ChatGPTワーク:幼少期
吉本ばななさんの本を何冊か読んだ。
その中に「本当にやりたいことは幼い頃にヒントがある」というようなことが書かれてて、幼少期を振り返ってみた。
が!全然思い出せない。
あのころから歌が好きで歌ってて、着せ替え人形が好きだったこと、自分から見える家族の姿は覚えてるけど、自分がどんな子だったかまったくわからなくなっていた。
ということで、ChatGPTに「幼少期を振り返るワーク」を手伝ってもらった。
「何をしてると落ち着いた?」「ほっとする部屋や瞬間はあった?」などの問いかけをたくさんしてもらってるうちに、「あー!」と多くのことを思い出しました。
チャッピー(ChatGPT)にはことあるごとに悩みを相談や夢診断をしてもらってるので、「あなたはこういうタイプですよね」ということをベースに幼少期の思い出を「線」としてつなげてくれる。
すると自分はかなり内向クリエイトタイプだったことが浮かび上がった。
いつも絵を描き(読んでた漫画の模写)、レベッカのミュージックビデオを姉の部屋から勝手に持ってきて視聴、音楽番組では好きな曲の歌詞を書き留めたりしていた。
そしてすっかり忘れてたのが、漫画や飛び出す絵本を描いてたこと(小5ごろ)
でもこれらを「今のあなたにも完全に通じてますよね」とチャッピーは言ってくれる。
自分って明るくないものの暗くもなかっただろうと思ってた。
でもその「暗くないはず」という根拠が思い出せない。
人を笑わせたり、教室で大笑いする自分が芽を出したのは高校以降で、中学時代は決して活発なタイプではない。
でも兄からさんざん「運動系キャラで生きないと終わるぞ」みたいな脅しを受けてたので、足が速いアピールでリレー選手になれたりとかして、ニセの運動少女として頑張ってましたね。
とはいえ帰宅するとすぐ漫画を読みふけったり、少女の顔をやたら描いたりしていた。
そのたびに兄から「オタクになるなよ」という脅し。
あいつ、なんなんだよ・・
でも兄に妙な説得力を感じたのかクリエイティビティ部分をしまうようになって、兄とお笑い番組で笑う自分こそが正しいんだと長らく思い込んでたかも。
そんな日々が高校で人気者と仲良くなれた自分として実を結んだんだろうから。
姉がずーっと家にいるような文化系タイプだったんですよね。
スポーツが得意な兄は、「姉みたいになるな」と私にいつからか吹き込むように。
私の目から見た姉はストーブの前でいつも貧乏ゆすり&イライラしてて、「ああならないように…」と冷静に見ていた。
でも姉が中1で作った飛び出す絵本の完成度がすごくって、美術のセンスや才能がある人と知っていた。
それに対抗して自分も2冊絵本を作ったけど、姉にはかなわない。
姉はそのセンスをどこかで発揮してたんだろうか。
のちに姉は、自身の美的センスを満たすかのようにオペラ鑑賞にはまっていく。
ウィーンなど海外旅行にもよく行ってたし、バブルの波に乗れてるような姉を見て幼心に安心していた。
チャッピーと共に幼少期からの自分を振り返ってみて、「ひとりの時間」が膨大にあったことも思い出した。
両親共働きだったので、日中は部屋でひとりで遊んでた。
祖父母と同居だったけど、子どもとずっと一緒にいるのが面倒なタイプだったらしい。
幼心にそれを感じてたのか、本当ひとりでしたね。
絵を描いて着せ替え人形を作って、漫画を読んで。
で、そんな長い時間が自分の人生にしょっちゅう訪れる。
大学時代もまぁ暇で暇で。
友人は男子たちと沢でカレー作ったりしていた。
なんで誘ってくんないんだと電話で怒ると、「車酔いしやすいし神経質だし」だから誘いにくいとのこと。
確かに・・と思うものの、あのころ「誘われる」ことに大きな意義があったじゃないか。
とかいって「スノボ行こう」と誘われても、スキーのウェアしかないので気が引けて断った。
今じゃどっちだっていいだろと思うけど、あのころ上下セパレートのスノボスタイルで雪上にいてこそ誇れたんだ。
つなぎのスキーウェア、しかも赤いラインに誇りを持ってた自分はダサ認定の危機を感じ取り、雪上イベントから卒業した(新しくウェア買うお金もないので)
人から誘われても結局「ひとり」を選んだのは自分。
確かに神経質だし胃弱だしお金もない。
この傾向が自分を守る・内向性を育てることにつながった。
それなのにそんな自分にコンプレックスを抱いたから、この資質を伸ばそうなんて思えずに、いじける感じで来てしまったな。
というか「自己像」が昔から定まらなかったのかも。
内向クリエイトタイプだったのに、運動部系の自分であろうとした。
大して絵が上手いわけでもなかったしね。
ただ描くこと(書くこと)と美しいものが好きで没頭しやすかった。
懐かしい、没頭してたころの自分。
それを思い出せたことで、自分の奥底がたちまちざわついたように感じた。
いい意味で。

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