-
北の国から2002遺言
北の国からスペシャルもついに昨日が最終回でした。
2002遺言は「田中邦衛ショー」と言っても過言ではありません。
というか、北の国からの主人公は純より螢より、五郎さんだったのだなといまさら気づきました。
北の国からスペシャルが、ドラマ時代よりどんどん感動薄れていったのは、純と螢が成長して、「すごい子役」という感動もまた当たり前のように薄れていったからかもしれません。
子役でなく、俳優さんとしての演技の素晴らしさにはもちろん毎度感動。
でも子役の演技への感心みたいのが「北の国から愛」に主につながってたことは否定できません。子役だけでなく、ドラマ時代の大滝秀治さんやいしだあゆみさん、あのころの原田美枝子さん(当時20歳くらい)、岩城滉一さん、竹下景子さんなど大人たちの演技は、スペシャル時代のなんか派手さとは違うものを放っていたよなぁ~。
2002遺言は田中邦衛ショーであるけれども、大ベテラン俳優の凄みも堪能できるものでした。
唐十郎さん、高橋昌也さん、杉浦直樹さん、地井武男さん…。岸谷五朗さんの演技にまだ若さを感じてしまうほどのベテランたちの演技。
倉本聰さんとか制作者が、ストーリーよりもそういう大人たちの年輪みたいのを見せたかったんじゃないのかな。
そして2002遺言の五郎さんの「遺言」は、倉本聰さんのメッセージでもあるのでしょう。唐十郎さんって、劇作家であるとか大鶴義丹さんの父親とかってレベルでは知っていて、お名前聞いただけで重みを感じる方ですが、TVでほとんど見たことなかった。
だけど、「これが、あの…!」と、私の耳に入ってきた噂どおり・それ以上のという凄さを、2002遺言で感じることができました。トド撃ちに沖へ出たもののいっとき行方不明になり、みんな諦めかけて心疲れていた夜明けに、吾平十郎さんが傷だらけで生還したんですよね~。
よろよろだったけど、その夜の宴はもう元気元気。
トド踊り?みたいのまで見せてくれて。
舞台で生きる唐十郎さんの真骨頂を拝めた気がして貴重なシーンです。そういう人の息子(岸谷五朗さん)から嫁を奪い、またその嫁(内田有紀さん)から結婚してほしいと迫られる純くんってのは、一体どんな魅力が放たれてるというんでしょうね。
五郎さんのDNAは確実に純くんにも受け継がれていて、だからこそ五郎さんも、
「残してやれるものは何もない」
「けど、残すべきものは残した気がする」
と最後、すがすがしい気持ちで遺書を書き上げることができたんだろうなと思いました。借金の返済が滞っていたり、結ちゃんというギリギリ人妻と結婚しようと思ってることとか、久々に純と会った五郎さんとしては寝耳に水の衝撃だとしても、人と真正面からぶつかって、顔腫らしても一度は立ち向かう。
なぜだかいろんな人に愛されている純を見て、「これでよかったんだ」ってほっとできたんだろうな。特別出演・杉浦直樹さんに遺書の添削をしてもらった当初は、
「あなたはまだ死ぬことをリアルに考えてない!」
「それが遺書に表れてる!」
と説教されて、思えばなんで死期も迫ってないのにそんな真剣に遺書かかなくちゃなんないんだって怒りそうなものを、五郎さんたら
「は、はい!すいません…!」
って、真剣にやんなきゃ~って日々遺書づくりに頭抱える。杉浦直樹さんからは逆に、五郎さんの家造りの弟子にさせてほしいと願い出を受け、教える・教えられるの相互の関係。
教える側に立つと、どうにも目の前の相手に厳しくなる。
教えられる側のストレスをぶつけるように、仕返しみたいに…って、村の衆の目にもそんなふうに映る。
あの交互の「きつすぎる指導」は、ささやかな描写だったけど楽しかったなぁ。ほんっとに今回は田中邦衛さんの演技がこんなに楽しいなんて!とワクワクして見てました。
羅臼の宴会の派手さにおののく五郎さんとか。
今までのスペシャルだってずっとコミカルだったんだけど、泣かせようという制作側の魂胆がちらついて素直に受け止められなかった。
五郎さんを人格者として描こうというような魂胆。
2002遺言では杉浦直樹さんに怒鳴ったり、「どうなのよ?」っていう親父っぷりがとても愛らしかったです。「三沢のじいさんは、もう借金なんていいと言ってた」
羅臼に来た五郎さんは純くんに告げる。草太兄ちゃん亡き後の牧場経営に失敗した純と正吉はそれぞれ富良野から去って、借金を返すために働いてきたんだけど、純くんの頑張りの糸がぷつんと切れたところから始まった2002遺言前編でした。
1500万円の借金を一時的に肩代わりしてくれたのが三沢のじいさん・高橋昌也さん。
自分に月々返済してくれたらいいからと、温かい言葉をかけてくれたじいさんも、今は寝たきりの日々。富良野に一時的に戻った純くん。
それは、中畑のおじさんの奥さん、みずえさんが癌で亡くなったから。
お葬式のために。
三沢のじいさんのところにも寄って、頭下げて謝った純くん。
だけどじいさん、「こっちこ、こっちこいって…」って激しく手招きする。近くでもっと優しい言葉かけてくれるのかな…って私も思ったら、お小水…。
早く~早く~とうめくじいさんの股間に純くんなんとかしびんを当てて、セーフ!
はぁぁ~あぁぁ~…という至福の高橋昌也さんの表情はすごく神々しかった。
あれは本当に寝たきりのおじいさんではなくて、高橋昌也さんという役者さんが演技をしているという事実。
それを忘れそうになるほどです。「三沢のじいさんから、すごくあったかいものが流れ出した」
というような純くんのモノローグも、この目の前のお年寄りの生命力が強烈に感じられて、それは高橋昌也さんだけじゃなく、世の中の寝たきりの方の生命力のことまで思い至らせるほどの、すごいものを拝めた気がしたワンシーンでした。北の国からは、ドラマ時代の大友柳太朗さん(正吉の祖父役)はじめ、大滝秀治さんや笠智衆さんなど、高齢の方の演技にいつでも胸を打たれます。
こういう方たちが、なんもなかった北海道をどう興してきたか、いろんな激しい移り変わりを見てきたけども、若者の新しい力をいつでも見守るような、大地の温かさ。
倉本聰さんの希望・不安・不満・信頼がすべてこの若者と大人の関係性に込められてるように映ります。地井武男さんもねぇ…。
「中畑のおじさん」があまりにも富良野にフィットしたもんだから、当たり前の景色として埋もれがちだったけど、五郎さんや若者にとって本当に頼もしい存在。
今の時代に珍しく、若者の見かねた態度などに苦言を述べられる大人。丸太小屋が火事で焼けちゃった時も、放心状態の五郎さんに
「村のみんなにいろいろお礼とか、そういうの俺わかんないから、中ちゃん頼む…」
と頭下げられて、
「わかった」と引き受けたあの時は、TVの前で至極ほっとしたものでした。多分このときだけでなく、子どもの送り迎えとか、街で泥酔した五郎さんの世話とか、本当に中ちゃんにはお世話になりっぱなしってことはわかりやすく前面に出てなくても、ファン視聴者みんな、中ちゃんの頼もしさ、「いてくれてホントありがとう」ってことは感じてるはずです。
いつも電車で去る人を追いかけて、走ってばかりだった螢が、最後は追いかけられる側に!
螢が向かう先は、行方不明だった正吉のもと。
現場作業員として岐阜とか栃木で働いてると、現住所書かれた手紙をくれた。追いかけているのは五郎さんです。
孫・快くんを溺愛するあまり、螢から「誘拐魔」呼ばわりされてた五郎さんは、遺書を書くときも快くんにどんなメッセージを遺そうか考えるだけで号泣。線路沿いを、複数の駅員に取り押さえられても振り払いながら、やっぱり号泣で追いかける。
でも純くんの目には「そんな父さんかっこいい」と映ったようですね。
純くんもそんな父親になりそうな情けなさが、そういえばスペシャルごとに滲んできてました。今、書店には「北の国からマガジン」が並んでますが、そこでいまさら「螢」の表記が正解だと知りました。
螢ちゃんはまた正吉と一緖に暮らせるという一見明るい未来で終わったけど、「本当の父親」のことについてどうしよっかって、また深刻な問題にぶちあたるんでしょうね。
けど螢ちゃんは生きやすさより、そういう道を選ぶ子です。
ぶつかってでも家族の絆をあきらめない子です!はぁ~ついに全編見届けることができました!
2時間ドラマ、ましてやそれ以上長い放送なんて、今なかなか見る気にもなれません。
北の国からは3時間。
ドラマ見ながらPCしてて「あ、今見てなかった」ってこともあったけど、それでもこんな長時間TVに向かわせる北の国からって、やっぱりすごいドラマです。
PR -
北の国から’98時代
北の国から’98時代、前編後編見ました。
’98時代の印象を一言で言うと、蛍ちゃんこと中嶋朋子さんがとても美しかったということ。
宮沢りえさんよりも、というくらい。中嶋朋子さんが最優秀助演女優賞だとすると、最優秀助演男優賞は岩城滉一さんです。
「ちょっと頭悪い」
草太兄ちゃんの最大の特徴であり愛されポイントを、今回も揺るぎなく演じてくれてた!けど’98時代では最先端の機械を投入する大きな牧場主になってて、大滝秀治さん演じたお父さん亡きあとでも規模が小さくなるどころか、順調に儲けてるみたいで。
ドラマ時代のダサい草太兄ちゃんの面影は一見どこにもなく、日サロレベルに黒い岩城滉一さんがそこにはいました。「ゆきちゃん!ゆきちゃんだべ!」
けど竹下景子さん演じる雪子が富良野に来たのを見かけると、「あのころ」と同じだらしなさで駆け寄っていく岩城さん、’98時代でも健在でした。’98時代後半では、草太兄ちゃんまさかの死…なんですよね。
つらいなぁ。’98時代の印象が薄いのは、スペシャルもあのへんになってくると「北の国から」自体が全国民の期待背負っちゃってて、「ここを見せたい!」という制作側の思惑がギラついてるように感じられる気がするからです。
・蛍ちゃんと正吉の結婚・妊娠報告を聞いた五郎さんの感動の嗚咽。
(五郎さんは時代前半ではお腹の子の本当の父親知らないけど)・草太兄ちゃんの不気味なほどの優しさ
(後半の悲劇の伏線と捉えるのはひねくれてるでしょうか)・これでもかというほど不幸な蛍ちゃん
(また行方不明になってあちこちにお金の無心だなんて!)個人的に好きなところは、正吉のまめまめしさです。
純と正吉はまだ一緒に暮らしてるんだけど、正吉がいっつも奥さんみたいに正座して洗濯物たたんでるところ。
自衛隊で厳しい指導受けてきたんだなぁという想像が楽しいです。
いつでも本当に気が利くし。
正吉は’98時代前編で主役級に光ってました!…ってここまでは’98時代前編を見た直後に書いておいたのでした。
時代後編の最大の焦点は「草太兄ちゃん問題」。
純:最近の草太兄ちゃん、人が変わったよ…。
成功したらなんでもいいのかよ…。
俺、兄ちゃん嫌いになりそうだよ…。草太:・・・。
純の勇気ある苦言。
お金つぎ込んで事業をどんどん拡大している草太兄ちゃん。
その事業拡大のためには手段を選ばなくなってきて、確かに富良野の仲間からの評判がすこぶる悪い、悪くなってきてる。時代前編のエンディングは、無農薬栽培を成功させつつある五郎さんと完次VS、隣の無農薬畑で病気が発生したと聞くなり一面に農薬散布する草太というまさかの対立図式!
そんな対立は見たくなかったけど、人はどんどん変わっていく、それが世の常ということなのでしょうか。
お金と成功が絡むと人はどうしたって変わってゆく。そして純が草太兄ちゃんに苦言を呈した翌日、草太は暴風雪で倒れたトラックの下敷きになって即死…。
なに?天罰…?そのトラックは、借金を背負った完次を草太が追い詰めて富良野から半ば追い出し、完次の新婚家庭の家財道具をゴミとして運搬する作業のためのもの。
それを純に手伝ってくれとお願いしたんだけど、完次に対してのあまりの非情さとか諸々に純は「嫌だよ」と断り、そのあとたまらずに、「だって…」とあの苦言が始まったわけだけども。
まさかこうなってしまうとは。
北の国からの死のシーンはいつでも残酷です。
そして純にいろんな罪悪感をを負わせすぎです!’98時代のシュウちゃんにぞわぞわするのは、過剰なエロさゆえかなぁ。
シュウちゃんのキャラクターにどうも慣れません。富良野から車で2時間ほどの実家に帰ってるシュウちゃんと純はどんどん距離ができ、しばらく会えてなかったんだけど、五郎さんの仲介で5ヶ月ぶりに会うことに!
そのときシュウちゃんが渡したクリスマスプレゼント。
会えない間に自分の気持ちを綴ってたノート。
純に会いたい。
純に会いたい。
時にはイラスト付き。えーーっ!?
って思っちゃうけど、’98のあのころは誰にとっても嬉しいプレゼントだったのかな。
あのころの若者だったら誰でも胸震わせる、そういう時代だったんだっけ。
今の私に、どうもよみがえってこない「あのころ」。草太兄ちゃん亡き後、その牧場を継いでくれないかとまさかの打診が純と正吉に!
嫌悪していた草太兄ちゃんのここのところのやり方。
しかも相当借金も背負っていたらしい。でも、でも…。
迷う2人の目の前の雪原には、キツネがつけたであろう足跡が二股に分かれてる!
正吉はそこでコインを投げて裏・表で何かを占う。
草太の死後、そこで初めてニヤリとする2人。
北の国からのこういうところが好きだったのでした。
大きな何かに委ねるしかないね、というような。リアルタイムで’98時代を見てたときは、
「なんで草太が死なないとならんの!」
と怒ってたんだけど、今見ると、ほうぼうで「草太の遺志だから…」ってことでなんでも物事がおおごとになっていくコミカルさがある。思えば「蛍の子の父親になれ!」「蛍と結婚しろ!」と正吉の背中を押したのは草太兄ちゃんで、あのころは荒唐無稽だべって正吉も私も思ってたけど、時代後編で正吉は、「草太兄ちゃんが、神様が(僕らを結んでくれた)」と言っていた。
草太は神様に…
死後の方が強い影響力放っていて(笑)、草太の死の意味は大きいなぁ!なんて思ってしまいました。来週はいよいよ最終回、2002遺言。
これは見てないのです。
予告編では内田有紀さんに「私をお嫁さんにしてくれませんか?」みたいなこと言われてた純くん。
ってことはシュウちゃんとの別れが訪れるわけだけども。
内田有紀さんきれいだったなぁ。
純くんは美人にすぐ惚れちゃうからなぁ。
五郎さんの涙もろさは、’98時代では滝レベルです。
来週も楽しみにします。
-
「ティファニーで朝食を」
BSで「ティファニーで朝食を」が放送されてました。
オードリー・ヘプバーンの映画は、どれも1回くらいは見たことあるはずなのに、何年か経つとどんな映画だったか忘れちゃうものも結構多いです。
それにしてもこの映画でのオードリーの役柄は結構ぶっ飛んでて、Wikipedia情報だと、
「人生最大の派手派手しい役」
「実際の私は内気な性格なのです。このような外向的な女性を演じることはかつてない苦痛でした」と漏らしていたそうで。
いやぁそうだろうと思います。
だってこの映画、みんなパリピじゃん!!オードリー演じるホリーは、自室に金持ちとモデル並みの美しい女性ばかりを招待したパーティーを主催。
そうはいってもオードリー、これまでのいろんな役柄の傾向に漏れず「ウブ」なんでしょ?
と思いきや、上の階に新しく引っ越してきたポール(ジョージ・ペパード)と初めて顔を合わせたその日にポールの部屋に侵入。
裸で寝てたポールに「ベッドに入っていい?」と尋ね、吸い付くようにポールの腕の中に飛び込む!「私たちフレンドよね」「ああ、フレンドさ」
ってきっちり言質とって、安心してポールの胸で眠る。
…んだけどもすぐに悪夢にうなされて、ポールに「どうして泣いてるの?」って優しくされた途端
「友達として言っておくわ。干渉しないで!」
って吐き捨てて自分の部屋へ戻る…。パリピは闇を抱えてる人も多いようで、過去に触れられそうになると時にヒステリックにも。
ホリーはまともに生計を立てることなんて考えず、金持ちの男の周りをいつもうろちょろ。
夢は金持ちの男と結婚すること(オードリー→太陽牡牛座)。
そのためには友人の彼氏だろうが、モノにするのに手段を選ばない。小説では、もっと娼婦的な役柄だったようですね。
それをオードリー風に大幅に変えたとか。
愛されキャラぎりぎりなところに最初はハラハラしてましたが、でもやっぱりあの美貌とドジなところ、そして暗い過去に弟への愛。
パリピに暗い過去があるとわかったとたん、ワクワクしてくる自分がいます。そんなホリーにすぐ魅力感じるポールは売れない作家。
既婚のデザイナーっぽい夫人のヒモ。
ヒモということはもともと貧乏ということだろうけど、このポールの金銭感覚とか常識的な目線こそ、観客が安心して心寄せられるところでしょうね。完全にホリーに振り回されてるんだけど、それを楽しんでるからか振り回されてるサマもスマート。
(ジョージ・ペパード→太陽天秤座)
パリピ特有のヒステリーからくるホリーの侮辱的な発言には、もちろん冷たい視線を浴びせるポール。
だけどその放言は本心からじゃなくて、「どうかしてた…」って反省してることもよくわかってるポールは、翌朝ホリーの部屋を訪れて様子をうかがいに行く優しさ!このジョージ・ペパードという役者さんがまたすごく男前です。
若きブラッド・ピットに似てるような…。友達以上恋人未満最高潮のはざまにいる2人。
「互いに初体験を3つしましょ」と提案するホリー。
その1つが、ティファニーで買い物をすること。
ポールは、さっき売り上げた本の小切手は持ってるけど、手持ちは10ドルくらい。「10ドルくらいで買えるものありますか?」
店員に聞いちゃう2人。最初は怪訝な顔されるんだけど、「このおもちゃの指輪にイニシャルを彫ってもらえる?」というポールの提案に一瞬ドン引きっぽかった店員だけど紳士的な対応。きっとティファニーの常連客からはほとんど見出せない純粋なものを2人に感じたんだろうな…。
「明日出来上がります」と答えてたその店員は、ポール・マッカートニーに超似てました。ちなみにあと2つの初体験は、図書館に行くこと。
ポールの本にサインをして帰ってくるといういたずら付き。
もう1つが万引き!!
店内でも完全に怪しまれてる2人でしたが、お面盗んじゃったよ!しかしさすがハリウッド。
お面かぶってお店からアパートへ転がるように戻ってきて、息切らしながら2人でお面を取った瞬間の色気…。自由を求めるパリピ…いや、ホリーは、ポールと愛を交わしたなんと翌朝に、ブラジルの金持ちをゲットする計画に邁進し始める。
まずは図書館で南米の勉強。
ポールは、これまでホリーがどんな振る舞いをしてもスマートに見守ってたのに、一夜を共にしたら「そんなことはさせない。愛しているんだ。君は僕のものだ」とホリーの腕を掴む。「なんなの?束縛?」
パリピに吐き捨てられたら確かに激昂しそうな言葉です。
でもホリーのブラジル行きはどんどん本気度加速していって、実業家の妻になるために料理頑張ったり、生活質素にしてみたり。
明日いよいよブラジルに発つんだというときに、警察に踏み込まれて逮捕。
容疑は「麻薬犯との取り引き疑い」!結果は誤認逮捕なわけなんだけど、パリピのこんな騒動にはニューヨーカーですらも冷たい。
そしていくら誤認逮捕といっても、こんな容疑かけられる人はブラジルの実業家にとってはNGなわけで、お別れの手紙も届く。
それなのにブラジル行きの飛行機に乗ろうと空港へタクシー走らせるホリー。一度は諦めたホリーへの気持ちなんだけど、哀れすぎるホリーを受け止めてあげられるのは自分しかいないと、ここでまたポールが
「ブラジルに行かせない。君は俺のものだ。」
と束縛ワード!
ジョージ・ペパードは月が牡牛座なのです…。
けどもオードリーは太陽が牡牛座。
束縛、嫌いじゃないハズ…。いや、でも飼い猫に名前もつけないホリーは、
「私のことだって誰も飼いならすことなんでできない。私は鳥かごに入りたくない。あんたも自由にお行き」
と、相棒の猫ちゃんをどしゃ降りのニューヨークに放つのです。ポールは今度こそ見限ったような目で、
「君は鳥かごから自由になりたいんじゃなくて、自分の作った鳥かごに逃げ込んでるだけだ」
「そこから一歩踏み込まないと”真の愛”なんて得られない」
と言い放ち、ティファニーでイニシャル彫ってもらった指輪を投げ渡す。「今まで大事に持っていたけど…(もうその必要もなくなったようだ)」
そこでやっと覚醒したようなホリー。
いや、ホリーだけでなく、見てる私までグサッと来るような…。
Oh!ポール!このままだと大事な何もかもを失ってしまうと気づいたホリーはすぐタクシーを降りて、ポールを追っていく。
でも名無し猫ちゃんはどこに?このどしゃ降りのラストシーンは、今までの明るいムードからは考えられないような不穏な曲が流れていたのです。
ホリーの絶望・恐れ・叶えられなかったこと・叶えたいのはそんなんじゃないこと。
今まで目をそらしてたものすべてが噴き出してくるような。でも名無し猫ちゃんの「ギャーオ」という鳴き声、「見つかった!」という喜びとともに、曲調が「ムーンリバー」に転調するあの奇跡!


オードリーの指には指輪が!

ホリーは「使えない男たち」のことを何度もネズミ、ネズミって言い放ってた。
だけどラストシーンは自身が濡れねずみに…。
涙しました。。写真にしるしもつけたけど、名無し猫ちゃんがすばらしい演技でした。
オードリーにすばらしくなついてた。
オードリーの背中をぽぽっ…とたたいたり、最後の抱擁も愛おしそうだったのはもうお互いに。この方もこの映画には欠かせないキャラクターなのですね。

ミスター・ユニオシ。
日系人とか日本人という設定だそうです。
-
北の国から’95秘密
日曜20時はもれなく「北の国から」です。
’92巣立ち以降はつまらなくなったとか、’95秘密以降はもう見てないだとか、後年の北の国から批判をちょいちょいしてきたんだけど、’95秘密はほとんど見てなかったようでした。
「そんなことは全然知らなかった」
っていうシーンばっかり。
中途半端な見方してたみたい。
申し訳なかったです。特に新得駅前での純と蛍の車の中の会話シーンは記憶にまったくありませんでした。
でもTVドラマ兄妹シーンNo.1なんじゃないでしょうかね。純:お前、いつからそんな悪知恵ついたんだ?
蛍:・・・いつからかな。蛍ちゃんは緒形直人さん演じる勇ちゃんからとっくに気持ちが離れ、勤めていた札幌の病院の43歳8ヶ月の医者と不倫中だった。
駆け落ち中でもあった。
いっとき行方不明になって、医者の息子まで純のお家に押しかけてきて、それでも富良野に住むお父さんには知られないように、心配も悟られないようにしてきた純のもとに、ある日蛍が訪ねてきた。
「お兄ちゃんお金貸して」って。純は正吉君と一緒に住んでるんだけど、蛍ちゃんが訪ねてきた時には正吉は中座。
純と蛍、深刻で重苦しいムード。
蛍ちゃんはこれから根室市落石漁港の診療所へ向かうという。
その先生と、2人して雇ってもらったみたい。
新得でそこへ向かう汽車に乗る。
その新得駅まで蛍ちゃんを送る純。「ちょっと眠っていい?」
って疲れた顔した蛍ちゃんを横目でちらっと見て、心配する純。
その前に「カセットかけていい?」って蛍ちゃんが持ってきたカセットから流れてきたチェロの音に、ほっとしたように眠る蛍ちゃん。
新得駅に着いたら、「あの人、チェロ弾くの」だって!そこでニヤつく純君。
この表情は、兄妹だからできるのかなぁ。蛍:駆け落ちするっていうのに、あの人チェロ抱えてきたのよ。
純:…そいつ殴りてぇ(笑)そいつになんて口説かれたんだ?
蛍:あたしが口説いたのよ。あたしがメロメロになったの。きょうだいならではの寛容さでわりとニヤニヤ聞いてた純君だったけど、「メロメロ」のあたりから雰囲気が変わった。
「先生」のことを語る蛍ちゃんは、さっきまでの深刻さとは打って変わってメロメロな表情になったけど、何か「教祖様」を信じてるみたいな表情でもあった。
「それでいいのかな?」って恋をしている人は、ああいう独特の表情をするものかもしれません。部屋で2人深刻に話し合ってた時は、蛍ちゃんまさか死を選んだり?ってことが心配だったけど、彼の話でちょっと気分がアガった蛍ちゃんは
「お父さんには、僻地へボランティアに行ってるって言っといて」
ってワルそうに笑う。
その表情を見た純君が「いつからお前、悪知恵…」ってセリフ吐くんだけど。「…いつからかな」って、正気に返ったみたいな蛍ちゃんの顔は、まるでドラマ版のあのころの蛍ちゃんだった!
この表情には感動しました。
倉本聰さんも中嶋朋子さんも、すごいなぁ…。あのころ’95秘密をろくに見てなかった大きな要因は、宮沢りえさん演じるシュウちゃんのふわふわ具合が見ていられなかったんだと思います。
それにしても宮沢りえさんきれい!
最近の広瀬すずちゃんを見て、宮沢りえさんに似てるなぁと思ってたのですが、あのころ22歳の宮沢りえさんは広瀬すずちゃんみたいな少女の透明感に溢れてたんだなぁ。しかしシュウちゃん積極的すぎです。
純君と初めて会ったのに「お茶飲んでかない?」っておうちに誘ったり、「じゃ、電話番号教えて、いつかお礼するから」と、ひるまない積極性をさらに見せ。
「いつでも電話待ってます!」
って純君の顔を覗き込みながら言う、この積極性はどういうんでしょうね。純君も「初めて会ったのにいきなり部屋には上がらねぇぜ」ってポーズ見せたものの、その日の夜にさっそくシュウちゃん呼び出しちゃって、一気に仲は深まります。
れいちゃんとは、まだかろうじて付き合ってる’95秘密冒頭。
「今日こそ部屋に誘えるかも!」って意気込んだ純君に、「ある人からプロポーズ受けたの…」って複雑な女心見せられる。
ああいうときの男女の気持ちって、どうしてこうもちぐはぐなんでしょうね。
「そいつのとこ行くなよ!俺がいるだろ!」って言ってほしい女。
そんなこと言うわけもない男。コンプレックスのかたまりである純君は、大草原でれいちゃんを押し倒して激しく拒絶されるという。
シュウちゃんが昔AVに出てたことを知ってからの純君も、シュウちゃんを強引に押し倒してましたね。
最低じゃん!けどもシュウちゃんもまた純君押し倒して2人の関係は始まったのです。
北の国からは結構この「押し倒し」が出てくんですね。
弱い男・強い女の象徴なのかな。
五郎さんもこごみさんから押し倒し攻撃受けてた。
ここまで遺伝するのかしら…。シュウちゃんの部屋に初めて上がった純君。
最近引っ越してきたばかりのシュウちゃんの部屋にはまだテレビもコンポもなくて、いつかここに置きたいんだぁ~って夢を、ピエロのオルゴール鳴らしながら舞うように語るシュウちゃん。
あれ?この感じ。タマコの異様さに似てる気がしたのです。
「タリラリラ~♪」
って、2人の好きな映画「ライムライト」のワンシーンを自己再現してみせるタマコ。
純が勤めるガソリンスタンドで、ピザ屋の制服のまま。
「おい、やめろよ!」
ってなりそうな現代の青年ですが、純君はまんざらでもない感じでニヤニヤしてます。あちゃー純君は一旦盛り上がっちゃったら引き返せないタイプなのかもね。
思えばれいちゃんも相当積極的で、だって中学生とはいえ、小屋に誘ってシュミーズ姿さらすってさ。
しかもれいちゃんの必殺技は、電話で「怖いの…」って囁くこと。
毎回言ってんだけど、結婚式当日にまで囁かれた純君は、映画「卒業」さながらに式場向かっちゃうんだから!
まったく獅子座の男は!
純君は女運が強烈にいいとも言えるけど、それだけのリスクもまた負わねばならない金星天王星の男。このドラマは地上波では放送できないかもしれないかな。
いろいろギリギリな気がする。
でもそれがとっても美しいし胸を打つ。
何より蛍ちゃんの保険をかけない生き方。
蛍ちゃんがこういう性格のまんまで本当に良かったと思いました。蛍の不倫のことを知った五郎さんは純と一緒に落石まで来て、1年ぶりに蛍と再会できた。
五:久しぶりだなぁ。ちょっと太ったか?
蛍:いま幸せだから…。
五:そう!幸せがいちばん!
「世間的にはよくないことかもしれないけど、父さんに対して申し訳ないと思うことは、ない」’95秘密の表テーマは「誰にだって秘密がある・過去がある・秘密を抱えてこれから生きる」
でもきっと裏テーマは
「元気であれば、それでいい」
誰かのことを愛する何人かが、こんなセリフを語ってた。蛍ちゃんはずっと気を張って生きてきた。
お母さんがお父さん以外の人と仲良くしてるのを目にしたあのときからずっと。
母親代わり。お父さんのため。家族のため。純と蛍の親不孝度合いに勝手に腹立ててた時期は長かったけど、何かを「抑制」してきた分だけ社会的不良になったって、それこそが自然なのかもしれません。
TVも家電製品もない生活を続けてる五郎さんは、それだっていいんだ~ってことよく知ってるようです。
’95秘密はそこに感動したなぁ。結局、純君はれいちゃんをさらえなかった。
脳裏に浮かんだのは、社会性を捨てたような歩みで先生のもとへ向かう蛍ちゃんの後ろ姿。純:お前はダスティン・ホフマンみたいに、本当に欲しいものをさらったんだな
今の俺に、お前の姿は眩しすぎ…意外だった(純ふう)。
北の国からからこんなメッセージを投げかけられるとは。シュウちゃんが昔AVに出てたことを知ってからというもの、純君はあからさまにシュウちゃんを避けるんだけど、一緒に混浴までした五郎さんのたっての願いで、純君はしぶしぶシュウちゃんの待つ喫茶店へ向かう。
シ:今、純君にお手紙書いてたの。読み上げるね。
そんなことしたら嫌われる!ってな心の警告もむなしく、AVに出たヤバい経緯を読み上げるシュウちゃん。
だけど北の国からというドラマは、そんな「まっすぐさ」を輝かしく讃える。
そのまっすぐさだからこそ不器用に生きてきた人たちの物語。
そしてもれなく純君の胸を打ちました。
成功かっ!’95秘密は、とてもよかったです。
純とシュウちゃんが恋に落ちるあたりの若々しさも、今あんなふうに「気になってしょうがない」って恋の始まりを描けるドラマはあるかしら。
吉岡秀隆さんが相当演技うまいんだな~やっぱし。
中嶋朋子さんの相手「黒木先生」は結局出てこなかったんだけど、診療所の片隅に置かれたチェロだけで「ひっそりと秘密の恋愛してます」っていう色気をあふれさすって、か~っ!!
来週は’98時代を楽しみにします。
-
北の国から’92巣立ち前編
ここのとこ楽しみにしている日曜夜8時。
BSフジで毎週、北の国からスペシャルが再放送されているのです。こないだは’92巣立ち前編。
北の国からの鮮やかな記憶は、’89帰郷で止まってました。
純と蛍の性格もどんどん屈折していって、五郎さんに降りかかる不幸の数々に耐えられなくて…。その時代時代の若者と年老いた親の問題を、すべてあの親子3人に背負わせてお茶の間の涙を誘おうという、当時はそんな派手さがTV業界全体にあったんじゃないのかな。
巣立ち以降の印象がよくなかったのは、純の女遍歴にもあると思います。
初恋や、少し関わっただけも含めると…・恵子ちゃん 連ドラ
・涼子先生(原田美枝子)連ドラ
・れいちゃん(横山めぐみ)’87初恋
・エリ(洞口依子)’89帰郷
-------ここまではまだいいとして--------
・タマコ(裕木奈江)’92巣立ち
・シュウ(宮沢りえ)’95秘密
・結(内田有紀)’2002遺言
これは吉岡秀隆さんのホロスコープ・金星あたりですが、激しいことになってますね。
波乱・いきなりの別離(天王星)、深刻すぎる恋愛(冥王星)。
(実際に内田有紀さんが書き置きを残して家を出て行ったという離婚の背景は、真実かな…)そもそも出会う女性がみんな激しい、とも言えます。
北の国から以外でも、華やかな女性との共演が多いです。
(後藤久美子さん、小雪さん、柴咲コウさんetc…)いやしかし、久々に見た巣立ち(前編)。
とてもよかったです!
久々に見た裕木奈江さんはとっても素敵でした。

裕木奈江さんって、当時すごいバッシングされてましたよね。
もともと、ふわふわした不思議キャラクターでしたけどね。
顔は夏帆ちゃんにどことなく似てる。

でも今ああいう女優さんってなかなかいないです。
空気読めない天然な感じがバッシングされてたのだろうけど、誰もかれもが空気うまく読めてるみたいなキャラクターの中においてああいう雰囲気の方ってのは、記憶に刻印されるものですね。前日にはBSで「鬼龍院花子の生涯」を見てましたが、夏目雅子さんの透明感にも匹敵するんじゃないかとすら思った。
それくらい透き通ったものを放てる女優さんが、今どこにもいないような。ラブホテルで純くんと一緒に映画見て、しかもホットドッグのケチャップで手がべたべた・真っ赤。
当時は私もあそこに嫌悪感抱いてました。
純くんの肩に頭のせといて、押し倒された途端に
「純くんそんなことする人だと思わなかった!!」
と突き飛ばして激しく泣く。(ラブホテル行こうって誘っといてその気がないとか、なんなんだよ…)
ってのはセリフになかったけど、そんな感じで急速に萎えていった吉岡秀隆さんの演技がまたすごくうまかったです。「ごめんなさい…!」
「やめろよ」
「いいの…!」「嫌いにならないで」
今度は逆にタマコにのっかられて、2人の関係が・ラブホテルでの「映画鑑賞会」が始まるわけで…。「タマコを愛していたかと問われれば、愛していなかった」
「れいちゃんのようには、愛していなかった」
「僕は不純です」
「父さん、僕は東京で不純なことをしています」いや、そんな反省することもないんだけど、それにしても20代前半男性…というか男性全般の「好きじゃなくても抱ける」というあたりへの「わからなさ」ばかりが募った。
一度なら抱ける、とかではなく、好きじゃなくても何度でも抱けるということのわからなさ。緒形直人さん演じる勇次も、蛍ちゃんに「札幌で就職してくれるのよね?(一緒に居られるのよね?)」と問い詰められて、言葉に詰まってた。
そのとき漂った、「永遠に一緒ではないかもしれない」というあの切なさ。
しかも、すぐそこに迫ってるような別れ。それをまた、蛍ちゃん押し倒すことでごまかそうとする勇次。
緒形直人さんですら…!
ショックです。富良野までゆっこおばさんを迎えに来た村井国夫さん(役)は、またも不倫をして、じきに離婚。
昨日見た限りでは、正吉が一番誠実そうだった。
蛍ちゃんと列車の中で数年ぶりに出会った自衛隊員・正吉。
富良野で降りず、通過するばっかりだったこの何ヶ月のこと、お父さんにもし会っても内緒ね…と正吉に釘刺す蛍ちゃんに
「言わねぇよ…絶対」
って、涙浮かべながら堅く守る正吉。
正吉はその後、未婚の母の蛍ちゃんと結婚するんだからさ。誠実さとはなんだろう。
「誠意って何かね?」
これがまさに巣立ち後編のテーマでしたね。
一朝一夕に完成しない丸太小屋や石造りの小屋みたいに、愛も信頼も関係性も、すぐには形成されない。
ってことは、倉本聰さんのテーマのようでもあります。すぐに結果が出ないと不幸だと思う。
自分を責める。
「すぐ」ってどんな?
1ヶ月で状況が変わらないとすぐ落ち込む。これは私のことでもあるし、周りのことでもある。
何もかもが速すぎて、年単位での努力なんて最初から頭にない。
そんな人が増えていけば、どうしたって自分の歩みは遅く思えます。さっき放送されてたNHK「プロフェッショナル」には倉本聰さんが出てらした!
「書く」ということに365日ずっと取り組まれてるという倉本さん。
時々書いたあとに吐くこともあるという。
それはなんでだと「とある人」に聞いたらば、
「誰かに書かされてるからだ」とのこと。
「サムシンググレートに書かされてる」
とも言い換えられてた。「吐き気もあるんだ、どうしたらよいのか」
と相談したらば
「お香を焚くと良い」
とのアドバイスあり。う~ん!
倉本聰さんのこういうところが好きでもあります。
北の国から(ドラマ時代)で何度も描かれたUFOとの遭遇にも通じるような。
「自分だけじゃない、もっと背後の大きなもの」
にいつでも畏敬の念を抱いてらっしゃるように思えます。巣立ち後編の、黒板五郎がタマコの叔父・菅原文太さんのもとにたくさんのカボチャを持って行って、律儀に積んでおくシーン。
あれが予告編で流れただけでも胸が痛い。
それだけでもたまらないのに、巣立ちの最後には五郎さんが丸太の下敷きになって、それを見つけた蛍の叫び声。
あー胃が痛い。倉本聰さんは、4月からテレ朝で放送される昼ドラの脚本を書かれたそうです。
「横道にそれないこと」
がプロフェッショナルなんじゃないかと、さっきおっしゃってた。
私も北の国からシリーズを最後まで今度こそ!見届けようと思います。
-
港カヲル人間生活46周年コンサート
2月1日 国際フォーラムAホールに行ってきました。
「港カヲル人間生活46周年コンサート」
港カヲルとは、グループ魂のパフォーマー?の1人で、皆川猿時さんのこと。グループ魂は大人計画のメンバーが組んでるバンド。
私にとって大人計画とは、近いようでいて遠い存在。
宮藤さんや松尾さんのドラマは大体好きなんだけど、舞台には行ったことがない。
それに大人計画ファンってみんな無類のお芝居好きというような独特の雰囲気で、なんかちょっと気が引けちゃう。今回の港カヲルのコンサートに私が行くことになったのは本当に偶然のことでした。
チケット取ってた人が行けなくなった、その人の代わり。「前に皆川猿時好きって言ってたよね?」
そんなこと言ってたっけかなぁって思ったんだけど、2013年に皆川さんについて記事書いてたのでした。
(皆川さんと射手座)この記事の中では、皆川さんのこと気になるようになったきっかけが夢で見たからと書いていた。
じとっとした手で私の背中を押すって…。
なんか~この夢が「今」すごい意味を持ってるように思えてきた。
それくらい刺激的なライブだったのです!というわけで、忘れないうちにライブ備忘録。
****************************
会場には開演15分前くらいに入りましたが、著名人の方々の「港さん(皆川さん)お誕生日おめでとうございます」というビデオメッセージがずっと流れてた。
2月1日は皆川さんのお誕生日。会場が暗くなったら、ゴスペラーズ+港カヲル登場。
今回発売されたソロアルバムで「ひとり」がカバーされてるのです。愛してるぅ~~(って)…
会場大揺れです。
「港カヲル」のつぶれた声の破壊力は凄まじかった。
ゴスペラーズの低音・高音のハーモニーがあれば、国際フォーラムAホールにふさわしい荘厳さを生み出すんですね。
贅沢なステージでした。2曲目はGLAYの「HOWEVER 」カバー(笑)
いちいち(笑)をつけたくなる愛らしいステージ。しょっぱなから。2曲歌ったところで、総合司会の谷原章介さんが登場です。
うたコンっぽい!「章ちゃん」「先輩」と呼び合う仲。
章ちゃんとファッションヘルスなんたらのくだりは本当かな?
章ちゃんごまかしてた?そしてラバーガールによる審査員紹介です。
右にはグループ魂、左には皆川さんのご両親(笑)ラバーガールは、飛永さんの安定感と「1UP」だけでも相当楽しめました。
ちょいちょい「夜のお悩み相談」コーナーとか、またビデオメッセージとかが入り。
今回、アルバムに楽曲提供したヒャダインのメッセージのあとに私立恵比寿中学の登場ですが、ここが長かった!ヒャダインのメッセージも相当長いし、だんだん会場が冷えてきた頃にエビ中柏木さんと綾小路翔さんが君の名は的にぶつかるコントの始まり始まり。
あそこ長かったなぁ~。
さんざん長かった上に皆川さんを待っていたのが、エビ中とコラボした曲の激しいパフォーマンス。
曲も長いし~。しかし、誰もが「何なんだ笑」と思いそうなそれこそが狙いという気もしてきた。
汗だくおじさんの必死さが可笑しくなってきて、やらされてる感に大笑いしながらも、皆川さんすごい!すごいよ~!と、見る人の胸を打つパフォーマンスは、結果とてもカッコよかったです。そしてグループ魂が出てきてアクロバティックな縄跳び。みんなの運動神経のよさに惚れ惚れしました。
この日のために練習したんだろうなという裏側まで感じられて胸アツ。第1部の終わりは、ここまで出てきた方々みんな出てきて「南部ダイバー」熱唱。
そして第2部はグループ魂のステージです。
そうなると第2部のメインはほぼ阿部サダヲさん。
グループ魂の予習はしてこなかったからわからない曲ばかりだけど、ノリやすいものばかりなのですね。
詞が下ネタすぎてしょうもないのは伝わってきたけど(笑)
全作詞宮藤さんなのでしょうか。阿部さんがほんっとカッコよかったです。
阿部さんの職人感には前々から注目してましたが、あの人の姿勢が刺さるほど眩しかった。
普通の役者が100%出してくるとしたら、阿部さんは120%、いや、1000%…。と、ここでカルロストシミの登場です(笑)
いや、笑った。
待ってました。待ち望んでた。
1部でやらなかったから半ば諦めてた。だけど、白く爽やかな長ジャケット着て「ボクはぁ~ニホン語あまりワカラナイ」とたどたどしく登場してきた姿にまた会場大揺れ!
そして始まった「君は1000%」君ハァ~…
(笑)(笑)(笑)
トシミの小刻みな揺れに、お客さんの体が前にかがんで後ろに反って…。しかし声が似てる!
可愛い!と思ったそばから白目むいたりゲスな顔になる皆川さん。
ひでーな…(笑)「職務質問」での阿部さんのマイケル風ダンスは、できればノらずに立ち尽くして見てたいくらいでした。
身のこなしが完璧すぎて。なんとか部とか。
書けないけど。
すごい曲を作るものです。阿部さんがマイクを握ると、主役のはずの港カヲルの存在が急に薄くなる。
でも一度、たぶんあまりに暑すぎてカツラ脱いで、そのときの汗に濡れた髪型がとてもステキでした。
皆川さんって、80年代アイドルの面影残してますよねぇ。
そんな感じが、素の髪型から漏れ出しててちょっとたまりません。阿部サダヲさんの全力で「破壊」を演じる、その何重もの何層にも重なったテクにはもう釘付けだった。
あのステージや笑いの素を企画したのであろう宮藤官九郎さんのセンスと笑いへの貪欲さはとても眩しく。
しかも、人にいろいろやらせといて、宮藤さん自身はギターぎゅいんぎゅいんでかなりカッコイイ(笑)パンフレットの中の松尾スズキさんは、紙面から異常性が伝わるほどだったし。
あと村杉蝉之介さんとか、三宅弘城さんとかも絶妙な役割を完璧にこなされてて。最後の最後、阿部さんと舞台袖との「中村屋っ」の掛け合いとかとか…。
大人計画って、なんてエンターテイメント集団なんだろう。みんなみんな、歯車が適切な方向にギュンギュン回ってる人たち、と感じた。
私もギュンギュン回したいと!だけど皆川さんからもずっしり感じたプロ根性。
→汗だく女子高生姿になっても、ちゃんと内股で踊ってたとこ!
だからきっと違和感なく「可愛い」って思えたんだァ。今日は皆川猿時さん、スタジオパークのゲストです!!
録画予約をして、出かけます。 -
「カルテット」
「カルテット」もう3話ですね。
2話目では涙もちょろっと…。
菊池亜希子さんと松田龍平さんの曖昧な関係。
そこがすごくリアルに描かれていて。あぁ、White Love…
松田龍平さんはかっこいい役より、モテから外れた役の方が好きです。
菊池さんを押し倒すシーンはもちろんかっこよかったけど、「子ども」みたいな何かもにじみ出てて、菊池さんの母性とすごく噛み合ってた。
いつも眠そうな目は本当の早朝シーンがとても似合う。
ストーカー一歩手前で「ずっとあなたを見てました」っていう役も本当ぴったりです。このドラマの何がすごいって、やっぱり松たか子さんだなって思っちゃう。
産後初めての連ドラかな。
松たか子さんはかつての活躍から下りたというような役どころ。
輝きを自ら消すような演技。
ちょっと駆けるシーンとか、いかにも遅そうに。
きっとそう演じてるのだと思うのです。ただ、楽器を持つと人が変わる。
輝きを放つ。
そんなところにすぐ気づいたのが、また別府さんなんだけど。松たか子さんはその「目」がすごく印象的。
まぁるい目は相当正直で、嘘をスルーできない。
人を射抜くしヒヤッと時に冷たいんだけど、優しく見守るし、くるくると愛らしい。満島ひかりさんも魅力的です。
どうもクセのある子、すずめ。
満島さんのボサッとしたヤンキー感は結構好きです。
満島さんも楽器を持つと数倍大人になるし、色気も出るのですね。高橋一生さんの声の低さにはびっくりしました。
あそこまでだっけ!?
高橋一生さんを認識したのは、杏さん主演のお受験ドラマ、尾野真千子さんのキモいエリート旦那役でですが、「この人かっこいいんじゃん!」って気づいたのは、そこからずっと後だったような。
めんどくせぇーし、ゲスなやつですよ(家森がね)
その上ヤバそうな関わりもあるなんて…どうなるんでしょうね。ホロスコープを並列してみます!
松たか子さん(39歳・火星期)
太陽:双子、月:牡羊
水星:牡牛、金星:牡牛、火星:牡牛満島ひかりさん(30歳・太陽期)
太陽:射手、月:蟹
水星:射手、金星:蠍、火星:天秤高橋一生さん(36歳・火星期)
太陽:射手、月:射手か山羊(境目3時頃)
水星:射手、金星:蠍、火星:山羊松田龍平さん(33歳・太陽期)
太陽:牡牛、月:魚か牡羊(境目7時頃)
水星:牡牛、金星:双子か蟹(境目20時頃)、火星:牡牛松さんの双子・牡牛部分と、満島さん・高橋さんの射手・蠍がオポジション。
松さんの牡牛部分には、松田さんの牡牛部分がコンジャンクション。1話ではまず松さんー松田さんの距離感が描かれてましたね。
まだみんな距離感があるけど、松田さんが松さんを見る目はどうも粘着質で、ことあるごとに距離感縮めてこようとする、うっすらキモさがありました。満島さんと高橋さんは星の構成が似てます。
似てる同士は案外恋愛関係にならないのかもな、と思ったりしました。
唯一火星がスクエアで、火星天秤満島さんに「ヘンな人?」ってすぐ見抜かれて、火星山羊高橋さんが大真面目にムキになる。「みぞみぞする」
とかの不思議語は、満島さんの蟹月×射手水星っぽい。
はぁ?みたいな。
そうすると高橋さんの月は山羊かなと思ったり。
山羊座はあんま「ヘン」なこと言わなさそうだから。
でもやっぱ水星は射手なので、山羊×射手で大真面目に熱弁したあと、「みんな引いてる?あれ?」ってなムード。金星に蠍座を持つ満島さんと高橋さんは、どうもやっぱり秘められた「裏」があるのですね。
ま、みんな裏はあるんだけど。
それぞれの裏を「そういう人だっているわよ」って視点で許容するのが、オポジション同士なのかな。
双子と射手、牡牛と蠍。なんだか「共犯者」みたいなカルテット。
吉岡里帆さん(25歳・金星期)
太陽:山羊、月:天秤か蠍(境目22時頃)
水星:山羊、金星:魚、火星:蟹山羊の「きちんと」な線引きのうまいドライさと、水星座部分の魔性が入り混じった役が続きますね。
「あさが来た」では、水星座部分は「白岡あさ様っ!」というミーハーっぽさだったのかな。脚本家・坂元裕二さん(49歳・木星期)
太陽:牡牛、月:双子
水星:牡牛、金星:蟹、火星:天秤、木星:蟹坂元さんは「同・級・生」や「東京ラブストーリー」も手がけられたのですよねぇ。
満島さんと瑛太さんの「それでも、生きてゆく」もそうでした。
ホロスコープを見ると松田さんと構成が似ています。
別府さんの視点は、坂元さんが投影されたものなのでしょうか。物語の最初は、松さんの夫はどこ?殺…?みたいな不気味さがあったけど、だんだん「これどこ向かってんだ?」って行き先がわからなくなってきてます。
でもいろいろあるうちに、どんどん4人の結束が固くなってってる。
「病院行かなくていいよ」
って誰かに言ってもらいたい人って、きっとたくさん世の中にいるんだろうと思う。
「家族とは?」
ここが柱になってるドラマなのかもしれないです。
-
北の国から’89帰郷
'89帰郷は中学時代の私のNo.1恋愛ドラマで、何度も何度も録画したビデオを見たものです。
蛍ちゃんと緒形直人さんの淡い恋愛が印象的すぎて、純くんパートの記憶が抜け落ちてました。東京のゆっこおばさんのところに下宿してる純くんは、ちょっと不良っぽくなって。
髪も赤く染めて、知り合いからバイクを安く買おうとお金を工面して。
だけどバイク買おうとしてる中で、なんかヤバそうな人たちとのつながりができてしまい、そのグループの中の1人、妹が洞口依子さん!スペシャルでは何人か、特別出演みたいな俳優が出てきます。
初のスペシャルドラマ’83冬では笠智衆さんとか、’87初恋では美保純さんが草太の新恋人として麓郷ファミリーに加わりました。’84初恋では横山めぐみさんが鮮烈デビュー。
親父さんの泥の指紋ついたお札受け取れねぇと純くんにつき返したトラック運転手は、今は亡き古尾谷雅人さん。
’89帰郷では洞口依子さんがものすごい存在感を放っていたのですね。何度も見たので、細かいところの表情やシーンもよく覚えてる。
すぐ記憶に蘇ってきたのが、洞口さんのセミヌード…というかはだけた下着姿。CはおろかAも未経験の純くんにたちまち興味を抱いて誘惑した洞口さんは、荒川あたりに浮かんだ小舟の中で純くんのズボンを下ろすも誘惑に失敗し、舟から落ちてギャーギャー泣き叫びながら、ずぶ濡れで川から上がるシーン。
小柄な洞口さんですが、お胸が豊満で…。
ちょっとしたセクシーシーンは、昔も今も楽しめるものです。洞口さんは、ちょっとヤバいお兄さんの妹、自身もヤバい子という噂。
その噂通りな誘惑ぶりだけど、でもすごく人情味ある子だということを後に純くんは知る。純くん傷害事件のきっかけとなった、泥のついたお札を盗まれたそのお札2枚のうち、1枚は洞口さんが取り返してくれて、1枚は一緒に探そうって。
「僕もこの子も、不良ではありません」
「髪型とか服装とかバイクとか、見た目で決めつけないで」
「そういう外見も、いわば個人のセンスなわけで…」’89帰郷は蛍ちゃんの恋以上に、こちらのほうが強いメッセージとして発されていたのだなと改めて感じました。
そしてさらに思うのは、「北の国から」は純くんが主役なんだということ。
そうですよね、「拝啓、恵子ちゃん」とか、純くんのモノローグで物語は語られるのですから。スペシャルでは蛍ちゃんのセリフがぐっと減っているのがなかなか寂しい。
セリフがなくても表情で多くを語る蛍ちゃんなのですが。
それでも私の中に今も根づいているいくつか。「やだーー!!」(’83冬 雪に埋もれた正吉発見時)
「お兄ちゃん、早く(ラーメン)食べよ」(’84夏)
「今そういうこと言わないでくれる?」(’87初恋)
「あの人、いるでしょ、東京行っちゃうの。明日なの。(だから、温泉行かれないの…)」(’89帰郷)
「今その話しないで…泣いちゃうから」(’89帰郷)’89帰郷の前半部分見落としたので、恋愛シーンのセリフが瞬時に出てこないことが悔しいです。
ただ「待ってました!」と思ったのが、緒形直人さんの手紙朗読シーン。「HとY、HとYって彫ってある木が…」(H…蛍 Y…勇次)
「たきさと…空知川の…」手紙の内容は、今朝見たんだという夢の話。
夢の中で蛍ちゃんと手をつないで、ダムに沈んだ勇次の故郷へとどこまでも2人で潜っていくというような。
緒形直人さんのウィスパーボイスに聞き惚れて、いつも内容の解釈まで頭が働きません。
「えっちとわい…」
っていうささやき声がこだまして、色気にノックアウトされて…。
それがラブレターなんだっていう不思議さと、でも「風の又三郎」でつながった2人ならではの文学的ロマン。勇次の東京行きが急遽決まり、16:11分札幌行きで明日発つんだと聞いた蛍ちゃんは、すかさず右斜め上部の時刻表を見やり、そのあと即、勇次に向けた表情は強く責めるような。
(でも…しょうがない…)
出かけた言葉を赤い手袋で遮るように「…わかった…」って、蛍ちゃんもささやく。蛍ちゃんといえば「走る子」でもあります。
札幌行きの列車が入線するホームに向かった勇次を、1拍おいて慌てて追いかける蛍ちゃん。
いよいよ列車が出発すると、その列車に追いつこうと、追いつきたいと駆ける蛍ちゃん。見ていた中学生のときは「陸上部?」と思うくらいな走りっぷりと、おとなしい蛍ちゃんのギャップに意外さを感じるばかりだった。
けど思えば、お母さん(いしだあゆみさん)が乗る列車を、空知川沿い走って追いかけるあの名シーンオマージュということなのでしょうね。
あの必死さ再来という。’87初恋で純くんとれいちゃんは離れ離れになりましたが(純くん東京へ・れいちゃん一家夜逃げ)、’89帰郷ではれいちゃんをついに探し当てます。
たまたまラジオから流れてきた尾崎豊「I LOVE YOU」のリクエストが、「富良野の純くんへ、札幌のれいより」!!
これまた、たまたま富良野に帰ってた純は札幌のラジオ局まで行って、このれいちゃんのリクエストハガキを職員みんなで探すのですが、今では信じられない光景です。「これじゃないか?」っておじさんが見つけてくれたハガキの住所を頼りに、れいちゃんのアパートへ赴く純くん。
「今いないわよ」って教えてくれたおばさんは勤務先情報まで提供したらしく、ロイヤルホストでアルバイトしてるれいちゃんをガラス越しに発見!個人情報!!
ストーカー!!
今の時代、人はどれだけこのワードに敏感になってしまったことでしょう。
急に憂鬱になってきます。「あの人」の住んでるおうちの前まで行ってみちゃったり、お部屋のあたり見上げたり…ってことは、もう今のドラマでもないシーンでしょうかね。
これで御用なら一体どうやって恋愛しろってんだ!
…ストーカーになりたくない心理と恋愛離れは無関係ではないような気がしたのでした。
「好きな人に手紙を書く」という行為の遠さもまた。ほか’89帰郷の個人的名ゼリフ
「やりたいかやりたくないかって、そりゃやりたいです…けど…」(洞口さんに誘惑される純)
「なんせ過疎なんで、過疎!」(DTの言い訳をする純)
「僕のお札返してください、1987年3月21日って日付の入ってる、泥の指紋がついた…」(職場の先輩に懇願する純)
「バーカ!」(懇願された職場の悪い先輩)
「見たい?」(純を元気づけようと、蛍の彼氏を見に行こうぜと誘う五郎)
「お父さん、寝ちゃだめだよ…」(泣きながら薪をくべてる純)
「寝るもんかぁ…!」(お風呂に入ってる五郎)
「怖かったの…」(純と再会したれいちゃん)
「女房?・・死にました…」(酒場で管巻く五郎。”奥さんは?”って別に誰からも聞かれてないんじゃないかという疑惑)’89帰郷の後半部分だけでもこんなに書いてしまった。
実家で全編見たら、’89パート2もありえるかもしれません。
いや、その前に傑作’84夏のことを書きたくなるかもしれない。
あれは丸太小屋火事になったりラーメン屋のシーンとか、名場面盛りだくさんなのです。吉岡秀隆さんのホロスコープを見たら、金星が天王星とコンジャンクションで冥王星も近く、これからもっと女難が待ち受けてるふうで、そんなこともまた次回以降のスペシャル見たあとに書いてしまいそう。
だけど、’92巣立ち以降の妙なサービス精神についていけなくなったのも確か。
新たな感動と衝動が沸き起こったらぜひ書いてみたいです。
-
柔軟べっぴんさん
ついに栄輔とすみれが再会!!
栄輔すっかりホストみたいになってねぇ~。
あんなまつげのしっとり感、前の栄輔のときには気づけませんでした。今日のべっぴんさんで心動かされたのはそこよりも。
すみれ「今日はさくらの誕生日やもん。絶対早く帰ってくるわね」
さくら「…もうええよ。絶対とか言わんほうがいいし」私もすみれが「絶対」と言った時点で、「だめそうだな」と悲しさを抱いてしまいました。
「冬ソナ」でさんざん体験したこと。冬ソナの主役2人は太陽星座が柔軟宮でした。
チェ・ジウが双子座。
ペ・ヨンジュンが乙女座。芳根京子さんはというと魚座!
「っぽい」役をよくまた引き寄せるものですね。柔軟宮は約束を守らないというわけではなく、結果的に揺れてしまうことがやっぱ多いですかね。
そのときの「絶対」という気持ちは本物なのです。「べっぴんさん」は、それにしても魚座の方がとても多いです。
すみれの夫役・永山絢斗さんも魚座。
さくら役の井頭愛海さんも魚座ということで、魚座ファミリー。主題歌を歌うミスチル桜井さんも魚座マジョリティーの方。
すみれのお姉さん・ゆりの蓮佛さんも魚座。
すみれたちのいとこの嫁役・三倉茉奈さんも魚座。脚本家の渡辺千穂さんは太陽天秤座ですが、もしかしたら月が魚座の方かもしれません。
水瓶と魚の境目あたりの月の人。
そういえば旦那様の羽鳥さんも同じようなところに月がある方でした。しかしべっぴんさんは「柔軟宮劇場」と言えるほどの集まりようなのです。
主な出演者を並べてみます。
色のついた方が太陽柔軟宮。
(敬称略)すみれ(芳根京子)魚座
紀夫(永山絢斗)魚座
さくら(井頭愛海)魚座ゆり(蓮佛美沙子)魚座
潔(高良健吾)蠍座父(生瀬勝久)天秤座
母(菅野美穂)獅子座良子(百田夏菜子)蟹座
君枝(土村芳)射手座
明美(谷村美月)双子座
たけちゃん(中島広稀)牡羊座良子夫(田中要次)獅子座
君枝夫(平岡祐太)乙女座栄輔(松下優也)双子座
ドラマー二郎(林遣都)射手座
さくら友人五月(久保田紗友)山羊座オープニングデザイン・清川あさみ:乙女座
(乙女座に3星+リリス・dhの乙女座マジョリティー)
主題歌Mr.Children・桜井和寿:魚座
(魚座に4星+dhの魚座マジョリティー)現在、トランジットの海王星が魚座にあることと(T魚座10度、芳根さんのN太陽魚座9度)、Tドラゴンヘッドードラゴンテイルが魚座ー乙女座であることは(5度)、このドラマを生み出した縁であるとも言えそうです。
やっぱりすみれと栄輔が太陽スクエアっていうのがね~。
運命が違ってしまうドラマにふさわしいです。キアリスのメンバーは柔軟宮ぞろいです。
百田さんは金星期・金星乙女座。
「どうする?どうする?」
ってふわふわ揺れるお嬢さんなムードに、魚座紀夫さんが加わってもさらにアワアワ。
君枝ちゃんの夫(平岡さん)にはネガティブ面ばかり見えるらしくて、「どうしよっか…」って沈む一方。
やっぱり良子ちゃんの夫・田中要次さんの最年長獅子座ガヤは、一瞬ムカッとくるんだけど「はーい…」ってとりあえず喝入れられたみたいになるのかもしれません。たけちゃんも、「悪いけどそれやっといて」っていう女性たちの頼みごとに実に素直に動いてくれる活動宮の頼もしさ。
そしてなんたってみんなに笑いをもたらす弟的可愛らしさ。
最終的な方向性は、「なんか、なんかな…」でアイデアをどこかから降ろしてくる魚座シャーマンすみれ。芳根さんと蓮佛さんは同じ魚座なのに、雰囲気が全然違うのですね。
芳根さんほんわか。
蓮佛さんてきぱき。芳根京子(19歳・金星期)
太陽:魚、月:蠍
水星:水瓶か魚(境目12時ごろ)、金星:魚、火星:天秤
P太陽:魚、P金星:魚蓮佛美沙子(25歳・金星期/太陽期)
太陽:魚、月:獅子
水星:魚、金星:牡羊、火星:双子
P太陽:牡羊、P金星:牡牛芳根さん19歳って!!
ついこないだ成人式だったうちの姪っ子と同い年なのでした。
でも来月で20歳。
蓮佛さんは来月に26歳になるのでいよいよ太陽期。芳根さんのほうがうお・うおしてますね。
ぽわーっとしたふんわり感。
やっぱり蓮佛さんは牡羊座持ちでしたか~。
それだけじゃなくて月は獅子座で、確かに火星座持ちらしい熱血漢なところがいつでも感じられます。芳根さんは火星座ないのです。
10星見ても射手冥王星だけ。
月は蠍座だし、みず・みずしてます。
でも火星の天秤座がモデル出身っぽい。
主義はさらっとスタイリッシュに。
水星座のアーティスト性をインスタとかでも上手に活かしている感じです。水星は水瓶座なんじゃないかと思ってます。
何回かスタジオパークとかトークショーの模様を見ていますが、さりげなく笑わせるようなコミカルさに溢れてるんですよね。
「えっ、そこ?」
みたいな意表つかれるハズシ感も水瓶ユニーク風。蓮佛さんは水星魚座ですが、水星魚座×火星座持ちの方は語らせると熱く理念的な言葉が多く飛び出し、長いこと聞いてると「えっと…?」っていう宇宙ワールド・世界平和みたいな壮大感に覆われそうで、こっちの覚悟ができてない場合は逃げ出したくなる迫力を感じさせます。
「ごめん、こっちもっと適当だったわ」ってポーズ示しとかないと、いつの間にか壮大な夢への参加者にカウントされてたり。
蓮佛さんもトーク番組などでとても真面目さが伝わりましたが、「真面目やねぇ~」っておばあちゃんみたいな感心レベルでは済まないほどの迫力、圧倒感を感じました。「普通の子」みたいな役がぴったりな蓮佛さんですが、何か事態が悪化した時の勇ましい演技が好きです。
広末涼子さんに、彼氏役永山絢斗さんを奪われそうになるドラマでは、広末さんにビンタ食らわしてて、お返しビンタ食らってた。
あれ心に残ってるな~。
芳根さんはお料理が得意みたいで、おせちもちゃんと作ってたりとか偉いわ~。明日は栄輔とすみれ、どんな言葉を交わすかな。
楽しみです。
-
満月漫画検証
こないだは山羊ー蟹で満月でしたね。
(1/12 20時半ごろ)さて、ここのところ立て続けに漫画を買ってます。
そのきっかけは、年末に「この世界の片隅に」の漫画を買ったこととか、新年1/3に放送されてたEテレの「100分de名著 手塚治虫スペシャル」を見たこととか。
ともかく、年末年始に漫画スイッチが入ったみたいです。
この数週間で買った漫画。
「この世界の片隅に」こうの史代
「日本発狂」手塚治虫
「火の鳥黎明編」手塚治虫
「魔法の砂糖菓子」萩岩睦美
「全て緑になる日まで」大島弓子
「コミック昭和史」水木しげる
「劇画ヒットラー」水木しげるどれも全部読みきれてません。
ちょっと読んでは新しい次の本に手を伸ばす…というおびただしい同時進行具合。みんなに共通してると感じるところ
・動物とか自然の世界を大切にしている
・「わたし」は社会でマイナーな存在
・反戦はっきり反戦の色を出してるわけじゃない方もいますが、うっすらにじみ出すそれぞれの「怒り」から、私はそれを感じるのです。
「魔法の砂糖菓子は」、ずっと前から持っていたのに、2年前くらいになくしてしまいました。
同じく萩岩睦美さんの「パールガーデン」と、他にもあとで読み直そうと本棚から抜いて積んでおいた一式が、ある日突然消えた…。
この漫画熱の勢いで古本屋から取り戻してきました。
大島弓子さんの本は、あわせてそこで見つけて買ったもの。手塚治虫漫画は、まるで映画みたいなコマ割りだからか、読むスピードがすごく速くなってしまい、絵の細かいところなどスルーしがちになる。
思考のスピードも滑るように流れて止められないので、すんごく深いメッセージが込められてても、うわべだけの理解みたいになってしまう。
だからこそ、何度も何度も読みたくなるんだけど。ブラックジャックはそれでもまだ、手術中の葛藤や熟考に心情沿うようにじっくり読める。
けど、火の鳥黎明編は戦シーンが多く、わーーっと読んでしまう。そのスピード感に、実はうっすら物足りなさを感じて恋しくなったのが水木しげる漫画です。
本当に時間の流れがゆっくりで…。
歩く速度くらいな。こうの史代さんは太陽天秤座。
いろんな登場人物を偏りなく描かれる。
意地悪そうな義姉さんも、遊郭のお姉さんも、一面だけじゃなくて他面ストーリーも丁寧に。
誰がどうとかのジャッジがないのです。
いろんな人、いろんな人生、えへへ…みたいな、ぐるりと回る肯定感は天秤っぽくあるけど、射手月っぽくもあるかな。大島弓子さんは太陽乙女座。
まさに乙女チック。
だけど時に辛辣・批判的。
男子に、大人の鈍感さに。
はたまた繊細な男子の視点で、性急な女子に対しても。
非難の言葉はとても文学的で西洋的…って書いてるそばから弓子イズムがのりうつりそうな幸福感はなんなんだろうなァ!萩岩睦美さんは太陽山羊座。
月が牡羊座の方で、「銀曜日のおとぎばなし」のポーはじめ、物語の主人公は確かに牡羊座っぽい。
無邪気でせっかち、荒っぽくて純粋で、目に映るものに「わー!わー!」って大はしゃぎの感動屋さん。
誰から見たって少女のくせに、自分は結構オトナなのよっていう背伸び長女感が山羊座っぽいのかな。
一見明るい物語の中には、とっても悲しい目をした人間が出てくる。
人間だけじゃなくて、時に猫だったり。手塚治虫さんは太陽蠍座。
テーマはいつでも生と死。
逃れられない「この世」のいろんなこと。
「あの世」「来世」に行っても逃れられないカルマみたいなことまで。
「君は何に死に物狂いになるか?」という究極をいつでも突きつけてきます。
人を殺しました、はい、悪人で終わるのではなく、なぜ殺したか?どんな出来事が残酷さを呼んだのか?殺すに至るストーリーを浮き彫りにする。ほんとに残酷なストーリーが多いのですよね…。
凶暴な殺人鬼、侵略による大量殺戮、不要なものは殺してもいいんだという権力者。
極端に排他的な登場人物は、蟹座での火星ー冥王星コンジャンクションが投影されているのでしょうか。
月も蟹座の手塚さんです。そして蠍座持ちは本当に繕わない方です。
適当にお愛想で円満風に…そこの「嘘」を見抜く人が必ず現れる。
「人間なんてバカな生き物さ…」と吐き捨てるのはブラックジャックだけじゃなく、ドクターキリコだけじゃなく。
でも絶望だけじゃなく、「神の恵み」みたいな希望がラスト、厳かに描かれている作品が多いですよね。
「100分de名著」で紹介されていた「火の鳥 鳳凰編」も買ってしまいそう!水木しげるさんは太陽魚座。
あの世とこの世がテーマであるけど、生か?死か?という二択を超えて、生きてても死んでても、どちらでもどなたでも…というボーダーレス感。
生きとし生けるもの・生きてないものへの愛の深さは地球規模です。水木さんも月が蟹座でした。
冥王星とコンジャンクション。
蟹座冥王星世代の方の反戦への願いとか誓いは、「ついていこう」「そして守ろう」と決心させるほどの説得力があります。
私の両親も蟹座冥王星世代。
ただ旧都知事のように、外国人への排他性が強く表れるような方もいますね。「コミック昭和史」は全8巻。
うーん、私は全部買ってしまうだろうか。
水木さんの戦争漫画を持っていますが、学校であんまり教えてくれなかった戦争のこと、残酷な歴史のことは水木さんから学ぼうと思いました。というか私はもう、何かを読むにしても過去の人のものしか手に取らないかもしれません。
大きな本屋に行ったときの、膨大な書物に囲まれて、先人たちの本があれば何もいらないかもしれないのに、新しさのペースに埋もれてしまうじゃないかというものを、生きてる間にどれだけ引っ張り出せるだろうかな。
とかいって、こんな気分も新しいものに埋もれていくかもしれないけど。水木さんの「のんのんばあとオレ」が本当に好きな1冊です。
-
男性アナウンサー並列
「ぴったんこカンカン」はゲスト次第で見たり見なかったりで、前回見たのは石田ゆり子さんがゲストの時。
おもしろかったな~。
ほんっとキュートで。だけどいつでも・いつの間にか、私が見てるのは安住紳一郎アナだと気づく。
あの絶妙なツッコミ・毒舌・気遣い。
どんなに気が強そうな女優でも、安住さんのツッコミに表情崩して大笑い。
大御所でも若手でも、「惚れてます」「心底尊敬してます」ってとこからスタートしてるみたいな低姿勢。
低姿勢なのに、落として上げて、上げて落とすの繰り返し。
だけど、恋愛まで行くわけないというビジネスライクなすっぱり感も、視聴者はよくわかってる。安住さんのホロスコープが気になったのは、木星とパーソナル天体がソフトアスペクトなんじゃないかな?ってところ。
安住紳一郎アナ(43歳・火星期)
太陽:獅子、月:天秤
水星:蟹、金星:乙女、火星:牡羊
木星:水瓶月と木星がトラインでした!
木星とパーソナル天体がソフトアスペクトだと、「親しみやすさ」があふれます。
なんか話しかけやすいな~ってとこが、「いい人」って言われたりする。安住さんは木星アスペクトが結構多い人で、他には…
太陽と木星オポジション
木星と海王星セクスタイル
木星と冥王星トライン
46歳以降の活躍も目覚ましそう。
結婚は木星期かしら?太陽は獅子座だから、低姿勢モードだとしてもなんか華やか。
そして絶対コミカル。
だけど、どっかから感じられる「ドライさ」「非情さ」、上でも述べた「ビジネスライクすっぱり感」は、水瓶座の木星から放たれてるのかな。獅子ー水瓶といえば、タモリさんです。
タモさんは太陽が獅子、月が水瓶。
タモさんもコメディアンでありながら、クールさ・すっぱり感が特徴的。木星と冥王星がトラインということは、安住さんの天秤座月は冥王星とコンジャンクション。
そうですか~
あの絶妙な「間」の調整力。
ここで補正されてるのか~!
「絶対に人」
「完璧に空気読む」
そうでありながら生来のコメディアン気質なところ、「自分流コミカル」をちょいちょい出していく。そして金星は乙女でしたか!!
こじらせ~
いや、安住さんは本当はリア充なんだろうと思うし、お金持ちに決まってる。
だけど「人生の敗者」みたいな顔するのがすごくうまい。
そんなわきゃないのに、視聴者はまんまと共感しちゃう。
オポジションの人らしく、そうやって自分王国に人を巻き込むんだからさ。その乙女座は局アナ路線ふう。
だから、安住さんはフリーにならないんじゃないかなーと思う一方で、トランジットの魚座海王星がこの金星と現在オポジション。
「TBSの社員:オレ」ってとこが揺さぶられてるかもしれないです。今が旬の男性アナウンサーといえば、やっぱNHKの高瀬さんでしょうかね。
紅白でピコ太郎のパフォーマンスが中断されてニュース画面になっちゃったとき、確かに笑いをこらえてるような表情・間がありました。高瀬耕造アナ(41歳・火星期)
太陽:山羊、月:天秤
水星:山羊、金星:蠍、火星:双子
木星:牡羊高瀬さんも月が天秤で、冥王星とコンジャンクション!
それらは木星とオポジションでした。
絶妙な「間」をね、やっぱ補正して調整してんですよ~。高瀬さんは、最初見たとき「濃いっ」と思いましたが、いつの間にか視聴者の無意識の底辺に横たわってるような安定感をかもしだす方。
今や「NHKの顔」5本指に入りそうな。
さすが太陽山羊座です。
山羊座持ちはNHKとの関わり深い方が多いです。金星も蠍っぽい。
だって何考えてるか簡単には明かさない感じ。
寡黙そうなのに、「え!意外!?」ってとこもちょいちょい見える。
シブ5時でそのへんいろいろと暴かれてましたし、最後の方は自分から変人っぽさ出してきてました。
山羊と蠍の堅苦しい真面目感を、双子の火星でネタにする。
しかし双子に蠍に天秤にって、モテそうな気もします。桝太一アナ(35歳・太陽期/火星期)
太陽:乙女、月:蠍
水星:天秤、金星:天秤、火星:獅子
木星:天秤桝さんは去年ついに「好きなアナウンサーランキング」で5年連続1位となり、殿堂入りされたんですね。
私は桝さんにそんなに「いい人」を感じないのですが(たまにオラオラを感じる)、それでも「嫌い」と言ってる人は聞いたことありません。
安住さんとか羽鳥さんほどの低姿勢感には、まだちょっと遠いというか、硬さがあるように思います。
それが若さって感じでいいのかな。
桝さんのチャートを貼ってみます。
桝さんは天秤座に星が集中してます。
木星もあるんだけど土星も近くにある。
「人気ある」って自覚してるけど、でも自分に厳しく自罰的なムードも感じられます。金星木星冥王星コンジャンクション。
安住さんや羽鳥さんとちょっと違うのは、桝さんは「かっこいい!」「好き!」って、女性が素直に言えるキャラなんじゃないかなと。
女性人気の高さは、この中で圧倒的な感じがします。乙女座の硬さ・青さ、ま、「ナイーブ」と言うんでしょうけど、それが桝さんの特徴に思えるし、「かっこ悪そうでイケメン」「イケメンなのにオタク」みたいな乙女と天秤のゆらぎは、母性本能とイケメンへの憧れを同時に女性に抱かせる。
月が蠍座だから、放つ色気も世間はキャッチしちゃうんでしょうね。桝さんは36歳以降・火星期のどこかでフリーになるんかなぁ。
火星にドラゴンヘッドがくっついてるし、天王星とトラインだし。
羽鳥さんみたいに情報番組を1個持つとか?
まだ5年後とかかな…。
羽鳥慎一アナは、牡羊座太陽が射手座の木星海王星合とトライン。
月がすごくて、水瓶か魚かは微妙だけど、その月は金星とドラゴンヘッドと団子状態。
女性人気はもちろんありそうだけど、赤江アナとか宇賀ちゃんとか、同性からも人気ありそうな女性を引き寄せそうです。
奥様は現在NHK朝ドラ「べっぴんさん」の脚本を手がけられてる渡辺千穂さん。
あと前の奥様のアロマの本も私持っているのです。
「女性人気の高い女性」との縁があるのでしょうね。
NHKの武田真一アナは太陽がすごい人で、乙女座太陽に天王星・冥王星合で団子状態。
正確!折り目正しっ!
獅子座金星が木星とコンジャンクションでした。
「いい人そう」に加えて、やっぱコミカル。
紅白では、迫るシン・ゴジラをバックに、ぶっこわれたようなペンパイナッポー。
あれには度肝を抜かれました。
獅子座とか双子座持ってる人は、どんなに堅苦しそうな職業でもコミカルなこと「やれちゃう」のですよね~。
やってこそ、の人。安住さんのホロスコープが気になった時、「嫌われない人」並列でいこうかなと迷いました。
「この人、みんなから好かれてるな~」と思う人のホロスコープから、月・金星と木星のコンジャンクションやトライン、オポジションを見つけることが多いのです。
だけど人気のあるアナウンサーの方々、みんな木星とのアスペクトありましたね。私は太陽と土星がコンジャンクションなので、自罰的な上に他罰的でもある。
月と木星がコンジャンクションとか、トラインの人の「おおらかさ」がいつでもうらやましい。
いつも人のほうから心を開いてるような、人が周りにいつでもいるような人。「いい人でありたい」
だけど土星アスペクトの人は木星アスペクトの人みたいにはいかない。
土星の人は土星なりの確実さがあるのだとはわかってる。
OK!いいね!ってすぐに言わない良さもあるのです。今回並列してみてわかったのは、人気者は人気者なりの、人の警戒心を解いたり、お茶の間を和ませる仕事を選ぶんだなぁということ。
土星的な良さを生かしてる人を何人か見かけたら、土星的並列もやってみたいと思います。
-
冬ソナ2017
こんなにバラエティーを見なかったお正月はなかったです。
何を見ていたかというと、冬ソナ、北の国から。
BSジャパンで再放送してるのです!何度見ても惹きつけられてしまいます。
あれってそんなにおもしろいストーリーだっけ?
って、あまりのベタさにそう思いながら見てるのですが、「何度も見てしまう」というドラマはやっぱり相当おもしろいんだと思います。冬ソナストーリーの最大の特徴は、「2人の間で揺れまくる」ということでしょうね。
ユジンは、チュンサンとサンヒョクの間で日ごと、毎時毎分、揺れまくります。
チュンサンの父親はユジンの父親なのか、サンヒョクの父親なのか、一体誰と誰がきょうだいなのか、ずっと振り回される。チェ・ジウ→太陽双子座。
ペ・ヨンジュン→太陽乙女座。柔軟宮らしく、まさに翻弄されまくる2人。
選んだそばから決断を翻す。
「きっと戻ってくる」という約束がほとんど叶えられない。だいたいが主役の2人は太陽がスクエアなのでしてね。
想いが通じれば社会的に引き裂かれ、諦めた途端に目の前に現れる偶然の数々。
スクエアカップルは、ドラマだとスクエアらしさを実によく見せてくれます。ユジンの職場の先輩、ベリーショートの女性は友近さんにそっくりです。
あの模写をぜひやってもらいたいけど、もう時機は過ぎたかなぁ。その彼女が、昨日の回ではタロットを展開してた。
職場でタロット広げるって、さすが韓国と思ったのですが、ミニョン氏もユジンも最初は信じてない設定。だけど無理やり2枚引かせたら、ミニョン氏は2枚とも運命の輪。
「同じカードを引いた女性が運命の人かも」
っていう占断に惚れ惚れです。職場に帰ってきた先輩は、今度ユジンに引かせたら恋人と運命の輪。
「運命の輪は運命の人にあげるか、お守りとして持っててね。どうせサンヒョクだろうけど」だけど、いつでも詰めの甘いユジンは、運命の輪のカードをミニョン氏の前でハラリと落とすっていう。
そのカードを拾ってハッとしたミニョン氏の上には立てかけた木材が倒れてくる!
ユジンかばう!ユジン大けが!
ミニョン感動(&心配)!サンヒョク激怒!わざとらしい運命が、こんなにも楽しいとはね。
楽しく描けてる奇跡。もちろんツッコミどころもたくさんあります。
・今見ると相当チャラいヨン様
・チェリンがフランス帰りとは信じがたい髪型、センス
・親が介入しすぎてる
・韓国では婚前交渉は一大事?
・チュンサンの母親が一番の悪女かも
・吹き替え版のユジンの声がぶりっこすぎで、チュンサンはヤサ男すぎ
(本当の声は2人とも惚れ惚れするほど低いです)だけど冬ソナのおもしろさはごく初回の方にあると思ってる。
チュンサンとユジン、高校生の出会いから見守っているということが、あのストーリーに入り込むのにはとても大事なことだと思うのです。
孤独なチュンサンも合理的なミニョン氏も(同一人物だけど)、優しすぎるサンヒョクも、勝気で底抜けに明るいユジンのまっすぐさに惹かれた。昨日、今日あたりから2人は想いを伝え合っている。
わりと率直なはずのミニョン氏は、だんだんSっ気薄れて、愛にあふれんばかりの人になってきてる。
サンヒョクは崩壊しつつある。
そしてユジンの母親もサンヒョクの母親も、みんなパク・クネ大統領に見える!
いつも副音声で見てるのですが、チェ・ジウの声もパク・クネ氏のしゃがれた声とちょっと似てる?「プッカレ…ソヨ!」
とかなんとかそんな感じの、ちょっとスネた顔で冗談ぽく破裂音響かせるユジンに今さら萌えです。
寒い街中を歩く自分の表情が、気づけば恋に悩む物憂げなユジン風になっている。
しかし自分の日常に”ティティティ・ティン…♪”という音楽は鳴らない…のはわかってる。途中から楽しむのに、今がギリギリのタイミングです。
(北の国から9~11時、冬ソナ11~14時)
冬ソナ前半部分がたっぷり詰まった素晴らしいMV。
「雪のかたまり割ってみて、割って割って!」ってジェスチャー萌え~
