モテ友の記憶
「モテ」の記事が相変わらず読まれてます。
自分のモテの潜在性というのはいくつになっても気になるものですよね。
容姿はやっぱり大きな要素でしょうね。
「しゃべってみたい!」と多くの人に思わせる。
男女とも。恋愛・友情問わず。
しゃべって爪痕を残したいと思うんでしょうか。
自分だけの恋人・親友になってほしいと。
あと「はぐらかし」もモテますね。
「えー?わかんなーい」っていうのをわかってるくせにやるという。
なぜこんなのがモテるんでしょう。
「しょうがねーな」って思わせた者勝ちなんですかね。
でもモテと結婚はまた違うという。
「はぐらかし続けて30年」という独身女性が周りに最低2人はいます。
モテるには、完璧清楚系かヤンキー系を目指すのが手っ取り早い気も。
でもそれができないから悩むのか。
私の知り合いでモテてた人を思い返してみました。
牡羊モテ友
モテのゆえん:「一緒にいると元気になれる」と言われる。少年的ケタケタ笑い上戸。はぐらかしなし。
どんな人にモテるか:いつも深刻げな色男。
牡牛モテ友
モテのゆえん:生活感と色気のハイブリッド。適当なとこじゃ笑わないけどツボで笑い上戸。はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:「いかにも」な女性らしさが好きな上昇志向男。
双子モテ友
モテのゆえん:小回り感のキュートさ・ノリが良い。酔うと笑い上戸。はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:おしゃれと最先端に敏感なイマドキ男。
蟹モテ友
モテのゆえん:「どうしよ…できない」のあとの「できるようになりました!」の仕事頑張り度。涙潤ませる笑い上戸。はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:仕事が上向いてきた若手サラリーマン。
獅子モテ友
モテのゆえん:ツッコミのうまさと天然のボケ味。爆発的笑い上戸。はぐらかしなし。
どんな人にモテるか:普段スベりを意識するような内気タイプ。
乙女モテ友
モテのゆえん:セント・フォース系スタイルと甲斐甲斐しさ。作り笑い上戸。はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:自信満々オラオラ系。
天秤モテ友
モテのゆえん:全方向に優しい(自分にも他人にも)、気遣いの笑い上戸。はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:失恋したばかりの男。挫折しかけてる男。
蠍モテ女
モテのゆえん:「バカ!」と本音で叱った後の笑い上戸。自立した精神性からの色気。はぐらかし少しあり。
どんな人にモテるか:自立系やアダルティーが好きな年上男性。
射手モテ女
モテのゆえん:古風さと積極性のハイブリッド。いい男の三枚目なとこで笑い上戸。はぐらかしなし。
どんな人にモテるか:一度の拒否じゃめげないメンタル強い男。
山羊モテ女
モテのゆえん:いまどき珍しいほどの箱入り感。笑い上戸ではないところ(笑わせたくなる)、はぐらかしあり。
どんな人にモテるか:高山植物を狙いにいくような体育会系。
水瓶モテ女
モテのゆえん:はぐらかしも笑い上戸もないところ。媚びもしない知性と唯一無二の色気。
どんな人にモテるか:違いのわかる男。頭脳系。
魚モテ女
モテのゆえん:自立心と甘えのハイブリッド(媚びるわけでもない)、一生笑わせてと懇願レベルの笑い上戸。はぐらかしなし。
どんな人にモテるか:とにかく笑わせたいんだという陽気な男。
「はぐらかし」の有無は私の知り合い統計です。笑い上戸度合いも。
やっぱり「相手の言うことなんでも笑う人」というのはモテますね。
結婚にダイレクトにつながるパワーもある。
ただ幸せなのって笑い上戸でいられた期間だけじゃないかなと。
結婚後、妻が全然笑わなくなったという声をよく聞いたりもします。
たぶん、自分が笑ってれば平和なのはわかるけど…という、「けど」のところに気づいちゃったんでしょうね。
だから結局(偉そう)、朗らかに笑ったりわかんないふりしたり、ふにゃっとふわっと・そういう女性でいられれば男性にとって安泰ではあるんでしょうけども、そうはいかないわけで。
結婚につながるようなモテテクを得たいならば、セント・フォース系とかアパレル系のセンスと従順さを徹底的に身にまといましょうと、それは少し前の時代ならば進んでそうできたとしても、今、そのずいぶん手前で引き裂かれそうになる女性が大多数のはずで。
蠍と水瓶は早々に偽りのテクを捨ててるイメージです。
本物が得られないなら1人でもいいという孤独耐性もある両者。
そうであるからこそ深い絆が結ばれそうなものですが、もちろんそうでもなく苦しむ蠍・水瓶もいる。
モテる女性もそれなりに苦悩があるのです。
私は大学時代に一般企業でバイトしてましたが、バイト仲間の友達(蟹)は社員3人に結婚前提の交際を申し込まれて、しかも断ったところで顔を合わせるのもつらそう。
「スキー行こうよ。ウェアも全部買ってあげるから」と、なんとも思わない人にしつこく誘われてたり、丁重なお断りをどうすればいいかの苦悩がにじんでましたかね。
そんな彼女は就職してすぐ結婚。
結婚後もモテるので、夫からのきつい束縛を受け続けてるという愚痴を聞くと、「モテなくてよかった…」と負け惜しみじゃなく思ったりしますよ…。
大学時代の3年間、早稲田の人と交際していた超美人は(双子)、あるときいきなり失恋。
「なぜ私がフられるのか…」とその茫然自失状態は見てて痛々しかったです。
が、その子は数ヶ月後に自分のアパート前でナンパされた人と交際することに。
ハッピーなんだか恐怖なんだかよくわからない話ですが、その後彼女があんまり大学に来なくなり、卒業写真がまさかのワイプという展開はちょっと怖かったです。(事件とかないと思うけど)
そんなにモテたいかね…と今でこそ思うものの、モテは自己肯定につながりますよね。
けど、失恋直後の非モテ度は吐きそうなほどでした。
「ちやほやされてる」というのは幸福に近いけれども。
モテは危険と隣り合わせという、年取るごとに負の面ばっかり目につくようにもなりました。
1人の人とじっくり向き合いたいものです。
それが男でも女でも幸福度はそう変わらないように思えてきました。

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