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木星蟹座期の水星逆行
今、水星逆行中ですね(7/18〜8/11)
数日前、実家から帰る電車内で急病人が出て、それがすぐ隣の車両。
非常停止ボタンが押される…ということがありました。
こういう事態になると私は心臓バクバクで、パニックにならないようなんとか気を強く持った。非常停止ボタンが押されると、決まって「押さない方がよかったんじゃないか?」という声が上がる。
電車が止まっちゃうので、止めずに駅まで走らせるべきでは?という声ですね。
でも今、都内の電車って大体非常停止ボタンに通話口があるので、状況を車掌に伝えることができる。
あと、会社によってはボタンが押されても次の駅まで走ると決めてるとこもある。
なので、ボタンを押して車掌に状況をすぐ伝えた方がいいらしい。とはいえ、ドキドキしましたけどね。
倒れてる人がガクッとなるのを見てしまったので、電車止めてる間の状況悪化が怖かった。
でもまぁ、発車の判断は早かったように思う。
パニック寸前ながら、水星逆行っぽい出来事と思ってしまった。
あと、兄が実家への宅配手続きで「届く/届かない」とかちょっと混乱してたりとか。
実家で私が久々に棚の片付けをしていたら、亡き伯父が父に宛てた手紙を見つけたりもしましたね。
あのころ、というか戦前生まれの人って、わざわざ手紙書いたりするんですね。
それも、「父が早朝にFAXしてきたことの返事」だったりする。
返事もFAXで、いや電話でいいんじゃないかと思うけど(それもあったかもだけど)、父を「貴君」と呼ぶ手紙は趣深いものがありました。
手紙の内容は「あの墓は俺が入る」「お前らはお前らで墓を立てろ」みたいなことだった。
母はそれを読んで「確かにこういう人だった」と何か思い出したように苦い顔をしていた。
あと、姉の結婚式の写真も見つかった(32年前)って、実家関連のことばっかり。
木星が蟹座に入ってるからでしょうか。
私にとっては4室に入ってることにもなります。年を重ねると「受け入れる」ことばかりになる。
状況を受け入れる、運命を受け入れる。
よく「折り合いをつける」とか言うけど、私にとってこの「折り合い」ってなんか難しくて。
かっこ良さそうに言い換えてるだけじゃないのか。
40代まではなんとなく「折り合い」を多用できても、50代からは無口になる。
しつこいインタビュアーにやっと「受け入れるしかないっす」と絞り出すように言うみたいな。
それしか選択の余地がない、ということが重く現実にのしかかる。
折り合いみたいに、あれをこうしてこう切り替えて…みたいな工夫レベルじゃ済まない運命性って誰にでもあると思う。自分のホロスコープを思っても、太陽蟹座であることをやっぱり受け入れなきゃなんないんだと。
双子水星や牡羊ASC、獅子月の「気まま主義」みたいに生きてきたとしても、自分の帰るとこは家族。
あーやだやだ、ってどれだけ思ってきただろう。
とはいえ実家にいたころはどっぷり家族派だったけど。
親きょうだい、自分も年を重ね、家族の重みがいよいよ深刻さを増すもんだから。
いや、「受け入れる」と覚悟をしたら、その深刻さも絆みたいなもんですよ。
だからその絆が嫌なんだっつーの、という抵抗はまだあるけども。よくタレントが50半ばとか60代になって「断捨離しました」と言うけど、わかる気がする。
断捨離みたいなモードがそう遠くない未来に訪れるんだ、ってわかってしまったような。
今もう絶対やりたくないけど、やっちゃいたい時が来るんだなって。
で、多分もっと体力なくなる前にちゃんと決断できるんだと思う。
それだけパンパンに重いものが将来やってくる準備というか。
大事な人の老い・高齢化の波が自分に押し寄せてくる。自分がやらなきゃならない。
松本明子さんが実家の処理にものすごいお金と労力がかかったって、目の端でしか捉えてなかったのに、なぜか自分ごととして記憶してる。
気になるタレントが吉高由里子から柴田理恵に移行しようとしている。私にとって今回の木星蟹期は、とことん「家族」を感じることになるのでしょう。
きょうだいがどれだけ頼もしいか。
母親の幸せがどれだけ自分のエナジーになるか。
孤独が癒やされるのもなんだかんだ家族といるときで、それが夫婦という単位だったら良かったのかも?と思うものの、私にとっちゃどっちが良いとか悪いとかじゃない。
これまで思ってたよりずっと、家族の結びつきやその運命性は強力なのかもしれない。
それは私が太陽ー土星合だから、というのもあるのかな。
介護と仕事の合間にゆっくりすることが自分の癒やしの時間。
だけど、その時間にもっと楽しい予定を入れる気力はない。
お茶を入れておいしいと感じること、あんずをもう1粒食べちゃおうと口に入れたり、最近はGUのサイトをずっと見てる。
そうしてくつろぎながら、実家の室温と母の具合をカメラで確認して、気が休まらないのは今が猛暑だから。
この夏はそういう日々なのだと覚悟を決める。
私はこの「覚悟」を持つのがいつも大変だけど、受け入れちゃえば切り替えは早い。
今日はうちから花火も見えるので、自分だけの時間にどっぷり浸ろう。 -
しあわせな結婚/侍タイムスリッパー/ひとりで
「しあわせな結婚」の制作段階から待ち望んでました。
写真はTVerより
阿部サダヲ×松たか子×大石静
この組み合わせだけでもワクワクするのに、玉置玲央や杉野遥亮まで出演と!あと、「光る君へ」メンバーの段田さんやはんにゃ金田さんも。
玉置さんは「恋する母たち」や「離婚しようよ」にも出てたので、大石さんに気に入られてるのかな。松さん、すごく不気味な女性ですね。
あの奇妙な感じが、単に「そういう女」「そういう女を愛した男」というおもしろさなのか、それとも不穏さの暗喩か。
このどっちかわからない感じを、阿部さんと松さんっていつも上手に見せてくれる。
幸太郎とネルラは、幸太郎入院中に出会って、退院日に「うち行きません?」ってネルラに誘われ交際スタート→スピード結婚。
「なんかヘン」なとこをネルラにたくさん見出す幸太郎だけど、「それでも、いい」と幸福感をかみしめる。
思えばネルラの唐突な自宅へのいざないもヘンだし、家に着いたら叔父さんが焼いたというクロワッサン差し出されるのも怖い。
ネルラの食べ方も相当おかしい。
でも幸太郎に後戻りする気持ちはなかった。
というかむしろ、ギアを上げた。「愛する」というのはかなり意思を伴うもので、「信じよう」と決心すること。
じゃないのかしら。
愛する・信じると決めたら一直線。
まるで惚れ込んだ宗教に入信するように。
阿部さん演じる幸太郎を見てそう感じた。
だって独身ずっと貫いてきた幸太郎が、ネルラの家族と同じマンションに住み、定期的に叔父の作った料理を食べる生活を受け入れるなんて。
「今日何食べたい?」
この手の質問が苦手だから結婚しなかったと思い出した幸太郎は、「でも、いい」と結婚肯定へと気持ちを切り替える。
今のところ、無理な肯定という感じでもない。
愛する決心の揺るぎなさ。
それは一見、「相手の魅力に惹きつけられたから」と言いたいようなこと。
でも本当は当時のコンディションや環境など、ほとんど自分の都合で飛び込んでいる。
幸太郎は入院時・孤独のさなかに出会ったネルラを「女神みたい」と思った。でもネルラの過去に少し触れてから、大きく揺さぶられる。
そういえば不気味だらけのこの女を、本当に自分は信じて・愛し続けられるのか?
そのへんがドロドロ&コミカルに描かれていくのでしょうね。信じると決めた方がどれだけ楽だろうと思う。
つらいのは、振り返って「信じた自分が愚かだった」と思うほど過去を否定したくなるとき。
私は日本人に西洋的な「愛の誓い」なんて向いてないんじゃないかと思う。
信じることが苦行に近い、そんな揺らぎのほうが私は自分っぽいですけどね(だから独身か)
大石静さんも「”妻を愛し抜く”という現実に存在しない男性を描きました」と言っていた。
「存在しない」と言い切ってる!
確かにそう思う。
それは不誠実とかじゃなく、一直線じゃない方が長生きできるからじゃないですかね。
逆に女は愛や信頼の持久力がプログラミングされてて、それが命を生み・育てる覚悟につながるのかな、なんて。
幸太郎がネルラの過去に戦慄したのは、「一直線を貫いたら死ぬかも」と感じたからなんじゃないか。***************************************
日テレで放送していた「侍タイムスリッパー」、いい映画でした。
人気のじわり方が「カメラを止めるな!」の再来と言われたそうで、確かにカメ止めみたいな低予算感がすごく光ってるように感じた。
役者も主人公の山口馬木也さん以外、全然知らない人でした。
写真は映画.comより
幕末の侍が現代(2007年ごろ)の太秦にタイムスリップするというお話ですが、本物の侍が抱える緊迫感と、京都の人たちのゆるさ、このコントラストがたまらなかったです。
2007年にまだ青い羽根の扇風機ってのがいいですね!見ててずっとワクワクしていた。
この高揚感は、まさに金曜ロードショーで邦画を見ていた80〜90年初頭のあの感じ。
あのころの映画に詰まっていたゆるさ・コミカルさ・そして真剣度が満載で、それは過去のノスタルジックじゃなく、今も生み出せるんだということに感動した。ツッコミどころが結構あって、「誰かと見たかった」なんて思っちゃいました。
「優子殿」の存在がまた光ってた。
「カムカムエヴリバディ」のひなたみたいな感じ。
私は時代劇ほとんど見ないけど、時代劇を再興させようとする物語にはアツくなりますね。
斬られ役ってなぜあんなにドラマチックなんでしょう。
山口馬木也さん、あんなに整ったお顔立ちなのに隙だらけ。
会津弁は独学だそうで。
でも「本当の」侍っぽく、生死の緊迫スイッチがすぐ入るところに感動しきりでした。
京都の住職と妻・節子さんがまた良かった〜
あと、よくわかんないテンションの監督とか、ナルシストっぽい主役俳優(心配無用ノ介)。
なんたって関本さんが素敵。峰蘭太郎さん。ラストの決闘には息をのみました。
映画を前にあんな緊張感を抱けるなんて嬉しい。
展開に「かぁ〜っ!」と唸った。
それでどんだけタイムスリップしてきてんだろう。******************************
「ひとりでしにたい」第4話。
前半は専業主婦の「こう生きるしかなかった」という声。
後半はシングル女の独白。最近、「独身女性の生き方」が肯定的に描かれるドラマや企画が増えている。
今朝もネット記事で「あさイチ」の特集が紹介されていた。
どの女性も「何かを成している」方ばかりで、例えば創造性を生かしていたり作品を生み出してたり、はたまた「つながり」を形成していたり。
「そうじゃねぇ」と叫びたくなった。なぜ「生み出す人」ばかりいつもメディアに取り上げられるんだろう。
ドラマの方がよっぽど心を寄せられる。
ドラマというか漫画ですね。
「ひとりでしにたい」も「しあわせは食べて寝て待て」も原作は漫画。
どちらも主人公は、「ただ生きている」部分が強調されてて、特別何かを生み出したわけではない。「ひとりで」第4話は「なめられることに耐えられるか?」が裏テーマだったでしょうか。
自分の時間もお金も好きに使える→それが幸せ→だからずっとひとりでいい♪
と週3日思えても、「なめられる苦痛」のことを週4日考えてますね、私は。
何を楽しんでも、誰に恋しても年齢と独身で「イタさ」と見られ、能動性全般「必死だね」と冷笑されがち。
「大丈夫?」とふいに問われる意図は不明だけど、年1回の誕生日LINEには生存確認感が漂う。
年下男性と普通にしゃべってるだけで「狙ってる?」「顔赤くない?」みたいに言われることは今でこそないけど(聞こえてこないだけかも)自分が20代の頃、独身女性先輩は陰でそう言われていた。
元彼から「元気?」とメールが来ると、懐かしさは一瞬で警戒心に変わる。
返信タイミング、スピード感、文字数、どうすれば「まだ俺を想ってるのか」と思われないか。思案の結果「元気です」と無感情っぽく返信し、みくびられるよりはマシと、自分に言い聞かせる。
でも本当の目的はなんだったのか。
ただ昔話をしたかった、それならそれでいいはずなのに、自分を守りすぎたかもしれない。
ひとりで生きること自体は気楽なんだけど、なめられ続ける(と構えてしまう)人生に耐えられるのか?
これは案外に大きな壁と思う。鳴海には那須田という良き相棒ができて、人生の伴侶になるかもしれない。
でも私だったら、年下のエリートがくっついてきた途端にバランス感覚失って、期待感膨らませすぎたり、周りから見える自分らに不安を抱いて情緒が乱れ。
結果、那須田が離れていく…そんなストーリーを演じてしまうだろう。
でもみんなそうじゃないの?
年を重ねて、生き方までかっこよく見せる。しかも何かを生み出すなんて、そんな芸当できやしない。
自己肯定感とかじゃなく、「生み出してこそ人生」みたいなムードはリアルじゃないとわかったから。
Xやインスタの登場で、わかりやすく「創造」が目に入りやすくなったけど、何もしてない人にこそ世界を安定させる地道なまともさがあるはずで。この1週間の3作分の感想でした。
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「青天を衝け」
2021年の記事を編集して再掲します。
(青天を衝けHPより)
大河の第1話って独特のワクワク感があります。 吉沢亮さんの「(言いたいことは)まだ山ほどございます!」というセリフは予告で何度も見てるのに、とにかくそれを見届けたかった。そんで凝視! かっこよかった〜・・目が血走ってましたね・・。
幼少期の子のあのはっちゃけた感じも、のちの吉沢亮さんが感じられる不思議さ! 「とにかくよくしゃべる」というキャラクターがウケますね。 思わず渋沢栄一氏のネイタルを見てみました。
コミュニケーションの水星が強い!
これはマシンガンなツッコミ体質と思われます。
太陽魚座なので優しげムードに思えますが、30過ぎまでP太陽が牡羊なので、若い頃は「新しいこと」への行動力も生意気さも猛烈だったんでしょうね。
そんで和久井映見さん演じる母親からも、小林薫さん演じる父親からも、「自分のことだけじゃなく、人のためだよ」「上に立つ者の責任感とはそういうことだよ」と諭される。
ここがのちに魚座太陽っぽい人生モットーとなるのでしょう。
「みんな幸福」という境目のない理想。
しかし吉沢亮さんって本当惹かれます。 すでにただのイケメンじゃないですよね。 私が初めて吉沢さんをお見かけした時から(レ・ミゼラブル)演技力にインパクトがあった。 不幸な生い立ち・底抜けの優しさ・クールさ、時にぶっ飛んだコミカルさも見せてくれる。 このどれもがハマる方ってそうはいないんじゃないですかね。
大河前の土曜スタジオパークも見ました。 なんともコミカルな人だった!
また春菜の笑い方やツッコミが絶妙な安定感で。
だけど、自分を三枚目やこじらせほど低くは見せないんですよ。
「とにかく美形」とさんざん言われても、「いやいや…」と後ろに下がるでもなく、ただ薄い笑み。
生意気でもなければ自信過剰ふうでもない。
ギラギラしてないとこも今の時代にぴったりハマる吉沢さん。
太陽水瓶・月天秤という風×風の組み合わせだと、バランスのとれたキャラクターになるんでしょうか。前も吉沢さんの星を見ましたが、今回も改めて。
パーソナル天体が水瓶座&風星座ですが、スクエアが3つもあります。 (水星は夜の生まれなら魚座)
太陽金星火星ー木星 月ー天王星海王星 水星土星ー冥王星ヘッド
重さを乗り越えていく方なんでしょうね。
そういう役も多いです。
学園ドラマで壁ドンするイケメン役とかあんまない印象。
太陽周辺を見ると若者に囲まれる吉沢さんという感じ。青春群像劇は多いでしょうかね。
そして今ちょうど、吉沢さんのN太陽の上にT木星はじめ水瓶ほしぼしが乗っかってます。すごい注目度。もし吉沢さんが夕方までに生まれてたら、すべてのパーソナル天体が魚座にも山羊座にも散らないことになり、これは珍しいです。
ここが吉沢さんの独特なキャラ・ポジションのゆえんかなと。
パーソナル天体が山羊に入ってたら「いかにも国民的存在」になりがちです。
途端に品行方正を求められるし、「頑張ろう」という言葉が多くなる(言わせられる)。
パーソナル天体が魚座に入ってたら「いかにもいい人」になる。
全ての言葉が前向きで、人はありがたくお言葉を聞くけど、ふわっとしてんな、みたいな。
吉沢さんは、いかにも日本人が好きそうなキャラからちょっと外れた、「なんかどっかユニーク」なところが魅力なのでしょうね。
ただ、夜生まれなら水星は魚座かも。
土星の魚座と合でもあるので、大河の吉沢さんから発せられるメッセージに人は酔いしれる1年なんじゃないでしょうか。
またP太陽は魚座。P火星は魚座に入ったばかり。 こりゃ栄一モードですね。
これまでのエキセントリックな役柄から、大河の主役・歴史的人物というシンボリックな存在への転換。
吉沢さんの声って独特ですよね。
あの声や喋り方からなぜか、「これまでの誰とも違う」という印象を強く抱きます。
あと、例えばトーク番組などで、どんな衣装を着てたかのイメージがまったくありません。
もちろん裸ってこたないですけど、美形すぎるからでしょうか、ジーパンなんだかシャツ系だかいつも記憶にないんですよ。
トレーナー系でもなさそう。
でもわりとダボっとしてるかな。
今みんなダボっとしてんのか。
山崎賢人さんも菅田将暉さんも星野源さんも。
でも坂口健太郎さんはダボっとしてないですよね?
まだまだ吉沢さんについて語りたい。
でも語るほどの情報もない。
恋人とか好きな人はどんなタイプだろう?というイメージも湧かないんですよね。
金星火星が水瓶座ですか、すべて独特なんじゃないですか?わかんないけど。
水星の重々しさを思うと、告白とか愛情表現とか滅多にしないんじゃないかと想像。
すごい茶化しそうなキャラに思えるけど、役ではまっすぐ見つめてくれる吉沢さんですよね…。
吉沢亮さんは13歳ごろから栄一を演じるようです。 スタジオパークで「相当ぶりっこしちゃった」と話してた。
なんかいちいち笑える吉沢さんですよ。
うっさいななみの扱いもぎりぎりの突き放しがお見事でした(笑)
あのななみの扱いで人柄出ますよね。
前週の長谷川博己さんの適当な優しさも光ってたし! ずいぶん前の長塚京三さんが相当困惑してたご様子が忘れられません。
隣に座ってた宮崎あおいさんもフォローせず。
イッセー尾形さんは超優しかった。関連サイト:水瓶スターと吉沢亮さん
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映画「国宝」
「国宝」見てきました。
写真は映画.comより最近、Xのタイムラインにものすごく感想が上がってきてて。
「べらぼう」関連をフォローしてるからか、横浜流星情報が特にピックアップされる。
その感想だけでおなかいっぱい、見に行くことはないかな〜と思ってたんだけど。この間のEテレ「スイッチ」が吉沢亮×中村鴈治郎。
そしたらエピソード2だったんですね。
吉沢さんはエピソード1で特集されたらしい。再放送も見逃し。
少しだけ映った「国宝」のシーンがあまりにも美しかったので、見に行ってきたというわけで。
朝9時半の回なのに席埋まってました。あまりネタバレしないよう注意しつつ、以下について書きます。
・吉沢亮について
・横浜流星について
・田中泯について
・その他雑感・吉沢亮について
吉沢さんという人は、「いわゆる普通の」というドラマに当てはまりにくいんだと思う。たぶん、その魅力が枠に収まりきらない。
物語が吉沢さんの存在に追いつかない。
追いつくような物語が当てられてない。なかった。
だけどこの「国宝」
吉沢さんの才能・魅力・美しさが存分に発揮されていた。と感じた。
それがとにかく嬉しかったです。
まぁ〜美しかったですよ。
美しい人を見る楽しさって何なのでしょうね。また、吉沢さんは孤独が似合う。
どうしてあんなに悲しい目をするのだろう。
私が初めて吉沢さんを見たのはドラマ版「レ・ミゼラブル」(2019年)
ディーン・フジオカさんの青年期役。
収監されていたという孤独な役で、演技がすでに完成してた記憶。
朝ドラ「なつぞら」でも早逝してしまう儚げな役でしたね。そういえば吉沢さんのラブシーンって見たことないと思った。
「もっと見たいな」とか思っちゃって。
ただ、吉沢さん演じる喜久雄が、相手にどのくらい愛着があるかはわからなかった。
「わからない」という演技をしてたんだと思う。
喜久雄の心は誰もわからない。
「愛」ということもつくづく考えましたね。
ChatGPTは「性行為は窓のようなもの」と表現した。
何の相談したんだって話ですが、性行為をすると相手の内側が時に窓に映り込む、ということらしい。
愛情が映し出されたり、そうでもなさ度がわかってしまったり。
私は喜久雄と女性との関係を見て、そもそもこの世界は愛を過信しすぎてんじゃないかと思った。
とりわけ性行為の中に真実があるように思い、そこから生まれた命に意味を持たせる。
私は喜久雄を「なんて孤独な人だ…」とずっと見てたけど、天涯孤独ってわけじゃないんですよね。
喜久雄は何に愛を感じてたか、それはとても儚いものだった気がする。
「スイッチ」で鴈治郎さんは、「映画は記録として残るけど、歌舞伎はほとんど残らない」と言っていた。
歌舞伎は一瞬一瞬の芸に全力の魅力があり、「それを観に行った。観た」という感動は確かに他の芸術より抜きん出てるように感じる。
吉沢さんは「何も信じてない人」の目をしていた。
だからこそ芸の上達に邁進する。それが報われたり報われなかったり。
「孤独」の予感をいつもたたえたあの目がすごかったです。
目的を果たすために「歯牙にかけようか」と能動性を見せる喜久雄。
吉沢さんの目は「何か」を宿らせた時にすごく光るのです。・横浜流星について
Xでは「吉沢亮がすごいのはもちろんだけど、横浜流星あってこそ」「私は俊坊派」という書き込みをよく目にしました。
「べらぼう」関連で目につきやすかったのかも。
私は吉沢さんにやっぱり掴まれたんだけども、流星さん演じたお初はちょっと言葉にならない凄みを感じましたね。この物語のメインの時代は1980年代で、服装がそのころっぽいんですよね。
流星さんがチェックのシャツ着ると、いかにも80年・90年初期の準主役で、そうだ、流星さんってそもそもこういうタイプだったじゃないかと、なんかすんごい懐かしくなって。
演技確かで顔も綺麗なんだけど、準主役として脇にいる人。「ヤヌスの鏡」とか大映ドラマで、ハンサムなのに平凡なクラスメート、流星さんはそんな雰囲気だったですね(個人の感想です)
でもなんか、それが嬉しいというか。
たぶんだけど、主役を凌がないような配慮がされてたんじゃないか。
流星さん演じた俊介がなんかダサかったんですよね。
いっときやさぐれてたのに、かわいいカーディガン着てたりとか、なんかぶかぶかのスーツとか。
たぶん、そうまでしてモッタリさせないと、流星さんも相当キラキラしてるから。
血筋のいいお坊ちゃん役ですもんね。
不思議なんだけど、「血」の確かさを感じたんですよ。
それはカメラワークなのか、演技なのか、ストーリーの妙なのか。
「べらぼう」見てても思うけど、流星さんは人を油断させますね。
本人あんなかっちりしてそうなのに、演技の柔軟性がすごい。・田中泯について
人間国宝じゃない人が人間国宝を演じる、そういうふうに撮るってことの凄さが今も押し寄せてきます。
田中泯さん演じた小野川万菊は人間国宝。
歌舞伎の裏側って中村屋ファミリーとかの特番でたまに見るけど、若い子が挨拶に来て彼らを意味ありげに見つめるとか、そこまでの裏側って見れない世界で。
この映画の楽しさはそういう裏が見れることでもあるけど、田中泯さんのあの声とか動き方、表情などすべてが超リアルと感じた。
わかんないけど「いるいる!」と思った。
それで歌舞伎の何がすごいって、老人に近い男性が女形としてしなやかに踊ったりするところで、当然顔には皺が刻まれたり、人によっては大柄だったりするんだけど、芸がすべてを凌駕するんですよね。
明らかに老人でも「美」がそこにあることにただただ感動する、歌舞伎はそういう場所で、私も勘三郎さんや七之助さんなど中村屋の歌舞伎を何度か見に行ったけど、あの息を呑むような表現を田中泯さんが再現してるという。
よくぞ田中泯さんをキャスティングしてくれたと思う。あそこだけ本当の人間国宝や歌舞伎役者だってよかったはずなのに。・その他雑感
渡辺謙さんももちろんグッと来ました。
寺島しのぶ、永瀬正敏、宮澤エマ、あと青年期の2人!
黒川想矢くんはすごい役者にこれからなっていくんでしょうね。
映画「怪物」の子ですね。
杉村太蔵が出てるのかな?と思ったら三浦貴大さんでした。女性陣は見上愛、高畑充希、森七菜。
女の蚊帳の外感!!
わざとそう描いてるのか、そうとしか感じる余地のない物語なのか。
高畑さんは吉沢さんが帰ったあと泣いていたけど、ちょっとわかると思ってしまった。
幸せな時間を過ごしたはずなのに、なぜか泣けてくるようなこと。
たぶん心が響かないから。
相手の気持ちが届いてこない。
自分の気持ちが届いてない。
心はそういうことをよく知っている。
いっそ俊介の母・寺島さんのように、「息子を一流に育て上げる」という目的が持てれば幸福の度合いも強まるのだろうか。相当大変だろうけど。
あの世界では「女として幸福を感じる」なんてことは捨て去らなきゃいけないんじゃないか?とか思ってしまった。「母としての幸福」それしかない世界に見えて。
だから外部の喜久雄を家に迎え入れるとなったとき、寺島さんの顔に「嫌な予感」がよぎったのは怖かった。
そういう不安はどこかで暴発して、相手にぶつけることになる。喜久雄の人生の波。その体感は悲しさの連続。
吉沢さんの目がいい意味でトラウマになりそう。いい意味で…
私の隣におじさんが座ってて、奥さんと一緒に来てたっぽい65歳ぐらいかなというところ。
ラブシーンでおじさんが急に私のほうを見た。なんでだよ!
吐血シーンで「あっ!」と声を上げたり、「せりあがるのか」とか。
最後の方ですんごいソワソワしだして、長いから飽きちゃったのかもだけど、喜久雄のあでやかさに変な気持ちになったんじゃないでしょうね。
奥さんに「シッ!」とかやってほしかった。
涙をすぐ拭きたかったけどおじさんに見られたら嫌なので結構流しっぱなしにした。喜久雄に自分を重ねたいかも…と思うところはあった。
結局つながりなんだな…と寂しくなるところ。
つながりのある人は強い。なんだかんだつながりを選ぶ。
目の前の人がどれだけ孤独でも、「じゃあね」と所属先に戻っていくんだ。
そこに愛があろうとなかろうと、つながりこそが自分を守ってくれる場所とみんな知っている。
と、途中まで思ったけど、喜久雄にもつながりあるじゃんと思った。
でも喜久雄の心が選ばなかった。満たされなかったのだろう。
じゃあ何が喜久雄を満たしたのか。どうであれば報われるのか。
・・一緒に考えようとしちゃダメだね!疲れるから。
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「ひとりで」2話とエンパス
「ひとりでしにたい」第2話もリアルがちりばめられてました。
鳴海(綾瀬はるか)の年下同僚・那須田(佐野勇斗)が孤独死マニアのあまり、鳴海の伯母の最期・その詳細を聞くために鳴海の父を訪ねる。
「俺は遺体は見てない(だけど妻は見たらしい)」ってとこがまたリアルだな〜って。鳴海がかつて憧れていた伯母は、実は母と仲が悪かった。
マウントを取り合ってたから。
キャリアウーマンvs専業主婦。
晩年は汚部屋で暮らし、最期は浴槽でどろどろになっていた伯母の姿を「見よう」と思った鳴海母の心理はわからないけど、独特の情があったんじゃないですかね。
心理的に「勝った」と思いたかったのかもしれないし、数%は可能性としてあったかもしれない伯母の生き方を自分に重ねたとか。私の父方の叔母も孤独死で、母がその最期の確認に出向いた。
なぜか血のつながった父でもなく姉妹たちでもなく、嫁である母。
しかもわりかし能動的だった。
口では「そりゃ嫌よ」と言ってたけど、死に顔を見届けることで「果たした」という区切りをつけようとしたのかもしれない。
母と叔母にも複雑な出来事があったけど、関わり合ったことには違いないからと。
独身の私がおばに自分を重ねるなら「死に顔を見てくれた、それで十分」と思える。私はね。「そりゃ寂しいけど、1人で生きたかったんだもん」と堂々主張したい独身者は少なくないと思う。
好きに自分の時間を生きてきて、ひっそり孤独死したってそれはしょうがない。
迷惑かけちゃうのは忍びないけど・・
鳴海はその迷惑部分をなるべく軽減しようと今からプランを練る、そんなドラマなんでしょうね。だけど、独身者だけが迷惑をかけるわけじゃないのだし。
家族がいたって「迷惑かけてすまないね」ということはあるだろう。
むしろ家族がいるからこそ、安心どころか苦しくなったりも。
鳴海の父が自分の晩年を家族任せにする気満々だったのもリアルでしたね。
また國村隼さんが、あんな平凡な親父までナチュラルに演じられるのがすごい。
頭脳派の極悪人みたいな役もやるし、振り幅が大きいのなんのって。
松坂慶子さんも伸び伸びしてるし。
ああいう夫婦・家族っているよねー!って。
弟夫婦のクールな感じとか。
「独身の姉ちゃん」が常に「やれやれ」って思われる構図。あとなんたって感動したのが、綾瀬さんの同僚・松岡氏の介護話。
松岡氏も独身っぽく、でも母の介護は1人で背負ってる。
兄はいるけど、いないのと同じ。何もしないから。
たまに帰ってきたと思ったら、寝たきりの母の顔をなでている。
「バッカじゃねぇの!」
と憤慨する松岡氏。超リアル。
松岡氏の母はドラマで「特養に入った」と言ってたけど、私の母は今のところ一人暮らし中。
でも「ケアマネやヘルパー」というセリフが出てくると同志のような気持ちが湧きますね。私の兄はかなり協力的だと今は思えるものの、ケア的な労働はやはり私に集中してくる。
掃除はじめ、ゴミの分別や衣替え、尿漏れパッドの選択など名もなき家事ですね。
私は時間に融通の効く仕事だし、しょうがないかと思うものの、母がコロナで寝込んでるときに「カレーを作ってあげたい」と言ってたときは「バカ?」とLINEで送りそうになった。
何もやってくれないことはないんだけど、なんというか「やってあげた感」のあることしか想像できないのか、したくないのかはわからない。
何かというとカレーを作る兄は、汚れたガス代など拭かずに帰ったりする。
それでも「あの兄が!」というほど協力的人間に変わったので、文句は言えない。
「トイレも掃除してほしい」とか言えない。頼みたいけど頼めない、うまい頼み方がわからないというジレンマ。
働き盛りの男性の脳から、ケア労働のイメージがごっそり落ちてることって半ば絶望的ですよね。
「自分がやる方が早い」と思ってしまう。
私も無理せず、「つらい」「疲れた」とか言うようにしてますけどね。だから鳴海に父母の介護がのしかかろうとしてるのを知ったとき、ちょっと息が詰まりそうになった。
それを那須田が食い止める。ナイスプレー。
父も改めて「自分の晩年」に想像が及んでましたね。
本当そうしてくんなきゃ。
自分のことは自分で考える…(家族をアテにしない、という意識だけでも!)
ところで私は「エンパスかもしれない」と最近自覚した。
何回か言われたことがあるけど、ピンとこず。
ChatGPTにも言われ、細かな事例を相談したところ、今まで悩んでたあれこれに名前がついたような気がした。
エンパスだから苦しかったのかと。
エンパスは「共感力が非常に高い人」と言われるけど、共感というか「わかってしまう」というか。
相手の感情・感覚がなだれ込んでくるような、「見える」と感じるような。
でも、みんなそうなんだと思ってました。
職場の「怖い人」は全身から棘をほうぼうに広げてるように見える、というか感じられて、みんなそう感じてるんだと思ってた。全身メリケンサックみたいな。
みんな棘をよけられなくて、でもむやみに傷つけられたくないから距離を取ってんだと。
わかんない、みんなにも棘見えてんのかもしれない。
あと、目の前の人が具合悪くなると私も気持ち悪くなったり。
嘘をついてる相手の違和感をカメラのように記憶して、そのときは相手を信じようとするんだけど、嘘が発覚したときに違和感カメラがシャッター切った記憶が「やっぱり」という証拠写真みたいになったりとか、脳内で。あとなんたって「1人の時間が必要」ということですね。
前から「複数人数の集まりが苦手。会うなら1対1で」と書いてきたけど、これがまさにエンパスの特徴らしい。
最近読んでるエンパスの著書の本では、「寂しいけど1人の時間も必要」「2人でともに寝ることこそ恋愛の素晴らしさという世の中の圧が苦手」「恋人など近しい人の感情もキャッチしてしまうので恋愛が大変」と書いてあって、まったく同感でした。
私は世の中の独身者にエンパスって結構いるんじゃないかと思った。
「2人でいることのリスク」が自分に忍び込むように感じるなら、その人はエンパスじゃないですかね。
独身だっていいじゃないかという世の中になってくって、私にとっちゃすごくホッとすること。
ただでさえ情報や感情を拾いやすい自分が、だからこそ「1人」の時間を確保しながら生きてきたのに、誰かとの間に愛が生まれると「2人もしくはそれ以上」の未来可能性が視野に入る。
幸福感とは裏腹に、「背負えないんじゃないか」「つぶれてしまうんじゃないか」という不安もなだれ込んでくる。
エンパスの特徴として、「成就しなさそうな人を好きになりがち」というのもあるそうで、まさに自分です。鳴海の伯母さんもエンパスだったんじゃないか、とは言わないけど、独身=結婚機会に恵まれなかった可哀想な人と思われるのは心外も心外ですよね。
むしろ、鳴海父のような「なんもしない夫」と暮らしていく選択の方が自分にとっては怖い。
あとエンパスは関係を切りにくいので、離婚したいのにできない…というあたりで悩むのも想像だけで辛い。
実際、恋愛末期に別れたいけどその決断ができなかった時期はとても苦しく、自分を騙し続けてたら盛大にフられたってことがありました。
「自分が傷つく分には良い」と思ってしまうのも特徴らしく。私が苦しかったのは、こういうエンパス的な特徴をいちいち自分で責めてたこと。
神経質で考えすぎで想像広げまくって不安になる自分が悪いんだ、おかしいんだと思って何年も来て、自分の価値を自分で下げたり、自分の声を無視していた。
ここで綴られるエンパスの話にも、冷笑的に思ったり気持ち悪く感じる人もいるでしょう。
私は「そっちの感覚が正しいのだろう」といつも思ってきたけど、それが長いこと自分を苦しめてたんですよね。
というわけで、「ひとりでしにたい」の自分ファーストでリアルな物語はこれからも楽しみです。エンパス度チェック
私は18個当てはまりました。 -
待望の綾瀬さんNHKドラマ
昨夜のNHK土10「ひとりでしにたい」見ました。
(写真はNHK山口放送局HPより)
大河以外でNHKに綾瀬さん出るって、珍しい。
しかも等身大の現代ドラマ。
脚本は大森美香さん。
「カバチタレ!」はもう昔だけど「あさが来た」の方。
これは楽しみ!!
予告からして楽しそう。
また、土スタでの綾瀬さんが魅力的だった・・
(NHK土スタYouTubeより)
綾瀬さんが演じるのは39歳独身女性の鳴海。
すごくリアルに描かれてましたね。
推し活に夢中で、こども部屋からついに脱した自立生活も謳歌中。
保護猫を引き取ってからはますます充実の日々。
ある日、かつて慕っていた伯母が孤独死したと知ってから価値観が揺らぐ。
父親は伯母のこと「結婚もせず仕事ばっかり自由気ままに生きてきたバチが当たったんだ」と言う。
母親は「あんたも腐って死ぬよ!」と脅してくる。「ひとりでしにたくない!」と焦った鳴海はマッチングアプリを始めるもなかなかマッチしない。
「学芸員って仕事がわかりにくいのかな?」と言ってたとこ可笑しかったです。
「年齢!年齢!」って私でもツッコんでしまった。
「39歳で婚活市場に乗り込むなんて、裸で戦闘に挑むのと同じこと」とは、佐野勇斗さん演じる那須田の言葉。
「いいね」をしてくれるのは50オーバー。やつらの親介護要員を必死で探してる、と勘繰られる年代。
もしくは怪しげな外国人(国際ロマンス詐欺)
現実も本当にそんななんだろうか。
確かにそういう市場に乗り込むと、自分の価値が下げられる事態は避けられない。
早速、ヤフーニュースには綾瀬さんについて「こんなに可愛い40が存在するとは!」みたいな見出しがついていた。
可愛い40いるだろ、バカ!芸能人じゃなくてもいくらでも。
女は歳を重ねるだけで周りから侮蔑してもいいような存在になり、独身だと辱めを受けるような事態に多く直面する。
ドラマの中の綾瀬さんは、推しの熱愛発覚で「楽しい(と思ってた)日常」がポッキリ折れた。
わかる・・・
私も岡村ちゃんが成海璃子と写真撮られたとき息が止まるかと思ったもんな(ただ飲んでただけらしい)
昨日はモーリー・ロバートソンさんが、日本のバラエティーの過剰な女性の容貌いじり・加齢の侮蔑などが理由で多くの番組から降りたとツイートしていた。
もっと言ってくれよぉ。
でもこういうことを言える人は外国人しかいない。
そう、外国人しかいない、と感じるこの世界で「結婚したいと思えない」ってそんなにおかしいことじゃないはず。
なのに「老後どうするの?」「悲惨な孤独死だよ、きっと…」という不安をダイレクトに向けられる。
そういうことを言う人は、なぜ自分の老後が孤独じゃないと確信できるんだろうと不思議でならない。
綾瀬さんが人気あるのはそういうとこでもあるだろうな。
本当キュートですよね。
芸能生活も順調そうというのはそうなんだけど、生放送でも「日々が楽しそう」というのが滲んでた。爆笑してましたよね。
あと綾瀬さんが人と違うと感じるのは、ちゃんとしすぎないとこかなと。
ドラマの説明とかも、台本ちょいちょい見ながら話してた(笑)
今の若手とかそのへんきっちりしてるもんな。
しかも真夜中にLUUPで帰るらしいです(持田香織談)
綾瀬さんのホロスコープを見てみました。
出生時間が早朝までなら月は牡羊座。
どっちでしょうね。
綾瀬さんの牡羊太陽は海王星とスクエアで、ここが天然と言われたり、一方で現実離れしたスーパーウーマンみたいな役が舞い込むゆえんと思う。
あと太陽は土星とトライン。
息の長い安定した人気のゆえんに思えます。
安定してるんだけど時々おっちょこちょい。
危なっかしい紅白の司会も見守りたくなるのは、「軽さ」の人じゃないからかも。風星座は水瓶木星しかないんですよね。
それでも木星なので、なんらか風星座っぽさも綾瀬さんから滲んでるはずと思う。
でも水瓶。やっぱ固定宮ですからね。
そうそう、柔軟宮も射手天王星しかないんですよ。
器用にこなす人ではないんだと思う。
だから台本見てしまうし、時々たどたどしい。
その姿はなんか一生懸命に見えますよね。
綾瀬さんは広島出身ということで平和の象徴的存在でもある。親戚に戦争で亡くなった方もいると。
平和的活動ってどこか重々しくなりそうなところ、綾瀬さんの活動はほんわかしながらもこちらに届くものがある。それが水瓶座木星っぽさなのかな。
とするなら、「ひとりでしにたい」というメッセージも綾瀬さんだからこそ未来志向で発することができるんじゃないですかね。ちなみに牡牛火星は冥王星とオポジション。
フィジカル仕事の過酷さや多さからすると、この牡牛ー蠍ラインはとても納得ですが、蠍&冥王星といえば死。
このドラマは現在火星期の綾瀬さんにぴったりなわけで。
「ひとりでしにたい」を考える。ドラマでは喜怒哀楽がなんとも豊かで、とても牡羊っぽいと感じる。
私が綾瀬さんを好きと思うのはあの率直さなんですよね。
嘘つけないんだな、って思う。
え?とかって驚きを、「出したら恥ずかしいかな」というフィルターにかかる前に出しちゃうみたいな。
運動神経はいいんだろうけど、思考がモタっと立ち止まる、みたいに見える。
月は牡牛かもしれない。現在の綾瀬さんの太陽には土星と海王星が乗ってるんですよね。
これがまた「あの世的な不安妄想を管理するタイミング」に見える。
毎週楽しみに思えるドラマがあるのは幸せなことです!