。
「カムカム」でいかにも朝ドラ理想的男子だったのに、数年後にストーカー役やるなんてすごいですね。
そう、その路線!って私のどこかが喜んでる。
その路線でいってほしい(キングダムとかじゃなく)
-
リアルな老人と中年NHK「憶えのない殺人」というドラマを見ました。
小林薫主演。
認知症を発症している元警官の佐治(小林薫)に殺人の疑いがかけられ、佐治は「記憶にない」と言う。
そんな中でも刑事(尾野真千子)による捜査は続いて・・というドラマ。
小林さんの演技がすごかった。
誰が訪ねてきても表情がまったく動かない。
それは、「誰だっけ…」という老人特有の間そのもので、1分以上経ってようやく「あぁ…!」という顔をする。
相手の顔も思い出せなければ、言ってることもわからない。
それらすべて理解するまでかかる時間の長さに「わかる」と思えてしまった。
私も話の飲み込みがかなり遅くなってきて、「え?」と聞いて再度説明してもらうときなんて、老人レベルの無表情になってる自覚あり。
だから認知症の人の演技を小林さんはしてたわけじゃないように思う。
認知症といっても人によって症状は様々なはずで、表情豊かな人もいるでしょうね。
私の母親は豊かな方と思う。
だけどカッとなるパターンというのはあって、認知症といえども「信じてもらえない」ことにすごく敏感で、ドラマでも殺人の疑惑をかけられてると知った佐治は激昂した。
そりゃそうでしょう、誰でも激昂するでしょうとも思うけど、発作みたいに怒って手がつけられなくなるあたりは認知症患者そのものに見えた。
また昔の話をよく覚えてる(笑)
ドラマの小林さんは警官時代の敬礼とか町の人との交流とか、まるであのころのように身についたまま。
目の前の若い女性を、昔関わりのあった人と混同しちゃうのは困った症状だけれども。
NHK「団地のふたり」でも老人問題は描かれてました。
(画像は団地のふたりサイトより)
ノエチとなっちゃんの同級生、春日部(仲村トオル)のお母さんが認知症となり、世田谷の家で暮らしながらも団地時代を懐かしむあまり徘徊を繰り返す症状に困って、一時的に団地に戻ってきた。
このお母さん(島かおり)の記憶力がすごくって、「あのころ」のノエチとなっちゃんの成績の良さや絵の上手さまで覚えてたり、団地のみんなの名前もすらすら言える。
私の母親は出来事の一片は覚えてても、長らく会ってない知り合いは忘れちゃってますね。
認知症になってしまった春日部のお母さんとまた楽しい時間を作りましょう、というような名目で団地メンバーが押しかけ、懐かしの昭和歌謡を佐久間のおばちゃん(由紀さおり)が歌い出せば、春日部のお母さんも歌詞すらすらと美声を響かせる。
みんな、一瞬驚いただろうにその様子もさほど見せず流れるように大合唱。
息子の靖(仲村トオル)がいつもと違う母の様子に「おっ!」と目を見張る。
本当にささやかな瞬間なのに、優しさがあふれてて感動しちゃいましたよね…
しかもお母さんは靖が息子だと忘れてしまったようで「親切な人」と思ってる。
そのことに靖は慣れてるのかいちいち傷ついてるのかわからないけど、ノエチとなっちゃんのほうが動揺していた。
その描写もまた静かで…!
いちいちドラマチックに描かないところがリアルだな〜と感心しっぱなしでした。
認知症の親と生活していると、「あるある」が体感として一個一個刻まれていく。
私はまだ娘として認識はされてるけど、誕生日も忘れたようだし、私が掃除洗濯してることも認識してるかどうかだし(自分でやってるつもりでいることも)
それにいちいち悲しんだりもしないです。
それよりも「今日も母は元気そう」と感じられることのほうが大事なので、「いつもより楽しそう」なんて様子見たら、仲村トオルのあの表情に自分もなるだろう。
あのシーンは多くの認知症家族の心に沁みるものがあったんじゃないかと思う。
そして周りの静かな穏やかさ。
ノエチもなっちゃんも佐久間さんも「今」の楽しさを感じ尽くしてるように見えて、それは春日部のお母さんに共鳴したからじゃないのかな。
この人が今楽しそうならそれでいいじゃない。
私も50代になって、このあたりの静けさを受け入れられるようになってきた。
「団地のふたり」は、年齢を重ねるにつれて速度が出せなくなった人たちの、出せないなりの日常が描かれた物語。
「憶えのない殺人」の尾野真千子はまだ中年の域に達してないからか、小林薫の思い出せなさや捜査の進展のなさにカリッカリしてましたね。
そんで結果、小林薫が犯人じゃないなんてひどい話とは思ったけど、娘の中越典子が猛烈に怒ってくれたからまだ良かった。
あと主治医役の橋本じゅんさんも尾野刑事にきつく釘を刺していた。人権侵害だと。
こういうところが描かれてないと本当ひどい話になっちゃうからね。
「現役世代」から、老人はもとより中年も外れているとして。
外れてしまった悲しさやみじめさばかり強調されがちだけど、当の本人たちは外れた気楽さの中で生きている。そんな人は少なくないはずで。
認知症の私の母は、自分を認知症と思ってない。
何度か説明したことあるし、自分で診断書を見つけてひどくショック受けてたこともあったけど、それも忘れてしまう。
自分の目の前で娘(私)が洗濯や掃除をしててもずっとTVを見ている。
料理しなくても食事が常にある(配食など)
そんな環境なのは自分が認知症だから、という認識はない。
そういう母を見て悲しいとか恐ろしいとは思わない。
いいね〜と思う。
何もしなくても清潔で健康的な環境が整ってる!
整えてるのは私、ということを私がどう受け止めるかという現実問題はある。
あまり頑張りすぎると「報われない」という声が脳内を巡りますね。
介護初期は頑張りすぎてつらかったです。
初期のころは仕事でもまだ現役感を手放せてなかったので、「あれもこれもやらなくちゃ」が生活にあふれていた。
TVや雑誌で見かける街のイベントも自分をあおり立てるしね。
でも中年の域に入るとさぁ〜ノエチとなっちゃんじゃないけど、自分の住んでる環境で十分幸福感得られるもので。
お母さんもおばさんもおじちゃんも穏やかそうねって、それ感じられれば地域の一員としての自分もホクホクするし、お花もなんだか楽しそう…空の色がきれい…ってそんなこと本当に感じたりするんだもんな。
満員電車で疎まれるのは現役のスピード感がないからなんだろうけど、徘徊老人のスピードってすごいらしいですね。
佐治さん(小林薫)も夜中の徘徊癖があったし(だから殺人犯と思われた)、春日部さんも徘徊して見つかるまで半日かかってた。
靖が意外に冷静で、徘徊を繰り返すと家族も肝がすわってくるんでしょうか。
ラストはお母さん、施設へ入ってましたね。
家族の介護の限界がすでに見えてた春日部家だけど、最後の希望として団地に一時越してきた。
優しい選択です。
介護の限界というのも人それぞれ。
とはいえ、人それぞれやってあげたいことはあるはずなので、比較しないことは大事と思う。
お母さんに手作りの温かいご飯を食べてもらいたいからと、自炊介護を頑張ってる知り合いがいる。
私は配食やネットスーパーでそのへん楽をしてるから、人の話を聞いて罪悪感募りそうになるけど、引っ張られちゃならない。
更年期もあるしさ。
今の自分は日々のドラマで名演技を見ることが本当楽しい。
「さよならノワール」で小池栄子と佐久本宝のやりとりには胸打たれた。
小池栄子ってすごいですね。
隅っこにいた天音くんの演技もすごかった。
朝ドラで井上祐貴を見ると、「べらぼう」で耕書堂にやってきた彼のシーンがよみがえって今も胸を熱くする。
Tシャツの金曜と告白の土曜も待ち遠しい。
日曜のVIVANTは理解力ぎりぎりだけど太田ちゃんは確かに気になる。
-
「Tシャツが乾くまで」相性語り「Tシャツが乾くまで」の何がおもしろいんだろうと考えてみましたが、
蒼井さんと中島歩さんの演技力はさることながら、いろんな要素が詰まってることですかね。
不倫疑惑、毒親、被害家族、既婚者同士の思い合いなど
あと私が特におもしろく感じるのは、中島さん(樹生)がすでに蒼井さん(咲子)を好きになってるとこ。
咲子が充のことでノロけるたびに、露骨に嫌な顔をする。
それをだんだん隠さなくなってるのがうまいなぁと。
よくできたドラマだなぁと。
確かにこの2人は、配偶者がいなくなったわりに明るく見える。
でもそうなれるものかも、とも思う。
特に人前だったり職場では、案外通常運転に戻れるのはわかる。
私も父親が急に容体急変してそのまま亡くなったとき、葬式後の出勤日は明るい顔でほうぼうに参列のお礼をした記憶ありますね。
むしろ明るさをもうちょっと消すべき?なんて思ったり。
そりゃ父親と配偶者、病気と事故での失い方という違いはあるでしょうけども。
本気の悲しみを出しっぱなしにするより、いつもの外向けの顔してるほうがずっと楽なんじゃないですかね。
ハムスターを失ってから半年は仕事で本調子が出ず、1年経ってもまだ悲しいままという女性部下がいたけど、それもわかる。
私も猫が死んだ時を思い返して急に泣いたりすることが3年以上は続いた。
ペットって、心への貼りつき方が人間とわりと違うのかも。
セロトニン源を急に失うというのは、相当こたえるものです。
*************************************
蒼井さんと中島さんの星を見てみました。
おもしろいポイントが発見できそうな予感があって。
内側が蒼井さん、外側が中島さん。
ピンク丸のところに「やっぱり!」と思った。
図では乙女座で2人の月・金星が重なってるように見えるけど、実際お2人の出生時間によっては月が獅子の可能性もあります。
とはいえ獅子ー乙女の境目に2人の星が集まってるのは確かで、このあたりの共鳴がドラマで滲むように感じるとこが私にとってのおもしろさなのかも。
蒼井優(40歳・火星期)
太陽獅子、月獅子か乙女、水星獅子、金星蟹、火星獅子、P太陽天秤
中島歩(37歳・火星期)
太陽天秤、月獅子か乙女、水星天秤、金星乙女、火星牡羊、P太陽蠍
中島さんが金星乙女なんですよね〜
彼の独特さがここに凝縮されてるように思える。
金星乙女といえばこじらせ。
幸せにわかりやすくたどりつけない人です。
いや、たどりつけるルートが示されてても遠回りするような人。
猜疑心が強く、ルートに少しの汚れがあると傷ついたりするから。
少しの濁りにショックを受けて、自分はなんてかわいそうなんだと思いやすい。
それは他人からするとちょっとした笑い話に見える。
その傷を「わかります」とか言ってもらうと、膝から崩れて号泣したりして。
咲子は、こじらせまくった樹生に真摯な理解を示す、そんな人じゃないですかね。
中島さんはまた火星ー土星がスクエアなので、男性性にも屈折した何かを感じますよね。
そういう役がとても多い。
あの見た目なのに面倒くさそうなんですよ。
蒼井さんって笑顔だけ見るとすごく「陽」な感じがするのに、なぜか「陰」も漂うところが魅力と思う。
しかも蒼井さんの「陰」って「傷」って感じ。
そういう役がとても多い。
咲子が母親からの電話を切って「あーっ!」と叫んだところ、蒼井さんの真骨頂と思いました。
蒼井さんの華やかさは、獅子座群ー水瓶木星とのオポジションから放たれてるように思えますが、金星蟹部分と、もし月が乙女だったらその女性星座の部分が「陰」を殊更引き受けてしまう部分なのかも。
中島さんもほとんどの星が男性星座だけど、金星乙女っぽさが性格全体みたいに幅を利かせてくる(木星とスクエア)
2人とも「華やかに見えるかもしれないけど繊細」という部分を持っていて、ドラマでは配偶者を失うという共通の事態に見舞われて改めて自分の脆い部分に直面している(ように見える)
もう2人の星も見てみました。
夏帆(35歳・火星期)
太陽蟹、月水瓶、水星蟹、金星獅子、火星獅子、P太陽獅子
松山ケンイチ(40歳・火星期)
太陽魚、月獅子、水星魚、金星牡羊、火星牡羊、P太陽牡羊
2人の星をこうして並べると、すごく似てるというか相性の良さが浮き上がってくる。
それぞれの星の成分(水星座・火星座)がほとんど同じなんですよね。
実際相性の良さとしてどう出るか不明だけど、ドラマ上だと単なる不倫とも断定できなさそうな「共鳴する何か」みたいなのが感じられて、まさにそれが星でも表れてる感じ。
2人に共通する印象は「ふんわりしてるけどさっぱり・ばっさり」という感じでしょうか。
つまり「見た目以上にドライ」な2人かなと。
ドライ同士のほうが合う、とかはわかんないけど、金星が同じ成分(女性星座・男性星座)の2人が出会うと、これまで満たされなかった領域が急に活性化するような感動は覚えると思う。
咲子は充のごく表面的な部分(太陽水星魚部分)で癒してもらってたかもしれない。
そこに寄りかかってたかもしれない。
充は確かに「癒す」という役割を請け負いやすそうだけど、「1人でいたい」という面も相当強かったんじゃないか。
ドラマに寄せればそう見えるという話です。
それに獅子も牡羊も承認されたがるので、火星座が強いから1人でいたい=独身主義とも限らない。
樹生も同じ。
こじらせまくった面倒くささは、あずさ(夏帆)だからこそ笑い飛ばしてくれた。
それこそが楽しく愛おしい時間と思っていたけど、真顔で話に耳傾けてくれる咲子に理屈抜きで心が傾く流れは自然に思える。
そう見えるからおもしろいんですよね〜
結婚ってなんなのですか?ということを、この間、既婚友人と話してても思った。
現代は恋愛要素を期待しすぎてるように見える。
友人は夫に恋愛要素への期待などはとうになく、それより子育てにおけるバディとしての心許なさや不満・不安が強いようだった。
ドラマを見てても子どもがいる中島・夏帆カップル(園田家)は、夫婦でのハグとかより目の前の子育てに必死に見えますね。
子作りでさえもムードに流されず、家族計画の重要さが垣間見えた。
金星乙女というのは恋愛から離れると、生活全てを計画で覆いたくなりますから。
急速に萎えてった夏帆ちゃんは笑顔だったけど「つまんねーやつ」という罵倒が感じられた。
本能大事にしろや、みたいな。
そういうとこから夫婦は亀裂が入るのでしょうか。
・・とかって思うところが未婚人の浅さみたいで恥ずかしいけども。
「かわいそうな人同士で寄り添いたい」という気持ちが強くなっている樹生と、言語化はしないけどそれを自覚してきてる咲子。
そうやってくっついた2人が家庭生活もうまくやれるかはわからない。
というか、現代って「うまくやれるのか?」ということばかりやたら突きつけられるのですね。
「そうはうまくいかないだろう」という流れがモロ見えな中で、それでも折り合いつけていくしかないのは結婚だけじゃなく仕事も介護も進路もそうだと思う。
だけど結婚はとりわけ「成否」みたいな要素を突きつけられやすく、山を乗り越えるしかないという状況に社会は冷たいように見える。
ジャッジや呪いをダイレクトに口にするのが咲子と樹生の母親であり、2人はそれをどうやって乗り越えていくのかというあたりも見ものです。
-
ドラマに集中する夏今シーズンのドラマ、おもしろいの多いですね。
「Tシャツが乾くまで」は本当おもしろい!
このおもしろさについてあとでじっくり語りたいです。
「告白」はストーリーとしては日テレっぽさがあり、岡崎さんが恋愛に疎くていちいち松村北斗にドキッとする描き方とか、佐々木希も塩野瑛久を「いいな…」と思う感じとか、水野美紀がいかにも悪人でなんというか安易と思ってしまう、んだけども!
「ストーカー」という要素にハラハラさせられるスリル感がいいですよね。
もしやストーカーを肯定的に描くのか?と思わせといて、「やっぱ気持ち悪い」と感じられる松村さんの演技はすごい。
前回ラストの、あの松村さんの「抱きしめない」両手の上げ方とか、あれは「気持ち悪い」という感じ方で合ってますよね?
それとも、抱きしめられない誠実さ?純情さ?にキュンとさせるねらい?
ああいう役だから気持ち悪く感じたのか、松村さんがちゃんと気持ち悪く演じたのか、そういうのを感じる楽しさがあるドラマです。
「VIVANT」も釘付けになりました。
AIが発達してましたね。
堺雅人が毎回滑舌がよいので助かります。
阿部寛さんも頑張ってるように感じました。
滑舌って大事ですよね。
Tシャツの中島歩も滑舌がいいから惹きつけられるんだと思う。
NHK「団地のふたり」も見ちゃう〜
あんなにのんびりしてるのに、ずーっと画面見ちゃいます。
由紀さおりと名取裕子に特に釘付けです。
うまい〜
演じなくてもできそうに思うけど、実際ああいうおばさんっていそうでいないですよね。
でも、いそうに思うのがすごい。
キョンキョンと小林聡美だって、ああいう50代もいそうでいないじゃないですか。
でも心の中は確かにああいう自分なんですよ。
この間、同級生とお茶してて、ノエチ(キョンキョン)みたいな話し方になってる自分に気づいた。
小林さんみたいにタケノコゆでるとかろくにしないのに、「わかる」と思える暮らし。
またノエチの父が橋爪功、母が丘みつ子って、団地版やすらぎの郷じゃないですか、豪華!
2人の同級生が仲村トオル、名前は春日部。
ウケる!
脚本も素晴らしいし、演技上手い人を見ることって私にとって幸せな時間なんですよね。
ところで、のんちゃんがフジテレビの連ドラに出るというので録画しました。
フジテレビ「Tokyo middle 30」
ぶっちゃけ、しょうもないと思ってしまった。
でもあれって、上海ドラマのリメイク版なんですね。
しかも2020年の作品ということで、6年前って今と結構違う雰囲気があって。
いまだに「30で彼氏いない(結婚してない)私って恥ずかしい存在」みたいなことを、これでもかと描いてる。
だからフジテレビがそういう会社なんでしょうよ?
30代ののんちゃんが24歳の後輩に合コンに誘われたシーンがあったけど、露骨に「アラサー興味なし」と男たちから思われる描き方がしょうもなかった。
だからフジテレビの制作者が年齢で線引いて人を(女を)見てるんでしょうよ。
まぁ原作通りかもしれないけど、今の時代に合わせてリメイクするってことしないんかな。
え?現実がそうだって?
だったら何も言えねぇけども・・
深川麻衣と風間俊介だけのドラマでいいんじゃないかと思った。
あの2人だけ演技に確かな重さがあってテレ東っぽいというか。
来週の予告ではのんちゃんが「とぅんく」と言ってて、悲しかった。
親切で丁寧そうなイケメンに心を奪われたようて。
なんかわかんないけど高校時代の「ズッ友」をいつまでも心の拠り所にしてる人ってそんな多いのかな。
女の友情も美化しすぎてるし、結局「比較」の話っぽい?
比較し出したら一生悩むよね。
「比較なんて意味がない」って仲里依紗がいずれ言うだろうか。
「大空港」も見入っちゃいました。
さすが趣里ちゃん、乙女座らしく「異様な細かさ」を発揮してた。
眞栄田郷敦の説得力がすごい。
板垣李光人も演技うまいのですね。
秋元才加がいかにも趣里の親友っぽくて、あれこれハマってるのが爽快でした。
松雪さんをトップに据えるのもいいですね。
こういう人選はさすがテレ朝。
仕事できそうに見える役者を命かけて探してる感じが伝わってきます。
吹越さんなど、おぢの起用もテレ朝ってお見事ですよね。
(写真はテラサ大空港より)
空港でバイトしたい気持ちが時々すごく湧き上がる。
海外旅行は興味ないけど、空港で海外を感じたい欲がなぜか強い。
実は去年も履歴書送ったけど不採用でした。
ちょっとソフトの不具合あったので電子履歴書が開かなかったんじゃないか(年齢制限かもだけど)
今もたぶんあちこちで空港バイト募集してるはずなので、まめにチェックしてみようと思うけど、ずっと募集されてるってことは離職率も高い・それなりのハードさがあるってことでしょう。
「Tシャツ」についてはまた改めて綴ります。
-
しょうもない男の物語この間、誕生日でした。
自分へのプレゼントは本4冊。
いずれもKindleで読めるデジタル本です。
最近、寝る前に読むのが癒やしで。
そのうちの1冊が内田春菊さんの「わかいひとへ」
(サンプルページより)
1話読み切り短編漫画集で、サンプルで抜粋した物語は閉経間近の女と年下男性の恋愛振り返り。
基本フィクションだろうけど、ここに出てくる男性がどれもシャキッとしてなくて、春菊さんがハマりやすい男性なのかなと思った。
だけど男性なんて大抵シャキッとしてないだろう。
今のバイト先では他支店の応援に向かわされることもあり、そっちは男性比率が多い。
みんないい意味でナヨっとしてると感じる。
というか、パキッとした男性ってやっぱ私はモラみを感じちゃうんだな。
責任感・忠実さ・礼儀正しさ。
加えて優しい男たちは大抵「頼られてこそ」という圧があって、私はそれが苦手なのに時々利用したりする。
そうすると、「ああしたほうがいい・こうしたほうがいい」とアドバイスまでくれて、すぐ疲れちゃうのにね。
私と同世代・年配の男性にもナヨっと・グダッとしてる人はいて、春菊さんの漫画にも昭和のそういう男は出てくるけど恋愛はだらしないっすね。浮気必須の。
でもそういう人に惹かれちゃうんだ、私も。
***************************
TBS「Tシャツが乾くまで」って、始まるまでどんな物語か全然わかんなかった。
でも嫌な予感・悪寒に見る前からゾクゾク襲われて。
というのは、蒼井優さん主演の連ドラって久々すぎじゃないですか?
実は山ちゃんと結婚してからこの夫妻には警戒心が湧いていた。
なんで私などが警戒するのか。
まぁ言語化しようと思えばいくらでもできるけど、蒼井さんを見るたび山ちゃんがチラつくのが単純に嫌なのかも。
ほかの既婚俳優にはあまり思わないのに。
そんでこのドラマ、蒼井優さんと松ケンが夫婦なのですね。
TBSに誰か「人のセックスを笑うな」が大好きスタッフがいるんでしょうか。
永作さんとの「おスシ」に続き、この2人もあの映画出てましたね。
そんで私の予感は当たってたと言えなくもない。
この夫婦が帰宅後すぐにムギューっと抱き合うのとかゾクゾクしちゃって見られなかったですね。
夫婦って本当にあんななの?と動揺してしまった。
松ケンがまたありえないくらい優しくて妻思いで美味しいコーヒーを淹れられる店主で、しょうもねぇなと思ったりして。
だけどあのムギューとか松ケンの優しさは何か伏線めいたフラッグだったのかも。
「この幸福はまもなく壊れます」という。
「こんな男は現実にいませんよ(それを証明する物語です)」みたいな?
いやいや、最後まで見たら蒼井さんが一番愛されてましたという結末も大いにあり得ること。
夏帆とは不倫してません、良きお友達、みたいな。
夏帆という女も怖い人で、男女誰とでも友達になれそうなさっぱり外見なのに、恋愛カーストの最上位にいるような役がなぜか多いんですよね。
しかも裕福そうな夫とマンションと可愛い子どもがいるのにまだ飽き足らない展開が謎に多い。
リリー・フランキー(本屋店主役)とも何かあったんじゃないかと一瞬勘繰りましたよね。
でもまぁ、中島歩みたいな人が家にいたら確かに窒息しそう。
圧がすごすぎる。
でもああいう完璧な男前と結婚するのが夏帆みたいな女、というあたりがリアルですね。
だけど私だったら中島歩のいるコインランドリーには入らないと思う。
「私だったら」とかいらねーという話だけど、やっぱ圧がすごすぎますよね。
私に興味なくても絶対こっち見るじゃないですか。
あの顔がこっちに向けられてると思うことに耐えられない。
でもどうしても乾燥機を使わざるを得なかったとして。
2回目にまた彼がいたら、入らないなぁ。
というか私は1人で入ったお店で誰かと話弾んだとして、次行ったときに「またいる」と思ったら入れないですね。話がはずんでても。
そういう人は少数派なんでしょうか。
ドラマでは「あぁーこの間の!」っていうのがあまりにも多いですよね。
そんで距離を縮めていく。無理無理!
双方の期待の濃淡差がうっすら感じられることに耐えられないんだと思う。
私がこのドラマに願うことは、頼むからもう誰も蒼井優さんと抱き合わないでくれということ。
それは難しそうなんだけど、高橋文哉くんとかね。
あの子はなぜTBSの金ドラで急に憂いを放つのだろう。
中島歩ともどんどん惹かれ合っていくのだろうと思ってたけど、最後の方でわからなくなりましたね。
やっぱりああいうキモさが出るのが中島さんですから。
恋愛フィルター掃除しましたか?ってすごいセリフですね。
言い間違いという設定かもだけど、それがまた中島さんうまかった・・
あの最後のシーン見て、2人はしばらく惹かれ合わないでしょうと胸を撫で下ろしたけど、油断しないほうがよさそう。
世間では松ケンの役みたいな男性が理想と言われやすいけど、あんなの絶対浮気してますよね。
でもいかにも魚座っぽい役でちょっと嬉しかったです。
魚座というのは優しさゆえのトラブルたくさん引き起こしますね。
そのダメさがまた魅力でもある。
私も優しくしてほしい(彼女がいてもいい)と志願する女が絶えない。
そう言わせる雰囲気のある男・魚座。
内田春菊さんの漫画に出てくる男は魚座っぽくもあり、水瓶っぽくもある感じ。
私だけへの愛と思ったら博愛だった。
でもその薄さが心地いいと思ってしまった自分にも責任がある。
何度も別れを考えたのに、結局切れなかったのは寂しさがいくらか紛れたから。
そして自由が侵害されなかった。
自由を求める女の宿命が詰まった漫画集なのかも。
自分をコントロールしようとする男にハッと警戒心が湧いたと思ったら別れを告げたりする。
夏帆が自由を求めたのだとしたら、すごくわかる気がしてきた。
松村北斗主演の「告白」も見ましたが、刑事の玉山鉄二のほうが頼もしくて理想の男性像が詰まってそうだけど、あのキモさでも松村さんのほうがいいなと思う。
そりゃあのお顔ですからね。
でもビジネスポロシャツがいかにもさえなくて、あのスタイリングを選んだ人すごいと思う。
松村さんは双子座ですが(水星金星も)、双子座もしょうもない人で。
寝そべりながらスリリング求めるような人ですよ。
しかも火星が乙女で、これも「っぽい」!
明晰な頭脳をストーカー行為に費やしてしまう。
だから、あの物語は「依存」だな。
依存状態はルーティンになるとなかなか断ち切れないものと思う。
でも依存状態だからこそ異常な才能を発揮したりもする。
信じられないほどの成果・偉業を成しても心はすでに壊れてたということもあるだろう。
それにしてもあそこまで敵とかストーカーを引き寄せる岡崎さんの役もメンタルちょっと心配ですね。
・・などなどの視点で今後もドラマを楽しもうと思います。
