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七之助若冲
あけましておめでとうございます。
この年末年始は録りためてる番組を消化するのに大変忙しいです。
「たけしくんハイ!」の再放送とか!!懐かしい〜林隆三さんかっこいい〜!
オープニング映像からしてかっこい!! 脚本は「スローな武士にしてくれ」も手がけられた源孝志さんでした。
あのドラマも最高でした。きっと製作陣も同じなんでしょうね。
石橋蓮司さんがまた要となる実在の役・売茶翁(ばいさおう)。
石橋さんって方は本当にユーモラスで、最後のナレーションもたまりませんでした。
諸々興奮冷めやらずです。
中村七之助さんがやっぱり美しかったですよ…
七之助さん演じる若冲と死ぬまで一緒にいようと誓い合った僧侶の大典顕常は瑛太さん。
2人は深く想い合うのですが、その想いを隠さない七之助さんが色っぽくてもう…
瑛太さんは想いを抑制気味、かつマッチョな僧だった。
2人が手を取り合うシーンはどれもゾクゾクしたなぁぁ。
ってか若冲はウブなのに好き度がダダ漏れてるから…
若冲って京都の人なんですね。錦小路の青物問屋生まれ。
錦市場のシャッターには若冲の絵が描かれてると。素敵すぎます。
そして京都といえば円山応挙。
40代の若冲と20代の応挙は同じ時代に活躍されてたということです。
あと池大雅。この3人の絵師と大典、売茶翁の交流の物語でもあります。
池大雅は大東俊介さん、大雅の妻は門脇麦さん。豪華!
門脇さんは、絵師でもある池玉瀾役がすごいハマってました。酔っ払いだけど才能ある大雅に心酔するような女性、オノ・ヨーコ的というか池波志乃的というか、なんというか不思議な女性役のほうが魅力放つんでしょうね。
そして大典の上司にあたる禅師は永島敏行さんと。まぁ〜久々にお見かけしましたが貫禄がすごい。
配役も素晴らしかったです。伊藤若冲には一時期ハマったことがあります。
数年前にたくさん特集番組やってましたよね。なんとなく、牡牛座と天秤座が利いてる方のように思うんですよね。
ウィキペディアの生年情報を確かなものとしてホロスコープ出してみました。

太陽は魚座、月は双子。
魚座のセンスで昔から人を魅了してたのでしょうね。
月が双子ならポップさが増す。
魚も双子も中性的な感じがします。
そしてありました、牡牛にも天秤にも星が。若冲は40から絵に目覚めたそうです。
牡羊座の火星は天秤座とオポジション気味。火星期の衝動が美に向かったんでしょうか。
木星期(46〜55歳)→牡牛座
土星期(56歳〜70歳)→天秤座
天王星期は本によって解釈が違いますが、私は85歳までかなと思ってます。
そうすると84歳で亡くなった若冲の牡牛座海王星期はやってこなかったわけですが、死後も芸術性を放ってるわけで(無理やり)。
若冲は40で隠居し、大典と出会ってからは「世俗を捨てたい」と出家を夢見る。
現世に執着がないようなのです。それは魚太陽ー乙女冥王星オポジションっぽくもありますが、大典の一喝で思いとどまる。
このオポジションは、後々の壮大な絵図を描き上げた集中力に変わったということなのでしょうね。
大典、一喝ありがとう。
実は七之助さんも牡牛座と天秤座が強い方です。

前にも「歌舞伎界の色気2」で七之助さんのことを書きましたが、牡牛ー天秤の150度が強い方で、まるで「美」という宿命のために生まれてきたような方なのだなと改めて思いました。
私が歌舞伎に関心を持ったのは、七之助さん演じるお姫様をこの目で見たいと思ったから。
本当にあの美しさは歌舞伎以外でどう発揮されるだろう?と思うこともありましたが、今回のはんなりした若冲役はぴっったり!でした。落語家とか、日本文化を盛り上げた人の役がやっぱハマるお方です。
そんで円山応挙役の中川大志さんですよ。

チャラついてるというのか浮ついてるというのか、すべてがコミカルなすばしこさ(笑)
円山応挙って本当にあんな人?泣いたり怒ったり。ウケました。
これが円山応挙のホロスコープ。

双子が利きまくってます。やっぱチャラついてたのかな(笑)
円山応挙といえば、可愛らしい子犬のが絵が有名だそうですね。

(いちからわかる円山応挙)えっ、なんかあざと…
いやいや、可愛いですがね、やっぱりこれだけ双子座が強いと「時代」のキャッチ力が高いんでしょうね。
当時の関西では、歌舞伎でも食事処でも絵師でもなんでもランク付けする上方番付が発表されてたようですが、絵師1位が円山応挙だったと。
2位が伊藤若冲、3位が池大雅。池大雅も太陽双子です。若冲は月が双子。
ドラマ上の設定だとしても星とのリンクを感じざるを得ません。あばれる君じゃないけど。
しかも応挙は火星が蟹ですからね。あざとかわいさを発揮されたのですね。
中川大志さんも双子座に太陽はじめ3星をお持ちなので、やっぱ中川さんぴったしだったんだな。
比較大好き・負けず嫌いの役でした。
大典僧侶の生年月日は不明です。瑛太さんは射手座。
大典のためのナイトミュージアムサプライズを敢行した七之助若冲がまた素敵でした。
髪を垂らして、後ろでふわっと結わく。
大典もドギマギを隠せないような顔してましたよ。
若冲の絵もコミで色気すぎます。瑛太さんが僧侶なのにフェロモンあふれてるからかな。

NHKってこういう、思いっきり遊びのドラマを作りますよね。
やっぱ予算あると豊かなものを生み出せるんだな。
最後の最後まで素晴らしい作品でした。(何度も言う)若冲の描く子犬も可愛いですよ。83歳の作品。
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2020秋冬ドラマアワード
「アワード」とか言っちゃって中学生のノリですが、この秋冬はたくさんドラマを見ました。
今回見たドラマ
「共演NG」テレ東
「#リモラブ」日テレ
「35歳の少女」日テレ
「危険なビーナス」TBS
「恋する母たち」TBS
「監察医 朝顔」フジテレビいきなりですが発表です(敬称略)
最優秀主演女優賞・・・吉高由里子「危険なビーナス」

(危険なビーナスHP)吉高さんの「お兄さま♪」などの謎テンション演技はあちこちで話題だったようですが、最終回の演技は思い返すとぞわぞわします。
ずっと弟の嫁を装ってた…と妻夫木さんに名乗り出たときの能面顔、「実は捜査員感」が本当お見事で、妻夫木さんの涙目の絶望が伝染したように泣けてきました。この2人はやっぱり魅せてくれる見事なコンビでしたよ。
あんなにセレブ妻装っといて、実はビッグサイズのネルシャツを着るすっぴん女…っていうのをちらっと最終回でのぞかせてた、あそこがまた個人的ツボでした。
しかも最後、妻夫木さんとのディナーで見せる笑顔は、それまでの天真爛漫な楓とはビミョーに違うんですよ。
吉高さんの「結局60度ではなく150度とくっつく」という星的セオリーはこれで3作目です。
柴咲コウ・鈴木京香・波瑠・上野樹里
「35歳の少女」の柴咲コウさんも凄まじかったです。
最初、本当に無邪気な少女だったのが、1話ごとに微妙に成長していくんですよね。
まさかあんな極端な冷酷キャラにまでなると思いませんでしたが、それはそれで美しかったです。
「共演NG」の鈴木京香さんがまた美しい!本当は元恋人(中井貴一さん)と抱き合いたくなんかないのに、そこは大女優なので華やかな演技をする。
その二重の大女優感と、「うんこ野郎」という口汚さのギャップ、そして適度なババくささがお見事でした。
「#リモラブ」の波瑠さんは、めちゃ美人なのにまたダメさとキツさが漂う役。
マスクしてるのに目の演技がすごいです。
部屋着姿が可愛い。
「監察医 朝顔」は4月までの放送なのですね。
上野樹里さんのこれまた微妙な切ない表情に毎週胸打たれてます。
笑顔なのに深い悩みを滲ませるのです。
最優秀主演男優賞・・・坂口健太郎「35歳の少女」

(35歳の少女HPより)とにかくかっこよかったですね。
坂口健太郎さんって、好青年か頼りない役でしか見たことなかったですが、この常に怒りをたたえてるSっ気の強い役がぴったりでした。またお背が高い!
本来頭も良くて真面目ゆえに現代社会への絶望を感じ、堕落気味の結人くん。
25年ぶりに目を覚ました望美(柴咲コウ)の純粋さに触れて生き方を見直していく…そのあとも踏んだり蹴ったり…結人くんはずーっとイライラしっぱなしなのですが、とにかく色気がすごかった。
都合悪くなると視線を宙に浮かせ、時にカッッと望美を見つめる…坂口さんのあの目線もたまりませんでした。あと口元が色気!色の白さも全部色気!
妻夫木聡・松下洸平・阿部サダヲ・風間俊介・中井貴一
妻夫木くんはさすがです!とやっぱり思った。
「負け犬」と何度もディーンさんから言われてましたが、こんなに負け犬顔のイケメンを他に知りません。
松下洸平さんの魚座感が炸裂してる「リモラブ」です。
「男がみんなそういうことしたいわけじゃない。手を繋いで寝るだけでも幸せなんだよ」。
世の中の男全員こうだったらいいのに。
阿部さん演じた丸太郎が「エロい」と話題になってましたね。
阿部さんが営みのあと力尽きてる感じが本当にリアルでした。
風間俊介さんのこと「怪しいな」とまんまと思ってしまった銃撃事件です。
犯罪者っぽさと善人ふうを同時に漂わせる人ってそうはいないですよ…。
中井貴一さんのコミカルさは言うまでもないです。
ミキプルーン大特集を見たような贅沢な気分。59歳のキス、素敵!
最優秀助演女優賞・・・鈴木保奈美「35歳の少女」
白髪頭と能面顔には衝撃を受けましたが、時々さかのぼる25年前のシーンでニコッと微笑む保奈美さんに、毎回涙がにじむほど感動してました。
あの幸せな時岡家が保奈美さん中心にまとまってて、なのに今はなぜこんなふうに…というギャップと白髪頭を思うとまた泣きそうです。
獅子座女優は時に化け物のような壮絶さを演じてくれます。さすがです。
橋本愛・吉田羊・堀田真由・安蘭けい・中村アン・川栄李奈
橋本愛さんは時岡家の次女役。
これがまた激しい…遊川さんは怒る橋本愛さんが好きなんでしょうね。
こんな不器用でダメダメな橋本さんを見たことがなく、坂口健太郎さんと同じくらいの新しさが新鮮でした。
吉田羊さんは磯村勇斗さんと抱き合うのになんのギャップもなかったです。
堀田真由さんは「危険なビーナス」で資産家・矢神家の1人。
お嬢様姿にうっとりでした。
堀田さんってすごい演技うまいですよね。
明人くんとは血が繋がってるんじゃないか?いとこならギリOK?というモヤモヤは今でも残ってます。
堀田さんの母役が安蘭けいさん。
宝塚出身と聞いて納得です。
いきなり知らない顔で、いきなり激しさを見せてくれました。
即、名前調べた。
中村アンさんって演技うまいんですね。
妻夫木くんの妄想で抱き合うたびに胸がつぶれそうになった。
川栄李奈さんのセフレ宣言は衝撃(役で)
女子に嫌われそうな役なのに、嫌われないギリギリの人柄の良さがあふれてました。
最優秀助演男優賞・・・ディーン・フジオカ「危険なビーナス」
ディーンさん脇役か!と衝撃を受けたものの、出ずっぱりでこれは嬉しかったです。
しかも、ディーンさんも団地暮らしで苦労してたんだ…とまんまと同情させといて、あれ全部フェイクという底意地の悪さ。
「この負け犬が」と何度も妻夫木さんに浴びせてましたが、最終回で一気にエール調。
泣ける…!濡れ髪吉高由里子さんの肩を抱いてたときは、なんかちょっと嬉しかったです。
柄本明・時任三郎・田中哲司・青木崇高
柄本さんも時任さんも、朝顔の子ども・つぐみちゃんと遊ぶシーンが本当にナチュラルで癒やしです。
田中哲司さんは「35歳の少女」でずいぶんやけっぱちなダメ親父ぶりでした。
悪役より情けない役の方が好きです。
青木崇高さんは「共演NG」で鈴木京香さんの元彼として登場。
ちょっとだけの出演だったけど、インパクト強かった!
いい人そうな奴が一番上昇志向やアピール力が強烈という令和のアラフォーを見せつけられた感じです。
ベストカップル賞・・・及川光博×江口のりこ「#リモラブ」
実際はカップリングなるか!?という2人です。先週の最後に、及川さんの息子が再婚に反対表明。
この蠍ー牡牛オポジションカップルがなんとも新しいというかアダルティーというか、やっぱりお相手が江口のりこさんだからかな。現代風が見てて嬉しい。
及川さんを立てつつ、「あたしはあたし」を貫きつつ、サプライズのバラに「やめてやめて」と拒否しつつ…濡れた眼で及川さんを見つめたりする牡牛女の色気炸裂です。
及川さんのいい人感って全然嫌味じゃないんだよな〜。
全力でコミカルもやってくれるこの2人に支えられてるリモラブと言えます。
最優秀作品賞・・・「35歳の少女」
ツッコミどころや不気味さはたくさんありましたが、とにかく毎回泣いてました。
遊川さんの作品って苦しいほど泣かせるんですよね。えぐってくる。
そしてところどころ好きじゃないセリフとかシーンもあるんだけど、名作って別にオールOKじゃなくていいんだっていう懐かしい感慨です。
昔、そういう許容度でドラマ見てたなぁって。
とにもかくにもラジカセですよ。インタビューの録音とかね。
再生ボタンのガチャって音とか、昭和ゴコロがくすぐられました。
ツッコミ賞・・・小泉孝太郎「恋する母たち」
このドラマを毎話見てたもののついに乗れずに終わりました。
どうもバブル臭・セレブ臭が漂っててダメで。
特に小泉孝太郎さんの役、本当にこんな人いる?って毎回思ってた。
飼い犬に「サルトル」って名前つける男と付き合いたくないし、小泉さんのいちいちに「きゃーハンサム!」って喜んでくれる木村佳乃さんに対して「うっとうしいなぁ」のぼやき。
木村さんがまんまと自分を責めて、「私は誰と付き合っても面倒と思わせてしまうみたいだから、別れましょう」とかさ、面倒がる男が悪いんだってば…。
なのになんだかんだいい男として描かれてるのが受け入れられず。
孤高ぶってるライターってみんなあんなもんなのかな。
磯村さんと吉田羊さんの「性欲よ」「性欲じゃない!」の応酬とか。あんな若者に「結婚しよう」と即言われて信じる女なんてどうかしてます。
そういう意味では吉田羊さんは一番賢明な女性に見えました。
仲里依紗さんとあの高飛車夫はもう次元が違う。
本当にああいうカップルがこの世に存在するのかな。
リカとカンチ世代の恋愛ならありうるのかもしれない。
でも今のアラフォーがああいう恋愛するかなぁ・ああいうキャラっているのかな‥とばかり思ってしまった。
でも阿部サダヲさんと吉田羊さん、矢作さんは年相応の余裕が漂ってたと思う!「共演NG」はみんなうまかったなぁ。脇役の役者さんも豪華でした。
「エール」は最終回を見なかった初めての朝ドラかも知れません。
コロナ前までは毎日見てたのに、コロナ休みは心理的に大きかったです。
「麒麟がくる」も脱落。
この間、友達とマッチングアプリの話をしてたら薦められたテレ東のドラマ。
タイトル長いから割愛しますが、山口紗弥加さん主演。
2話見たけど、うーん。マッチングアプリ 、来年は使ってみようと思ってたのに、あれを見たらその気が失せました。
怖いし、あれが実話とかどうかしてる。
モテたいアラフォーって相当図々しいなと思った。
でも町田マリーさん、これまでよく知らなかったけど演技に即つかまれました。
なんと大人計画の舞台にほぼ毎回出てる少路勇介さんの妻とは…!
「この恋あたためますか」は時々見てます。
中村倫也さんが頭ボサボサでルンバかけてるシーンがやっぱり素敵でした。
社長とかより、家でくつろいでる姿をもっと見たいのですよ。
森七菜さんの地味なボーイッシュさは、デビュー直後の宇多田ヒカルさんっぽいです。ドラマ見ながら心に浮かんだぼやきをまとめてみました。
読んでくれた方おつかれさまです。 -
「純情きらり」がアツい
毎日録画してる「純情きらり」ですが、12月のストーリーはさならがら映画のようでした。
戦時中の未亡人と義兄の恋物語。先週のきらりはちょっとエロかったと思う。
そんなはずは絶対ないんだけど、ここで今日?いよいよ結ばれる?と何度も思った。
宮崎あおいさんと西島秀俊さんの秘められた恋。
また、妻の寺島しのぶさんが何度も2人っきりにする、ちょっと感づいてるくせに。
寺島さんがいかにも戦時中の貧しい妻で、妹と夫の共通項である「芸術」も自分はちっともわかんない。その平凡さがうまいんですよねぇ。
宮崎あおいさん演じる桜子のもとに婚約者の達彦戦死の噂が届いて、達彦の母親も看取った。
長女・笛子には大事な家族がいるし、芸術家の夫を大成させるという使命がある。
次女の杏子(井川遥さん)は看護師として日々命がけ、そして再婚。
そんな中で孤独を深める一方の桜子です。
今まで周りを明るくしてきた分、ここにきて胸がぽっかり空いた。
音楽やってても何にもならんと、
その桜子の空虚さと、絵が描けなくなった冬吾(西島さん)の苦悩が合わさるんですよね。
宮崎さんがこんなに寂しそうな役というのは珍しいです。笛子は桜子と冬吾の心の通じ合いを知りつつ、冬吾にとって桜子の存在こそが芸術性を高めるとわかってるから、「冬吾のために」と2人を近づける。
冬吾命!の笛子はそのくせ、「あの人が死んだらあたしは1日も生きていけん(それくらい大事な人)」と桜子にアピったりするんですよ…。
真面目すぎて性格のきつい笛子も冬吾と結婚して少しは変わったと思いきや、ちょいちょい波風立てるんですよね。そんで笛子が遠くまで出かけた日、おはじきで遊ぶ桜子・冬吾・冬吾の息子。
3人なのになぜかドキドキ。距離が近い!
欠けたおはじきを「自分」と重ねる桜子です。「欠けたもんはよけとかないと、危ないから…」
・・ぐっときましたよ。独身者の代弁?
コロナ禍できょうだい夫婦と一緒に生活した人は光浦さん以外にも結構いると思いますが、危険なおはじきだった人、いたんじゃないの?どうだろう。
この日の夜は岡崎に空襲警報。
防空壕へと逃げる途中で足の悪い冬吾が倒れ、自分の息子をとにかく頼む、俺はいいから!と促すと、桜子は「姉ちゃんの大事な人を見捨てられない!あたしの命に代えてもいい…!」
切ない…戦時中という事態になったら、独身者の自分なんかよりもっと大事なものがあるって本当に思うものかな。
でも朝ドラっていつもこれくらいの深刻さがあったんですよね。
戦争パートが長くて、今そんな丁寧さや深刻さって描かれるだろうか…と、日々感動しちゃう。
また戦争を描くということは明確なメッセージがあるということ。
最近のドラマが日和ってるように見えるのは気のせいじゃなかったか。そんで桜子と冬吾は空襲の中抱き合うと。

家に帰ってからは、桜子が冬吾を想って書いた曲「Tに捧ぐ」をピアノで披露。
桜子の後ろにぴったり冬吾が立って、桜子の肩に手を置いて…
冬吾、泣く→ 去る。桜子も泣く。終わり。
ドキドキした…!!!
そして冬吾は故郷の青森へ帰ることを決める。
「俺がつらくなっちまった」
今度こそ交わっちゃいそうだもんな…。
しかしなんと!達彦が奇跡の生還を果たすんですよね〜。
宮崎あおいさんは孤独さが際立った役とはいえ、やっぱり射手・火星座的に明るく元気・前向きです。
「いいじゃん、いいじゃん!」が口癖。
金星が蠍だからか、「あさが来た」や「篤姫」もそうだったけど一途に相手を待ったり想ってる役が多い印象です。笛子役の寺島しのぶさんは山羊座。
っぽいですね〜。
あの時代の長女っぽく堅物で大黒柱気質。
独身時代の職業は教師。
金星は射手なので、時々大酒飲んだりしてハメを外す。
火星が蠍。情念の女です!
杏子(ももこ)役の井川遥さんは蟹座。
笛子が何より家族を大事に思い、「あたしたちは家族」と姉妹とも常に一緒に行動しようとするのに対し、杏子は東京大空襲のさなかでも家族より看護師としての使命を選んだ。
ここがいかにも地球星座的です。蟹座は仕事、山羊座は家庭を選ぶのです。
ドラマだと特にその傾向がわかりやすい。
井川さんは金星が蟹座なので、仕事に生きつつ家族がいるともっと強くなれるタイプ。
それぞれのカップルだと、宮崎あおいさん射手ー福士誠治さん双子のオポジションカップル。
最初は芸術仲間でありライバルでしたね。
寺島しのぶさん山羊ー西島秀俊さん牡羊のスクエアカップル。
現実的な笛子と直感的な冬吾。いまいちかみ合わないけど愛してる…ってとこがスクエアっぽいです。
井川遥さん蟹座ー高橋和也さん牡牛座のセクスタイルカップル。
優しげな2人です…戦中に出会った孤児を引き取って3人で家族となる。
杏子が「あたし最近よく夢を見るんだ!」って、その夢がなかなかわかりやすい暗示で杏子も得意げ。
けど、笛子に「あんたの夢の話はもうええわ」ってやっぱり打ち切られる(笑)
井川遥さんが出てくるともう癒やしですよ…二重あごがかわいい…
そういえば光浦さん、出てましたね。冬吾のいいなずけ…と思い込んでどこまでも追いかけてくる青森の女。
光浦さんが失恋したシーンでは泣けました。
冬吾を運命の人だと思ってたのに、その思い込みをやっと手放したんですよ。
室井滋さん演じる磯おばさんも基本コミカルだけど、昔のお手伝い先の主人との間に子どもがいるという過去がある。
その子が青年になっても母親だよ…と名乗れない苦しみがたっぷり描かれてました。達彦は戦地でトラウマを負って帰ってきて、桜子に「俺を忘れてくれ…」と。
こんなに戦争の過酷さが描かれたものは、最近では映画でしか触れてないかも。
みんな一人一人が戦争で傷を負っているのです。
桜子の苦悩もまだ続くし、それを見守る杏子が頼もしい。
最初はDV夫に嫁いでボロボロだった杏子です。
達彦が戦争のことを語り始める間の重さとかも、とても丁寧なんですよ。
戦争が大テーマと言える物語です。
また、これでもかとヒロインに試練が降りかかる。
実は壮絶なドラマ「純情きらり」。
今もう純情もきらりもどっか行っちゃってます。(徐々に戻りつつあるけど!)
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森高と静香
「森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION ’87~’92」
このアルバムに限って言えば「NEW SEASON」「17才」以外すべて森高さんの作詞です。
お父様も音楽をされていたからか、音楽性がもともと備わってた方という感じ。
どうりで当時のアイドルと一線を画していたわけです。声こそ独特だけど、歌も上手いんですよね。
江口洋介さんとの出会いは、泉谷しげるさん主催のチャリティーライブだったそうで。
森高さんドラム、江口さんギターとして同じステージに立ったと。
森高さんのアルバムを聴いてると、「17才」からしばらくは打ち込み電子音スタイルで世の中への不満を投下してましたが、いつの間にか作詞にメッセージ性が込められるようになってきます。
「勉強の歌」がその境っぽいかな。
そのあと「この街」「ファイト!!」「私がオバさんになっても」で中高生も女性も取り込むようなメジャー性を帯びてくる。
「勉強の歌」がまたいい歌!私は打ち込み時代の方が好きかも。
同時に買ったのが工藤静香さんのベスト。これはダウンロードです。
思い切り歌えた!という楽しさがありました。1巡目。
しかし2巡目(別の日)、どっと疲れた…。工藤静香さんの曲は3期の流れがあると感じます。
・おニャン子の逸材ドラマチック期(抱いてくれたらいいのに…・恋一夜)
・中島みゆき期(MUGO ・ん…色っぽい・黄砂に吹かれて・慟哭)
・愛絵理期(Blue Rose・Ice Rain・Blue Velvet)愛絵理(あえり)とは、工藤静香さんの作詞ペンネーム。
この愛絵理期…自分のマインドとまったく合わなくて疲れてしまった。
つまりヤンキーマインドですね。
曲はどれも美しく、歌ってて楽しいのですが、つい歌手の歌い方に寄せてしまいますね。
静香になろうとして…1ミリもなれる要素がないことに気づいた途端疲れた。
中島みゆき期の曲とちょっと歌い方が違うのです。
みゆき期の詞は全然ヤンキーじゃない。みじめさと、声の低さが多くの女の心をつかむはず。でもたぶん…工藤さんとしたら滲ませたかったんでしょうか。
みじめな恋愛なんかしてねーぞと。
愛絵理期の曲からも苦悩は漂ってますが、みじめさとはちょっと違う。
ヤンキーの恋愛とはこうだぞ!というのを華奢に美しく見せてくれる感じ。特に「Ice Rain」(1994年)という曲は、静香盤瑠璃色の地球とも言えそうな壮大さです。
歌い出しにもう、これぞ工藤静香!という感動。
なんか…誰かを彷彿させると思ったらこの1994年、YOSHIKIとの交際宣言がありました。
(木村拓哉さんと結婚したのは2000年)
そう思うと、愛絵理期の華奢でセクシーな曲の数々に合点がいきます。森高さんもヤンキーだったと思われます。しかも熊本のヤンキー。
工藤さんは羽村市のヤンキー。
東京西部のヤンキーも相当強そうです。八王子がなんたって怖いですから。ヒロミとかユーミンとか(ユーミンはヤンキー以上に怖い)
そして旦那もヤンキー。
江口洋介さんは今でこそエリート社会人役が多いですが、「湘南爆走族」でデビューですからね。工藤さんの曲を聴いてたら、中学時代のことを思い出しました。
あのころ、ドラマチックな恋愛はヤンキーにしか許されなかった。
超美男子に心奪われても、ヤンキーのあの子も好きだと噂に聞いたら引くしかない。1年交際が続けば「結婚するらしいよ」という噂が飛び交い、中学卒業後まで続けば「妊娠したらしいよ」という噂が広がる。
そんで街角のスーパーで本当にヤンキー先輩がベビーカー押してたりするんですよ!
一層痩せてるのにやっぱり美しい。
その痩せた肩を抱き寄せる夫もどこか誇らしげなジャージ姿。ホットロードの世界…。工藤さんの歌を歌ってて、「叶わない!」と強く思った。
歌ってても寄せられないのです。マインドが遠すぎて。
恋愛とドラマチックさがヤンキーのものだった中学時代の原理原則がはっきり呼び起こされた感じ。打ちのめされた。こんな感慨はなかなかないですね。森高さんにだってそりゃ叶わなさを感じるけど、曲はまっすぐな失恋ものが多い。
そしてカラッと明るいとこと、ベースにちょっと怒りがあるところやシンプルさが私は好きです。名曲バラード、「雨」
セルフカバーMVでは白チュニック姿。ヤンキー色なし!
「LEE」姉さんという感じです。工藤静香さんは「LEE」や「リンネル」の表紙になったことってあるのかな。
やっぱそっちじゃないんですよね。
でも「婦人公論」で何か独白するたびに支持を集めそうです。
存在するだけで妻・母としての説得力がすごいですからね。
とりわけ昔の森高さんの独自性がかっこよくてしょうがない。
数年前のライブは評判になりましたが、ミッツさんがまさに森高さんのかっこよさを的確に表してる。
「他人事性の凄み」これですよ!さすがミッツさん。この他人事性、森高さんの牡羊×水瓶部分と思う。
→「ミッツマングローブ「森高千里の他人事性の凄み」」 -
映画「こんな夜更けにバナナかよ」
昨日見ました。いい映画でした。

(「こんな夜更けにバナナかよ」HPより)あれから三浦春馬さんの作品をちゃんと見たのは「カネ恋」以来。
いろいろ見るつもりでU-NEXTのお気に入りに入れても、なかなか見れない。
そして昨日。まだ今でも涙をにじませてしまう。いろいろ思いを馳せながら見てました。「バナナ」はみんなみんな演技が素晴らしかったです。
大泉洋さんはじめ、高畑充希さんも三浦春馬さんも、萩原聖人さん、原田美枝子さん、綾戸智恵さん…。
なんたって渡辺真起子さんです。映画「37セカンズ」では障害者をケアする風俗嬢。「バナナ」では大泉さんをケアする介護ボランティア。渡辺さんは本物の介護プロのような安心感がありました。Eテレの「バリバラ」で数ヶ月前、ALSを患う男性に何人もの学生ボランティアが交代でついて、なんとも和気あいあいとした介護風景を見ました。
また、親元から離れて一人暮らしを試みるダウン症の方の新生活を2週連続で追っていたりと、「障害者の自立」がここのところ特にテーマのようですね。この映画もその流れの後押しになったのでしょうか。
鹿野靖明さんは筋肉がどんどん弱っていく進行性筋ジストロフィーを患っていて、それなのに一人暮らしを実現させた。映画ではこの鹿野さんの自立生活とボランティアとのふれあいが描かれてます。
自助とかなんたらがトップのスローガンに据えられたこのコロナ禍で、「迷惑かけてもいいんだよ」という大泉さん演じる鹿野さんのメッセージがズドンと来ましたね。
モデルとなった鹿野さんは2002年、42歳で亡くなられたそうです。
この映画はそのおよそ7年前の話。1995年ごろ。
どうりで高畑さんと春馬さんがちょっと昔っぽくて、特に三浦春馬さんのポロシャツinズボンスタイル。
この映画公開は2018年。春馬さん、痩せてたなぁ。
このあとキンキーブーツ再演だから、ここから体作っていったのか。
それとももう既に悩んでただろうか…と、ついそういう目線で見てしまいますね。

それにしても春馬さんの演技は実に繊細でした。
亡くなってから殊更聞く「本当に優しい人だった」という評判はきっと誇張などないんだろうなと思うほど。
「優しい」って、人に親切な意味ももちろんあるだろうけど、万物に対してソフトタッチな方だったんじゃないかな。
お弁当の卵焼きを食べるとき口元に手を寄せた仕草が特に印象的でした。
さりげない春馬さんならではの仕草であるだろうけど、彼女である美咲(高畑さん)が作ってくれたものを絶対落としてはならないという気遣いにも思えた。
この田中くんという役は、「わたしを離さないで」のトモの延長線上にあるような、優しげで気弱な役。北大に通う医者の卵です。
人一倍優しいのに、高畑充希さんにかけたある言葉で自分のひどい偏見に気づいたりして、医大を辞めようとする。その苦悩の顔が本当に繊細…。
三浦春馬さんはここ1年くらいとても華やかなモテ系の役が多かったけど、本当はそんなんじゃないということは誰よりも一番わかっているのかもしれない、なんて思いました。春馬さんのマイノリティー寄りな表情はこんなにも救いだったんだなぁ。大泉さん、高畑充希さん、三浦春馬さんは3人とも太陽火星座。
全体的にとても率直さに溢れた映画でした。
鹿野さんが、最終的に500人のボランティアと関わることができたのも、初期のメンバーと何度も喧嘩して傷つけ合ってでも本音をぶつけたからだという退院パーティーでのスピーチは胸に迫りました。高畑充希さんは金星が蠍だからか、全体的な雰囲気は射手的天真爛漫さなのに、女性性がはちきれそうなんですよ。
夜中、怒りの形相でバナナをゲットしてきた美咲に「グッときた!」と鹿野さんはすぐ恋に落ちる。
その鹿野さんと美咲が”ベッドイン”寸前になるとは予想してませんでした。
”ベッドイン”とは鹿野流ホラとはいえ、「AV見て鹿野さんは何するの?」と聞く美咲・高畑さんには、私までドキドキしましたよ。今すぐ鹿野さんにまたがるんじゃないか、その瞬発力を日テレで見れるのか!?なんて思ったりして。高畑さんの月と大泉さんの水星が同じ魚座。2人の目つきと言葉だけでじんわりくるものがありました。
退院パーティーという晴れ舞台で、美咲に一世一代のプロポーズをした鹿野さん。
「ごめんなさい…」と断る美咲です。
それはボランティアをやめた元彼・田中くんがまだ胸にいるから。
…と、みんなの前で理由も発表。火星座はとにかくオープンなのです。田中くんと美咲がなぜ別れたかというと、鹿野さんが田中くんに「美咲ちゃんとベッドイン寸前までいった」と言っちゃったから。
実際は、美咲ちゃんの胸に顔を埋めた鹿野さん。でも、ボランティア仲間が部屋に入ってこなかったらやっぱベッドインしてたかな。
田中くんは美咲を「同情したら誰とでも寝るのかよ」と暴言を吐く。
あんなにいつも優しげなのに、なぜ…。田中くんも自分のこと「全然優しくない」とは言うけれど…。
「同情したから寝たんだろ」と思いたい気持ちと、「同情でしか寝れないだろ」という本音。
自分の本音にショックを受けて、どんどん崩れていく田中くんと三浦春馬さんを重ねてしまった。
本当は優しさで溢れてるのに、偽善で覆われたほんの一部分を責める人。三浦春馬さんの苦悩まで浮かんだような気がしたのは思いを馳せすぎだろうかな。 -
ふかわりょうさん
ふかわさんの本を買いました。

ふかわさんといえばMXテレビ「5時に夢中!」MC。
もう7、8年見てきて何度そのワードチョイスに爆笑したことか。
そのたびにふかわさんをツイッターでフォローしますが、1日でフォローを外す。
それも何度繰り返したことか…。文章の世界のふかわさんはなんか怖いのです。
「え、なに…?」「これ素顔?(だとしたら怖…)みたいな。
ま、5時夢のふかわさんをまっすぐな男としては捉えてない。
横浜感、自由が丘感、繊細アーティスト感。
ひっくるめて面倒くささですかね。
けど、ふかわさんの言ってることに共感することが多く、最近では5時夢ゲストが何を言うかより、ふかわさんがどう受けるかの方が気になる。
そんでまた爆笑するという。ってか5時夢以外のふかわさんが違和感なのかも。
MX以外のふかわさんを見てると、確かに世間と足並みそろってないなと感じる…
このエッセイ本は11月15日に発売されたというのにもう重版が決まったそうです。
どんだけこじらせててもやっぱ人気者なんですよね。
私がこの本を買おうと思ったのは、武田砂鉄さんのラジオ番組「アシタノカレッジ」を聴いてから。
「ゲスト:ふかわりょう」とradikoで見つけたらすごいおもしろい気がした。
そんでおもしろかったんですよ。
地名やアーティスト名をいち早く略して呼ぶ人を侮蔑してる話が本の第1章として。
ラジオでは、大学の食堂「カフェテリア」のことを「カフェテリいこーぜ!」って4月ですでに「ア」を略してる人とは絶対に友達になれないと2人が盛り上がってました。
そういう人はだいたい人間関係でも距離感がおかしいと。
本でもいちいち面倒くさいことが書かれてますが、ふかわさん独特の視点に不思議と真理が感じられ、なんかモヤモヤ晴らされるんですよね。
モヤモヤの言語化に救われる一冊ですよ。
まだ全部を読んでませんが、ここまでで最も爆笑したとこ。
私立おかっぱ学園ではありません
女性にとって元カレは、なぜか「クソ男」に変貌していることが少なくありません。
いや、本当そうですよ…
やはり女という生き物はアホなんじゃないかと感じましたが…
女を侮蔑してるなんてとんでもない!と大仰にマイルドさ装いつつ、装いきれない勢いのとこがいくつもあって、そこもおもしろいのです。今日またふかわさんゲストのラジオを聴きました。
バービーの「週末ノオト」、田中みな実さんの「あったかタイム」
ぎりぎりマンスプレイニング気味な「あなたはさ…」という呼びかけ、女性をいたわる風でいて自分の思いやりアピールにも聞こえる不気味な優しさ。
そうそう、5時夢以外のふかわさんにぞわぞわするのはこういうとこだった…。ふかわさんって不思議なんですよね。
時に気持ち悪いくらい低姿勢なのは、平和を愛するがゆえ争いを避けてるようにも見えるけど、相手のSっ気を引き出してるようにも見える。
エッセイにもちょいちょい詩的な表現が出てきますが、「うるせーな」って攻撃的な感情がまんまと引き出されたりして。
一体どこからどこまで計算なんだろうと思うのですよ。ふかわさん(46)のホロスコープ

ふかわさんは太陽獅子座。
でも陽というより陰の人ですよね。
また、なんともいえぬマイルドさ・しなっと感・そしてピースフルなところは、月火星と木星の乙女ー魚オポジション由来と思われます。
今、魚座木星の上にT海王星が乗ってるので、近年特に優しげと思ったのは気のせいじゃなさそう。
46歳といえば木星期の始まりですしね。そしてふかわさんのホロで特徴的だったのが、タイトなセクスタイルが4つもあることです。
1:太陽水星ー天王星
2:月火星ー土星
3:金星ー冥王星
4:海王星ー冥王星
これは大雑把にいえば「器用」ということ。いろんなことをこなせるタイプ。
1は芸人としての顔っぽいです。
2は的確なツッコミが頼もしい安定MC・安定レギュラー陣としての顔でしょうかね。
3は個性の強い女性との相性の良さ。
4はミュージシャンとしての顔っぽい。音楽活動は乙女ー魚オポラインも相当利いてるでしょうね。
やっぱり音楽はふかわさんにとって背骨的に重要なものと感じられます。
めんどくささのあたりは乙女由来でしょうかね。ふかわさんは慶應だし身長も高いし、社会的成功者のはずなんですよ。
だから「どのカード使う?」ってなったときセクスタイルどれも使える豊かな人ですが、太陽ー天王星のはっちゃけ衝動で勝負したくなるのかな。
獅子座だし、やっぱり人は太陽で活躍し、食べていくものかもしれません。
だけど「本当の自分」をこの世界に割り込ませたい衝動が誰しもにあるとして。
ふかわさんの場合、それは乙女座月の世界観とも言えるし、やっぱ乙女ー魚ラインのアーティスティック感性なのでしょうねと。
そうすると、数々のポエミーも計算じゃないように思えます。
出ちゃうし、なんなら割り込ませたいと。
本の中でふかわさんの欧州旅エッセイがありました。
「どこでボケ繰り出すかな?」って芸人のふかわさんを期待するもののボケ一切なし。
1章読み終わった後の「え…?」っていう涼やかさはホラーと紙一重。
その余韻にじわじわ笑えてきます。
うっすら気色悪さを笑いでカバーする独特のセンスは、獅子×乙女×魚という公式で生み出されるのかも(岡村ちゃんもその公式持ち)そんで3ですよ。
5時夢、今でこそ女性メンバーは多少マイルドかもしれませんが、中村うさぎさんや岡本夏生さんがいたころが5時夢のピークだったと思う。
あのころ本当におもしろかったし刺激的だった。
知性からかけ離れてたはずなのにどこか知的だったのです。
あのころマツコさんもふかわさんに当たりが強かったし、アシスタントの内藤聡子さんの存在がまた良い意味でMXっぽかったんですよねぇ。
ふかわさんのあのころの緊張感は今どこにもなくて、ひと山・ひと波乱乗り越えたおじいちゃんみたいな今は安定感。
それでも爆笑を繰り出すんですけどね。
若林さんを「お前黙ってろ」と雑に扱うときが特に好きです。
あとガウちゃんへの優しそうで氷のようなクールコメントとか、志麻子さんのボケに笑いが起こるまでのちょっとした間とかたまんないですね(笑)バービーや田中みな実さんとの相性もなかなかいいんですよね。
女性2人はタイプが全然違ってて、世間一般ではバービーの方が強烈と思うだろうけど、ラジオを聴くとバービーこそ平和を愛するタイプだし、ちゃんと最後までふかわさんの話を聴こうとするし(事務所の先輩だからだろうけど)、田中みな実さんはなかなかのキャラですよ、やっぱ。
けど、ふかわさんがみな実さんのそういうキャラをうまく引き出してるともいえるかな。
みな実さんは「もぉめんどくさい」連発。
美人だから許されるし、美人ってやっぱりこんなな!っていうイメージに乗っかるみな実さん。
しかしイメージからはみ出る性格も感じられて、ちょっとした不協和音も「これが今日の僕たちのハーモニー」とか言うから、ふかわさんが。
バービーのとこでも「僕は共演者を楽器と思ってる」「あ、今日はこの人、短調かな、長調かな…とか」(シーン…)
これ言うとイラつかれるってやっぱわかって言ってるんですよね…
本が全編そんな感じなので、全部わかってやってるんならやっぱり芸人としてすごいと思う。(わかってなかったら恐怖でしかない)なんだかんだ、結婚したら一番ショックを受ける芸能人はふかわさんかもしれない。
来年は太陽が水瓶木星に照らされるしさ。また1冊読み終えたら何か書き足したくなるかもしれません。
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映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(2001年)は数週間前にU-NEXTで見ました。
主人公ヘドウィグは、旧東ドイツ生まれ・ドラァグクイーン・トランスジェンダー・そしてロックシンガー。そのヘドウィグの愛の物語です。自分の魂の片割れを探そうとする。

(amazonより)「アングリーインチ」とは「怒りの1センチ」
つまり女性への性転換手術の失敗で、1センチ残ってしまった。
この1センチが壮絶な破局・究極の怒りまでもたらしたという。この作品はもともとミュージカルで、ジョン・キャメロン・ミッチェル氏が原作・脚本・監督、そして主演のヘドウィグも演じてます。
ヘドウィグが美しかった…
特に恋に落ちたとき。

あの若い子が自分のライブを見に来た。
これから恋に落ちるしかない2人。

このシーンがとても好きです。
この表情は一体誰ができるだろう。そう思うシーンばかりだった。
体の芯までマイノリティーと痛感してる人にしか表れない表情じゃないのかな。日本版ミュージカルでは、森山未來さんがヘドウィグ役を演じたようです。
この間の「ダウンタウンなう」で、そのことに少し触れてました。
森山さんはこの役をやるにあたり野宿生活をしたと。1ヶ月も!!
ヘドウィグにはホームレスのエピソードなどないにもかかわらず。
…やっぱ森山さんすごいと思った。
ヘドウィグを演じるからには、地を這い回るようなどん底生活をするしかないと。
マイノリティーの役ですもの。しかもベルリンの壁崩壊前後を生きてきたヘドウィグ、若い恋人に拒絶された上、自作の曲を盗られてしまった屈辱。若い恋人はその曲で今や人気ロックスターに。ダウンタウンと坂上さん・若槻さんからはただただ変人扱いしかされてなかったけど、そりゃこの人らにわかりっこないと思った。
森山さんは表現者としていわば成功者だけど、それらから解き放たれようと、どこか持たざる者でいようとする。
そうじゃないとにじまないリアルさ。そうまでして表現したいこと。
ヘドウィグはそうでなくっちゃ…。また、ヘドウィグの夫役・イツハクが切ない…。

イツハクも元ドラァグクイーンですが、女としての格好をヘドウィグに禁止されている。
イツハクにとってそれは虐待に近いほどつらいこと。夫婦でありバンド仲間の2人はそういう歪んだ関係。
この俳優は女性です。
そのあたり、ミュージカルを観ないと分かりにくいところがいくつかあって、調べながら見て、見てまた調べて…いろんな人の感想や解説に助けられました。プラトンが唱えた「愛の起源」をもとに作られた歌の中では、かつて3つの性があったとヘドウィグが歌う。太陽、月、地球。
それらが神々のいたずらで割られ、みんな自分の片割れを求めて彷徨う。自分の片割れは…この2つの何に胸打たれたかというと、置き去りにされゆくものに焦点が当たったところかな。
人は新しいものを求めるし、そりゃ明るいほうがいい。朝顔とヘドウィグは陰がある。
希望も宿してるんですけどね、人に時間に追い越されていく。
流れの中で立ち止まる朝顔とヘドウィグに惹かれたのかもです。
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督がそんな人です。牡牛座。
よりよいものを作るために時間をかけて思いを込める。
インタビューでは、今の若者を猫のようだと警鐘を鳴らします。それで、ドラァグクイーンといえば思い出されるのがローラであって。
歌い・踊るヘドウィグを見て胸を締め付けられたのは、三浦春馬さん演じたローラの面影を見た気がしたからかもしれません。
独特の美しさと切なさを併せ持つドラァグクイーン。
ヘドウィグを見て、誰もこの美しさにはかなわないと思ったけど、春馬さんが演じたローラも飛び抜けてた。この大いなる長女感。
春馬さんはこの役をやりたい!と自ら申し出た。その意味ってとても深いと思う。
このなんとも憂いを帯びた切なげなドラァグクイーンをやりたいんだということ。三浦春馬さんの視点はいつもどこにあったかが、自ずと伝わってくる気がした…少なくとも上から見る人じゃない。もっと深いところを知ってた人・知ろうとした方だったんじゃないのかな。
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長澤まさみさん(フリムンシスターズ)
松尾スズキ作ミュージカル「フリムンシスターズ」を見に行ってきました。

(写真はステージナタリーより)「シスターズ」とは長澤まさみさん・秋山菜津子さん・そしてゲイ役の阿部サダヲさんのこと。
「フリムン」とは沖縄の方言で「気がふれる」とか、頭おかしいというような意味だそうです。長澤さん演じる主人公・ちひろは沖縄出身。
長澤さんは全編沖縄のイントネーションで、ユタによって脳内に祖先を投入された(?)不思議系無気力なコンビニ店員役です。要素が盛りだくさん。秋山さん演じるみつ子と、阿部さん演じるヒデヨシは劇団員仲間として古くからの付き合い。
大女優にまでなったみつ子の転落人生を支えるヒデヨシは、なんだかんだみつ子に金をたかって生きている。
ヒデヨシも過去、新宿二丁目から追放されたという傷を持つ。
無気力なちひろは、みつ子が過去に主演したドラマを見てるときだけが楽しい時間。
あるときちひろのコンビニをみつ子が訪れ、「ファンなんです!」というちひろの告白と同時に事件が起き、3人は結束を強めていく…。舞台全体の感想としては、「すごかった」「すごい」
舞台って本当にすごいものを見たとき、このワードしか思い浮かばないものです。
何がすごいってまず、これを作った松尾スズキさんがすごい。
だって歌詞とかセリフとか、数々のグッとくる言葉。
LGBTやいろんなマイノリティーに触れた物語でもあり、時代が抱える暗さや複雑さまでわかりやすく描かれてる。
この「わかりやすく」というのは今回の特徴と思います。
松尾さんの舞台はいつも正直難しく、「キレイ」も結局感想を書けずじまいでした。阿部さんも秋山さんも、そしてストーリーテラーである皆川猿時さんもすごい。
池津さんも猫背さんも村杉さんも、若手の篠原さんなど大人計画メンバーのインパクトもとにかくすごかったし、笠松さんという方の歌声、オクイシュージさん、みんなすごいです。感動しました。おもしろかった。
こんな陳腐なことしか言えません。そして栗原類さん、輝いてました…。なんたって長澤まさみさんです。
いやぁ…めちゃ可愛いですね…。
なんというか感動しました。
長澤さんにこういう役が当てられることをずっと待っていた。
「ドラゴン桜」以降ずっと待ってたのですよ。
超普通っ子の役。普通以下の役。汚れ役。
でも深刻すぎない。そこもまた普通っ子。
「うちはずっと奴隷さー。うちの中には芯がない。芯がないと奴隷になるんさー」
・・セリフはうろ覚えですが、こんな無気力ワードを連発。
この水色のワンピースに緑のバッグ、赤いアクセントがすごい可愛かったです。長澤さんはそりゃ美人です。
だからいろんな役を演じてもらいたいと多くの関係者に思われるはずで。
でもどんな役者さんにも合う役・合わない役ってあると思うのです。
長澤さんはどんな役を演じても称えられる方。
でも私はどこか不満を抱いてた。もっと長澤さんが輝く役があるはずと。
・・長澤さんはTVという枠にとっくに収まりきらなかった方かもしれません。長澤さんはバラエティーなどで年々、「普通」アピールを強めてるという珍しい方に思える。
ま、最近の女優さんは「別に普通です」って言う傾向があるけど、なのに巨大クローゼットの写真とか、超凝ってる手料理、3匹ぐらいのわちゃわちゃした犬や派手な交友関係、そこに「普通」を設定されたら自分はドブかな?みたいに思うことはよくあるけれど、長澤さんが「おしゃれイズム」で見せてた写真は極力情報減らしたような質素なものでした。舞台に出ると俳優って変わるんだと思う。
普通・普通以下方面に変わっていくんじゃないのかなと。
舞台を観に行く人との間には、どこか木綿の糸でつながってる感覚があります。
その糸には、TVでやらないようなことがびっちり書いてある。
それをわざわざ読みたいと思う人しか舞台を観に来ないでしょうね。
舞台俳優というのはその糸に書かれてることがびっちり頭に入ってて体にも染み付いてて体現してくれる人。
舞台ってマイノリティーの空間です。TVドラマを見てても舞台俳優の方には言いようのない安定感があって、もちろん「上手い」ということがありますが、「地続き」と感じられるリアルな表現が上手いということなんでしょうね。
「演じる」という華やかな世界にいても、勤め人というとこでは自分と一緒という地道さにあふれる舞台人。
長澤まさみさんの演じたちひろは、不思議系無気力でコンビニ店長と15分でコトを済ます女だけど、「わかる」となぜか思えた。それがなんか嬉しかったんですよね。境遇やキャラが自分と違ってても心を寄せられる。
松尾さんがこういう役を当てたということに感動したというか。
でもなんで普通っぽさがハマったかというと、長澤さんのコミカルな間とかも完璧だったからと思う。
いい子的な普通感じゃなくて、え??って即ツッコみたくなるダメさ。フリムン度合いが超魅力だったんだと思う。あんなに美しい人がそう演じるということの感動。長澤さんは自分と同じものを抱いてる(はず)。それを爆発させてくれたんじゃないかって。松尾さんは長澤さんに「普通」を込めたのかな。それが別に普通じゃんという真っ当さ。
でも今、普通も真っ当もコロナでよくわからなくなった。
PCR検査をみんな受けれた方がいいじゃんという意見が普通なのか、みんな受けるとかバカ言ってる…と思うのが普通か。
LGBTデモを容認・応援するのが普通なのか、無関心が普通なのか。攻撃が普通?まさかね。
奴隷のような働き方、奴隷みたいに雇用する側。
全部全部の中間にいたとしても、なぜかそれぞれの溝が深い。
わかり合いたいような・わかり合いたくないような、どっちにいれば正解で幸福か、何を観てれば自分肯定できるのか、とんとわからなくなった2020年ですよ…。
松尾さんはその混沌を描いたのだろうかな。松尾さんの舞台をそんなに多く観てるわけじゃないですが、いつもいや〜な気持ちになります。
自分の視点や感情が合ってるのかわからなくて、目を背けたくなる。
うわ、シュール…と思うことが多くて、え、なんか笑えない、とか。
でも今回のフリムンは最終的なメッセージ性が際立ってたと思う。「自由を奪うやつには怒っていいんだ」
今、「怒る」ってことすら正解??って場面があまりにも多いから。
でも舞台を観に来るような人はみんな怒りたい人だし怒れるんだと思う。
結局そこじゃんというシンプルさに行き着くような。
長澤さん演じるちひろは、奴隷に甘んじてるうちは怒ることもしなかった。
私はバイト情報見るたびに奴隷の覚悟で申込みボタン押そうとして…やっぱ無理ですね。
でも怒れない人はどんどん吸い込まれて行くと思いますよ。奴隷世界へ。
長澤さんはドブ世界の奴隷を見事に体現してくれた。
でも「目的」を持ってからガラッと変わるのです。
「責任取る」ってことが嬉しいちひろ。責任を取ることが目的。
責任取るくらいなら奴隷でいいやって人が案外多いですからね。
そもそも奴隷しか選択肢がない・生きれるなら甘んじる…という人もコロナで増えたのかな。
ちひろもそんな女だったけど、「責任」という最悪の中に自分をアジャストしてからの「生」への加速がまぶしかった。
あんなに美しい人と自分を重ねられる喜びの3時間半でしたよ!
長澤さんは身長が高いんですね(wikiだと168cm)
なんとなくの猫背と、腕の長さからのキレ、動きの華やかさも素敵だったなぁ〜。

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思い出の合コン男性
最近、合コンを懐かしがってます。
水星逆行期だからかな(もう終わったけど)。印象的だったことをただ思い返すだけの記録です(星座なし)。
<イケメンの話>
私がこれまで参加した合コンで「イケメンだったな」と思い出せるのは3人くらいです。
北川悠仁似のふんわりスキー愛好男子。
flumpoolにいそうな寡黙男子。
「半沢直樹」部下役の誰かっぽい銀行員男子。彼らは確かに男前だったけど、どんな話をしていたか?の記憶がまったくありません。
というより、自己紹介で「趣味はスキーです」、これしか言ってないのにフリータイムで女子が群がる。
彼らは小学生の時からきっとこんなだろうから、モテるためにトークを必死で磨くとか、ないのかもなと納得。それでも寄ってくるのでしょう。北川悠仁似の男子は、私もしゃべりたい列に一応並んでましたが順番が回ってくることはありませんでした。
(どんな列だっていう)
flumpoolは私の方をほとんど見なかった記憶。
銀行員男子とは友人との2×2合コンでしたが、私の友達を「可愛い」と何度も言ってました。
友達はそういう軽薄な男子に怯えてた。(カラオケで腰に手を回したりしてたから)
でももしかしたら、私こそ銀行員しか見てなかったので、彼は暗に「お前ではない」ということを示してたのかもしれません。そんな気がします。<職業の話>
これまでの合コンでとても印象深かったのが、「イタリアで絵画を学んでた画家の卵・38歳無職」という男でした。
38歳無職でなぜ来てんだというのもイラっとしますが、品川祐に似てたからなお余計に。
寅さんみたいな装いで、それがイタリア風なのかは不明。誰も突っ込まず。
男性陣は品川の元後輩。「元」とはいえ先輩に気を使いまくり・半ば品川が主役みたいでした。
みんなでイタリアの話を聞いていた。
「へぇ〜」「すご〜い」(帰りたい…)で占められた2時間を返して欲しいです。先輩に連れられて行ったNTTドコモとの合コンで、「君のまゆげおもしろいね」と言われたことに今でもムカついてます。
当時、細眉が流行っていた。矢田ちゃんのように、安室ちゃんのように。先輩方も細眉。
私はあんま手入れしてなくて、弓なりにもできず、まぁ毛足は長かったですね。
「おもしろいね」のあとに「なんで?」がついたときやっと、バカにされてんなとわかった。<甘い話>
私が28歳ごろの合コンで、24歳ぐらいの男子から「東京ドーム一緒に行きましょう」と言われたことがありました。
今でも行っときゃよかったと後悔してます(今でもって…)
「韓流」というあだ名がついてた色白のハンサムでしたが、あのころ4歳下ということにかなり負い目を感じてたんですよね。(26歳以降ずっと負い目を感じてます)
「24歳の子と何話したらいいかわかんないよ〜」とかババくさくうろたえてるうちにお開きになりましたね。メアドも交換せず。しゃべり方が、別れた関西弁の元彼にそっくりな男性がいました。
「どないしたん?」「仕事何してん?」と静かな声で問われると涙がにじみそう。
顔は全然似てないけど、冒険好きなところまで元彼とそっくり。
「モモイロペリカンを探す旅をしてん…」と、目を細めてタバコをくゆらす横顔まで元彼に見えてきましたが、向かいで友人が「やめとけ…」と顔をしかめててちょっと我に返りました。<ムカつく男>
みんなから「可愛い」とちやほやされてた男性がいました。
今思うと霜降りせいやっぽくころころしてて、お世話好きの先輩と急速に親しくなってた。
焼き鳥を食べるのが下手らしく、先輩が串から全部外してあげてたり。酔っ払ったら先輩の肩で寝たふり。
メアドも先輩と交換してた。
のちに妻子がいることが判明。先輩とデートする寸前でわかったらしい(でも”会おうよ”というメール攻撃はあったらしい)
何がムカついたって、「どういう女性が好き?」との質問に「堀北と広末と綾瀬はるかとー…」と、上目遣いで指折り数えてた仕草。杉浦太陽みたいなあざとい系男子とほとんど合コンでしゃべらなかったのに、同じ方面の電車に乗ったことでメアド交換したことはありました。
ニコニコしてるくせにSっ気が強く、「うそうそー」とか言いながら頭なでてきたのがムカついた。
電話がかかってきていきなり「クイズ出すよ!」ってのもムカついたけど、間違えたら「ブブー!」と言われ、合ってたら「すごいじゃん!」と言われる。全部上から目線でした。もう電話には出なかった。<外見の話>
合コン開始早々「話が合う!」と思える男性がいて、「この人、彼氏になるかも…」という手応えを初めて感じたような夜。
何がいいって、他みんなパリピみたいだったのに彼だけは「自分ああいうのにノれないっす…」という黒ニットの朴訥さ。藤崎マーケットのトキみたいな感じ。
合コンがお開きになって、みんな上着を着込んで…トキはキャップを斜めにかぶってボンレス級蛍光色ダウン…あれ?なんか…ラッパー…?
メアドを聞く一歩が踏み出せませんでした(私1人の盛り上がりの可能性も大)「猫を飼ってる」という共通点から、互いの猫の写真を見せ合ったりして「話合う〜」と感じた桐山漣みたいな男性がいました。
「つきあっちゃえばいいじゃん」と冷やかされたものの彼もまた4つくらい年下、「自分はOKっすよ」みたいな答え方が気に食わなかった。というのもあるけど、眉が激細の男性。私は細眉を異様に警戒してしまいます。もうちょっと会話したら警戒心解けたかもしれないのに、席替えしたらもうそのあと会話なし。<一瞬クラっとなった人>
鍋のアクをとったり野菜を入れたり、タイミングがわからないながらも一生懸命頑張ってた私を優しげな眼差しで見つめてたジョン・レノンみたいな男性がいました。
(いつの間にか消えてた記憶)<勝手に判定する男>
自己紹介のときに、「芸能人だったら誰が好み?」というおきまりのくだらない質問がありますが、なぜかそれが嵐しばりだったことがあります。
櫻井くん→あ、知性重視ね。
大野くん→はいはい、ゆるいタイプが好みと。
ニノ→ずばりイケメンじゃん。
松潤→へぇ〜ナルシスト好き?
相葉くん→普通が一番だよね!
相葉くんの時になぜかほっとする男でした(お前じゃないからな)。結局合コンから交際した人はいませんでした。
食事に何回か行った人はほんの数名います。
共通してるのは、一見まともな社会人・一見女性を立てる人・人妻好き・実は交際なんて面倒と思ってる男。
「自分の時間奪われたくないんだよねー」ってなぜか言う人ばかりでした。なんなわけ?
私は「一見まとも」なところにばかりこだわって、でもどんどん瓦解していくんですよ、自分の理想が。
女は「まとも」に賭けて結婚相手を見つけに行く。男は「あわよくば」を求めに合コンへ行く。
そういう人ばっかりじゃないと信じたいけど、「いいかも」と女が思う男なんて、どんなに朴訥でもうまくやっているのでしょう。
しかし不思議なのが、合コンじゃなく「婚活イベント」になると男女のモチベーションが変わる。
女性は「とりあえず」を携えて慎重に臨む(けど外見はぬかりなく→選ばれたい。
男性は「結婚に繋がりそうな人」との縁を求めに来る→選ばれたい。
どっちも選ばれたいからどうも煮え切らない。でも合コンで結婚まで行ったカップルがやたら多かった時代もありました。
奇跡のマッチング時代が数年間あったような気も。(2005年前後かな)
互いの誠実さがちゃんと噛み合ったあのころ、私はまだ合コン前夜でまもなく彼氏との別れが迫る頃。
携帯が発達してから合コン受難時代が訪れた気すらします。何か思い出したらまた書き足します。
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魚座物語「夢千代日記」
NHKオンデマンド最後の視聴に選んだのは「夢千代日記」(1981年)です。
夢千代日記は「続夢千代日記」「新夢千代日記」と第3弾まで続きましたが、U-NEXTで視聴できるのは第1弾の「夢千代日記」のみ。
もう大好きなドラマです。
(NHKオンデマンドより)舞台は兵庫県の湯村温泉。現在の新温泉町です。
山陰と山陽が「裏日本」「表日本」と呼ばれてたころの物語。
オープニングの余部鉄橋に惹かれて、1人で山陰線の旅に出たこともありました。
湯村温泉にも降り立った。
今もうあの赤い鉄橋がないなんて信じられません。
香美町のメッセージ。切なくも力強い。
(香美町HPより)赤い橋梁が一部保存されてるのですね。
余部クリスタルタワーなるものまであるとは…!→「余部鉄橋」兵庫県HPより暗い…この物語はとても暗いですよ…
だけど暗い物語ってとても救いになるものです。
また吉永小百合さんが美しい…!当時36歳。
(NHKアーカイブスより)改めて見返してみて、いや、魚座物語だわ…と思ったのです。
吉永小百合さんが魚座ですが、全体的なムードが魚座です。
舞台は、吉永さん演じる夢千代が女将を務める置屋「はる家」
その夢千代が山陰線で表日本から帰ってくるところから物語は始まります。
列車内で出会ったのが林隆三さん演じる刑事・山根。
山根の目的は、かつてはる家の芸者だった市駒。
市駒が川崎で恋人を殺害した容疑。
林隆三さんがまた男前。当時38歳。

(NHKオンデマンドより)市駒はきっとはる家に逃げてくるだろうと読んだ山根刑事。
その予感は当たり、しょっちゅうはる家に市駒から電話がかかってくるのですが、夢千代は市駒を守るんですよね。「こっちに帰ってきちゃだめ!逃げなさい…」と。犯人隠匿罪にもなりそうな夢千代の動きに山根は目を光らせるわけですが、夢千代は最後まで一度も市駒を責めなかった。
なんなら財布を握らせて、「なんとか逃げてほしい」と。
罪人側に立つところに魚座的なものを感じたわけですが、この物語は全般マイノリティーの話なのです。
裏日本・芸者・犯罪・病気・自殺願望・自殺未遂・不倫・ストリップ・ヤクザ・水子・捨て子・失踪。マイノリティーのカオス…。
そして夢千代は原爆症を患っています。
母親が広島で被爆した時におなかにいた胎内被爆者。
表日本から帰ってきたのは、定期的に神戸の病院に行ってるから。
旅館で舞っていても貧血で倒れてしまいます。またはる家は、問題のある芸者ばかり受け入れるところとして町でも有名。
秋吉久美子さん演じる金魚にはアコちゃんという小学生の子どもがいますが、自分の子ではない。
あとでニセ医者と判明する木原(ケーシー高峰さん)の診療所から譲り受けた子。
この木原診療所では違法の捨て子斡旋を繰り返しています。秋吉久美子さんがまた美しいのです。

アコちゃんを「あ・こ」と呼ぶ時の口元のほわほわした感じがたまりません。
また暗い表情がよく似合う。
金魚さんは6年前に自殺未遂をしてます。
好きな男と結婚することが叶わず、おなかに子どもを宿したまま余部鉄橋から飛び降りを図ろうとした。
そのとき、同じことを考えてた男と知り合い、一緒にどこで死にましょうかね、海ですかね…ということになる。えっ、岡村ちゃん??いや、若かりしころの北村総一朗さんです。

しかし男だけが死んで、身も心もぼろぼろの金魚さんは近くのはる家で芸者として働くことに。
そして木原診療所で高校生から産まれたばかりのアコちゃんを自分の子にすることで、なんとか生きてきた。のちの小夢ちゃんとなる中村久美さんは足が悪く、これまた木原診療所から「この子を芸者としてここに住まわせてやって」とお願いされる夢千代。
木原はニセ医者ですが、町の人にとっては救いの存在なのですよね。
どんな仕事にもつけない子のために奔走したりもする。最後、千代春という芸者と失踪。千代春さんは末期の子宮がんで、将来を悲観して一生眠れる薬を木原からもらったりもします。
また、雀という芸者は若い旅芸人と東京へ無断で飛び立つ。はる家は崩壊寸前です…しかし、これまたコミカルのすべてを引き取るのが樹木希林さん演じる菊奴。
当たり前だけど本当うまいですよね〜。

旅芸人と表日本へ行きたい!と一番強く願ってるのが菊奴。
この裏日本…というかはる家の女性は、「表日本へ連れてってくれる男を見つける」ことに夢を描くのです。
そんな芸者が過去何人もいましたが、聞こえてくる噂は不幸物語ばかり。
それでも表日本に明るい何かあるはず。裏日本とは違う太陽のもとなら、自分の人生もやっと明るくなるんじゃないか…。
寂しい寂しいこの町の女たちは、日本海の激しい海鳴りにもうんざりしてるのです。
みんなが集まる喫茶店は「白兎」。
ストリップ小屋が併設されてて、緑魔子さんとあがた森魚さんがカップルで働いてるんですよねぇ。
なんなんでしょう、この配役。奇跡すぎる…
なんたって藤森警部役の中条静夫さんです。
厳しい顔つきだけど、基本は町の人の味方。
はる家のこたつでいつもみかんとか食べてますが、夢千代さんがまた聞かれたこと包み隠さず話すのです。
そういうときの藤森警部はジャッジなどしません。くつろいじゃってる。
境目のない感じも魚座世界ですが、なのに誰しもに触れちゃいけない過去があることを知ってる、そこはそっとしておく繊細さ。
日頃、魚座は薄い薄いと言ってる私ですが、確かに魚座は日々の平穏さの中にあって存在は薄め。
しかしひとたび不穏な事件が町に起きてこそ輝きを放つのです。
みんなが忌み嫌うものを受け入れる優しさというか、やっぱり薄いからこそ濃淡の境目をぼやかせる人なのかな。
吉永小百合さんだけじゃなく、裏日本は魚座ランドなのかもしれない。
死と優しさのにおいがする夢千代日記の中の裏日本。
恋人を殺した市駒は、夢千代に「預かってほしい」と母親の仏壇を託す。
市駒を責めることのなかった夢千代はただ一度だけ、「それはできない」と拒否するんですよね。「お仏壇預かったら、あんた死ぬでしょ…」(→市駒号泣)
・・魚座的察知能力としか言いようがない。
余命3年の夢千代、生と死の境目に足を踏み入れてるのかもしれません。
その市駒はなぜ恋人を殺したかというと、男は表日本に行った途端に働かなくなり、市駒に「トルコに行け」と殴る日々。「うちを売り飛ばそうとしたのが許せない!」と首を絞めた後もずっと、「うちはやっぱり、おとなしくトルコに行っといたほうがよかったんですよね?そうしてればよかったんですよね?」の自問自答。夢千代と市駒、号泣…。(トルコって風俗です。あ、知ってる?)実はこの一部始終を刑事・山根が聞いていて、驚愕と絶望の夢千代。
でも山根は自分の身を隠して逮捕しなかったのです。夢千代も山根に市駒を差し出さなかった。
自分の足で出頭する市駒に付き添った夢千代です。
夢千代たちの主な舞台「煙草屋旅館」の女将、加藤治子さんも素敵です。
今の2階建ての旅館を10階建てのホテルにしようと息子に持ちかけられるも、「今の2階のままでええ」と頑なに拒む。
「潰れるだけだよ」と言われても、「潰されるこっちが悪いんじゃなぁて、潰す方が間違ってるだ…」
・・んだんだ、このスピリットを大事にしたいものです…。置屋の人間関係も一致団結してるようでどこか人それぞれ。
親身になるけど干渉しません。
また「仲間」とか言わないんですよ。「道連れ」と言う…「私たちは道連れです…」
しびれるほどに暗いのです。
医師の木原と末期がんの千代春が大量の睡眠薬持って失踪したのはそりゃショックだけど、「千代春さんにお医者さんの道連れができて、よかったと思います…」と、夢千代は言う。裁く人が誰もいないドラマです。
そこがサスペンスドラマと違うのでしょうね。
山根ですら最後に刑事を辞めてしまう。
胃潰瘍で入院中に裏日本の人間模様を見てきて、子ども斡旋、医師法違反、そりゃいくらでも検挙できる。
でも、表日本の自分が正義を振りかざして「逮捕だ!」と分け入っても、誰1人幸せにならないよな、…と。
ちょっと「万引き家族」に通じる何かもあります。
最後はあの映画も激しくジャッジされましたけどね。
それに今じゃコメント欄で「犯罪ダメじゃんw」とかの一刀両断コメントにまみれるという…。魚座って平和な世界じゃ自分を持て余しちゃうのだと思う。
救いようのない状況でこそ魚座は輝くのです。
かねがね「死」に近い存在とは思ってますが、誰もこちら側に引っ張る権利などありません。
むしろその境目の番人かも。
境目に夢千代がいたなら、多くの人が安心して向こうへ行けます。
そんな物語なんですよねー…NHKオンデマンドで30秒ずつ視聴可能です。
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韓国の本2冊
「82年生まれ、キム・ジヨン」をやっと読みました。

読もう読もうと随分前から思ってましたが、どうも手にできず。
なので先にこっちを読みました。「クソ女の美学」

タイトルがすごいけど、これはいわば開き直りというか。
私がどう生きてもクソアマと言われるこの社会。クソは私?そう呼ぶ方?どっちでしょうねと。
これを読んで、「キム・ジヨン」やっぱ読まなきゃと思ったわけで。2冊とも男女差別がはっきり可視化された本なのです。
82年生まれキム・ジヨンの母の時代では、女児を妊娠すると中絶に追い込まれるような社会的ムードだったというのが驚きでした。
また、キム・ジヨンの弟がいつでも最初にご飯をよそってもらったり何かと優遇される。
日本だと、それが普通ってことはもうあんまないですよね。
だけど家の中に息子が1人いると、どうしても女の自分と扱いが違うと感じてきた人は多いはずです。
あと韓国といえば兵役義務。
兵役に就いた男性はその分、公務員採用試験の点数が加算されるという制度があったようですが、1999年に廃止。
廃止となってから女性への露骨な風当たりが強くなったと。街で男性から向けられる目線や態度は、日本よりずっと危険かもと感じる描写がいくつもありました。
そんな韓国でも日本よりは育休制度などが充実してるようなのです。Amazonサイトで試し読みできる箇所の抜粋です。



日本だと、男も女も老人もみんな穏やかに過ごしてるような日々。攻撃されることのほうがずっと少なくて。
だから、そんな日々にあえて波風立てることなんてない、そう思う女性が多くても不思議じゃないです。
この2冊を読むと寝た子が起こされるようななんとも怖い感覚を味わうのです。あと自覚してなかった怒り。男性は男性自身も気付いてないかもしれないけど、多くの「寛容」の中で生きているんだと思う。
生まれながらのマジョリティー。許されてること・優遇されてきたことがあまりにも多い。
それは一見本当に小さなことだらけです。例えば私には兄がいますが、家族の中でも親戚の中でも光のような存在です。
何もしなくても輝く。何かすればもっと輝く。
例えば、たまに実家に帰ってきて皿洗いしなくても責められない(私は責めるけど)。
皿洗いしたらすんごいありがたがられる。
私や姉が皿洗いしなくても怒られることはないけど、母親にやらせてるという罪悪感はものすごい。
「キム・ジヨン」や「クソ女」を読むと、「母親もしくは女にやらせてる」ということに罪悪感を抱かない男というのは一体どういうことだろう?と、謎にすら思うのです。ただ、兄だって罪悪感を全く抱かないわけではない。
「母親や実家のこと、いつも悪いな」と思ってくれてるみたいで、年に1回ご馳走してくれます。正月にふぐ刺しを取り寄せてくれたりもする。
しかしいつもモヤモヤするのです。
ご馳走はいいから、お皿洗ったり大晦日に掃除してほしいと言って正月のムードをぶち壊したこともある。
姉は「このふぐでチャラになるじゃない」と言う。チャラ??既婚の姉でもそんなことを言うとはね!
私は未婚ですが、妻を怒らせるたびにスイーツを買ってくる夫に「そうじゃねぇ!」と怒りを感じる妻の気持ちに共感しきりです。
私の兄に対する思いもそういうこと。
おいしいものでチャラにしてもらうという魂胆に私はムカついてるのか?うーん、でもちょっと違う。
一連の鈍感さに腹が立つんだと思う。「一連の」というのはとても根が深く歴史も長い。
自分1人の怒りとかじゃどうしようもできないこと。
「キム・ジヨン」ではそのへんを可視化するために、精神に異常をきたしたジヨンの生育歴が「カルテ」という形式で語られるのだけど、これがまた絶望的で…やっぱり男女差別はどんなにマイルドに思えても根が深いのですね。キャスターの有働さんが、セクハラを自分たちの若い頃に許容してきたせいで、セクハラを助長する一端を担ってしまったんじゃないか、その責任を感じるとおっしゃってたのを聞いたことがあります。
男女差別も、男性側だけの一方的な横暴さが問題ということじゃなくて、「男性優遇・それが当たり前」というムードを一生懸命蔓延させてきた女性たちの存在も確かにありました。
ただ、私も「世の中をどううまく渡っていくか」についてずっと考えてきた20代、女性上司にいつも怒られ、でもその日々のおかげで気を利かせることがだんだん身についてくるわけですが、それは女性から教わった処世術とも言えるものかもしれません。
だって男性上司をほったらかしにしたら、「気が利かないなぁ。そんなんじゃお嫁に行けないよ」と言われたりするわけで。
「〇〇課の△ちゃんは僕にお茶入れてくれたよ〜」とか言う奴がクソなのに、「今度は気をつけます」と自分をどんだけ矯正してきたでしょうね。でも男性上司に気に入られれば、意地悪な女性からも結果的に守られたりもする。
また、気を利かせるのとは別の次元で「もっと派手な色の口紅塗ってきたら?」と男性に言われたりしましたね。なんのために?お前のために?この間の「5時に夢中!」では、一般男性4人に「どんな女性が好き?」とインタビューして、2人が「ふわっとした子」と言っていた。
「ふわっと」というのは外見もそうだけど、性格も気が強くなく、ふわっとしてほしいのだそう。
なんでこんなに一般男性つけ上がらせちゃったんだろうとね。
「女だってイケメンがいいとか言うじゃねぇか」という反論もあると思いますが、だって女はそもそも夢を語っているわけです。現実のことをよく知っている。だからできるだけ高い夢→イケメンとか掲げるわけです。
横浜流星が「ふわっとした子」と言うならまだしも、こんな街角の男性も臆せず言うようになり、そしてそれがわりと叶ってるんだとも思う。女性は適応能力高いから。(最初ふわっとしてたのにとんでもなかった!という苦情の内情は女性の真の目覚めと思う)
しかし、適応もいよいよ無理と思いますよ。こんな衝撃的な本がどんどん入ってきてるのですから。「キム・ジヨン」の中で、「女は男のための性であった」という一文がありましたが、「性」というのはセクシャルな意味というより、男が「上」でいるための女。
歴史的にずっとそうだった、韓国も日本も。世界的にも、とも言えるかな。
韓国では貧富の問題も「パラサイト」で浮き彫りになったし、こういう素晴らしい作品が次々生まれてるというのは羨ましい限りです。
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太宰治と女と映画
この間、小栗旬さんが「太宰治って結構おもしろい人だったみたいです」と言っていた。
ユーモアある人だったみたいですよ、だか、結構三枚目だったみたいですよ、だったか忘れちゃったけど、「そうなんだ〜」とずっと引っかかってました。
小栗旬さんは太宰治役で映画の主役やってたんですね。
(人間失格 太宰治と3人の女たちインスタより)
U-NEXTで映画を見てみました。
感想はあとでも触れますが、小栗さんの太宰ってすごいマッチョだなと。
太宰ってもっと内向的で常にビクついてるような、キモいくらいの男性だったんじゃないのかな。
小栗太宰は語りすぎ・かっこよすぎだったから。・・なんてね。
確かめようもないのに「私は知ってる」と思いたくなる魅力が太宰治にはある。
20代にすごいハマりました。
確か没後50年の桜桃忌にあちこちで太宰フェアみたいのをやってて、私は吉祥寺東急の太宰治展に行った。
今でも心に残る展示会だったんですよね。
青森の太宰ツアーに参加した友人もいました。山梨の御坂峠「天下茶屋」も何度も行きましたよ。
ほうとうが美味しい。
私の母親が新婚時に三鷹・下連雀に住んでて、そのころ太宰はすでに死んでたけど、母親も「これがあの玉川上水か」と思ったらしい。
水量が今よりたっぷりあって流れも速く、入ったら危険そうな川だったと。
「玉川上水」という響きに独特の感傷を覚える、それは私だけじゃないはずです。
太宰の作品の中で、何度も読んだのは「パンドラの匣」。
結核療養所に入院中の青年「ひばり」の目線から見える人間関係とか死生観。
それは一見爽やかに語られるけど、ひばりの明るさからにじむ弱さというか華奢さがたまらないんですよね。
太宰治の小説ってとても読みやすいです。
他の文豪より小難しくないんですよね。
そんで、すごい自意識過剰・自己肥大症。
でも自分にも心当たりがあるのです。
10代の頃から何度も恥かいて人間関係もつまずいて、ついにここまで来ちゃいましたという情けなさは誰にもあるはずで、太宰の小説が「これは私の物語だ」と多くの人に思われるゆえんは、スケールがさほど大きくない「心」という領域がこれでもかと描かれるからでしょうかね。
なのに不意に感じられる「死」という危うさ。
弱えぇぇって感じに母性本能がくすぐられてるのかもです。小説読んでても「上から目線」みたいなのを感じない。
むしろ徹底的な卑屈さ。
でも家が金持ちだから弱者にもなりきれない。
そんで「あたらしい男」になろうとすると。
「パンドラの匣」では何度も「あたらしい男になる」と書かれてて、なんなんだってツッコミたくなりますが、それは「対等性」ということなのかな。「男」という色を薄めた存在に憧れたのだろうか?と感じたけどどうだろう。太宰治は双子座です。

太陽双子、月蟹、水星双子、金星蟹、火星魚双子座が強い!!
太陽ー水星ー冥王星コンジャンクションですか。
「究極に双子座的なことをやる」→「発信」「文筆業」ということでしょうね。
恋も出生も不倫も、自分の生涯を極端につまびらかにした。
ドラゴンヘッドも双子座です。
本人は生涯苦しんだでしょうけど、才能があったんだろうなとも思う。また蟹座部分。月ー金星ー海王星コンジャンクション→「モテすぎるダメ男」
ダメそうだなぁぁ。
火星は魚座ですよ…薄そうだなぁぁ。
でも確かに恋に生きそうです。
お酒も好きそう。「酔う」ことに弱そう。
女性が確かに寄ってきたのでしょうね。
でも私には、「自分ダメっすよ。全然ダメっす…」と、顔隠しながら後ずさりしていく情けなさが感じられるのです。
すべてにおいて挙動不審。
来ちゃうんだっていう、女が。
じゃあ抱くよね…っていうダメさなんじゃないかという想像。
流されやすそうだし、「上」に立たなそうだし、「かわいい♪」って思われちゃうのかな。
女に迫られたら追い返したりしなさそうだし、何もかもがずるずる。たぶん。
縁のある女性も母性本能が強そうです。こんだけ蟹座が強いと、あざとさもコントロールできそうな気がします。
だから「走れメロス」みたいのも書けたんですかね。
なんだかんだお金貸してもらえるし、待っててもらえるというか。
金星=金運とも読めますが、お金にもルーズそう。そして太宰といえば「死」
太陽と冥王星がコンジャンクションで、ドラゴンヘッドも近くにあるなら、「死」が人生につきまとうでしょうね。意識につきまとうというか。
火星も魚座で、太宰は火星期に亡くなりました(38歳没)
金星ー海王星コンジャンクションも、関わる女との死。
死の淵まで女性についてきてもらいたかったのかな。
「ねぇ、来てよ…心細いから…」って膝抱える荒唐無稽さがあったとして、まともな人なら「バカ」って突き放すだろうけど、恋人たちは「わかったわ」なんて言っちゃったのかな。
それでこの人が救われるなら…ってそこまで愛したのだろうか。
また双子座に星が集まりすぎると、神経過敏・思考過剰にもなるようです。
そして結構、人の日記を作品に取り入れてるんですよね。「パンドラの匣」もそうみたいだけど、「斜陽」も。
双子的極端に「盛る」人でもあった気がします。
太宰の妻・美知子夫人の星も見てみます。

太陽水瓶、月双子か蟹、水星山羊、金星射手か山羊、火星牡牛か双子太陽が天王星とコンジャンクション土星とスクエア、月が冥王星とコンジャンクションで、夫運にも妻運にも極端さが感じられます。そりゃそうですよね…
金星が境目ですが、水星・金星山羊だとして、双子座過多の太宰の繊細ルーズさにも、クールに気丈に対応してたんじゃないですかね。太陽は水瓶だし。
でも美知子夫人も双子部分や水星が利いてそうなので(水星ー海王星180度)、まともに取り合わなかったとしても言葉のチョイスにセンスがあったんじゃないのかなぁと。
なんとなく「生」へのたくましさが感じられます。
太宰は奥様を「道連れにしてはいけない人」とわかってたんじゃないでしょうかね。想像だけど。
映画では宮沢りえさんが演じられてました。玉川上水に一緒に入った女性・山崎富栄さん

太陽乙女か天秤、月乙女か天秤、水星乙女、金星乙女、火星獅子富栄さんは金星乙女でしたか!
映画では二階堂ふみさんでしたが、女性たちの中では確かに堅そうなメガネ女子でした。
その金星は土星とコンジャンクションだし、恋愛や自己表現は抑制的だったんでしょうね。
でも獅子座部分が肥大傾向です。火星・木星・海王星。
恋愛にどっっぷりになってしまう。ドラマチック万歳…しかも相手が太宰先生だったなら…。
こんな願いが叶ってしまったら死んでもいいと思うかもしれません。
これまた太宰から「死ぬ気で恋愛してみないか?」と持ちかけられる。
「死ぬ気で恋愛したい…」と応じる富栄さん。ヤバイよヤバイよ!
太宰ももう病んでたのかな。依存的な愛にしか救いを見出せないとか?
太陽月水星は冥王星とスクエア。
思いつめたら本当に極端な人…とも読めるけど、妻帯者と深い関係にあることの罪悪感もものすごかったんじゃないか。
というか、こんな自分が妻や太田静子さんに勝てるとしたら一緒に死ぬことしかないと思い詰めるかも。そして「斜陽」のモデル・太田静子さん

太陽獅子、月魚、水星獅子、金星蟹、火星双子この中では太宰と最も共鳴しそうな感じです。双子、蟹、魚に星があることが太宰と共通してる。どこか二人羽織的な。
これは「斜陽」が実質2人の共作だったことが表れてそうです。
映画では沢尻エリカさんでした。
太田静子さんも文筆の才能がおありだったんでしょうね。
水星ー天王星オポジションー海王星コンジャンクション、金星ー木星オポジションで、太陽水星は獅子、月は魚座。
創造性や豊かな表現力が備わってそうです。
2人の関係の始まりは、太宰のファンだった静子さんが自分の日記風告白文を太宰に送ったところ、太宰から「気が向いたらあそびにいらしてください」と返事が来たと!
これはファンレターをもらったミュージシャンのやり口じゃないですかね。
でも実際は「もっと日記見せて」って、太宰が静子さんの文章に興味を示して、「もしかして私の表現目当て…?」という疑惑がありつつ関係を持つという。
こうやってファンの作詞を自分の表現にしちゃう人、現代にもいそうです。
火星と土星がコンジャンクションというのも、男性からの制限や圧力が感じられます。
しかも双子座→太宰。
静子さん、受胎するんですよ。
2人が生み出したのは作品だけじゃない。それが蟹座金星っぽいです。映画には出てきませんでしたが、太宰といえば最初の奥さん(内縁)・小山初代さんです。

太陽魚、月射手、水星魚、金星水瓶、火星双子この方はちょっとモテそうです。
射手ー双子ラインがぱっと目につくのです。
柔軟宮がちだし、恋愛に没頭しつつ、うまいことかわしそうですよね。
芸者だった初代さん。
太宰と別れたのも、太宰の知り合いの画家と寝てしまったことがきっかけ。
それが発覚してから2人で自殺を図るなど、太宰と関わると穏やかな恋ってわけにいかないのか…
でも多分、初代さんもどこか破滅的な才能ある男が好きなんでしょうね。
太宰とは太陽スクエア同士ですが、強く惹かれあっただろうなと思ってしまう。
双子と魚座部分の共鳴もそうですが、どんなダメ男でも見捨てない情の深さがあったんじゃないかなと。
でも何度も「別れてやる!」という喧嘩もしつつ、元さやを繰り返しつつ、柔軟宮の揺らぎ。想像です。
初代さん、太宰と別れてからもその境遇は激しく、33歳のとき中国で亡くなられたそうです。
太宰は初代さんとの交際中にも他の女性と心中未遂をしてて、田部シメ子さん。
この方だけ亡くなってしまいました。18歳。
映画はこのシーンから始まります。
シメ子さんは太陽水星火星射手、月乙女か天秤、金星山羊座。
月がドラゴンテイルとコンジャンクションなのです。
あのころ、「ねぇ、死んじゃおっか」ということがそれなりにある時代だったのかもしれません。
映画の太宰は元気なパリピで、「恋愛巧者」という感じだった。
太宰はモテたかもしれないけど巧者ではないんじゃないかと。わからないけどね。
そりゃ山羊座の小栗さんは巧者でしょうね。
その小栗さんの性質が前面に出てる感じでした。
蜷川実花監督はきっと美しい人やエロスが大好きで、それらとご自身のセンスを表現するために太宰を使ったのかなというふうに見える映画。
常々最近の映画の乳首と汚物には辟易してましたが、小栗さんのえづきがわりと長いとこはつらかった。
雪が赤で染まる色彩を見せたかったのかな。
蜷川監督の「表現前面!」というのがどうも自分と合わないです。
表現ってある意味弱者と繋がるところがあるはずと思うけど、それは私の一方的な期待なのかもしれない。巧者、勝者のパーティーを見てる感じになりました。
二階堂さんはやっぱりうまいですね。
作品も子供も2人で生み出せない焦りと狂気。
でも乳首いる?と思った。
女優にこれほど同情したことはないかも。女優だって1人の人間です。
夫人役の宮沢りえさんの母性、背中のなで方や太宰に甘えられるところはさすが一番の包容力という感じでした。
それにしても小栗さんの男としてのパワーがギラギラとみなぎってましたね。
そりゃかっこいいけど、何を演じてもタワマンの屋上に住むような勝者に見えてしまう。
ほかの出演者は成田凌、壇蜜、藤原竜也、高良健吾、千葉雄大など、美男美女がたくさん出てくる映画でした。お金があるなら何をどう撮ってもいいのか。いいのか?


