星かんれん
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月の底力時代
「月の自分では生きられない」というようなことは、占星術家の本やメルマガでよく見かけます。
私もそう思っていた。
月はまるで赤ちゃんのようだから。
不快感などは強く訴えるけど、月主体で生きることはできないと。でも、本当にそうかな?と思ったんですよね。
月って「生き伸びる」ことにいつも必死で、どんなに抑制されてもどこかで絶対、月の主張を強くしてくるじゃないかと。
人によっては大暴れするほどに。しかも昨今は、「月=心を大事にしましょう」というようなムーブメントが起きてる気がする。
平成までが「忍耐してこそ」の時代としたら、令和は「心第一」の時代になってるような。
仕事も家事も人間関係も「抑圧」に無理に飛び込まなくてよい。
「心が喜ぶことをしよう」みたいな。
それは結婚しない人が増えてることや、すぐ会社を辞める若者に寛容な社会。
多様性尊重の声が高まる現代は、もしかしたら「月の底力」が引き出される時代なんじゃないかと。少し前の大人が「太陽主体で生きるのが当たり前」だった時代として。
今は若者も中年も「月の自分も大事にするタイプ」が増えている気がする。
とはいえ誰だって太陽主体で生きようとしているし、それなりに月の自分も大事にしたいはず。
ただ、「月の自分を表に出す」ということが、すごく尊重され始めている気がする。そりゃ太陽主体で生きつつ、月っぽい自分も適度に出して社会をうまく生きていけたなら、とても良いと思う。
私の独自分析だと、そういうタイプは太陽ー月とも男性星座と感じます。
良く出ると「前に出る」「積極的に生きる」という能動性が公私ともに明るく発揮されやすい。
ただ悪く出ると、「能動的すぎる」ことによるトラブル発生も。
性やお金の逸脱、オーバーワークによる過労、危険な冒険行為など。太陽ー月とも女性星座タイプも、公私の自分に折り合いをつけやすいんじゃないかと思います。
良く出れば「社会の中で居場所を見つけやすい(友人や家族がいる)」「危険行為はしない」「女性的な感性を使って社会で活躍しやすい」
ただ悪く出ると「大きな選択・決断をしにくい」「個性に不寛容(悪口炸裂)」、「責任を避けたがる」など。太陽男性・月女性星座だと、良く出れば「社会の中でいい人に収まる」タイプかなと。みんなに合わせられる。
悪く出るとすれば、本当は「大きく出たいタイプ」のはずなのに、「月の臆病さに足を引っ張られてる感」がストレスになりやすいところでしょうか。
夢は大きく描くんだけど、具体的に積み上げていくことを放棄しがちというか恐れるというか。
ただ、主役になりたくないのになってしまう人生傾向はあると思います。太陽女性・月男性星座だと、良く出れば、「臆せず自分の意見を言える」タイプでもあります。
煮詰まった空気を変える気概がある。
悪く出るとしたら、「自分の能動性を過信するがゆえの横柄さ」かなと。
「自分はもっとできるはず」と、月が常に太陽の無難選択や現実の地味さにイラつくので、ストレスがたまりやすそう。
大きな夢を叶えたい月の願望を、太陽がどれだけ実現させられるかで満足度も変わりそうです。
また、このタイプはこれからの時代、とても生きやすくなるんじゃないか。
女性的な意思をこの世に大きな声で割り込ませる潜在的な影響力を秘めてるように思ったりします。太陽男性・月女性タイプの男性で、「結婚する」という責任を取りたがらない人を数人知っています。
太陽男性星座って一見頼もしく見えますが、おそらく幼少の頃からその「見える」部分で勝手に周りに負わされてきて、その抑圧の反発なのかずっと青春の中にいるように見える。また同じタイプの女性だと、太陽を男性に投影することもあるだろうと思います。
夫が大企業勤務、妻は専業主婦という夫婦が標準だった時代や、なんだかんだ夫がハイスペックという人に多いかもしれない。
ただこのタイプは自分が必ず太陽的な役割を担う日が来るはずで、おとなしく夫を支えるだけの人生にはならないと思うのです。
何かのリーダーに抜擢されたり、図らずも大黒柱になったりするんじゃないですかね。リーダーになりたいのになれないジレンマを抱えやすいのが太陽女性・月男性星座の女性。
自分がこのタイプですが、男性だったら大人気主人公になったりするんですよ。
大谷翔平選手とか(太陽蟹・月双子)、武豊騎手とか(太陽魚・月水瓶)
なぜいきなり武さんかというと、最近競馬を見てるから。
まだバリバリ現役でかっこいいんですよね。
マッチョではなく、しなやかな感性で人気者になれる男性がうらやましいです。「月」って必ず「抑圧されている・されてきた」という記憶を宿してると思う。
だから誰しもに「嫌だった抑圧の思い出」がある。
それが大人になってからどんなふうに表れてくるかは、各々の人生壮絶度で違うのでしょうけど、傲慢な振る舞いは許されないはず。
でも月は時々やりすぎてしまうのです。
どんなに「太陽」でいい人を装っていてもね。
いい人に見える人こそ、その抑圧はどこかで発散されてるはずと思う。
それが表現とか1人の時間ならいいんだろうけど、人に向けたりSNSで発散する人も今は多いんじゃないのかな。
「月」を「自分」とみなすのがあまりにもつらすぎる人は、外側の弱い対象に自分の月を投影することもあり、ハードアスペクトがある場合は自分を傷つけるか、誰かを傷つけるか、という極端さが時に表れたりする。
痴漢やDVにあう人は、誰かの弱い月を投影されている、そのターゲットになってるかもしれないです。
「他人の弱い内側を投影されてたまるか!」という意思を強く持ってほしい。
相手の暴力性は、裏を返せば自分の力強さとして変換できるはずなのです。
自分だったらそのパワーを暴力なんかに使わない!という意思。そもそも月にとっては社会的なあれこれが抑圧的。
自分の中に「社会」と「自由」は常に両輪としてあると思うこと、心(月)の声に耳を傾けてこそ、もっと発展していく自分の光、みたいのがこれから一人一人の内側で強まるんじゃないかと、希望を込めて締めます。
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たまに自分の星を読む(月のストレス)
時々猛烈に転職熱が高まる。
お前いくつだよって話ですが(アラフィフ)、こういうときって「変わりたがってる自分がいつでも真理」とか思いやすい。
「変わろうとしない周り」にうんざりしたりもする。そんで、いくつか履歴書を出したけど不採用だった。
さすがにアラフィフの採用は厳しいのだろう。
どこかほっとする自分もいました。
と同時に、「自分の転職熱って当てにならないな」とも思った。
一体自分の何がこの衝動を生み出しているのか。
こういうときに自分の星を読みます。自分のストレスのもとって獅子月ー牡牛火星スクエアにあるんだろうとは思っていました。
そのストーリーは「火星に攻撃される月」「火星に個性をねじ伏せられる月」
月は末っ子の自分。
きょうだいとか、クラスの横暴野郎にいじめられる自分を大事に内蔵してたんですよね。でもなんか、獅子座の月は被害者なんかじゃないかもなと。
むしろ蟹の太陽や金星乙女をどこか軽んじてるやつ。
獅子座って本当、自意識過剰なんですよ。
そんで上から目線はマスト。
お前らってそんな感じ?って態度で、蟹太陽と乙女金星の真面目さにうんざりしたりする。
私の内側でこれらが繰り広げられていることをあらためて実感しました。蟹太陽も乙女金星も本当真面目ですからね。
しかも「みんなに合わせる」ことができるし、むしろ合わせたい。
「テスト勉強してきた?」っていうおなじみの会話にも、「いや〜…ちっとも」なんてキャイキャイしたいのに、こういうとこで獅子月にスイッチが入ったりする。
「当たり前だよね」と。
「やらなくてどうするの?受験生だよ!?」
こんな発言で相手を驚かせたことが何度もあります。火星座のモットーは率直・正直。
「合わせたほうがよい」という常識をぶっ飛ばしたくなるんですよね。
嘘は嫌いと。
ただ、そんな正直さを放ってこそ「わたしらしさ」と言えるので、悪いことではない。
だけど蟹座の太陽土星は人間関係の亀裂に敏感。
争いの苦手な牡牛が獅子を軽蔑する。
調子いいときは、双子水星がテキトーに場に合わせたりするんですけど。私の獅子月は火星とスクエアといえ、牡羊ASCー射手海王星とグランドトラインを形成。
冥王星とはセクスタイル。
このアスペクトがより一層、月の横柄さを助長しているんじゃないかとも思う。
「自分には”社会ルール”とかよりずっと宇宙的な味方がいるんですけど」
みたいな感じでしょうか。
ドラえもんが身近にいるのび太というか。月単体でできることはほとんどないのに、なまじビッグな支えと影響力があるから大きく出たがる。
土星ルールに縛られがちな蟹太陽を「あーやだやだ」と思ったりする。
時に社畜気味に働く土星座金星を「ほかに楽しみないわけ?」、なんてつまらなく思う。
だけど、自分の内側は知っている。
「あいつ(月)が一番かわいそう」と。夏休みにどこも連れていってあげられない子どもを抱える自営業家庭、みたいなイメージが新たに湧きました。
時々、牡牛火星が「うるさい!手伝え!」と怒って獅子月はおとなしくなる、みたいな。
たぶん、この「手伝い」から極力逃げたいんでしょうね。
月は労働なんかやりたくないだろうから。
でも2室火星とのアスペクトなので、労働と関わらざるを得ない。
しかも牡牛的な内職コツコツ作業。ところがですね、私の職場はTVに関わる仕事なので、日々新しいニュースに触れるのです。
火星座の月は新鮮さが大好き。
しかも双子水星は天王星とトラインでPC系が得意。
職場行っちゃえば特技を生かすことができる。
不思議なんだけど、自分のホロスコープに沿った選択をちゃんとしてるものなのです。
だけど、そのスムーズさに乗るまで月はぐずる。
ベビーカーに乗せられたばかりの不安げな赤ちゃんと同じじゃないか。そうはいっても私はこの月を甘やかしすぎたのかもしれない。
独身生活はなんだかんだ気楽で、「自分だけの空間・自分だけの時間」をありあまるほど手に入れた。
ありあまりすぎ!と太陽&金星はがっかりする。
社会的標準形(結婚・子育て)から外れたことをやたら悲劇に感じる蟹と乙女ですから。
今の私は、いかにも4室蟹・太陽土星っぽく親の介護に邁進中。
姉は療養中、兄は経営者なのであまり実家に帰れない。
私は庭木の剪定や草刈りを業者に頼んだり、雨戸の中に鳥が巣を作ってしまった処理を業者に頼んだり。
疲れる・・
けど、ミッション達成の満足度は半端ないです。
太陽や金星を使うって、自分の成長や自信につながるものなんですね。
しかも私の母がいつも表情豊かに感謝してくれるので、獅子月はここでも満足できる。
この月が調子に乗って、「お前らは何感謝された?」とか、他のきょうだいに吹っかけかねない。
昔はよく吹っかけてましたが、きょうだいを本気で怒らせると(火星)、月がかなりダメージを受けることも経験済みなので、さすがに今は抑えられるようになってきました。
月も少しは成長する。要介護度1の母の介護はまぁまぁ大変とはいえ、実家に帰るタイミングや食事の用意、暑い日の心配など主に脳内の大変さ。
肉体労働を必要とする介護はまだ発生していません。
今は「やるべきこと」のルーティンが定まってきたので(乙女金星効果)、ミッション達成感を感じやすくなった。
生きやすいように、自分で自分をプロデュースすることもあるのです。
乙女金星は本当に働き者なので、我が事ながらこのスイッチに助かっています。
ただスタミナはない。
決まったルーティンしかできないので、他人から見れば特段清潔感のない屋内と思われます。ここまでだいぶ自分語りをしてきました。
これも獅子月らしいストレス発散法ということで。
こういうとき双子水星も使えるヤツで助かります。
私の男性星座はいつだって「やったれ!」と、おとなしさを突破して「おもしろ」を追求する。
私の女性星座は、とっ散らかった部分を丁寧に整えて、普通に頑張るいい人であろうとする。
誰しも「普通」と「突破!」の両面を持ってることと思います。
このどちらも抑圧されればそれなりにストレスを感じる。
ダイレクトにストレスを受けやすいのが、最も非力な月。
非力なんだけど、赤ちゃん並みに声が大きく不快さに敏感。
赤ちゃんの声も無視しちゃいけないけど、程度問題ですね。
赤ちゃんの声を聞きすぎると、私のように快適第一主義中年となるかもしれない。
だけどもし遊びたい赤ちゃんを放置したら、人を傷つけることでしか発散できない(楽しみ方がわからない)大人になっていたかもしれない。とはいえ「星を間違った使い方してる」なんてことはないはずで。
時にがっかりするくらい「ホロスコープどおり」になっているもので。
私の獅子月は海王星とトラインなので、とにかく楽しさのスケール・期待値が高い分、「何もない日常」にがっかりすることも多い。
恋愛に弱かったのは5室獅子月がドラマチック監督だったから。
だけど、多くが妄想で終わったのは蟹太陽と金星乙女が臆病だったからでしょう。
ナイスブレーキ!
以上、自分語りでした。
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某知事の星
某知事・・関西の・・
兵庫県の・・あれだけ報道されても、人柄がまったく見えてこない。
最近は彼が映るだけで怖くなってきました。何かを守っているのか。
逆に被害者意識があるのか。
何も見えてこない。彼の言動などへの批判・追及はメディアに任せるとして、ちょっと彼の星を見てみました。
そしたらば!
彼の太陽は蠍。
これは何も見えてこないわけです。
金星も蠍でした。月は山羊。
火星は獅子。
確かに「上から」な態度になりやすいのかなと。
水星は射手なので、本人としては悪気なく「率直な自分の何が悪い」「熱い思いで仕事をしてる」という言い分があるんだろうか。
P太陽も山羊座前半なので、「降りる」ということは頭にないのかもしれません。
それは責任の放棄になるからと。
なんせ太陽蠍、火星獅子の固定宮。
なんたって「べき」の親玉・土星が獅子座29度。
一度決めたことを外部のムードで変えることはしない。
そういう「ころころ変わる」みたいなことは「良くない」とすら思ってるかもしれません。だけど、そういう内側の頑固さが極端に高まると、外部から「抵抗」として圧を受けたりする。
彼の木星は蟹座。
彼は現在46歳で木星期。
T火星が乗ってますね!
激しい攻撃を受けていると、本人は感じてるかもしれません。このN木星は、魚座T海王星とスクエア気味で、しかも海王星と彼の乙女座P月とでオポジション中。
「消える・失う」かもしれない危機にさらされてる体感もあるでしょうね。
あと、彼のN太陽が牡牛T天王星とオポジション中なので、「変化」を迫られてる苦しさもあるのかなと。
だけど固定宮にとって変化って相当大変なのかなと思うことがあります。
だれだってパーソナル天体に固定宮の1つくらいあるとは思うけど、太陽って「生き方の目的設定」みたいなものなので、固定宮にとってそこを見直すって相当大変でしょうね。
周りが待つしかないようなこともあるだろうかなと。彼は維新系。
維新って苛立ちを掻き立てる人がなんか多いと感じるのは私が東京にいるからでしょうか。
同じ維新でも大阪の吉村知事とかはあっさり前言撤回しますね。
やっぱ双子座・柔軟宮だからかな。
大阪万博に関しては頑固だけど。
吉村知事は月が天秤座で冥王星と合なので、「大人数が関わるプロジェクトを前に進める」となったらとことんやる!の人なのかなと。
固定宮を変えるのも大変だけど、活動宮を止めるのも大変でしょうね。
火星は牡羊座で木星と合。
金星は獅子で海王星とスクエア。
自分の関係者を殊更に「善」と信じ切るようなタイプなんだろうか。
楽観的にもほどがあるという感じがしなくもない。
それは一般の人なら普通にいい人ってなるかもしれないけど、立場上「甘すぎ!」という批判や抵抗につながりやすい。ってか、この火星木星と蟹土星がスクエアなんですよね。
独裁的ではないんだろうけど、詰めの甘さが露呈しがちで、でもなんだかんだ「しっかりせぇや!」っていうおっさんも自分の中にいるんですよ。
大阪だからそれが市民とかに投影されて成り立つんだとしても、東京だったらメディアで今以上にたたかれるってことになるのかもしれず、だけどそういう抵抗がこの人をこの人たらしめている気がするので、いいんでしょうね。謎な知事といえばやっぱ東京都知事。
小池さんのホロもちょっと見てみました。
そしたらば!水星が冥王星と合!しかも獅子座!
これは「クールビズ(キリっ)」とか、「密です(キラっ)」とか多くの語録を生み出すはずです。
派手でインパクトある言葉を生み出す才能があるのは確かと思う。
そんで「盛る」かもしれませんね…それでも「百合子」とか言われるのは太陽や金星が蟹座だからでしょう。
天王星も近くにあるとこからして相当変わり者なんだけど、庶民浸透力が半端ない。
が、蟹座といえば排除。
コロナ禍で歌舞伎町の風当たりを強めたり、関東大震災で亡くなった朝鮮の方々への追悼文をやめたり、過去にも排他的な発言で立場を危うくしたこともありました。
彼女は火星が蠍。
相当謎めいてますよね。
でも何気にファイターなんですよ。
抵抗に最も強いのが火星蠍かもしれません。その火星は牡牛座の月木星とオポジション。
月が木星と合ってとこが「あー」ってわかる感じ。
自分にめちゃ甘いというか、「あたしってすごくないですか?」みたいなことを時間かけてアピールする人。
それが水星冥王星合なので、聴衆に響くし、お金も儲かるんですよ。
引退したら瀬戸内百合子みたいになるんじゃないのかな。
各地を回ってマイクを握ればありがたがる人がそれなりに多そうな。
土星は天秤座なので、モットーとしては「エレガントであるべき(敵を作らない振る舞い)」ちなみに吉村さんの土星は蟹座で、モットーは「仲間は家族」みたいなことかなと。
やっぱり排他的な発言をしたときよく叩かれてますよね。
玉川さんは万博出禁とか。
でもその後、モーニングショーで公開謝罪してたので、こういうとこ双子って偉いなと思います。兵庫県の知事に関しては、無邪気に星を見るんじゃ済まない深刻さが横たわってるんだとは思います。
でもその本質がまだわかりにくくて、今回は問題に触れず、星から感じられたことを言語化してみました。
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牡羊座のいいところ
TVつけっぱなしで洗面台にいたら、誰か男性コメンテーターの話し声が聞こえた。
オリンピック選手についてカラッとシンプルにエールを送っていて、「なんか気持ちいいな」「誰だろう?」とTVを見に行ったら、上原浩治だった。
上原のことは巨人時代から見てたけど、思えば選手時代はあんましゃべる人じゃなかった印象。
コメント求められても短めとか。
今はスポーツコメンテーターとして結構TVで見かけるけど、相変わらずコメントはシンプルだった。
それがいい!上原は太陽牡羊座。
いかにも!という感じ。
上原のコメントって重くないんですよね。
かといってサラッとしてるわけじゃない。
やっぱ火星座的なカラッと感というのかな。
ズバッと言うけど後を引かない。裏の思惑を感じない。
自分をいい人に見せようとしてない、のを感じる。
似た感慨を抱く人→ 内田篤人
ウッチーも牡羊座。
選手時代より引退してからの方が好きですね。
前から率直な人なのではと思ってたけど、本当に率直だったんだという感動。
ユニクロのCMに登場したときは驚いたけど、共演が綾瀬はるかさんだからかずっと見てられる感じ。
綾瀬さんも牡羊座。
魚座の松下洸平さんだとやっぱいくらか湿り気はありますよね。男女感がそれなりに漂うというか。
綾瀬さんの存在でぐっと中性的なムードになるあのCMはなんとも不思議です。あと羽鳥さんとかナジャ・グランディーバとか、牡羊座の人の番組を結構見ています。
牡羊座のいいところって、とにかく率直で素直なとこと思う。
「直」の人なんですよ。
飾らないまっすぐさが見てて気持ちがいい。
小5感というのかな。
あざとさが芽生えるぎりぎりの純粋さと、独特の批判精神を併せ持ってる感じ。
「王様は裸だよ」と言えるタイプですが、実は牡羊座はそこまで率直じゃなく、「これ(裸とか)言っちゃいけないやつですよね」と表情で表しつつ、TV的なルールには忠実。
和を乱さない平和主義なところもあるんですよ。
人気者になる牡羊座って、地球星座的に対向の天秤要素をたたえてる人と思う。
・スタンドプレーをしない
・「みんなで」という意識、もしくは「自分は全体の中の一部」という意識が強い
・「目的は人を傷つけることじゃない」という爽やかな明確さがある
こんなに牡羊座をまぶしく見つめてしまうのは、私のASCが牡羊だからかも。
たぶん私にも牡羊的なところがあって、その自分を肯定したがってるというか。
だって私は太陽蟹ですから、牡羊からするとスクエアになる。
牡羊のように忖度なく生きようとすると強烈なブレーキがかかる感じ。
そんで蟹座には「あざとさの種」みたいのが植わってて、「好かれるために」をすごく考え始めたりする。
獅子であざとさの失敗や学びを繰り返し、乙女でようやく人が求めるあざとさを習得し、天秤であざとさが魅力的に放たれ、蠍座ではあざとさをクローズすることの効果を発見し始め、射手であざとさを上手にコントロールできるように、山羊ではあざとさで人を支配できるようになる。水瓶になるとあざとさでどうこうすることを手放しつつあり、魚座になると「あざとさってなんだっけ?」とあざとさの意識すらなくなる(それが最強のあざとさに見えたり)
牡羊・牡牛・双子にもあざとさらしきものはあるはずですが、「こうすると愛される」みたいなことには鈍感というか下手くそというか、「そんなことは面倒」と思っちゃうほうが勝る人たちでしょうね。
というわけで、私は牡羊座の「あざとさのなさ」が好きなんですよね。
あってもド下手というか、その不器用さをわかってるとこというか。
大泉洋さんとか、そういう自分をよくわかってるように見える。
それもあざとさに見えなくもないんだけど、いや、この人は計算してないと信じたくなる純粋さがやっぱり溢れてる感じがありますよね。
あとなんたってコミカルです。
人はどうしたってドジだったりすることを隠そうとしない人なのです。
あざとさが増すほど隠そうとしたり、カッコよく見せる演出がすごく成功したり、そういう加工感が好きだという人もいるでしょうけどね。
ちなみに太陽や水星は、「社会で通用するための自分」として太陽星座っぽく振る舞おうとしたり水星を使ったりする。
月や金星は「素の自分」として出やすいところ。
金星は「得意分野」として表れたりもします。
火星は「そう出さざるを得ない(勝ち取るためには)」という感じでしょうか。
木星は「あなたのそういうとこが好き」と思われやすい「っぽさ」が表れてるんじゃないかなと。太陽があざとさたっぷりサインで月がド下手あざとの場合、対人関係をスムーズに泳ぐため太陽っぽく振る舞うんだけど心は空っぽなので、「成熟してるけど裏表のない人」として人気者になりやすいんじゃないでしょうかね。警戒心をあんまり抱かせないというか。
逆に太陽が双子とかで月が後半星座だと、人からは無邪気に映るものの、話すとすごく老成してるがゆえの諦観がにじんだり、批判精神が発達してる人とわかる。
太陽・月どっちも前半星座だと、無邪気に遊べるけど社会的にあぶなっかしく見えたりする。
太陽・月どっちも後半星座だと、思い切り老人感と出るか、この世のレジャーとお得を味わい尽くしたい経験知識人間として表れるか。
どれもいささか極端に表現してますがね。
牡羊座から話がそれました。
私は木星も牡羊なので、「牡羊っぽくありたい」気持ちがいつでもあるんだろうし、人からもそれなりにそう見えてるんだと思う。
「仕草にスピード感がある」と何度も言われたことあるし。
ただ、TVだと太陽牡羊男性に目が行きがちで、牡羊女性にそんなに惹かれるわけじゃない。
たぶん芸能界だとまだ、女性が率直にものを言えるムードになっていないんじゃないかと。スポンサーとかあるし。
綾瀬さんが人気なのは、「やってのける」からでしょうね。
綾瀬さんは太陽牡羊、月が牡羊と牡牛の境目ですが、どっちも超前半の人。
危なっかしいんですよね、紅白とかも。
でも人気なのはあの容姿もあるだろうけど、「私心」がないんだと思う。ほかの芸能人よりずっと。
容姿が素敵に見えるのも、内面が滲んでるからだろう…と思っちゃうほどです。
そうそう、牡羊座特集を書こうと思ったのは、この間の「あさイチ」で玉置玲央さんを見てから。
私の中の牡羊俳優No. 1は長いこと柳楽優弥さんでしたが、玉置玲央さんも並びました。
なんたって「光る君へ」の道兼役ですよ。
まぁ残忍!
悲しい役…!
だけどこういう役をやる俳優は、トーク番組出ると大体いい人のはず。
その直感は当たりました。
あさイチプレミアトークでの玉置さんがなんとも「直」の人だった。
率直&素直。
演出家の鴻上尚史さんも、「すごく素直なやつ(そこがいい)」と言ってました。
玉置さんは太陽も月も牡羊座。水星も金星もあって牡羊座マジョリティー。
やっぱねぇ、何かしらの危なっかしさですよ、その魅力。
確かに「大人の色気」みたいな感じじゃない。
胸や腕の筋肉がすごかったので、牡牛火星的な肉体的色気が放たれてたんでしょうか。
そんで玉置さんはその火星が冥王星とオポジション。
水瓶木星とでTスクエア。激しさ増幅!
現在39歳と火星期なので、この数年特にヤバい役で評判を呼んだのも納得です。
太陽ー海王星スクエアだし、「誰?」みたいな謎めきで徐々に人に印象づけてこられたのでしょう。
それに絵も写真も上手だった。
海王星アスペクトがあると確実に表現センスが放たれますよね。
あんなに「闇」がありそうな役を演じられてても、トーク番組だといい意味で「空っぽ!」と感じる。
そこがいいんですよね。
牡羊座はそういうとこがいい。
「何も考えてないんです」という言葉を信じられる人。
これで策略家だったら恐ろしいけど、たぶん本当なんだとこの牡羊群から感じられる。
あんなに筋肉発達してても「なんもしてない」と言う。
さすがに本当かよと疑念を抱きましたが、意識としてはそうなのでしょう。
きっと普通の動作が筋トレになっている。
人から見れば盛大につっこまれるタイプでもありそう。(あさイチ インスタより)
頬の青ペンキはブルーマンにつけられてた。
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百田夏菜子×のん
Eテレで2週にわたって2人の対談が放送されていました。
1週目は百田さん、2週目はのんちゃんの回。
この「ながら」時代に膝抱えるほど集中して見ちゃいましたよ。
(のん公式SNSより)
のんちゃんは「あまちゃん」でアイドル役をやるにあたって、百田さんの映像をすごく参考にしていたという。
ももクロのライブにもゲスト出演したことがあったそうで、意外だけどすごくハマってました。この2人は年が近く(百田さん1994年生、のん1993年生)、誕生日も1日違いの蟹座。
同じ蟹座の私といえば、「女らしくありたい」と「中性的でありたい」のはざまでずっと揺れていて、この2人を見たとき「蟹座の迷える2つの道よ…」とつくづく思いました。今年初めに自分の骨格と肌色を意識し始め、どうやら女性っぽいスタイルの方が体型に合うらしいと知ってから、洋服を見る目ががらっと変わって。
まさに百田さんが着ているようなジャケットを探したり、タイトなスカートをいきなりそろえたりした。
だけど、のんちゃんの太パンツと厚底靴を見たときに胸が燃えましたね。
やっぱこうでありたいと。
のんちゃんは私をすごくかき立ててくる人で、その表現に接すると「独自性のある存在であれ」というマインドがいつも思い起こされる。
これからも厚底でいこうじゃねぇか!と思いつつ、百田さんの女性性もやっぱり取り入れたい。
目にも刺激的な2人の対談でした。
百田さんの気概にすごく感動しましたよ。
前からこういう人だっけ?
プロ意識のあたりにすごく緊張感が漂ってて、ピリッとしたものを感じるほどだった。
昔はAKB劇場の真裏にももクロの劇場があり、お客さんみんなそっち行っちゃう時代からどんどん上り詰めて数年後、国立競技場で頂点に達した感慨をファンの前で語る百田さんの映像に感動しました。
熱いプロ意識の一方で、言葉とか優しいんですよね。
底辺感や苦労時代を相当味わったのか。もしアイドルという職業を選んでなくても、「職場のアイドル」「仲間のアイドル」とか、どの場所でもアイドル的な存在でありたいと言っていた百田さん。
その話もすごく優しく聞こえた。
2人のホロスコープを見てみたら、とてもよく似てたのです。
百田さん
太陽蟹、月獅子か乙女、水星蟹、金星乙女、火星双子
のんちゃん
太陽蟹、月牡羊か牡牛、水星蟹、金星双子、火星乙女
2人とも太陽が天王星・海王星とオポジションで、冥王星とトライン。
「表現」「アイドル」という職業は太陽アスペクトにまさに表れてるよう。
「唯一無二のはじける個性」「夢を与える生き方」
しかも蟹ー山羊ラインは「国民的」というメジャーな存在になりやすい。
冥王星は「復活運」と言われます。
百田さんは夫の華やかな運命性も表れてるように見えますね。2人とも双子と乙女に星を持っていて、しかも金星・火星。
これはサブカル的なセンスがある人によく見られます。
太陽蟹なので「マニアックな世界でメジャー的人気を誇る人」、という特殊な人気者にもなりやすい。
特にのんちゃんは金星とドラゴンテイルがコンジャンクション。
金星期のあまちゃん人気のあと、ダークな側面に置かれつつも復活待望論が鳴り止まなかったカリスマ的な魅力をずっと放ってたように感じます。
私も待望していた1人。
百田さんが本当に魅力を放ってて。
魅力と力強さ。
こんな美しい人だったんだってすごく思ったですね。
結婚されて明らかな変化があったのか、それとも29歳ということで、ずいぶん大人になったのか。
それまでの印象は、バラエティーで何を振られてもヘラヘラ〜っと上手なボケをかます感じ。
「上手な」というところはいつも感じてて、揺らついてても的を射る確かさは確実にあるんですよね。
ボケかましても、仲間へのパスだったりして。
今回、のんちゃんとソロでの同世代対談だからなのか、ピリッとした真剣さをすごく感じました。
ピリッとしてたのは、のんちゃんも。
自身でデザインしたというリボンのマネキンの映り方を何度も何度もチェックして、百田さんを少し待たせたという。
すみませんと謝りながらも妥協できないという意志を放ってて、それは百田さんがよく知る芸能の現場では、もしかしたらあまりないことかもしれない。
でものんちゃんも自分の世界において、そこは譲れないっぽかった。
「そういうんじゃこの業界ではだめよ」とかいう進言みたいのを、言う側も従う側も「正しい」とされる世界のことを、のんちゃんは知ってか知らずか吹き飛ばすほどの純粋なオリジナリティーってのかな。
そんで、カメラとマネキンの間を行ったり来たりしてたときののんちゃんが猫背でね〜相変わらず猫背でね〜。
かつて、のんちゃん主役の舞台を観に行ったことありますが、猫背だったですね。
そういう役とも言えるけど、それがいい!と称賛させる何かを彼女は持っている。
よく似てる2人のホロスコープにあえて違いを見いだすなら、木星と土星ですかね。
百田さんの木星が蠍、土星が魚
のんちゃんの木星が天秤、土星が水瓶木星は「発展性」を表すラッキーポイントと言われます。
2人の木星をそれっぽく読むなら、百田さんは「所属感」と「肉体・根性勝負」
のんちゃんは「美に関すること」「芸術や音楽などアーティスト活動」
私はももクロの活動に詳しくないので、百田さんはもっと蠍座っぽいウェットさを放ってたり、色気担当だったりするのかもしれません。
のんちゃんは蟹座のわりにあまりウェットさを感じないけど、双子金星とトラインの天秤木星から風のさらっと感を醸してるのかな。
そんでのんちゃんは土星も風星座ですから・水瓶座。
土星は自分の中の「こうでなきゃならない」という主義とか、「こうでありたい」という自分軸のもととなる部分。
水瓶座だと「独自性がなきゃならない」「唯一無二でありたい」
百田さんの土星・魚座だと、「与える人でなきゃならない」「受け止めてあげたい」
百田さんの土星はノンアスなので、特にマイ土星ルールで自分を縛りがちかもしれません。
例えば「愛される存在でなきゃならない」というあたりのプロ意識がすごく研ぎ澄まされてる方かも。
私が感じたピリッと感はこのあたりから放たれてたのかな。
2人とも全然似てないけど、放たれる光や気概はどちらもすごく強かった。
「芸能」という軸のこっち側とあっち側を平行に歩く2人という感じ。
どっちも華やかなランウエーで、どっちが良とか上とかないじゃないですか。
なのに一方的にジャッジされかねない危うさを引き受けて、「進む」を選択し続けている。
太陽ー天王・海王星オポのパワーをもろに体感したような30分×2でした。
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IPと魚座その2
私は父親の月が魚座だからか、魚座持ちの男性には特別な感慨を抱きがち。
だからここからは思い切り私的感情で書くけども。
(IPの話からは結構逸れる)
私の父には膨大な借金があって、残された家族がそれを負ったわけで。
かつ死ぬまでヘラヘラしてたんだけど、何考えてたのかとんとわからなかった人。
定年後は真っ暗な自室でいつも寝てて、といって陰気でもない。
あと魚座持ちの知り合い男性も念頭に置いて書きますが、共通点としては「優しいんだけど薄い」
こぉんなに優しくしてもらったのに、なぜかめちゃ薄い。
穏やかだけど人に興味なさそう。
濃厚さがまったく伝わってこない謎の感じがありますよね。
一見わかりやすいけど最もわからない人ランキングがあるなら魚座は1位です。
2位は水瓶座だとして、でも水瓶はわざとわからなくしてるんですよ。
ありきたりに染まらないという撹乱。
3位が蠍座として、蠍も「あえて言わない」みたいな秘密主義。でも何事も自覚的な人。
魚座は自分のことも「わからない」と言う。
好きという感情がそもそもわからない。
家族を大事にすべきことはわかってるけど、(それなりに大事にしてるけど)愛とかじゃない。
残業すごくしてるけど会社のためとかじゃない。
「尽くす」こと自体が目的・使命になりがちで、「それってなんのために?」と突きつけられたら急にフリーズ、バグが起きたようにどっと生活を乱したりする。
優しいけど、人の期待にずっと応え続けることは割と苦痛なんじゃないかとも思う。
社会的な要請にどっぷり応じてきたのに、やがて人としての限界が訪れるのか、「なぜ!?」という大きな謎を残してどこか行ってしまう。
そんで、人が期待を手放した頃にまた戻ってきたりして。
わかりやすく社会的な期待をかけられるのが嫌な人なのかな、と思ったりする。
自覚してない領域もすごく広そう。
なんだかわからない衝動にいつでも突き動かされそうで、ずっとそれを抑えててもどこかで負けてしまう。
「負けてしまう」なんてのはいかにも現世的な価値観で、魚座の衝動からすれば宇宙的な何かに従っただけかもしれない。
ま、魚座部分だけで人生を生きるわけじゃなく、人にはいろんな要素があるはずですけどね。
ただ、魚座とか海王星って未知の領域すれすれのところにいるように感じるんですよね。
何か人生訓みたいなものがIPとOTから浮かんでくるように思うのは個人的な見方かもしれないけど。
魚座の愛は母性的な密着タイプの愛でもなく、父性的な責任感の愛でもない。
でも「ない」とか断定すると「んなこたない」と反論はしてくると思う。
不思議なんだけど、薄い愛なら要らないよ…ってこっちもならないんですよね。
むしろ魚座をめぐる争奪戦が繰り広げられたりする。
それは魚座が放つ好意には、たとえ薄くても純粋なきらめきがあるからかもしれない。
やっぱ猫みたいな感じかな。
嫌いな人や無関心な人には近寄りもしない猫。
自分に向かってくるその歩みからは「好き」がひたすら漂う気がして嬉しくなる。
ただ、打算かもしれない(食欲とか満たしてくれる)
でも猫の本気度は誰にも分からない。
猫もあんまわかってない。
ただお互いに「通じてる」と感じる非言語の感覚こそ、確かな輝きなのかもしれません。
魚座持ちの人とはそういう「誰にもわからない自分達だけの感覚」でつながってる気がする。
借金を残した父を母は「許せない」と言う。
ほとんど許してるんだけど、時々思い出したように怒ったりして。
そりゃそうだよね。負わされちゃってさ。
そのくせ時々「優しいお父さんだった」とも言う。
私も自分が信じた「通じ合いの感覚」を大事に思う。
それを愛だなんて言語化したら社会から痛烈にジャッジされかねない。
あんなにひどい人なのに?とか、責任取らない人なのに?みたいな。
人を惹きつけるのはわかりやすい「正しさ」の裏にある、陰の部分や悲しさとか、必死で抑え込んでる領域なのかもしれないです。
というわけで個人的な感慨でIPの魚座に注目してみたまでです。
いろんな動揺や思いを外に出したかったんですよね。
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イニシャルトークIPと魚座
一夜にして状況が一変したあのニュースのこと。
いまだ引きずってる人は多いと思う。
週末に会った友人は夫にWBCに連れていかれたのに「そんな興味ない」と言ってたような子。
なのに会ってすぐ「IPについて話したかったよ!」と興奮していた。
あ、イニシャルです。彼をIPとする。
OTの相棒だったIP。
私は彼女よりは野球に関心あるとはいえ、連日のOTニュースには辟易してたとこだった。
なのに、連日のIPニュースには釘付けになってしまう。
韓国オープン見てたしね。ベンチにいたじゃん!と。
友人も私も、誰しもがこんなにショックを受けたんだから、OTはさぞかし参ってることと思う。
こういうとき、つい星を見てしまう。ところが、OTにもIPにも「ここか!」と思えるほどのトランジットポイントはなかった。
IPはネイタルにもそこまでのインパクトを感じなかったんですよね。
ただ、OTはちょっとある。
金星ー冥王星スクエアなので、これは結婚フィーバーとか「お金」に関しての極端な運命性はありそうです。
2人の星を重ねて目についたとこといえば、OTのドラゴンヘッドとIPのドラゴンテイルが重なること。
これだけで勝手に運命感じてしまう。
このニュースを思えば感じられるところはいくつかあるけど、これはIPの問題であって。
IPのホロは一見わかりやすい。
太陽山羊、月牡羊、水星射手、金星水瓶、火星魚。
優しげで先進的な仕事人間という感じ。
OTというスターのそばに常にいるけど、カメラが捉えるIPはいつだってクールだし素朴。
調子乗ってはしゃぐ感じとか見たことない。
チャラくなったりもしない。
私自身もこんなにIPを頼もしく思ってたんだと、いまさらながら悲しくなる。
特にIPの「献身」の度合いには感動すらしていた。
表面的なことしかわからないけど、通訳を超えて生活を支えてたんでしょうね。
車のハンドル握ってたりもするし。
なんでもOTがチームメートに溶け込みやすくするためにIPが心を砕いて、いろんな工夫を凝らしてたみたいじゃないですか。
私はIPの火星魚座に目を留めた。
破滅的な火星とかじゃないんですよ。
海王星とアスペクトはあるけど60度だし、冥王星ときっちりトラインなので再生力もあるはず。
で、これは「むちゃくちゃ優しい人」になると思う。
「なんて愛情深い」と、人の目には映りやすい。
ただ魚座って、「愛がなんだかわからない」と言ったりする。
どれだけ尽くしてても、「それは別に愛じゃない」とか。
「そんなに愛してくれるなら私もお返し」という向こうからの愛情から逃げたりもする。
「だって愛じゃないから」という言い訳。
はたから見たらほとんど愛のレベルなのに、本人はどうもしっくりきていない。
そのあたりがよくわからないんですよね。
そしてある日、猫のように突然いなくなったりする。
誰も真実を知らない。おそらく本人も。続きます。
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冥王星が水瓶に移ってから
冥王星が水瓶座に移ってから、世の中いろんな変化が起きている。
すでに冥王星が山羊座終盤度数にいるころから、あらゆるとこで「変化・改革」の波が起こってるように感じますね。
確実に水瓶入りしたのは2024年2月。
2023年の1年は最終盤度数をじりじり進んでいました。冥王星が水瓶に移ってから、自分の内面もずいぶん変わってきてます。
一番は、何度も書いてますが人との距離感。
コロナ禍前は距離が近いことにこだわってて、距離を開けることには罪悪感すら抱いてた。
そんで無理しすぎたのか、人間不信みたいなとこもありました。
最近やっと罪悪感も抜けて、人間関係が楽になってきました。
山羊座時代って、誰しもが頑張っちゃってたんでしょうね。
社会に染まるという苦行を体験してこそ成長すると信じてた。パワハラで悩んでたけど事態を変えられるわけないと思ってた人が社内相談室に赴いた!なんて話もこの1年よく聞きました。
時代の空気感は確実に変わってて、その変化に背中を押される人が増えてきてる。
「個性いいじゃない!」っていう流れになってる気がするんですよね。
前まではその個性が「変な人」「出る杭」に見られやすく、いじめにならなくても「茶化される」ってことはメジャーなコミュニケーションとしてあった。
お笑いのトップの人がメディアから姿を消したことも大きいと思う。
「笑い」について、「本当は痛みだった」と声を上げる人が増えてきて、あらゆるシーンで1年前とは空気が変化してると感じます。
自分を大事にする人が増えた。去年久々会った女性の先輩は、1人目産んだばかりの後輩に2人目を勧めたらキレられた…と憮然とした顔で話してて、いまどきのオヤジでも勧めないだろと驚いたものの、山羊→水瓶の移行期っぽい話だなと思いました。
その先輩の自覚は遅すぎるくらいだけど、数年前なら後輩はキレずに苦笑いで済ませてたかもしれない。
どうやら相当激しくキレられたそうで、そうじゃないと先輩にも伝わらなかったはずですよね。自分の恋愛観や異性観も変わってきたような。
というか、「自分ってこういう人間」という目測を、自分が誤ってた気がする。
結婚願望のない人ばかり好きになる…とこれまで嘆いてましたが、結婚に積極的な責任感タイプがそもそも苦手だった。
そういう男性は頼もしいけど、「男」というマジョリティ性に組み敷かれそうな危機感も抱かせる。
プロポーズされるとか憧れるくせに、同時に漂う上から感に拒否反応が走る自分もいる。
結婚や恋愛がはらむ男性優位な側面を忌避するムードが、若者の恋愛離れとつながる面もあると思いますよ。
女性も進んで「下から感」や「あなたの望む私」を身につけようとしたけど、どうも自分らしくねぇと。
とかいって対等さが実現されるほどに相手が頼りなく見えてくるジレンマ。
「結婚したくないなぁ〜」とかボヤく男はアラサー女子から敵視されがちでしたが、水瓶時代はむしろ有望株なんじゃないですかね?
これからは「自分らしさ」が重視される時代ですから。
責任感や男気とかより、正直さを出せる人のほうがしなやかに生きていくんだと思う。
そもそも「付き合う」とかにとらわれない関係性・カップルも増えていきそうですよね。水瓶座というのは、メジャーな風潮から「降りる」ように見えるサイン。
水瓶からしたら降りてるわけじゃなく、「自分の幸福」をより追求しているだけ。
山羊側から「もっと手に入れたくないの?」と見えてるとしても、水瓶側からは「所有するほど不自由じゃない?」と映る。
冥王星山羊時代は「それが普通」という大きな波に押し流されるしかなく、それも楽しかったですけどね。
水瓶座の新しい風が今は清々しいです。<水瓶座のキーワード>・・・自由・独創性・革命・知性・愛情より友情・孤独・独立・異常性・論理性など
(「新版スターゲイザーで体験するパソコン占星学」より)
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12サインの良さ2
〇〇座の良さは、支配星から見るとよりわかりやすいのでまとめます。
牡羊座の良さ(支配星:火星)
自分の主張を外へ押し出す・ちゃんと怒る・競争に燃える牡牛座の良さ(支配星・金星)
美しいものを見極めるセンス・容姿や歌声など美しさが備わってる・調和第一双子座の良さ(支配星・水星)
コミュニケーションがうまい・情報処理が得意・知的好奇心の高さ蟹座の良さ(支配星・月)
人の気持ちに繊細に寄り添う・内面の声に正直・庶民的獅子座の良さ(支配星・太陽)
存在そのものや服装が華やか・場を明るくする・目的をはっきり表現乙女座の良さ(支配星・水星)
コミュニケーションがうまい・情報処理が得意・知的好奇心の高さ天秤座の良さ(支配星・金星)
美しいものを見極めるセンス・容姿や歌声など美しさが備わってる・調和第一蠍座の良さ(支配星・冥王星)
とことん取り組む集中力の高さ・真理を見極める・建前より本音主義射手座の良さ(支配星・木星)
人にも自分にも寛容・楽観的・拡大主義(行動範囲や体験・人間関係など)山羊座の良さ(支配星・土星)
常識人・ルールに忠実・やり遂げる真面目さ水瓶座の良さ(支配星・天王星)
各人の個性への寛容さ・社会的ルールを超えた視点・先進的な知性魚座の良さ(支配星・海王星)
芸術性やセンスの高さ・社会的な境目をぼかしてつなぐ・包容受け入れ力
支配星が同じ牡牛・天秤と双子・乙女は同じことが書いてあります。
あと副支配星も考慮できそうです。
蠍座の副支配星→火星
水瓶座の副支配星→土星
魚座の副支配星→木星蠍座は闘争のシーンとも親和性が高いです。
時にまっすぐすぎて言葉が辛辣な人もいたり、怒ってる感じがキャラクターになってる人もいますよね。
マツコ・デラックスとか。
あとスポーツ選手でも蠍座に星がある人が多い印象。
やっぱスタミナと闘争心に関わるサインですからね。
松岡修造さんとか、あの熱さが仕事を引き寄せてそうです。水瓶座というのがなかなか複雑なサインと思うんですよ。
一見先進的なタイプなのに、土星が副支配星。
しかも固定宮なんですよ。
天王星を思うと、いっつも変化してそうですけどね。
案外、ひとつところにとどまる人。
ただ水瓶座ってインターネットっぽい。
自分は部屋から動かずして世界の情報を取得する。
そういうのを誰よりも早くやる人っぽい。
が!
私の周りの水瓶座ってさほど先進的ではない。
変わりたくない・新しいものを取り入れたくないという人が多いです。
ただこれは太陽水瓶の話。
太陽水瓶って、特に山羊に星が散ってたりすると土星っぽさがより際立つんだと思います。
社会的ルールをはみ出す人に監視の目を光らせる人もいる。実は水瓶って太陽にとって「居心地の悪いサイン」と言われたりします。
だから生きにくい人、と決めるわけじゃないけど、太陽以外の月や金星・火星的な自分の声を受け入れるほうがやりやすいんじゃないかと。
特に日本みたいに建前やルールがはびこってる社会では、水瓶座の個性を太陽でもって突き進んでいくのは、水瓶太陽の人といえど厳しいんじゃないか。
世の中に真に水瓶っぽさをもたらすのは、水星・金星や火星が水瓶の人なんじゃないかと思ったりします。
水金火星の若者が斬新な企画書を出して、太陽水瓶上司が「いいね!」と後押しをする。本当はこんなのやってみたかったんだと。
そんで水瓶座って副支配星が土星だからなのか、実は「常識ライン」が自分内部に確固として存在する。
だからこそ「越えるのも越えないのも自由」というスタンスをとれる。
「何がまともか」というのを分かった上で変わり者パフォーマンスを最も鮮やかにできる人なんですよね。
そんで、鮮やかにまとも人間に戻る。
例えば水瓶座のキョンキョンは「本当は自分はすごく普通なんだ」というようなことをよく言う。そんで黒柳徹子さんがキョンキョンのこと「求められてることをちゃんとわかってる賢い人」とアイドル時代を回顧したりしてますね。
ま、キョンキョンは水星も金星も水瓶だからか、あの奇抜なパフォーマンスも自分発信だったみたいですよね。
火星が魚だからかファッション性が高く、次第に周りの大人が悪ノリしていくその提案も「いいっすよ」と受け入れていく。
月は蟹か獅子か微妙だけど、文庫本がよく似合うあのひっそりしたナレーションを思うと、蟹なんじゃないかなと思う。
庶民の心をいつも忘れないマインドみたいなとこも人気でしょうし。
太陽水瓶の芸能人に人気者が多いのは、個性大歓迎!の世界だからこそ水を得た魚なのであって、「普通」が求められやすいオフィス系太陽水瓶は個性志向とどう折り合いをつけているのか、いつも気になるところです。
ほっとけよって話ですが。水瓶座の話ばかりになってしまいましたが、その人の良さって12サインで結構語れるんですよね。
ちなみに大谷選手は太陽蟹的な愛嬌や庶民感が人気なんだろうけど、あのスター性は獅子座金星から放たれてると思うんですよね。
「ここで言う必要ないかな」とか、流れを食い止める主張もお見事だし、場をポジティブにキープできるし。
やっぱ獅子金星ということは、目立つ女性がタイプだし縁があると思うのですよ。
お背の高い真美子さん素敵です。獅子座といえばダルビッシュ投手ですが、ダルビッシュも相当かっこいいですよね。
カメラに抜かれたときのあの華やかさはまさに太陽獅子という感じですが、金星が天秤なので、もともと備わってる美しさでも人をうっとりさせるんだと思う。
月は射手か山羊か微妙ですが、火星が山羊なのです。
ダルビッシュの何が男前かって、なんだかんだ常識人やね…と目を細めたくなる頼もしさですよ。
仕事をきっちりこなすかっこよさ、いつもうまくいくわけではない苦悩とかも全部かっこいい。
華やかなのに地に足ついた土くささ・土星座っぽさも漂うとこがダルビッシュの素敵さ。
ということは月も山羊?と思ってしまう。
ちなみに大谷選手はパーソナルに土星座なし。山羊の天王星海王星のみです。
土っぽくないところが大谷選手の良さでもある。
根性・規律・マネーとか言わない良さですね。
こういうマインドが似合うとこがいい!って人もいれば、そうじゃないとこが素敵な人もいるもんです。
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12サインの良さ
占星術の勉強を始めてから15年が経ちました。
私が今でも星座・12サインに惹かれるのは、各々のその「良さ」
人の個性は遺伝子や育った環境でほとんど決定づけられるんだとしても、〇〇座の特長も楽しく放たれてると思うんですよ。
それは太陽以外の惑星からとかアングル、現時点プログレスからも。それを知ったから何だと言われやすい〇〇座だけど、自己肯定感がさほど高くなく、横並び志向強めなこの国の人・特に女性は、どんな手段であれ「自分の光」を感じまくった方がいい・そのためには星だって使えばいいじゃんと思ったりします。
というわけで12サインの良さをエレメンツ別に並べてみます。
太陽だけじゃなく、自分に関わるすべてのサインを参考にするといいんじゃないでしょうか。
火星座の良さ・・・明るい・笑い主義・熱量の高さ・さわやか
牡羊座…状況を打開できる(みんなが言えないことを言える)・能動的・声が通る・フットワークが軽い
獅子座…流れに逆らうことを言える・人間笑い袋・プライド高そうに見せて高くない(親しみやすい)
射手座…フェアプレー精神・なるようになる精神・すぐ忘れる(根に持たない)・なんでもおもしろがれる
地星座の良さ・・・常識的・きちんとしてる・落ち着き・ツッコミ力
牡牛座…身なりがきれい・歌がうまい・良質なものを見極める力・金銭感覚の高さ
乙女座…トーク力の高さ(特にツッコミ)・細かな差異に気づける(注意力の高さ)・話を合わせられる
山羊座…責任感が強い・外見か仕事か(いずれもか)で上位にいる・まともさからはみ出さない
風星座の良さ・・・軽やか・話しやすい・合理的・知的
双子座…情報量が多い・マニアック・適当(気負わない)・垣根が低い(話しかけやすい)
天秤座…優しい・親しみやすい・身なりがきれい・何をしてもキマる
水瓶座…冷静・群れない・勉強好き・カリスマ的変人(何をしても説得力がある)
水星座の良さ・・・優しい・人をつなげる・献身的
蟹座…愛嬌・プライドの低さ(庶民的)・生活力・面倒見が良い
蠍座…情の深さ(見捨てない)・スタミナがある・真実見極め力(的を得てる)
魚座…尽くす・どこかしら可愛い(服か小物か仕草)・すべてのスケールが大きい(優しさ・視野・価値観等)
これらすべての頭に「とにかく」とつけたいくらい、魅力に溢れた部分と思うんですよね。
惑星ごとに「良さの放たれ方」も並べてみます。
発揮場所は「職場」を想定。
太陽・・・社会的な自分・職場内での役割
(太陽天秤だったらこの人の社交性に救われる人が多そう)月・・・素の自分(小中学校ではしゃいでたようなテンション)
(ブレイクタイムに漏れ出すことで誰かを癒やしていたりする)水星・・・その人のトーク特徴・情報処理タイプ
(言葉の面白さがにじむ)金星・・・職場で発揮されやすい特技
(金星乙女だったら差異発見力で頼られる)火星・・・守るべきものを守るときに発動
(火星が風星座だったら職場の煮詰まり温度を下げたりする)木星・・・いつもこのサインっぽさに救われてきた自分(自分のラッキースタンス)
土星・・・逃げたくても逃げられないほど重要な主義ポイント
(土星山羊なら、仕事が嫌なんだけど仕事に邁進せざるを得ない)ASC・・・何か起こったときに体が動き出すようなファーストアクションポイント
MC・・・目指したい社会的な自分像
プログレス太陽・・・第2の太陽星座・サインの移動時にモードの切り替わりが意識されやすい
(山羊→水瓶、マジョリティー主義→マイノリティー主義への転換など)プログレス月・・・2年半で変わるモード・運勢
(サビアンをチェックすれば1ヶ月ごとの変化を体感しやすい)これらは職場での発揮されやすさですが、恋愛だったら例えば太陽は外デートしてるときや、家族などみんなといるときに発揮されやすいかもです。
月は2人だけになってから漏れ出す。
金星はズバリその人の素敵さ・魅力。
火星は「侵害されたくないこと」として頑固に発揮されることもあるだろうし、対外的な正義感として人の目に魅力に映ることもありそう。
金星・火星は恋愛対象への歩み寄り方としても表れるでしょうね。
火星の方がその人の人生観・価値観が重くにじみそうです。
金星で一見柔軟に合わせられても、火星の主義をやっぱ崩したくないんだという人は多そう。
木星が活動宮だったら、いつも自分の行動力で状況を打開できてたりするんでしょうね。土星の重々しさはアスペクトによっても違ってきそうです。
パーソナル天体とハードで絡んでたら「土星的苦悩が多い」と感じるだろうけど、なんだかんだ「自分のよりどころ」「大いなる安定性の源」となりうる土星。
この安定性を構築するために生きてるんじゃないかと思うほどです。
15年勉強してきて、改めて占星術のことを思ってみました。
占いといえば先々を予想することがメインに思われるけど、未来を知ってそんないいことあるもんかとも思う。
ただ、ほっとするにはほっとする。それはわかります。私も今だって少し先の未来を知りたい。ただ占星術は、未来を読むには適さないんじゃないか。
今の不安を解消するため・期待に安心したいだけならいいのかもしれないけど、「未来を知る・知った」という意識にコントロールされない力が各々の実人生で働くようにも思う。
でも「今なぜこんなに行き詰まってるのか」、そのゆえんを知るには使えるツールです。12サインそれぞれの良さ、また新たに思い出したら書き加えます。
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縁の法則(喧嘩する人)
縁の法則をこれまで綴ってきましたが、人それぞれ「自分のパターン」があるんじゃないかと思います。
私はオポジションに縁を感じるけど、コンジャンクションやスクエアの人もいるでしょうし。
またまた自分の縁の振り返り・分析をしてみますが、「喧嘩する人」ってやっぱいますよね。
意見がどうも衝突する。
いわゆる「合わない」という言葉でくくりがちですが、改めてホロスコープを見てみるとこれまた個人的な共通点が見出せました。1・私の水星とスクエア位置(乙女)に惑星がある
2・私か相手の火星に絡むアスペクトがある
3・太陽か月にオポジション惑星がある1・私の水星は双子座後半にありますが、意見が衝突しやすい相手は乙女座後半度数に惑星がある人が多いです。
土星や天王星、冥王星など。
水星からしたら到底叶わない外惑星に、私はなぜか戦いを挑んでいく。
これは「私のパターンの投影」かなと自己分析しています。
水星というのは幼い頃の私。
外惑星というのは年の離れたきょうだいや家族の投影。
自分より圧倒的に大きな相手に主張していくパターン。
そうして私は自己を形成していったんだと思いますがね、先輩方に臆せず主張していったあのころの勢いは今はなく、振り返ると大胆な態度だったなと。
なぜ乙女ばかりかというと、支配星が双子と同じだし「言葉の力」が強いので、双子としても手応えがある相手なんでしょうね。
2・争いといえばやっぱ火星なわけで。
火星には焚き付けられますね。
挑発する/されるが起こりやすい。
しかし太陽や月に相手の火星が乗ると、ことによっちゃ欲望がかき立てられたりする。
ある人とは恋愛、ある人とは喧嘩。
自分が都合よくどっちかに振り分けてるだけで、いずれにしろ星的に「かかわりたい」気持ちがかき立てられてるんだと思う。時に人は火星を猛烈に使いたくなるんじゃないか。
怒りたいから怒る。
誰かにマウント取って見下ろしたくなる。
推しに夢中になったりカラオケやスポーツで発散するとか、平和に使えればいいんでしょうけどね。
怒りやマウントみたいな形で誰かにぶつけたり、ぶつけられたりするとき、まったく心当たりゼロってことはない。
自分もストレスがたまってて、そういうタイミングで不思議と当たり屋みたいに因縁つけられたりするもんです。
被害者の顔しといて胸の内じゃ「上等だぜ!」ということは、今まで何度もあった。
火星が絡む争いは確かに激しく胸がえぐられるけど、「今この瞬間だけの激しさ」ということが互いに分かっての罵り合いという感じもします。引っ込みがつかなくなってるというか。
でも精神は消耗しますね。
3・前の記事でも書きましたが、オポジションで争いが起こると、自分が死ぬかお前が死ぬか?みたいな泥仕合になりがちと思うのです。
特に私の月にオポジションされた場合、私の月が火星とスクエアというわけで、元々スイッチ入りやすいんですよ。
相手は私にちょっとマウントとってみただけ・からかっただけでも、私が異様に激しく怒ることで事態がややこしくなったりとか。
また、私の太陽には土星が控えてるからか悪意の番人みたいにマウント相手を敵視しやすい。
私は意図的にマウント取られることが本当に許せないんですよ。
そんな人は最近あんまりいないけど、私の意見をはなから軽んじるタイプとのバトルは若い頃よくありましたね。
オポジション関係の人とトラブルが起きるときって、真正面で見合っちゃってフリーズする感じ。
相手のことが良くも悪くもクリアに見えちゃうんですよ。
でも尊重したい相手のことって、実はそっと目をそらしてたりする。
あなたが素敵ということを実はすごく知っている、という気持ちになれる人を真正面から見てやろうという気持ちにならない。
動物もそうですよね。猫とか。目を合わせるときは喧嘩とマウントのとき。
がっつり見ちゃうと相手のアラが見えるし、指摘してやりたくなるし、なんならもっと目を凝らして欠点探してやろうという気持ちになる。
そうなったらもうダメです。喧嘩・言い合い。
オポジションのトラブルが罵り合いとしたら、スクエアのトラブルは意見の相違ですかね。
双方大人だったら、「あなたはそうなのね」と違いを認められるはず。
「じゃあどうやって乗り越えていく?」という建設的な意見を出し合えるはずなのです。
でもトラブルになるということは、どっちかがすでに権力を持っている、もしくはコントロールの強いタイプが相手を押さえつけたり、片方がはなから対話を諦めてストレスをためたりする。
コンジャンクションのトラブルは同族嫌悪ですかね。
例えば自分のパーソナル天体に土星を乗っけてくる相手には「安心・信頼」を抱くこともあるけど、「うるせーな」ってこともある。
今やろうとしてたのに、みたいなことを先回りして言ってきたりするんですよ。
「あなたが心配だから」とか言うけど、その本音は「自分ならもっと早くやる・うまくやる」がベースにあるコントロールだったりして。
火星を乗っけてくる相手はもっと口やかましく、弾丸のようにせかしてきますね。
人によるけどね。
努めて明るく・笑わせてくる感じで伝えてくれる人だっているのです。
結局その人の成熟度によりますかね。
個人的に意見のぶつかり合いがどうも起きやすい人の太陽は乙女とか魚でした。
太陽以外の部分で強いスクエアやオポジションがあったので、ぶつかると緊張は走るけど、世間話をすればそれなりに盛り上がる人ではある。
「何もかもが合わない」って人じゃないんですよね。
ただ、太陽水瓶の人で私のパーソナルと強いオポジションのある相手とは泥仕合だった。
太陽同士が150度だからか、そもそもの通じ合いがベースにない感じというか。
ベースにないからこそわかり合おうと優しげな関係の水瓶友人もいますがね。
30度も似た感じ。
「わかんねぇ!」というところを露骨に剥き出しにしても、いいことなんもない。
険悪になると修復が非常に難しい相手です。
コンジャンクションの相手はぶつかっても修復度が高いけど、相性の良さに甘えると関係断絶レベルで失礼な発言が飛び出したりする。
トラインやセクスタイルの相手は、同じにおいが漂うような相性の良さは確かにありますが、同じだからこそ遠ざけたくなる人でもあります。
「あの人絶対私を嫌ってるな…」というネガティブなことはトラインの相手には思わないんですよね。
ただ、相性の良さに甘えて放置しがちな人で、いつの間にか縁が切れてたりします。
スクエアの相手はノリが同じで楽しいけど、どこかで分岐点がやってくる。
「ここから先の思想はまったく違うな」みたいな。
結婚したいvs結婚したくないとかで対立しがちな相手なので、2人がハッピーになるポイントを常に探し合うんでしょうね。
スクエア関係は2人で階段を上がっていく感じで、「乗り越えたねー」という感動も味わえると思うのです。
ただ、何せその1段が高い。
登りたくないvs登りたいとなったら、登りたい方が相手を乗せるために工夫したりする。
相手は2年かけてやっと「登るか」となったりする。
まぁ大変だけど、そうなったときの幸福感は、すんなり行ったときとは比べ物にならないとは思います。普段は平和な関係だけどどうも対立することもある…となる相手のホロと自分のを重ねてみると、「ここかな」という衝突ポイントは見出せると思うので、見つけたことでなんか妙な緊張感がほぐれたらいいですよね。
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縁の法則
「縁がある」とか「ない」とかよく言いますね。
私の場合、山羊と水瓶に星のある人とは縁があるっぽいとなんとなく感じてました。
私の太陽蟹・月獅子で、それらとオポジションを形成するからかなと。ただ「縁がある」とはどういうことだろう。
知り合った人はみんな「縁」と言えそう。
濃厚な縁もあれば、長続きする縁もある。
これまで関わってきた人のホロスコープを自分のと重ねてみて、自分なりの「縁の法則」みたいのが感じられたので連ねてみます。1・私の太陽or月とオポジションの位置に相手の星がある
2・私の山羊MC付近に相手の星がある
3・私の射手海王星とコンジャンクションorオポジションの位置に相手の惑星がある
4・私と相手でオポジションを3つ以上形成するこれらは「なんだかんだ長続きしている縁」の法則。
自分の場合、現段階で「長く関わっている(20年・30年)」と感じる人たちとは、「太陽同士のオポジション」や「太陽ー月のオポジション」があります。
「オポジション」というのは、「縁」の鍵の一つと言えそうなんですよね。
オポジションを形成する人とは「具体的に動く」出来事が多い。
「じゃあ遊びに行こうよ」とか、約束が果たされやすい。
自分の願望をオポジションの相手が具体化してくれるとか、そういう縁を生み出すのかもしれません。ただ、1の関係性の中には、すごく仲良いわけでも大好きというわけでもないものもある。
「不思議に切れない」「因縁の相手」みたいなつながりだったり。
ものすごく喧嘩する相手もいて、他のアスペクトにゆえんが見出せたりもするけど、とにかく「動き」が出やすいです。
10年ぶりなのに会おうということになったりもする。2・私が交際してきた人も友達もほとんど職場の人ですが、職場で出会った人って私の山羊MCに星が乗っかる場合がとても多いのです。
さすがMC!と、この発見には驚きましたね。
しかも、私のMCは火星・金星とグランドトラインを形成するわけで、ここでも強力な縁として引き寄せが起こってるっぽい。MCに乗る星はなんでもいいわけです。
土星でも海王星でも。
私は3年前から新しい職場で働いてますが、そこの社員はみんな30代。
山羊座に外惑星が集中する世代なんですよね。
グラトラを形成するからか、ストレスのない関係が育まれやすい体感です。3・私が仲良くなりやすい人は、双子ー射手になんらかの星がある人が多いのです。
特に月とか火星とかパーソナル天体を乗っける人。
射手座は、私の牡羊ASCと獅子月でグラトラになるから?と思うものの、じゃあ双子座は?
私の水星が双子なので、「話しやすさ」とか「関心の対象」ゆえかもしれませんがね。
双子座10度前後にパーソナル天体のある人が多い!私の海王星が射手座10度なんですよね。
その海王星はホロスコープの一番頂点にある星(カルミネート)
そういえば双子10度前後に星がある人とは、「カルチャー」の話で盛り上がる人が多いです。
映画や音楽、本や芸能人。
他の人には言えない占いの話も、ここに度数がある人には打ち明けることができたりとか。
ま、これも私の5室獅子月とセクスタイルだから、という理由づけもできそうですけどね。
ロマンチックに考えるなら、海王星は私にとって12室の支配星なので、前世でも私はカルチャーを楽しんでいて、そういう楽しみを今世でも味わってるのかなぁなんて。射手海王星により近い位置にパーソナル天体がある人とも、お芝居に行ったり、飲む機会が多かったり、「楽しむ」ことをたくさんしたという縁の人が多いです。
ただコンジャンクションって「いっときだけ」という感じもあり。
縁は続いてても、蜜月なのはいっときだけというか。4・高校時代から30年来の友人とはオポジションが4つありました。
「オポジション」は「長続きの縁」に欠かせないのかもしれないです。
この友人とは決してべったりではない。
2ヶ月に1度程度のLINE、会うのは4〜6ヶ月に1度くらい。
でも・だからなのか喧嘩をしたことがなく、「お互いへの関心が高い」状態をずっとキープしている感じです。
お互いの服・髪型・近況。
どれにも身を乗り出して興味を抱く。ほかにもオポジションをやたら形成する知り合いがいますが、やっぱり具体化しやすいんですよね。
「いつにしよう?」「その日でOK」とすぐ話がまとまる。社交辞令で済ませない。
この人とは出会って数年なので、今後どのくらい縁が続くかはわかりません。
オポジションだけじゃなく、1も2も3も形成するというとにかくアスペクトの多い相手ですが、「アスペクトが多い」というのも、ある意味「縁」じゃないかなと思います。アスペクトが多いと、「自分を捉えられてる」という感覚になる。
コンジャンクションだとやっぱり引力は強烈で、ダイレクトに肯定される感覚があるからぎゅーっと仲良くなったり、恋に落ちやすい。
恋愛じゃなくても職場等で自分にとって重要な存在になったりしやすいです。心の拠り所というか。
太陽にアスペクトされると「社会的な自分」を見てくれてる感覚になるし、月にアスペクトされると「素の自分」に気づいたり引き出してもらえるような、甘えたくなる感情が刺激されるんじゃないでしょうか。スクエアでも、初期は引力強めです。
スクエアの肯定って激しいんですよね。
激しく近づいた分、「やっぱ違うかも!」ともなりやすい。
特に縁のある天秤座は、私の太陽とスクエアだからか・天秤冥王星とコンジャンクションになりがちだからか、大どんでん返しみたいになったりもした。
「あんなに近づいたのに遠くなってゆく…」
くるりを寂しげに歌ったことが何度あったでしょう。オポジションはコンジャンクションやスクエアより距離がある感じ。
150度も距離感あり。しかも肯定感があるんだかないんだか。
でも「捉えられてる」感覚はある。
人によるかもですが、私はこの距離感だと関係を保ちやすいみたい。
自分をなんらか気にかけてくれる存在は必要。
アスペクトが多いというのは、「気にかかる」という状態がずっとキープされるということ。
だから嫌いな人だと最悪で、頭から離れない!ってこともあります。
なんとか距離を取るんだけど、「繋がってる感覚」はどうしてもある。
それはそれで、「何らかの学び」があるってことなのかもしれません。続きます。