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「虎に翼」と「光る君へ」のカップル
先週は私自身の身にいろんなことがありました。
主に家族・体調関係。私だけじゃなく、友人も気が抜けない状況にあったり、なんたってドラマでも先週は「ヤマ場」ををたくさん目にした気がします。
毎夜の楽しみだった「VRおじさんの初恋」も最終回を迎えたし。
朝ドラと大河のカップルにも大きな転機が訪れました。
先週の満月が何かパワフルなエネルギーを発してたんでしょうか。そんで、それぞれのカップル・演じた役者さんの星が気になったんですよね。
(敬称略)a・「虎に翼」寅子&優三
b・「光る君へ」まひろ&道長
c・中宮定子&一条天皇
(gooニュースより)
寅子と優三さんが結ばれたかと思ったら、優三さん出征…
変顔でお別れし合うあのシーンでは瞬時に涙が湧きました。
仲野太賀さんの泣き笑いよ…!伊藤沙莉
太陽牡牛、月水瓶か魚、水星牡牛、金星双子、火星牡羊、木星蠍、土星魚仲野太賀
太陽水瓶、月獅子、水星水瓶、金星牡羊、火星蟹、木星天秤、土星水瓶
この間の土曜スタジオパークで石田ゆり子さんが「2人は似てる」と言ってましたが、2人の共通点を星で探ってみたところ、木星かなと感じたんですよね。
沙莉さんは太陽ー木星オポジション。
太賀さんは太陽ー木星トライン。2人を見ていると「福」という感じがします。
お二人は「拾われた男」でもカップル役。
2人でいればこの先も明るくやっていけそうな、楽観性にとても満ちた2人と感じるんですよね。
ただ太賀さんは太陽土星ー月オポジションに冥王星がスクエアで絡んでるので、運命性が激しい。
「いだてん」でも「虎に翼」でも戦況に運命が翻弄されるし、今放送中のテレ東「季節のない街」では、家族に尽くしても奪われ続ける報われない役。沙莉さんは金星が土星とスクエア。
良くも悪くも女性と縁があり、最初は女性と敵対するものの、次第に絆を深めていくストーリーが多い気もします。
火星が牡羊なので「怒り」が行動の原動力となりやすいんですよね。
太賀さんの金星=好みの女性も牡羊なので、トラちゃんの情熱に目を細めて微笑む優三さん。
沙莉さんの金星は双子で火星とソフトアスペクトだからか、情報収集は怠らない。
なんだかんだ落ち着きが備わってるところからすると、月は水瓶かなと思いますよね。
水瓶太賀さんとカップル役続いたし。
「はて?」が風星座っぽい。太賀さんの火星が蟹ってとこも「っぽい!」と思いますよ。
蟹座の火星って「トホホな恋愛」になりやすいのです。
プレッシャーに弱く、肝心なところでおなかを下す優三。
しかも書生として猪爪家にずっといた人。空気のようにいた人。
火星牡羊のトラちゃんとしたら、優三さんは確かに情熱かき立てる相手ではなさそう。
でも「君の人生を生きてほしい・これが僕の願い・頑張ってもいいけど頑張らなくてもいい」というザ・水瓶っぽいエールを出征前に送ってくれた優三さんの言葉は、フェアネス精神の寅子にも刺さったでしょう。この人と夫婦になれてよかったと。
b・「光る君へ」まひろ&道長
(ヤフーニュースより)
昨日は「枕草子」誕生の瞬間にも涙を誘われましたが、まひろと道長がこの10年、いつでも相手を想っていたと告白し合う2人の表情にも心が震えました。
この2人は以前も大石静先生の作品で美しいカップルでしたね。
吉高由里子
太陽蟹か獅子、月天秤か蠍、水星蟹、金星双子、火星牡羊、木星牡牛か双子、土星射手柄本佑
太陽射手、月双子、水星射手、金星蠍、火星魚、木星魚、土星射手
吉高さんの星で特徴的と感じたのは、前も書きましたがノンアスの双子金星。
ノンアスってとこが「知りたがり」「広めたがり」という感じで、それが良くも悪くも運命に影響してくる、そういう役が多い気もします。
その双子部分をがっつり受け止めるのが射手座の佑さんですか〜と感じましたね。
火星牡羊のまひろ=吉高さんが好むのは「戦う男性」
金星火星が水星座、月が双子の道長=佑さんとしては、「この自分が、まさかそんな」といったんは後ずさり。
責任とか権力とかより優しげでいたい。
でも人生傾向の太陽が火星座ということは、政治力も知識も身につけて高みを目指していくのでしょう。なんたって佑さんの金星です。
蠍座で冥王星とコンジャンクション。
好きな女性は、命懸けな恋愛ができそうな人。
デジタルよりアナログ。
忘れる人より忘れない人。
いつまでも忘れないでいてくれる人。
そういう女性と縁があるとも言えます。
正妻の黒木華さんも、側室の瀧内公美さんも、道長のことを深く愛してますね。
佑さんに濃厚な恋愛ドラマが舞い込むのもよくわかる。
そこからすると、まひろはいつでも金星双子的にさらっとかわす女。
基本、女性を優しげに想い続ける金星火星ですが、まひろの自由な対等さは射手太陽のハンター精神にまんまと火をつけるのですね。よくできてる。
太陽蟹の吉高さんは、佑さんのどっぷり深い愛情をちゃんと感じているけれど、「ローカルな範囲」のことが何よりも優先事項。
「あなたについてゆくわけにいかない」というまひろの決断に自身の何かを重ねる人も多いんじゃないでしょうかね。
c・中宮定子&一条天皇(シネマトゥディより)
この2人も本当に美しい。
柊木くんだった一条天皇が塩野さんになりましたか!という驚きと感動がありましたね。高畑充希
太陽射手、月魚、水星射手、金星蠍、火星射手、木星乙女、土星水瓶塩野瑛久
太陽山羊、月山羊か水瓶、水星山羊、金星蠍、火星乙女、木星射手、土星魚2人とも金星が蠍なんですね!
これは濃厚なはずですよ。
金星同士は重なりませんが、塩野さんの金星と高畑さんの冥王星がコンジャンクション。
運命的な惹き合いが感じられることと思います。高畑さんは太陽射手で、一見無邪気キャラなんですよね。
ドジっ子のはずが、明るく知恵をつけていくような成長ストーリーが似合う。
だけど月と金星の水からするとどっぷり感情的なはずで、まぁ火星が射手なので実際の恋愛がどうかはわからない。
ドラマや映画では「べつに〜」とか言いながらも刹那的な恋愛が多く、それも「っぽい」ですが、本気の恋愛となると「私がこの人を守る」という気概がいつも強気に漂ってくる。
また定子はいつも目が据わってるんですよね。
それがなんとも上品で美しくて。
塩野さんといえば、「来世ではちゃんとします」のA君じゃないですか!
Sっ気たっぷりなエリートサラリーマン。
この方は山羊に星が集中してて、こういう方には高貴なセレブ役が巡ってくるものなんですね。
一条天皇は聡明な決断をされた方のようで、その逸話とドラマからすると月は水瓶っぽいですが、定子がうっかり「会いに来ちゃった」ときの「どこから入った!?」と潔癖気味に顔をゆがめたときには地星座を感じました。境界線に厳しいですからね。
火星乙女っぽくもあるし、月も山羊なのかなぁと。
金星蠍同士でどっぷり愛を交わし合っても、火星乙女にとって射手という間口の広さは受け入れ難いかもしれない。
フェアネスな裁定を下そうとする一条天皇に定子は惚れてもいるんだけど(火星射手的に)、地位や責任がのしかかるにつれて「おおらか」とか言ってられない非情な決断は自分にも向けられてしまった(太陽山羊・火星乙女)
人は生きる上で「こうでありたい」という望みがあって、それは太陽・月・金星・火星、どこに最も込められてるかは人によるんでしょうけど、それは1人じゃなかなか気づかない。
恋愛など「誰かとの関係性」で目覚める感じがするのは、相手のホロスコープに刺激されたり受け止めてもらったりするからでしょうね。
オポジションだと受け止め先。
スクエアだと気付きやアップデート。
コンジャンクションだと共感やエールで、ソフトアスペクトだと「共に歩む相棒」みたいになるんでしょうか。
またこうして並べてみると、「虎に翼」は「恋愛至上主義」になるべく偏らないようにした作品に思えるし、「光る君へ」は大石静先生ならではの恋愛の華やかさが存分に描かれているのがよくわかります。
「誰がどっぷり恋愛演れそうか?」というドラマ会議があったとして、濃厚さが溢れ出てる人が確実に選ばれてるんでしょうね。
そういう人の星にはもれなく蟹・蠍・魚の成分が含まれてるという。
魚座の松下洸平さんもまひろと仲良くなるんだろうし。
松下さんは火星が牡牛なので、水星座とは違う官能を見せてくれるんじゃないか…
ファーストサマーウイカが、太陽は双子だけど金星が牡牛でした。
中宮定子の上品さにいちいち感激するところは現代の皇室マニアっぽいですが、「たった1人の悲しき中宮に宛てて書かれた枕草子」という話はウイカさんの双子ー高畑さんの射手ラインっぽい。
「春はあけぼの…」と読む高畑充希さんの声を思い出すと今でも泣けてくる。
枕草子ってすんごい美しいんだと改めて感動が胸に広がった。
美しさが胸に沁みた昨日の1話でした。 -
百田夏菜子×のん
Eテレで2週にわたって2人の対談が放送されていました。
1週目は百田さん、2週目はのんちゃんの回。
この「ながら」時代に膝抱えるほど集中して見ちゃいましたよ。
(のん公式SNSより)
のんちゃんは「あまちゃん」でアイドル役をやるにあたって、百田さんの映像をすごく参考にしていたという。
ももクロのライブにもゲスト出演したことがあったそうで、意外だけどすごくハマってました。この2人は年が近く(百田さん1994年生、のん1993年生)、誕生日も1日違いの蟹座。
同じ蟹座の私といえば、「女らしくありたい」と「中性的でありたい」のはざまでずっと揺れていて、この2人を見たとき「蟹座の迷える2つの道よ…」とつくづく思いました。今年初めに自分の骨格と肌色を意識し始め、どうやら女性っぽいスタイルの方が体型に合うらしいと知ってから、洋服を見る目ががらっと変わって。
まさに百田さんが着ているようなジャケットを探したり、タイトなスカートをいきなりそろえたりした。
だけど、のんちゃんの太パンツと厚底靴を見たときに胸が燃えましたね。
やっぱこうでありたいと。
のんちゃんは私をすごくかき立ててくる人で、その表現に接すると「独自性のある存在であれ」というマインドがいつも思い起こされる。
これからも厚底でいこうじゃねぇか!と思いつつ、百田さんの女性性もやっぱり取り入れたい。
目にも刺激的な2人の対談でした。
百田さんの気概にすごく感動しましたよ。
前からこういう人だっけ?
プロ意識のあたりにすごく緊張感が漂ってて、ピリッとしたものを感じるほどだった。
昔はAKB劇場の真裏にももクロの劇場があり、お客さんみんなそっち行っちゃう時代からどんどん上り詰めて数年後、国立競技場で頂点に達した感慨をファンの前で語る百田さんの映像に感動しました。
熱いプロ意識の一方で、言葉とか優しいんですよね。
底辺感や苦労時代を相当味わったのか。もしアイドルという職業を選んでなくても、「職場のアイドル」「仲間のアイドル」とか、どの場所でもアイドル的な存在でありたいと言っていた百田さん。
その話もすごく優しく聞こえた。
2人のホロスコープを見てみたら、とてもよく似てたのです。
百田さん
太陽蟹、月獅子か乙女、水星蟹、金星乙女、火星双子
のんちゃん
太陽蟹、月牡羊か牡牛、水星蟹、金星双子、火星乙女
2人とも太陽が天王星・海王星とオポジションで、冥王星とトライン。
「表現」「アイドル」という職業は太陽アスペクトにまさに表れてるよう。
「唯一無二のはじける個性」「夢を与える生き方」
しかも蟹ー山羊ラインは「国民的」というメジャーな存在になりやすい。
冥王星は「復活運」と言われます。
百田さんは夫の華やかな運命性も表れてるように見えますね。2人とも双子と乙女に星を持っていて、しかも金星・火星。
これはサブカル的なセンスがある人によく見られます。
太陽蟹なので「マニアックな世界でメジャー的人気を誇る人」、という特殊な人気者にもなりやすい。
特にのんちゃんは金星とドラゴンテイルがコンジャンクション。
金星期のあまちゃん人気のあと、ダークな側面に置かれつつも復活待望論が鳴り止まなかったカリスマ的な魅力をずっと放ってたように感じます。
私も待望していた1人。
百田さんが本当に魅力を放ってて。
魅力と力強さ。
こんな美しい人だったんだってすごく思ったですね。
結婚されて明らかな変化があったのか、それとも29歳ということで、ずいぶん大人になったのか。
それまでの印象は、バラエティーで何を振られてもヘラヘラ〜っと上手なボケをかます感じ。
「上手な」というところはいつも感じてて、揺らついてても的を射る確かさは確実にあるんですよね。
ボケかましても、仲間へのパスだったりして。
今回、のんちゃんとソロでの同世代対談だからなのか、ピリッとした真剣さをすごく感じました。
ピリッとしてたのは、のんちゃんも。
自身でデザインしたというリボンのマネキンの映り方を何度も何度もチェックして、百田さんを少し待たせたという。
すみませんと謝りながらも妥協できないという意志を放ってて、それは百田さんがよく知る芸能の現場では、もしかしたらあまりないことかもしれない。
でものんちゃんも自分の世界において、そこは譲れないっぽかった。
「そういうんじゃこの業界ではだめよ」とかいう進言みたいのを、言う側も従う側も「正しい」とされる世界のことを、のんちゃんは知ってか知らずか吹き飛ばすほどの純粋なオリジナリティーってのかな。
そんで、カメラとマネキンの間を行ったり来たりしてたときののんちゃんが猫背でね〜相変わらず猫背でね〜。
かつて、のんちゃん主役の舞台を観に行ったことありますが、猫背だったですね。
そういう役とも言えるけど、それがいい!と称賛させる何かを彼女は持っている。
よく似てる2人のホロスコープにあえて違いを見いだすなら、木星と土星ですかね。
百田さんの木星が蠍、土星が魚
のんちゃんの木星が天秤、土星が水瓶木星は「発展性」を表すラッキーポイントと言われます。
2人の木星をそれっぽく読むなら、百田さんは「所属感」と「肉体・根性勝負」
のんちゃんは「美に関すること」「芸術や音楽などアーティスト活動」
私はももクロの活動に詳しくないので、百田さんはもっと蠍座っぽいウェットさを放ってたり、色気担当だったりするのかもしれません。
のんちゃんは蟹座のわりにあまりウェットさを感じないけど、双子金星とトラインの天秤木星から風のさらっと感を醸してるのかな。
そんでのんちゃんは土星も風星座ですから・水瓶座。
土星は自分の中の「こうでなきゃならない」という主義とか、「こうでありたい」という自分軸のもととなる部分。
水瓶座だと「独自性がなきゃならない」「唯一無二でありたい」
百田さんの土星・魚座だと、「与える人でなきゃならない」「受け止めてあげたい」
百田さんの土星はノンアスなので、特にマイ土星ルールで自分を縛りがちかもしれません。
例えば「愛される存在でなきゃならない」というあたりのプロ意識がすごく研ぎ澄まされてる方かも。
私が感じたピリッと感はこのあたりから放たれてたのかな。
2人とも全然似てないけど、放たれる光や気概はどちらもすごく強かった。
「芸能」という軸のこっち側とあっち側を平行に歩く2人という感じ。
どっちも華やかなランウエーで、どっちが良とか上とかないじゃないですか。
なのに一方的にジャッジされかねない危うさを引き受けて、「進む」を選択し続けている。
太陽ー天王・海王星オポのパワーをもろに体感したような30分×2でした。
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ちゅらさん・古波蔵家
「ちゅらさん」再放送中です。
「虎に翼」もいいお話だけど、「ちゅらさん」も好きだな。
国仲涼子さん、あんなに天真爛漫だったんですね。
それがいかにも双子座っぽくて。
なんたって軽い・テキトー・楽天的。
国仲さん、あんなに双子座っぽい役ほかにあったっけ。また、堺正章さん演じる父の血をいかにも引いてそうなテキトーさ。
堺さんも双子座。
長男・ニーニーもテキトーで計画性なし。
ゴリさん双子座。
ところが今日の放送で、堺さんとニーニーに血のつながりがないことが判明。
当時、恋人に去られたばかりの勝子(田中好子さん)のおなかにニーニーがいて、それをわかったうえで堺さんがプロポーズした…というエピソードが語られてました。
ニーニーはゴーヤーマンで儲ける事業が失敗し、古波蔵家から失踪。
ドラマとはいえ、田中好子さんの火星アスペクト(男運)が気になってくるストーリーです。
そのニーニーをノせまくってた父親に子どもたちから非難の矢が向けられそうになったとこで、勝子が激怒。
「お父さんを悪く言うのは許さないよ」「お父さんはすごい人なんだ」と。
自分の全部を受け入れてくれたお父さん。
言われてみれば、堺さんの能天気さと、平良とみさん演じるおばぁの楽天性があのドラマのまともさである気がしますよね。
あの2人に人間の哲学が詰まってるというか。
堺さんがまた歌がうまくてね…
男というのは仕事デキるとか頼りになるとかそんなんじゃなく、自分を受け入れてくれる大らかさと、少し歌がうまかったらそれで完璧なのかもしれません。
田中好子さんのホロスコープを見てみました。ありましたよ・・火星ー海王星スクエア。
火星が山羊の人は地位の高い男性と縁ができやすいのですが、海王星とスクエアですか〜という感じ。
海王星と関わると男性運において「曖昧」「消える」「感性の人」という運命性が濃くなってきます。
堺正章さん演じる恵文は確かにアテにならなさ満載ですが、「恋人が失踪」「息子が失踪」という運命性が露呈された勝子=田中好子さんのホロにも「っぽさ」が表れるものなんですね。田中好子さんは太陽牡羊、月は魚、金星が双子。
古波蔵家の中で一番しっかり者に見えますが、なんだかんだテキトーな波に流されやすそうではある。
楽しければいいさ!みたいな。火星ー海王星アスペクトがある人はアーティストや自営業といった波のある職業の人との縁とか、海王星っぽく「海」「お酒」にまつわる仕事の男性も引き寄せそう。
でも海王星がハードに関わる人は、人生で一度くらい「身近な男性が失踪」「不確かな男性との縁」という事態を引き寄せるんじゃないでしょうか。結婚願望のない人とかね。
優しいんだけど不安になる優しさというか。
そういえば私自身が火星ー海王星あり(150度)
このアスペクト持ちは、なんだかんだ感性で生きてる人に惹かれやすいと思う。今日の勝子、「お父さんに今でもゾッコンなんさ!」とはじける笑顔で言っていた。
田中さん、太陽ー木星(冥王星も)がトラインなんですよね。
「夫が究極におおらか」「夫がラッキーをもたらす人」という運命性でもあるのです。
堺正章さんはザ・双子!な太陽付近でした。これはテキトーな役が似合うはず。
恵文役の堺さんがすごくかっこよく見えるんですよね。
いつも三線携えて、暇さえあれば美声響かせてる。
金星が蟹座なのでなんだかんだ家族思いで憎めない。
蟹座の土星はおばぁに見えてきます。
月は乙女座、火星は獅子座。
なんだかんだ礼節や鍛錬を非常に重視する根っからのエンターテイナーなのでしょうね。こちらは山田孝之さん太陽付近。
いかにも恵達っぽいです。
ザ・仲裁役。ザ・まとも人間。
太陽天秤というだけでもバランスを保とうとしますが、その太陽に冥王星と土星がくっついてる。
古波蔵家の無軌道なノリの良さにいつもブレーキかけたり警戒感を発動してます。
また金星火星乙女っぽく、何につけても慎重でウブなんですよね。
頭で考えるタイプ・恵達。おばぁ役の平良とみさんは蠍座。
月は獅子座で、なんと海王星の近くにあるのです。
「なんくるないさ〜」っていう朗らかさが胸に沁みるわけです。
金星は射手座で土星と合。
根っから明るいんだけど、苦労もしのばれます。
火星は蟹座で冥王星の近く。
おばぁの男性運にもすごいドラマがありそう。
たった1人を愛し抜いたというような。
古波蔵家のふわつきを煽ってるようにも見えるけど、言葉や目配せに圧倒的な説得力があるんですよね。国仲涼子さんは月が蠍か射手か不明です。
えりぃの底抜けの明るさは射手っぽいけど、東京に帰った文也をずっと想い続ける一途さからすると蠍かなぁ。
「デート〜恋とはどんなものかしら〜」というドラマでも国仲さんは長谷川博己さんをずっと想ってた役でした。
金星と火星が牡牛。
火星は天王星とオポジションで、これは「男性との遠距離運命」っぽいです。
牡牛火星も一途だしね(執着ともいう)
国仲さんは太陽ー海王星オポジションなんですよ。
これはちゅらさん的に見れば父親の恵文っぽい。
アテにならない父親・・というか、スケールが大きい男とも言えますかね。
海の男・海んちゅとも言える?そんで音楽を愛す恵文。
実際の夫・向井理さんにパリピ孔明とかが巡ってくるわけです。
ドラマを見て久々出演者の星に関心が湧きました。
あとテレ朝の「Destiny」出演陣もちょっと気になってます。
石原さんはいかにも山羊座だし、亀梨さんもいかにも魚座。
そのうちまとめたいです。
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4月からのドラマ2024
新しいドラマシーズンに入りましたね。
いくつか見ました。
・VRおじさんの初恋
・ソロ活女子のススメシーズン4
・RoOT
・好きなオトコと別れたい
・虎に翼(ちゅらさん)「VRおじさんの初恋」はNHKの夜15分ドラマ。
野間口徹さん演じるナオキがVR空間で自分を女子高生と設定したらしい。
この女子高生がすごく可愛いのですが、時々野間口さんに見えるから不思議です。
目が似てる気がするんですよね。
すごい昔の蒼井優さんっぽくもある。
VR空間での初恋相手は井桁弘恵さん。
次代の川口春奈になりそうな感じです。
さっぱり美人で嫌味がなくどこか三枚目。
したら井桁さんも水瓶座だそうで。
水瓶座のスター性ってやっぱ突き抜けてるんですよね。
ドラマスタート前、予告でおじさんと女子高生の物語と知って、一瞬ウッとなりました。VRをはめてるおじさん役が誰かわからなかったからだけど、野間口さんと知ったならおもしろいに違いないと確信した。
案の定…というか、野間口さんは孤独でどこにも居場所がないと感じる中年役。
コミュニケーションが苦手。
NHKはこういう主役のドラマを本当丁寧に見せてくれる。
またインタビューで野間口さんは、この役がこれまでのどの役よりも自分に近かったと言う。
やっぱり…!(写真はNHKインタビュー記事より)
ここんとこ金曜といえば「不適切の日だ!」と胸躍らせてましたが、先週最終回だったんですよね。
終わってしまった寂しさを埋めるように、河合優実さん主演ドラマが放送されるのはありがたい。
「RoOT/ルート」(テレ東火曜深夜)
が、ちょっとわかりにくかったかな…弱冠19歳で探偵という河合優実さんと、新人の坂東龍汰さんのストーリー。
探偵という職業柄か全体的に暗い画面で、昼に再生したからか何が行われてるかほとんどわからなかった。
このお二人、鈍牛倶楽部所属なんですね。
すごく鈍牛っぽいドラマと思った。
鈍牛といえばオダギリジョー。
かっこいい探偵ドラマと裏社会ものドラマが多い印象です。
ふてほどっぽい河合さんは、たぶんほとんど拝めないと思う。
2話は部屋を暗くして見てみようかな。「好きなオトコと別れたい」は、毎熊克哉さんが出るというので録画予約してみました。
主役は堀田茜さん。テレ東水曜深夜放送。(「好きなオトコと別れたいHPより)
このルーズにヤリまくる感じはテレ東っぽさでもありますが、これが本当にアラサーのリアル?というあたりが疑わしい。
全員サカりすぎていて、イケメンとハイスペックがとりあえず恋愛対象。
はて、どっちと結婚すべき?というドラマ。
1話はそう見えた。
30になりたての郁子(堀田さん)が「まだ結婚してない自分」に絶望し、「このままずっと1人だったら…という不安と今後も向き合うなんてつらい…」と言うシーンがありましたが、30なりたてで孤独をそんなに恐れるなんて可哀想と思った。それがリアルのアラサーなら。
しかもその不安はいつも性行為でうやむやになる。なんだかな!
結婚したって「1人じゃない幸福・安心感」を一体何年得られるのか、その不安のほうがリアルっぽいですがね。
将来の不安を埋めるために結婚するんなら、そういう人の不安って結婚しても尽きない種類のものと思う。
だけど郁子はヒモ男(毎熊さん)の不安定さへの耐性がだんだんついていくのかな。
そんで納得して毎熊さんと結婚するんだろうか(2話以降はたぶん見ない)
「虎に翼」は期待どおりおもしろいです。
「おもしろいはず」って確信させる何かを随分前から放ってた。
なんたって伊藤沙莉さんすごいなぁ。
人を引き込むあの演技力。
その隣にいつもいる太賀さんもすごい安心感。
松山ケンイチさんは「お別れホスピタル」もだけど、最近ぴったりな役が続いて嬉しいです。
ローソンのCMもやらされてる感がなく、松山さん自身が何か変わったんだろうか。
また昼、「虎に翼」の前に放送される「ちゅらさん」がいい話なんだこれが!
私はリアルタイムでほとんど見てなかったのですが、1週目でこんなしっかり心温まるドラマだったんですね。
おばぁとKiroroが泣けます。「ソロ活女子のススメ」シーズン4放送は予想外の嬉しさです。
奇しくも第1話・2話が台湾旅行で、「この撮影は2023年です」というお断りテロップ入ってました。(「ソロ活女子のススメ4」HPより)
楽しさも幸福感も興奮も孤独も、「たった1人で感じている」ということこそ人生の醍醐味なんじゃないかと最近思うようになったのは、映画「PERFECT DAYS」を見たからかも。
どんなに親しい人がそばにいても、感情や感覚を同じように分かち合うことはできない。
「そばにいる」とか「親しい」という事実はここにあるのに、あるからこそ共感の期待をかけすぎて苦しくなることが多い。
だったら期待を手放したほうがよっぽどいい。
そう思ってからのほうが交友関係はスムーズで、周りは自然な形で私に話しかけてくるし、サラッと自然に去っていく。私はさすがに1人で海外旅行する気は今はない。
五月女さんのようにあれこれソロ活タイプというよりかは、役所さん演じた平山のように部屋と職場の行き来で満足している現状。
なのでTVで五月女さんの行動力をただ好もしく見ている。
江口さんがまた何着ても似合うんですよね。今晩からはテレ東で宮藤官九郎監督・脚本の「季節のない街」がスタート。
こちらも楽しみです。
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IPと魚座その2
私は父親の月が魚座だからか、魚座持ちの男性には特別な感慨を抱きがち。
だからここからは思い切り私的感情で書くけども。
(IPの話からは結構逸れる)
私の父には膨大な借金があって、残された家族がそれを負ったわけで。
かつ死ぬまでヘラヘラしてたんだけど、何考えてたのかとんとわからなかった人。
定年後は真っ暗な自室でいつも寝てて、といって陰気でもない。
あと魚座持ちの知り合い男性も念頭に置いて書きますが、共通点としては「優しいんだけど薄い」
こぉんなに優しくしてもらったのに、なぜかめちゃ薄い。
穏やかだけど人に興味なさそう。
濃厚さがまったく伝わってこない謎の感じがありますよね。
一見わかりやすいけど最もわからない人ランキングがあるなら魚座は1位です。
2位は水瓶座だとして、でも水瓶はわざとわからなくしてるんですよ。
ありきたりに染まらないという撹乱。
3位が蠍座として、蠍も「あえて言わない」みたいな秘密主義。でも何事も自覚的な人。
魚座は自分のことも「わからない」と言う。
好きという感情がそもそもわからない。
家族を大事にすべきことはわかってるけど、(それなりに大事にしてるけど)愛とかじゃない。
残業すごくしてるけど会社のためとかじゃない。
「尽くす」こと自体が目的・使命になりがちで、「それってなんのために?」と突きつけられたら急にフリーズ、バグが起きたようにどっと生活を乱したりする。
優しいけど、人の期待にずっと応え続けることは割と苦痛なんじゃないかとも思う。
社会的な要請にどっぷり応じてきたのに、やがて人としての限界が訪れるのか、「なぜ!?」という大きな謎を残してどこか行ってしまう。
そんで、人が期待を手放した頃にまた戻ってきたりして。
わかりやすく社会的な期待をかけられるのが嫌な人なのかな、と思ったりする。
自覚してない領域もすごく広そう。
なんだかわからない衝動にいつでも突き動かされそうで、ずっとそれを抑えててもどこかで負けてしまう。
「負けてしまう」なんてのはいかにも現世的な価値観で、魚座の衝動からすれば宇宙的な何かに従っただけかもしれない。
ま、魚座部分だけで人生を生きるわけじゃなく、人にはいろんな要素があるはずですけどね。
ただ、魚座とか海王星って未知の領域すれすれのところにいるように感じるんですよね。
何か人生訓みたいなものがIPとOTから浮かんでくるように思うのは個人的な見方かもしれないけど。
魚座の愛は母性的な密着タイプの愛でもなく、父性的な責任感の愛でもない。
でも「ない」とか断定すると「んなこたない」と反論はしてくると思う。
不思議なんだけど、薄い愛なら要らないよ…ってこっちもならないんですよね。
むしろ魚座をめぐる争奪戦が繰り広げられたりする。
それは魚座が放つ好意には、たとえ薄くても純粋なきらめきがあるからかもしれない。
やっぱ猫みたいな感じかな。
嫌いな人や無関心な人には近寄りもしない猫。
自分に向かってくるその歩みからは「好き」がひたすら漂う気がして嬉しくなる。
ただ、打算かもしれない(食欲とか満たしてくれる)
でも猫の本気度は誰にも分からない。
猫もあんまわかってない。
ただお互いに「通じてる」と感じる非言語の感覚こそ、確かな輝きなのかもしれません。
魚座持ちの人とはそういう「誰にもわからない自分達だけの感覚」でつながってる気がする。
借金を残した父を母は「許せない」と言う。
ほとんど許してるんだけど、時々思い出したように怒ったりして。
そりゃそうだよね。負わされちゃってさ。
そのくせ時々「優しいお父さんだった」とも言う。
私も自分が信じた「通じ合いの感覚」を大事に思う。
それを愛だなんて言語化したら社会から痛烈にジャッジされかねない。
あんなにひどい人なのに?とか、責任取らない人なのに?みたいな。
人を惹きつけるのはわかりやすい「正しさ」の裏にある、陰の部分や悲しさとか、必死で抑え込んでる領域なのかもしれないです。
というわけで個人的な感慨でIPの魚座に注目してみたまでです。
いろんな動揺や思いを外に出したかったんですよね。
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イニシャルトークIPと魚座
一夜にして状況が一変したあのニュースのこと。
いまだ引きずってる人は多いと思う。
週末に会った友人は夫にWBCに連れていかれたのに「そんな興味ない」と言ってたような子。
なのに会ってすぐ「IPについて話したかったよ!」と興奮していた。
あ、イニシャルです。彼をIPとする。
OTの相棒だったIP。
私は彼女よりは野球に関心あるとはいえ、連日のOTニュースには辟易してたとこだった。
なのに、連日のIPニュースには釘付けになってしまう。
韓国オープン見てたしね。ベンチにいたじゃん!と。
友人も私も、誰しもがこんなにショックを受けたんだから、OTはさぞかし参ってることと思う。
こういうとき、つい星を見てしまう。ところが、OTにもIPにも「ここか!」と思えるほどのトランジットポイントはなかった。
IPはネイタルにもそこまでのインパクトを感じなかったんですよね。
ただ、OTはちょっとある。
金星ー冥王星スクエアなので、これは結婚フィーバーとか「お金」に関しての極端な運命性はありそうです。
2人の星を重ねて目についたとこといえば、OTのドラゴンヘッドとIPのドラゴンテイルが重なること。
これだけで勝手に運命感じてしまう。
このニュースを思えば感じられるところはいくつかあるけど、これはIPの問題であって。
IPのホロは一見わかりやすい。
太陽山羊、月牡羊、水星射手、金星水瓶、火星魚。
優しげで先進的な仕事人間という感じ。
OTというスターのそばに常にいるけど、カメラが捉えるIPはいつだってクールだし素朴。
調子乗ってはしゃぐ感じとか見たことない。
チャラくなったりもしない。
私自身もこんなにIPを頼もしく思ってたんだと、いまさらながら悲しくなる。
特にIPの「献身」の度合いには感動すらしていた。
表面的なことしかわからないけど、通訳を超えて生活を支えてたんでしょうね。
車のハンドル握ってたりもするし。
なんでもOTがチームメートに溶け込みやすくするためにIPが心を砕いて、いろんな工夫を凝らしてたみたいじゃないですか。
私はIPの火星魚座に目を留めた。
破滅的な火星とかじゃないんですよ。
海王星とアスペクトはあるけど60度だし、冥王星ときっちりトラインなので再生力もあるはず。
で、これは「むちゃくちゃ優しい人」になると思う。
「なんて愛情深い」と、人の目には映りやすい。
ただ魚座って、「愛がなんだかわからない」と言ったりする。
どれだけ尽くしてても、「それは別に愛じゃない」とか。
「そんなに愛してくれるなら私もお返し」という向こうからの愛情から逃げたりもする。
「だって愛じゃないから」という言い訳。
はたから見たらほとんど愛のレベルなのに、本人はどうもしっくりきていない。
そのあたりがよくわからないんですよね。
そしてある日、猫のように突然いなくなったりする。
誰も真実を知らない。おそらく本人も。続きます。
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冥王星が水瓶に移ってから
冥王星が水瓶座に移ってから、世の中いろんな変化が起きている。
すでに冥王星が山羊座終盤度数にいるころから、あらゆるとこで「変化・改革」の波が起こってるように感じますね。
確実に水瓶入りしたのは2024年2月。
2023年の1年は最終盤度数をじりじり進んでいました。冥王星が水瓶に移ってから、自分の内面もずいぶん変わってきてます。
一番は、何度も書いてますが人との距離感。
コロナ禍前は距離が近いことにこだわってて、距離を開けることには罪悪感すら抱いてた。
そんで無理しすぎたのか、人間不信みたいなとこもありました。
最近やっと罪悪感も抜けて、人間関係が楽になってきました。
山羊座時代って、誰しもが頑張っちゃってたんでしょうね。
社会に染まるという苦行を体験してこそ成長すると信じてた。パワハラで悩んでたけど事態を変えられるわけないと思ってた人が社内相談室に赴いた!なんて話もこの1年よく聞きました。
時代の空気感は確実に変わってて、その変化に背中を押される人が増えてきてる。
「個性いいじゃない!」っていう流れになってる気がするんですよね。
前まではその個性が「変な人」「出る杭」に見られやすく、いじめにならなくても「茶化される」ってことはメジャーなコミュニケーションとしてあった。
お笑いのトップの人がメディアから姿を消したことも大きいと思う。
「笑い」について、「本当は痛みだった」と声を上げる人が増えてきて、あらゆるシーンで1年前とは空気が変化してると感じます。
自分を大事にする人が増えた。去年久々会った女性の先輩は、1人目産んだばかりの後輩に2人目を勧めたらキレられた…と憮然とした顔で話してて、いまどきのオヤジでも勧めないだろと驚いたものの、山羊→水瓶の移行期っぽい話だなと思いました。
その先輩の自覚は遅すぎるくらいだけど、数年前なら後輩はキレずに苦笑いで済ませてたかもしれない。
どうやら相当激しくキレられたそうで、そうじゃないと先輩にも伝わらなかったはずですよね。自分の恋愛観や異性観も変わってきたような。
というか、「自分ってこういう人間」という目測を、自分が誤ってた気がする。
結婚願望のない人ばかり好きになる…とこれまで嘆いてましたが、結婚に積極的な責任感タイプがそもそも苦手だった。
そういう男性は頼もしいけど、「男」というマジョリティ性に組み敷かれそうな危機感も抱かせる。
プロポーズされるとか憧れるくせに、同時に漂う上から感に拒否反応が走る自分もいる。
結婚や恋愛がはらむ男性優位な側面を忌避するムードが、若者の恋愛離れとつながる面もあると思いますよ。
女性も進んで「下から感」や「あなたの望む私」を身につけようとしたけど、どうも自分らしくねぇと。
とかいって対等さが実現されるほどに相手が頼りなく見えてくるジレンマ。
「結婚したくないなぁ〜」とかボヤく男はアラサー女子から敵視されがちでしたが、水瓶時代はむしろ有望株なんじゃないですかね?
これからは「自分らしさ」が重視される時代ですから。
責任感や男気とかより、正直さを出せる人のほうがしなやかに生きていくんだと思う。
そもそも「付き合う」とかにとらわれない関係性・カップルも増えていきそうですよね。水瓶座というのは、メジャーな風潮から「降りる」ように見えるサイン。
水瓶からしたら降りてるわけじゃなく、「自分の幸福」をより追求しているだけ。
山羊側から「もっと手に入れたくないの?」と見えてるとしても、水瓶側からは「所有するほど不自由じゃない?」と映る。
冥王星山羊時代は「それが普通」という大きな波に押し流されるしかなく、それも楽しかったですけどね。
水瓶座の新しい風が今は清々しいです。<水瓶座のキーワード>・・・自由・独創性・革命・知性・愛情より友情・孤独・独立・異常性・論理性など
(「新版スターゲイザーで体験するパソコン占星学」より)
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12サインの良さ2
〇〇座の良さは、支配星から見るとよりわかりやすいのでまとめます。
牡羊座の良さ(支配星:火星)
自分の主張を外へ押し出す・ちゃんと怒る・競争に燃える牡牛座の良さ(支配星・金星)
美しいものを見極めるセンス・容姿や歌声など美しさが備わってる・調和第一双子座の良さ(支配星・水星)
コミュニケーションがうまい・情報処理が得意・知的好奇心の高さ蟹座の良さ(支配星・月)
人の気持ちに繊細に寄り添う・内面の声に正直・庶民的獅子座の良さ(支配星・太陽)
存在そのものや服装が華やか・場を明るくする・目的をはっきり表現乙女座の良さ(支配星・水星)
コミュニケーションがうまい・情報処理が得意・知的好奇心の高さ天秤座の良さ(支配星・金星)
美しいものを見極めるセンス・容姿や歌声など美しさが備わってる・調和第一蠍座の良さ(支配星・冥王星)
とことん取り組む集中力の高さ・真理を見極める・建前より本音主義射手座の良さ(支配星・木星)
人にも自分にも寛容・楽観的・拡大主義(行動範囲や体験・人間関係など)山羊座の良さ(支配星・土星)
常識人・ルールに忠実・やり遂げる真面目さ水瓶座の良さ(支配星・天王星)
各人の個性への寛容さ・社会的ルールを超えた視点・先進的な知性魚座の良さ(支配星・海王星)
芸術性やセンスの高さ・社会的な境目をぼかしてつなぐ・包容受け入れ力
支配星が同じ牡牛・天秤と双子・乙女は同じことが書いてあります。
あと副支配星も考慮できそうです。
蠍座の副支配星→火星
水瓶座の副支配星→土星
魚座の副支配星→木星蠍座は闘争のシーンとも親和性が高いです。
時にまっすぐすぎて言葉が辛辣な人もいたり、怒ってる感じがキャラクターになってる人もいますよね。
マツコ・デラックスとか。
あとスポーツ選手でも蠍座に星がある人が多い印象。
やっぱスタミナと闘争心に関わるサインですからね。
松岡修造さんとか、あの熱さが仕事を引き寄せてそうです。水瓶座というのがなかなか複雑なサインと思うんですよ。
一見先進的なタイプなのに、土星が副支配星。
しかも固定宮なんですよ。
天王星を思うと、いっつも変化してそうですけどね。
案外、ひとつところにとどまる人。
ただ水瓶座ってインターネットっぽい。
自分は部屋から動かずして世界の情報を取得する。
そういうのを誰よりも早くやる人っぽい。
が!
私の周りの水瓶座ってさほど先進的ではない。
変わりたくない・新しいものを取り入れたくないという人が多いです。
ただこれは太陽水瓶の話。
太陽水瓶って、特に山羊に星が散ってたりすると土星っぽさがより際立つんだと思います。
社会的ルールをはみ出す人に監視の目を光らせる人もいる。実は水瓶って太陽にとって「居心地の悪いサイン」と言われたりします。
だから生きにくい人、と決めるわけじゃないけど、太陽以外の月や金星・火星的な自分の声を受け入れるほうがやりやすいんじゃないかと。
特に日本みたいに建前やルールがはびこってる社会では、水瓶座の個性を太陽でもって突き進んでいくのは、水瓶太陽の人といえど厳しいんじゃないか。
世の中に真に水瓶っぽさをもたらすのは、水星・金星や火星が水瓶の人なんじゃないかと思ったりします。
水金火星の若者が斬新な企画書を出して、太陽水瓶上司が「いいね!」と後押しをする。本当はこんなのやってみたかったんだと。
そんで水瓶座って副支配星が土星だからなのか、実は「常識ライン」が自分内部に確固として存在する。
だからこそ「越えるのも越えないのも自由」というスタンスをとれる。
「何がまともか」というのを分かった上で変わり者パフォーマンスを最も鮮やかにできる人なんですよね。
そんで、鮮やかにまとも人間に戻る。
例えば水瓶座のキョンキョンは「本当は自分はすごく普通なんだ」というようなことをよく言う。そんで黒柳徹子さんがキョンキョンのこと「求められてることをちゃんとわかってる賢い人」とアイドル時代を回顧したりしてますね。
ま、キョンキョンは水星も金星も水瓶だからか、あの奇抜なパフォーマンスも自分発信だったみたいですよね。
火星が魚だからかファッション性が高く、次第に周りの大人が悪ノリしていくその提案も「いいっすよ」と受け入れていく。
月は蟹か獅子か微妙だけど、文庫本がよく似合うあのひっそりしたナレーションを思うと、蟹なんじゃないかなと思う。
庶民の心をいつも忘れないマインドみたいなとこも人気でしょうし。
太陽水瓶の芸能人に人気者が多いのは、個性大歓迎!の世界だからこそ水を得た魚なのであって、「普通」が求められやすいオフィス系太陽水瓶は個性志向とどう折り合いをつけているのか、いつも気になるところです。
ほっとけよって話ですが。水瓶座の話ばかりになってしまいましたが、その人の良さって12サインで結構語れるんですよね。
ちなみに大谷選手は太陽蟹的な愛嬌や庶民感が人気なんだろうけど、あのスター性は獅子座金星から放たれてると思うんですよね。
「ここで言う必要ないかな」とか、流れを食い止める主張もお見事だし、場をポジティブにキープできるし。
やっぱ獅子金星ということは、目立つ女性がタイプだし縁があると思うのですよ。
お背の高い真美子さん素敵です。獅子座といえばダルビッシュ投手ですが、ダルビッシュも相当かっこいいですよね。
カメラに抜かれたときのあの華やかさはまさに太陽獅子という感じですが、金星が天秤なので、もともと備わってる美しさでも人をうっとりさせるんだと思う。
月は射手か山羊か微妙ですが、火星が山羊なのです。
ダルビッシュの何が男前かって、なんだかんだ常識人やね…と目を細めたくなる頼もしさですよ。
仕事をきっちりこなすかっこよさ、いつもうまくいくわけではない苦悩とかも全部かっこいい。
華やかなのに地に足ついた土くささ・土星座っぽさも漂うとこがダルビッシュの素敵さ。
ということは月も山羊?と思ってしまう。
ちなみに大谷選手はパーソナルに土星座なし。山羊の天王星海王星のみです。
土っぽくないところが大谷選手の良さでもある。
根性・規律・マネーとか言わない良さですね。
こういうマインドが似合うとこがいい!って人もいれば、そうじゃないとこが素敵な人もいるもんです。
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12サインの良さ
占星術の勉強を始めてから15年が経ちました。
私が今でも星座・12サインに惹かれるのは、各々のその「良さ」
人の個性は遺伝子や育った環境でほとんど決定づけられるんだとしても、〇〇座の特長も楽しく放たれてると思うんですよ。
それは太陽以外の惑星からとかアングル、現時点プログレスからも。それを知ったから何だと言われやすい〇〇座だけど、自己肯定感がさほど高くなく、横並び志向強めなこの国の人・特に女性は、どんな手段であれ「自分の光」を感じまくった方がいい・そのためには星だって使えばいいじゃんと思ったりします。
というわけで12サインの良さをエレメンツ別に並べてみます。
太陽だけじゃなく、自分に関わるすべてのサインを参考にするといいんじゃないでしょうか。
火星座の良さ・・・明るい・笑い主義・熱量の高さ・さわやか
牡羊座…状況を打開できる(みんなが言えないことを言える)・能動的・声が通る・フットワークが軽い
獅子座…流れに逆らうことを言える・人間笑い袋・プライド高そうに見せて高くない(親しみやすい)
射手座…フェアプレー精神・なるようになる精神・すぐ忘れる(根に持たない)・なんでもおもしろがれる
地星座の良さ・・・常識的・きちんとしてる・落ち着き・ツッコミ力
牡牛座…身なりがきれい・歌がうまい・良質なものを見極める力・金銭感覚の高さ
乙女座…トーク力の高さ(特にツッコミ)・細かな差異に気づける(注意力の高さ)・話を合わせられる
山羊座…責任感が強い・外見か仕事か(いずれもか)で上位にいる・まともさからはみ出さない
風星座の良さ・・・軽やか・話しやすい・合理的・知的
双子座…情報量が多い・マニアック・適当(気負わない)・垣根が低い(話しかけやすい)
天秤座…優しい・親しみやすい・身なりがきれい・何をしてもキマる
水瓶座…冷静・群れない・勉強好き・カリスマ的変人(何をしても説得力がある)
水星座の良さ・・・優しい・人をつなげる・献身的
蟹座…愛嬌・プライドの低さ(庶民的)・生活力・面倒見が良い
蠍座…情の深さ(見捨てない)・スタミナがある・真実見極め力(的を得てる)
魚座…尽くす・どこかしら可愛い(服か小物か仕草)・すべてのスケールが大きい(優しさ・視野・価値観等)
これらすべての頭に「とにかく」とつけたいくらい、魅力に溢れた部分と思うんですよね。
惑星ごとに「良さの放たれ方」も並べてみます。
発揮場所は「職場」を想定。
太陽・・・社会的な自分・職場内での役割
(太陽天秤だったらこの人の社交性に救われる人が多そう)月・・・素の自分(小中学校ではしゃいでたようなテンション)
(ブレイクタイムに漏れ出すことで誰かを癒やしていたりする)水星・・・その人のトーク特徴・情報処理タイプ
(言葉の面白さがにじむ)金星・・・職場で発揮されやすい特技
(金星乙女だったら差異発見力で頼られる)火星・・・守るべきものを守るときに発動
(火星が風星座だったら職場の煮詰まり温度を下げたりする)木星・・・いつもこのサインっぽさに救われてきた自分(自分のラッキースタンス)
土星・・・逃げたくても逃げられないほど重要な主義ポイント
(土星山羊なら、仕事が嫌なんだけど仕事に邁進せざるを得ない)ASC・・・何か起こったときに体が動き出すようなファーストアクションポイント
MC・・・目指したい社会的な自分像
プログレス太陽・・・第2の太陽星座・サインの移動時にモードの切り替わりが意識されやすい
(山羊→水瓶、マジョリティー主義→マイノリティー主義への転換など)プログレス月・・・2年半で変わるモード・運勢
(サビアンをチェックすれば1ヶ月ごとの変化を体感しやすい)これらは職場での発揮されやすさですが、恋愛だったら例えば太陽は外デートしてるときや、家族などみんなといるときに発揮されやすいかもです。
月は2人だけになってから漏れ出す。
金星はズバリその人の素敵さ・魅力。
火星は「侵害されたくないこと」として頑固に発揮されることもあるだろうし、対外的な正義感として人の目に魅力に映ることもありそう。
金星・火星は恋愛対象への歩み寄り方としても表れるでしょうね。
火星の方がその人の人生観・価値観が重くにじみそうです。
金星で一見柔軟に合わせられても、火星の主義をやっぱ崩したくないんだという人は多そう。
木星が活動宮だったら、いつも自分の行動力で状況を打開できてたりするんでしょうね。土星の重々しさはアスペクトによっても違ってきそうです。
パーソナル天体とハードで絡んでたら「土星的苦悩が多い」と感じるだろうけど、なんだかんだ「自分のよりどころ」「大いなる安定性の源」となりうる土星。
この安定性を構築するために生きてるんじゃないかと思うほどです。
15年勉強してきて、改めて占星術のことを思ってみました。
占いといえば先々を予想することがメインに思われるけど、未来を知ってそんないいことあるもんかとも思う。
ただ、ほっとするにはほっとする。それはわかります。私も今だって少し先の未来を知りたい。ただ占星術は、未来を読むには適さないんじゃないか。
今の不安を解消するため・期待に安心したいだけならいいのかもしれないけど、「未来を知る・知った」という意識にコントロールされない力が各々の実人生で働くようにも思う。
でも「今なぜこんなに行き詰まってるのか」、そのゆえんを知るには使えるツールです。12サインそれぞれの良さ、また新たに思い出したら書き加えます。
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ほとんど距離
大谷選手の結婚報道。
それなりにブルーになるものですね。
それでブログを書く気になれなかった。というのは半分冗談で半分本当。
連日の大谷フィーバーは正直つらい。
大谷選手は悪くないのに、目に入れたくないと思うのもつらい。
メディアのしつこさにただただ腹が立つ。
しつこさというのは、人の嫌悪感を刺激するんだと思う。
TVを見て「もうやめてほしい」と思うとき。
自分の望まない何かで自分が満タンになっていくことに危機を覚える。
「ここ欲しい情報でしょ?」「ここ笑うとこです」というコントロールから逃げたくなる。
私は昔よく怒っていて、人によってすごく横柄な態度になることがあった。
年を取ってからそんな自分を大人の力で閉じ込めてきたけど、「距離が近い」という状況への限界サインだったように思う。
コロナ前って距離が近いことが「善きもの」とされてましたよね。
職場の同僚と腹を割って話すことだったり、家族で定期的に集まること。
頻繁に会うことが友達の証しみたいな。
そういう時期があるから今の人間関係が築けてるともいえるけど、オープンであることに疲れ果てることもあった。
突然怒り出したり横柄になる自分をよく反省してたけど、コロナ禍以降怒ることは激減しましたね。
快適な距離感が取り戻されたからと思う。
生まれて初めて自分らしい距離感を知ったような。
人間関係の問題って、ほとんど距離の問題じゃないでしょうか。
人を嫌いと思うときを振り返ると、相手と近い関係になりすぎてたり、大して親しくないのに胸の内をすごくさらされたとき(人の悪口や重い話の繰り返し)かなと。
ただ、その人と適正な距離が取れると、嫌いという感情も薄まったりするんですよね。
また普通におしゃべりしてたりする。
元彼から連絡来たりするのも、相手の嫌悪感も薄まったからじゃないかな。
距離が近いって、結構怖いです。
何か魂胆があるから距離を詰めたいと思う。
その距離を詰めたい側の思惑に飲み込まれそうな危機感を感じてるのかもしれません。
a・自分に好意を向けてほしいという見返り
b・自分の思い通りになってほしいというコントロール
これらは自分にも心当たりがあることです。
思い切り魂胆があった。
それでも若いうちは叶ったりしたのです。
でも当初、aだけで満足できたのに、やがてbに移行する。
bの段階になると早々に嫌われます。
嫌われるというか、露骨に距離を取られる。
そこで私も適正距離に気づけりゃいいんだけど、自分の状態が悪いときはただただ距離の近さを渇望してしまう。
依存状態から抜け出せない。
この依存段階ではどんな望みも叶わない。
いや、赤ちゃんのように泣きわめいたら、相手は根負けしてそばにいてくれるのかもしれない。
近しい仲だったら、たまには「よしよし」なんてこともあるのかも。
でも依存タイプは何度も同じ手を使う。
それが嫌だから距離を取るようになる。
距離を取れない人は共依存状態になりやすいかもしれません。
自分も過去、とある人の状況が良くなることに頑張りすぎてたことがありました。
1年ほど頑張って、最終的には徒労感しかなかった。
自分がどんなに頑張っても相手のためになってる感覚がない。
でも頼ってくる。
相手の状況を改善できない自分を責める。
ぎりぎりの状況でした。
自分のことは自分でしか解決できない。
頭ではわかってるけど、相手を突き放すことはとても怖かった。
色々覚悟をして距離取って、結果、相手は自力で改善に向かったから本当よかったけども。
「いや、ちょっと…」と相手から露骨に距離取られると一瞬ショックを受けるけど、それはただの黄色信号と思う。
それ以上突き進んで相手に赤信号出されたら、嫌いは確定するんだろうけど、それだって時が経てば黄色に戻るのでは。
ただ恐怖感が生まれると関係修復は難しくなる。
恐怖が募る距離感ってありますよね。
街の変質者で怖い思いしたのも距離近案件だったし。
距離の問題で危ないのは、突き放された側に恨みの感情が生まれたとき。
「自分を一番にしてくれなかった」「あんなに思わせぶりだったのに!」と、親密さの期待を「裏切られた」と感じると、態度が急変することがあるかもしれません。
自分は距離を詰めたいのに好きな人がうんと距離を取りたい人だと切なくなる。
それでも友好関係を保てる距離で関係を続けていくか。
自分の望む距離で縮められないのなら関係を断つか。
快適な距離はみんなそれぞれで、「この距離なら仲良くいられる」というバランスを無意識に探りつつ、みんな関係を保ってるんでしょうね。
とはいえ誰しもが寂しさを抱えてるんだとも思う。
距離感ぴったり!なんてことはあるんだかないんだか。
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ダサが懐かしい
「不適切にもほどがある」見てます。
昭和生まれのツボをまんまと刺激してくるドラマ。特に魅力的なのが磯村勇斗・河合優実ですが、磯村さんって見れば見るほど「あのころ」に本当にいそうなお顔立ちですね。
ムッチ先輩が違和感ないってすごい。
(Yahoo!ニュースより)
そして河合さん。
NHKドラマ「17才の帝国」ではいかにもZ世代代表みたいなクールな頭脳派だった。
その後、NHKで結構重宝されている河合さんですが、陰のある役が多かったですよね。
ところが大人計画の舞台(ドライブイン カリフォルニア)では、かなりはじけてましたよ。
うっすら下品でクールセクシーな役をそつなくこなしてて、「器用な子だな〜」と思ったし、魅力的でした。
クドカンの目に留まったのはよくわかります。
あの子から「井森美幸」や「川島なお美」というワードが出てくることが妙に嬉しい。
クドカンドラマといえばいつだって庶民的なダサさが魅力的。
ダサって素敵じゃん!というツボを押されてる人が多そうです。
「昭和っていい時代だったな〜」とかいう単純なことじゃない。
令和という安全圏にいるからこそ呑気に楽しめるんじゃないか。リアルタイムの昭和って、嫌な緊張感漂う時代だった記憶結構ありますからね。
家の向かいの空き地に毎夜、暴走族がバイクで集まって騒音ひどかったし。
学校の暴言教師にはいつか罰が下ってほしいと心底思ってた。
教室ではしゃいじゃったら、男子の「ブス!」という一言で教室が静まり返るとか。
どの飲食店に入っても服にタバコのにおいがつくことに甘んじなきゃいけなかった。
戻りたいとは思わないけどさ。ただ、ドラマ見てるとあちこち嬉しくなるんですよね。
電話・はがき・掲示板・カセットにビデオ・日付が印字された写真
マッチ・明菜・聖子ちゃん・チェッカーズ・川島なお美・おニャン子
河合優実さんがインタビューで、あのころを羨ましいなと思うのは、「共通の歌」「共通のテレビ」があることと言ってました。
みんなで「見た見た!」と盛り上がれるのはやっぱ楽しいです。
クドカンは震災を避けずに描くことが評価されてますね。
カルチャーのみならず、あのころの災害・事件も「あったあった…」と大衆をつなぐ。世代を超えて。
大変だったけど今こうしているよね…というとこが描かれるから心があったまるんだよなぁ。
男性のファッションのダサさにうんざりしてたのも懐かしい。
スリム丈のジーンズの中にシャツがイン。
左脇にはセカンドバッグ。
右手で髪をかき上げてやってくる。
女性の先輩はバブル期謳歌世代なので、「夜」を感じさせるファッションの人が多かった。
ボディコンのウエストに金色のチェーンが巻かれていたり。
地味な社内制服から夜の衣装に着替えて、「おつかれー」とロッカー閉めて帰っていく。
前髪は始業時となんら変わりない高さをキープしていた。
さながら森高千里のように。ばっちりメイクの麻生祐未系のお姉さんは、がっちり体格の男性社員と結婚が決まり、プロポーズは軽井沢のペンションの屋根裏部屋で満天の星を頭上にいただきながらミモザで乾杯後…とのことだった。
そういうディテールが漏れちゃうのも時代っぽいんだよな。
男たちはプロポーズ後のコトをダイレクトにつっこんでいた。7つくらい年下の子にLINEの「‼️」を笑われたとき、結構ショックを受けたんですよね。
「これ、なんですか?笑」って言われても・・
どうやらこの2個づかいと赤がダサいらしい。
そしたら今、マルハラとかおばさん構文とか言われてるとか!
若者とのLINEを振り返ってみたら、確かに私は語尾に「。」を打っていて、若者は打っていなかった。
威圧感を与えてたらどうしよう(いまさら)
しかし同い年の同僚とは今も顔文字・‼️も使いまくりで心が和みますね。
ダサを自分の中にたっぷりたたえたまま生きていこうと思う。思えば友近とかもあのダサさが魅力的なんですよね。
絶妙にダサを仕込んでくる鮮やかさ。
クドカンは主婦が好きだとよく言っている。
奥さんの八反田さんが5個上だからか、年上女性の描き方に愛情こもってる気がするんですよね。
今回のドラマでも純子とキヨシのやりとりがたまんないです。
渋谷とか、ダサがどんどん排除されちゃって、どうしてくれんだよと思う。
ダサの損失の責任を誰もとってくれやしない。
渋谷東急の喫茶店が居心地よかったのに、その東急も閉店したじゃないか…
新宿・成子坂のあたりを歩いていたとき。
ひっそりした路地裏に入ってワクワクしたのも一瞬だった。
どでかいオフィスビルが聳え立っていて、誰のためにこんな巨大ビルを仕立てたんだろう。
投資とかを考えるやつのためだろう?(違うの?)
そういえば昭和のダサってカネのにおいがした。
どうせ巨大なの建てるなら、ダサいのにしてくれたらおもしろいのに。
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なんにも似合わない
何を着ても似合わないというのが数年前からの悩み。
似合わなくなってしまった。体型の変化、フェイスラインの変化。
顔つきだって変わってきた。2年前に見つけた「自分っぽい!」というジャンパーをこの間まで毎日のように着ていた。
自分の姿を街の鏡で見たとき愕然とした。
自分は一体いくつなんだっけと。
ジャンパーからただ老いがはみ出ていた。仕事終わりに同僚とエレベーターが一緒になってまた愕然とした。
彼女の黒いタートルニットに、ベージュのロングコート、耳に光るピアスがなんて素敵なのかと。いや、ジャンパーいいじゃないかと思う。
ジャンパーという響きもあの形も自分っぽいのは確かなのに、それすら似合わなくなったら自分はこれから何着てどこに行けばいいのか。
なんにもフィットしなくなるとき。パーマをかけたい。
そしてヤンキーっぽくなりたい。
髪だけを派手にして、服は黒とかでいいんだ。
YOUのように。
やっぱYOUになりたい日が来るんだなと思った。
というのも。40・50代のリアルな理想モデルがどこにもいないんだよな。
なぜかアシンメトリーのベリーショートスタイルとか。
いまだバブルなリッチスタイルとか。
とにかく髪を伸ばして一部を緑にしたりとか。
金が必要な個性的スタイルが多いよ。
心の同学年、本上まなみは今どんなだっけ。
PUFFYの由美ちゃんは髪を緑にしてそうだけども。
渡辺満里奈はまだアシンメトリーだろうか。
満里奈さんにはもっといろんな髪型・服装にチャレンジしてもらいたい。
世代を引っ張ってもらいたい。でもわかる。
年を重ねると髪質に変化が出るため、きれいに伸ばすことが困難。
髪に時間をかけてもいられないし。
「すっきり」がこの年代の目的地になりがちなのはよくわかる。新しいかばんが欲しくなった。
色は黒ですね。
今まで黒なんてつまらない色を選ぶことはなかった。
金具もいらない。
なんにもきらめかせたくない。
ひっそり無難にフィットしてればいい。
真っ白なスニーカーが流行ってるのもわかる。
色を邪魔と思う時がくるなんて。